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第13話:帰還
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量産したクロスボウ使い、子どもたちの狩りのトレーニング。
初日にはかなりの成果を得て、オレたちは村に凱旋する。
夕方前の村に帰還。
村の解体小屋にやってきた。
ザワザワ……
しばらくして村の大人がやって来る。
リンシアを先に行かせて、声をかけてもらったのだ。
大人たちは何事かと見てくる。
その中の一人、老人衆の代表が口を開く。
「おい、ザガンとやら。ワシらを呼び出して、どういう用件じゃ?」
「これから獣の解体作業を行う。お前たちにも手伝ってもらう」
「解体作業じゃと? はっはっは……肝心の獣はどこにいるのじゃ?」
「「はっはっは……」」
老人衆から笑い声が起こる。
オレと子ども衆が狩りに出ていたのは、全員が知っている。
狩りが失敗したと思って、笑っているのだ。
「獣は、ここだ。そこは離れていろ……【収納】」
ひゅっ、ドーーン!
収納魔法から狩ってきた獣と魔獣を出す。
解体小屋の前に数頭の獣の死体が出現させた。
「「「なっ…………」」」
大人たちは誰もが言葉を失っていた。
そうか。
この村では収納は知られていなかったんだな。
「これは【収納】というスキルだ。さて、鮮度が落ちる、解体作業を手伝ってくれるか?」
「あ、ああ……もちろんじゃ」
「これだけの大量じゃ。よし、手分けして行うぞ!」
「おい、子ども衆にも誰か教えてやれ!」
ようやく大人衆は我に返る。
そこから動きは早かった。共同で作業を行っていく。
これでもスクルドの村の住人の長所なのだろう。
解体小屋が一気に騒がしくなる。
老人衆と女衆。子ども衆で解体作業が進めていく。
「おい、ザガンとやら」
そんな中、老人衆の代表が声をかけてきた。
何やら意味深な顔だ。
「どうした。何か問題でもあったか?」
「いや、問題はない。これは本当に子どもたちだけ狩ってきたのか?」
「ああ、そうだ。オレとリンシアはサポートをしただけ。ほとんど子どもたちが狩ってきた」
事実をありのまま伝える。
オレの目的は村を立て直すこと。そのために村人たちが自立をすることが必須。
だから敢えて子どもたちだけに狩りを行わせたのだ。
「やはり、そうか。孫たちだけで、危険な獣や魔獣を、こんなに……か」
老人衆の長は解体の様子を見つめていた。
子ども衆の中には彼の孫たちもいるのであろう。
生き生きと作業している様子を、目を細めて見ていた。
「ザガンとやら……いや、ザガン殿。ワシらに、教えてくれないか。クロスボウとやらの使い方を?」
そして真剣な表情で頼んできた。
老人衆にもクロスボウでの狩りの仕方を、伝授して欲しいと。
「ああ、もちろんだ。老人衆は狩りの経験者はいるのか?」
「ほとんどは若い時に経験している。力や体力は、だいぶ落ちているがな……」
「いや、大丈夫だ。オレのクロスボウに力はそれほど必要ない。むしろ狩りの経験こそが、何よりも大事。頼りにしているぞ」
「頼りに? ああ、任せておけ! スクルドの民に力を、お前にも見せてやるぞ!」
「ああ、期待している」
思いがけない申し出だった。
最初は非協力的だった老人衆が変わったのだ。
おそらく孫たちの頑張りを見て、気持ちが変わったのであろう。
“スクルド魂”というものに火が点いたのかもしれない。
「さて、解体が終わったモノから、調理に移るぞ。内臓系を先に食べていく」
村人たちに指示を出す。
オレの収納魔法は時間も止めておける。
そのため肉の鮮度は一切落ちていない。
普通は廃棄する内臓類も、新鮮な内に村で食べられるのだ。
「あと、余った肉は保存にも回すぞ。計画的に消費していくぞ」
今回はけっこうな獣を狩ってきた。
村人全員で食べても数日はもつ。今後のために貯蓄も大事なのだ。
そんな時、解体小屋に数人の女衆がやってくる。
「それならアタイたちも手伝うわよ、ザガンさん」
「そうか。それなら頼む」
彼女たちも手伝いに来たのだ。
子ども衆の頑張りを見て、気持ちが変化したのだろう。
村の全女性が積極的に手伝ってくる。
「おい、子どもたち! それじゃ、ダメだよ! 解体はこうやらないと!」
「あと、内臓は……こうだよ。覚えておきな」
女衆と老人衆は、子どもたちに色々と教えていた。
食料を得たことによって、大人たちも余裕が出てきたのだ。
「ザガン様、料理の器具の準備は終わりました」
「ああ、そうか」
別の作業をしていたリンシアが戻ってきた。
これで後は順次、料理に取りかかっていくだけだ。
「なんか、素敵で幸せな光景ですね、ザガン様」
リンシアは村人たちの作業を見て、感慨深くなっていた。
先日までピリピリしていた貧困の村。
今は多くの笑顔に溢れていた。
「これも全てザガン様のお蔭です。ありがとうございます」
「オレは大したことしていない。それに本番はこれからだ」
「本番ですか?」
「ああ、あの森の奥には間違いなく、危険な魔獣の主がいる。そいつを討伐しなければ、今後の狩りは難しい」
森の主は間違いなく存在している。
今はこちらの様子を伺っているのだろう。だが近いうちに狩りの邪魔をしてくるはずなのだ。
「そんな恐ろしい主が……」
「大丈夫だ。策はある。――――ん?」
その時だった。
見慣れない三人組が、解体小屋に近づいてくる。
剣や鎧で武装していた青年たち。
村の中では見たことが連中。
「山賊か?」
それにしては殺気がない。
村人たちも三人組に気が付いているが、逃げる様子もない。
だが、あからさまに嫌な顔をしている村人もいる。
「リンシア、アイツ等は?」
「彼らは……村の自警団……スクルドで唯一の冒険者です」
「ほほう? 冒険者だと?」
そういえば最初のリンシアの話だと、村にも一応は冒険者がいると言っていた。
なるほど、コイツ等がそうだったのか。
だが、今までどこにいたのだ?
「おい! お前がザガンという、よそ者の冒険者か⁉」
「オレたちの許可もなく、随分と勝手やってくれたな!」
三人組は殺気をぶつけてくる。
よそ者であるオレを取り囲んできた。
初日にはかなりの成果を得て、オレたちは村に凱旋する。
夕方前の村に帰還。
村の解体小屋にやってきた。
ザワザワ……
しばらくして村の大人がやって来る。
リンシアを先に行かせて、声をかけてもらったのだ。
大人たちは何事かと見てくる。
その中の一人、老人衆の代表が口を開く。
「おい、ザガンとやら。ワシらを呼び出して、どういう用件じゃ?」
「これから獣の解体作業を行う。お前たちにも手伝ってもらう」
「解体作業じゃと? はっはっは……肝心の獣はどこにいるのじゃ?」
「「はっはっは……」」
老人衆から笑い声が起こる。
オレと子ども衆が狩りに出ていたのは、全員が知っている。
狩りが失敗したと思って、笑っているのだ。
「獣は、ここだ。そこは離れていろ……【収納】」
ひゅっ、ドーーン!
収納魔法から狩ってきた獣と魔獣を出す。
解体小屋の前に数頭の獣の死体が出現させた。
「「「なっ…………」」」
大人たちは誰もが言葉を失っていた。
そうか。
この村では収納は知られていなかったんだな。
「これは【収納】というスキルだ。さて、鮮度が落ちる、解体作業を手伝ってくれるか?」
「あ、ああ……もちろんじゃ」
「これだけの大量じゃ。よし、手分けして行うぞ!」
「おい、子ども衆にも誰か教えてやれ!」
ようやく大人衆は我に返る。
そこから動きは早かった。共同で作業を行っていく。
これでもスクルドの村の住人の長所なのだろう。
解体小屋が一気に騒がしくなる。
老人衆と女衆。子ども衆で解体作業が進めていく。
「おい、ザガンとやら」
そんな中、老人衆の代表が声をかけてきた。
何やら意味深な顔だ。
「どうした。何か問題でもあったか?」
「いや、問題はない。これは本当に子どもたちだけ狩ってきたのか?」
「ああ、そうだ。オレとリンシアはサポートをしただけ。ほとんど子どもたちが狩ってきた」
事実をありのまま伝える。
オレの目的は村を立て直すこと。そのために村人たちが自立をすることが必須。
だから敢えて子どもたちだけに狩りを行わせたのだ。
「やはり、そうか。孫たちだけで、危険な獣や魔獣を、こんなに……か」
老人衆の長は解体の様子を見つめていた。
子ども衆の中には彼の孫たちもいるのであろう。
生き生きと作業している様子を、目を細めて見ていた。
「ザガンとやら……いや、ザガン殿。ワシらに、教えてくれないか。クロスボウとやらの使い方を?」
そして真剣な表情で頼んできた。
老人衆にもクロスボウでの狩りの仕方を、伝授して欲しいと。
「ああ、もちろんだ。老人衆は狩りの経験者はいるのか?」
「ほとんどは若い時に経験している。力や体力は、だいぶ落ちているがな……」
「いや、大丈夫だ。オレのクロスボウに力はそれほど必要ない。むしろ狩りの経験こそが、何よりも大事。頼りにしているぞ」
「頼りに? ああ、任せておけ! スクルドの民に力を、お前にも見せてやるぞ!」
「ああ、期待している」
思いがけない申し出だった。
最初は非協力的だった老人衆が変わったのだ。
おそらく孫たちの頑張りを見て、気持ちが変わったのであろう。
“スクルド魂”というものに火が点いたのかもしれない。
「さて、解体が終わったモノから、調理に移るぞ。内臓系を先に食べていく」
村人たちに指示を出す。
オレの収納魔法は時間も止めておける。
そのため肉の鮮度は一切落ちていない。
普通は廃棄する内臓類も、新鮮な内に村で食べられるのだ。
「あと、余った肉は保存にも回すぞ。計画的に消費していくぞ」
今回はけっこうな獣を狩ってきた。
村人全員で食べても数日はもつ。今後のために貯蓄も大事なのだ。
そんな時、解体小屋に数人の女衆がやってくる。
「それならアタイたちも手伝うわよ、ザガンさん」
「そうか。それなら頼む」
彼女たちも手伝いに来たのだ。
子ども衆の頑張りを見て、気持ちが変化したのだろう。
村の全女性が積極的に手伝ってくる。
「おい、子どもたち! それじゃ、ダメだよ! 解体はこうやらないと!」
「あと、内臓は……こうだよ。覚えておきな」
女衆と老人衆は、子どもたちに色々と教えていた。
食料を得たことによって、大人たちも余裕が出てきたのだ。
「ザガン様、料理の器具の準備は終わりました」
「ああ、そうか」
別の作業をしていたリンシアが戻ってきた。
これで後は順次、料理に取りかかっていくだけだ。
「なんか、素敵で幸せな光景ですね、ザガン様」
リンシアは村人たちの作業を見て、感慨深くなっていた。
先日までピリピリしていた貧困の村。
今は多くの笑顔に溢れていた。
「これも全てザガン様のお蔭です。ありがとうございます」
「オレは大したことしていない。それに本番はこれからだ」
「本番ですか?」
「ああ、あの森の奥には間違いなく、危険な魔獣の主がいる。そいつを討伐しなければ、今後の狩りは難しい」
森の主は間違いなく存在している。
今はこちらの様子を伺っているのだろう。だが近いうちに狩りの邪魔をしてくるはずなのだ。
「そんな恐ろしい主が……」
「大丈夫だ。策はある。――――ん?」
その時だった。
見慣れない三人組が、解体小屋に近づいてくる。
剣や鎧で武装していた青年たち。
村の中では見たことが連中。
「山賊か?」
それにしては殺気がない。
村人たちも三人組に気が付いているが、逃げる様子もない。
だが、あからさまに嫌な顔をしている村人もいる。
「リンシア、アイツ等は?」
「彼らは……村の自警団……スクルドで唯一の冒険者です」
「ほほう? 冒険者だと?」
そういえば最初のリンシアの話だと、村にも一応は冒険者がいると言っていた。
なるほど、コイツ等がそうだったのか。
だが、今までどこにいたのだ?
「おい! お前がザガンという、よそ者の冒険者か⁉」
「オレたちの許可もなく、随分と勝手やってくれたな!」
三人組は殺気をぶつけてくる。
よそ者であるオレを取り囲んできた。
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