僕はボーナス加護で伸し上がりました

根鳥 泰造

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第五章 平和を目指して頑張って来ただけなのに

5-2 エルフの里は桃源郷でした

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 今回は、圧倒的大差の完全勝利だったが、それでもそれなりに被害は出た。幸いにも死亡したものはいなかったが、腕や足を失ったものが三名いて、彼らの武勲をほめたたえて、それなりの手当て金を渡し、故郷に返すことにした。
 欠損は出なかったものの重傷者は百人以上も居て、僕は彼らの手当てに奔走することになった。
 全員の治療を終えた時には、既に二時をまわっていたが、一晩ゆっくりと休めば、明日には全快している筈だ。

 僕らもテントで寝ることになったが、その前にフェンの鑑定をしてみた。残念ながらまだレベル34だったが、次の戦闘では進化可能になるのは確実で、二メートル近い大女となり、ルネーラに匹敵する戦士になれそうだ。
「ねぇ、ビッチさんが正妻でかまわないから、ご褒美にセックスしてよ。あの蜘蛛女に先をこされるのはだけは絶対にいやだから」
「バカなこと言わない。これで我慢しろ」
 抱く約束だったので、キスをして、服の上から胸を揉んでやったが、身体が大きくなったので、胸のボリュームも大きく、今の僕に最適なサイズの女になっていて、さらにフェンがいつものように擦って来るから、つい興奮して、したくなってしまった。
「やっぱり、勃起しても小さいね」
 お前の手が大きくなっただけだと言いたいが、その一言で、冷静にもどれた。
「もう、お終い。今のうちに少しでも寝て体力回復させておけ」
「けち」
 なんとか、事なきを得たが、次に迫られたら、つい抱いてしまいそうで、頭がいたい。

「起きろ。敵襲だ。性懲りもなく攻めてきた」
 二時間ほどしか眠れなかったが、テントのまえから、ルネーラの声が聞こえた。
 日の出前だが、空は既に明るくなっていて、確かに変な恰好した男女がこっちに向かって駆け寄ってくる。
 でも、人族兵はいないみたいで、百人程のプレーヤーだけの軍勢だ。

「数は少ないが、全員プレーヤーだ。要領はわかってるな。行くぞ」
 そういう事で、一斉に飛び出していったが、正直、昨晩のプレーヤーより段違いに弱い。それなりのプレーヤーもいるにはいたが、それほどレベルが高くないプレーヤーが大半だった。
 そんな訳で、次々と戦闘不能になっていき、三分の一程が戦闘不能になると、慌てて仲間を抱えて転送で逃げていった。
 僅か十分程の戦闘で、またも僕らの大勝利。今回は重傷者すらいない。
 これで、数でも力でも僕からが圧倒していて、絶対に勝てないと理解した筈だ。
 敵は、もう戦闘してこないだろう。

 油断は禁物だが、祝勝会の準備をすることになった。
 フェンがレベルアップしていないなかった事にがっかりしていると、ルネーラが急にこちらに走り寄ってきた。
「不味いことになった。健斗、悪いが力をかしてくれ」
 訊くと、エルフの里に魔王軍が押し寄せてきているのだとか。人族との戦闘で手薄になっている隙に、エルフの里を占領しようと、魔王軍が動き出したのだった。

 そんな訳で、万が一の襲撃に備え、アクネルの軍のみこの場に残し、僕らは迷いの森へと戻ることにした。
 フェンの身体に触れるのは八人だったので、八人ずつ、転送を繰り返すことにした。
 今はかなり魔力量も増えているが、これほどの長距離転送を何回もくりかえすと、魔力枯渇の危険がある。だが、緊急事態なので、止むを得ない。
 先ずは第一陣として、僕やルネーラ等、リーダー格の七人を転送することにしたが、なぜか、空間跳躍テレポが使えない。転送先エリアに何か障害物があると、転送できない事態がおきるが、それが起きているらしい。
 仕方がないので、空を飛んで、ルネーラの翼竜軍とともに、エルフの里の入り口がある迷いの森へと急いだ。
 亜人たちは、もともとリットの街を守るために派遣されていた有志の自衛兵たちなので、リット砦に置いていく。
 僕の配下の狼たちは連れて行くが、空を飛べないので、地上を神速で走り、見失わない様に、フェンが以心伝心で道案内した。

 だが、暫く飛んでいると、その森の辺りが燃えていた。
 迷いの森から抜け出せず、いかり狂った魔王軍が、森に火を放ったらしい。転移できなかった理由は、障害物ではなく、炎が燃えていた所為だったらしい。
 
 近ずくにつれ、悲惨さがまざまざと分かって来る。森は真っ赤に燃え、周囲は既に燃え尽きて、煙が上がっている。
 森の動物たちも行き場を失い、途方に暮れながら、逃げてくる。
 僕は、大雨ヘビィレインを何度も繰り返して、消火にあたり、森の中央へと歩みを進めた。
 だが、転送陣のある木の周辺にたどり着いた時には、魔物が入り口の木の周りに集まっていて、つぎつぎと木の幹の穴の中に入って行っていた。

 直ぐに戦闘がはじまったが、魔王軍の兵士は、人族の兵とは桁違いで、やはり強い。魔物も若干混ざっているが、魔人がほとんどの構成で、兵数も二百もいないが、どの兵もレベル90超えで、とんでもなく強い。アクネル程ではないが、グリフォンやルーンタラテクトクラスの強者ばかりだ。

「健斗達は、先に行って、里の民を守ってくれ」
 こちらの兵力も二百程なので、心配ではあるが、ピッチの事も心配なので、この場は、ルミーラに任せ、狼達は残し、僕とフェンの二人だけで、幹の穴を潜り、里に入った。

 だが、ここもまた燃えている。敵兵数は二十程だが、それを率いるリーダー格二人が別格に強いのだ。
 エルフの戦闘員は二百人ほどで、必死に戦っていたが、全く敵わず、次々と血祭りにあげられていく。
 エルフ軍の前線は後退する一方で、このままだと、十分程で、里の中心部に迫まる勢いだ。
 僕は、大雨で木々を鎮火しながら、同時に後方の雑魚を殺して、前線の加勢に向かう。
 だが、雑魚と言っても、『魔人族 アークデーモン』のレベル90代なので、エルフの防衛線まではなかなかたどり着けない。
 しかも、前線で戦っていたリーダー格の一人が、僕たちに気づき、こっちの加勢に来て、ますます前線への加勢が困難となった。
 この魔人も、鑑定できない強者で、アクネルに匹敵する強さを持っていた。動きはフェンリル並みに早く、攻撃力はグリフォン以上に重く強烈で、しかも、物理攻撃を交えた魔法攻撃まで繰り出して攪乱してくる。
 機動力も高いので、こちらの攻撃もほとんどが交わされ、当てられない。

 そんな訳で、エルフ族の救助に行くこともできず、ついに、エルフの女、子供、非戦闘員の声まで聞こえてきた。
 そんな中、フェンが奴の身体にしがみついて、動きを鈍らせてくれた。
 フェンは肘うちや裏拳を浴びて、今にも払いのけられそうだが、僕は、今しかないと、フェンも巻き込んで、重力魔法を連発することに成功した。
 こうなれば、もうこっちのもの。フェンが他の魔人に襲われていて大変なことになっているが、僕はそのリーダー魔人への攻撃に集中し、彼へのダメージを蓄積していく。
 どんどん動きが鈍っていき、光拘束ホーリーバインドすら掛けられるようになり、四重に掛けて完全に身動きできない状態にして、首を切り落としにかかった。
 だが、何発も斧無双を直撃させているのに、首が切れないどころか、平然としている。身体が金属になったかのように硬化しているので、無敵化するスキルを発動したらしい。
 さて、どうやって殺せばいいものやら。

 悩み始めた途端、以心伝心で『健斗、助けて』とフェンが助けを求めてきた。
 勝気な彼女が助けを求めるなんて、よぽどの危機が迫っている。
 殺すのは一時保留して、救援に向かった。

 フェンは両腕を押さえつけられ、パンツを脱がされようとしていた。
 ゴブリンなら、セックスしたがるのは理解できるが、悪魔がフェンをレイプしようとする意図がわからない。どう考えても、殺した方が速い。
 その時、サキュバスが、魅了で男を自在に操るスキルを持っていたことを思い出した。
 サキュバスは、アークデーモンではないという認識だったが、体つきや体系、柄等も同じで、同種の雄にも思える。
 だとすると、雄は挿入すると、魅了の様な効果を発揮して、フェンを配下として従わせられるのかもしれない。
 今のフェンが敵につけば、僕は確実に殺される。なんとしてでも、挿入される事態だけは、避けねばならない。

「ウオオォ~~~~~~ン」 フェンは遠吠えまでして、必死に助けを求める。
 直ぐに助けたいが、それができない。魔人が何人もいて、近づけない様に襲ってきて、魔法も利かないのだ。
 フェンはついに足まで抱えられ、挿入されそうになっている。
「健斗、助けて」
 僕は、敵を蹴散らすのは諦め、ダメージ覚悟でフェンの許に飛び込んでいった。
 だが、やはり、駄目だった。束になって襲われ、僕は地面に押さえつけられた。
 目でフェンがレイプされそうになっているのに、僕は彼女を助けることができない。
「ウォン」
 もうだめだと、正直諦めてしまったが、危機一髪のところで、ルーンウルフが、その魔人に襲い掛かった。
 狼が、次々と転送陣を潜り、僕たちの加勢にやってくる。
 フェンの遠吠えが迷いの森にも届いたらしい。
 おそらく迷いの森でも壮絶な戦闘が繰り広げられている筈だか、こっちを優先して、加勢にきてくれたのだ。
 こうなると、一気に形勢逆転。
 僕を押さえていた魔人たちも、狼に噛まれ、僕は奴らを振るい払って立ち上がることができた。
 後は、少しずつ魔人の数を減らしていくだけだ。
 程なく重力魔法も解けたみたいで、フェンも身軽に動けるようになり、次々と血祭りにあげていく。
 よし、これでなんとかなる。今のうちに、あのリーダの首を跳ねよう。

 そう思ったら、既にあのリーダー格の魔人はいなくなっていた。
 フェンの重力魔法が解除されると同時に、奴の重力魔法も解除されていて、四つの光のリングで身動きとれなくしていたにも関わず、立ち上がってジャンプする様にもう一人のリーダーの許に逃げ出していたのだ。
 既に、そのもう一人によって、光の輪が壊されそうになっている。

 僕は連続瞬歩で、二人の許に駆け寄ったが、既に光の輪は完全に破壊され、二人が僕を待ち構えていた。
 突き出された魔法の剣の山を寸での所で交わしたが、その後も二人で僕を仕留めに襲ってきた。
 二人は、見事な連携攻撃をしてきて、交わすのが精いっぱいだ。
 フェンがバフを掛けてくれるか、誰かが加勢に来てくれたら、なんとかこの状況を打破できるが、エルフ軍は、里の民の保護で忙しく、僕の援護に来てもらえないし、フェンと狼は雑魚討伐にかかりきりだ。
 しかも、急に僕の身体が締めつられて、思う様に身体を動かせなくなくなった。これは不味い。
 敵の攻撃の軌道が見えているのに、かわせない。時間鈍化ヘイストを何度も掛けて、少しだけ動けるように改善したが、それでも完全には交わせず、ダメージを一方的に受け続けてしまう。
 まだまだ、体力はあるので、一か八か、回転斧を繰り出して、敵を大きく退避させ、攻撃できないようにして、身体か自由に動かせない理由を分析した。
 僕には、魔法無効化があるので、魔法は利かない筈だし、状態異常も利かない筈だ。ではこれはいったいなんだ。
 冷静になって必死に考えていると、奴らの一人が、右手に人形を手にしていることに気づいた。
 彼がその手で強く人形を握っているため、僕の身体が自由に動かせないに違いない。
 仮説にすぎないが、奴の右手の人形を奪い取ることに決めた。
 だが、身体が自由に動かせず、しかも二人がかりで攻撃してくるので、全く人形を奪えない。

 その時、フェンが攻撃参加に来てくれた。どうやら、雑魚をあらかた片付けたらしい。
『バフをくれ』
『御免、忘れてた』
 バフをかけてもらって、二対二となったが、それでも、人形を奪い取るまで、時間がかかった。
 仮説は正しかったみたいで、身体を自由に動かせるようになった。
 これで、勝ちは確定したようなものだ。
 余裕が出たので、この人形でいろいろと確認してみることにした。
 人形の腕を上げると、僕の手をあげさせようとする強い力がかかる。いや、自ら上げようとして筋肉伝達系が喧嘩してるような感じだ。どうしてこんな風になるのかは全く不明で、何時、僕と人形とを関係づけたのかも謎だが、魔人もとんでもないアイテムを保有しているのだと、認識を改めた。

 その後は、僕たちが圧倒的に優勢におして、敵二人にダメージを与えて行った。
 それでも、敵の守備力・耐久力は相当に高く、二十分以上もの時間がかかったが、二匹の魔人を撃退した。

「たった二人で、魔王の四天王二人を倒すとは、見事だな」
 迷いの森の戦闘も片付いたのか、ルネーラ軍が僕らの観戦をしていて、拍手してくれた。
 とんでもなく強い魔人だと思っていたが、魔王の四天王だったのかと納得がいった。
 反対方向からも拍手が聞こえ、エルフ軍まで観戦していた。
 狼達も自慢そうに、遠吠えで、僕たちを喝采してくれた。

 これほどの戦いをしたのだから、フェンも進化可能になったのではと鑑定してみると、フェンは進化の機会を逃して、一気に四段階もレベルアップして、レベル38にまでなっていた。
 進化すると、二メートル近い大女になり、力も体力もぐっと上がるのは間違いないが、今の攻撃力は四万超あり、既に化け物級で、十分に強いので、これでよかった気もする。

 その後、僕が正式な守り神となる祝辞の様な簡単な儀式が行われ、エルフの里の救世主として、里の民総出での歓待の宴が行われた。
 ビッチもいつの間にが僕の横にきていて、僕ら三人は祭壇に祭られるように座らされ、エルフたちの歓待を受けることになった。
 僕の前には、横向きに、里長のジェニスと彼の奥方のジョエルという美女が向かい合って座り、僕の目の前には、ちゃぶ台の様なテーブルが置かれ、次々と美女がお供え物でも備えるかのように、料理を運んできて、手を合わせて拝んでいく。
「さぁ、準備も整いましたので、この里には、こんなものしかありませんが、お召し上がり下さい」
 ジョエルに促されて、食べることにしたが、ナイフとホーク、スプーン以外にも箸も用意されていて、僕はその端で食事を食べることにした。
 エルフの二人も箸を使っていて、料理も、和懐石の様な手の込んだ料理で、椀物まであり、とても美味しい。
 箸を使えることを関心されたが、僕としてはエルフが箸で食事をする方が驚きだ。

 そして、「どうぞ、お注ぎします」と、派手な露出の多い服をきたエルフの美女がお酌をしてくれた。
 とんでもない年齢の子ばかりなので、鑑定はせずに、若い女の子だと思ってその谷間に視線を送りながら、お酌してもらった。
 飲むための器は、コップではなく、陶器でできた大きめのぐい飲みで、これまた和風だ。
 そして、飲んでみると、これも大吟醸のようにすっきりしていて飲みやすい。
 一気に飲み干して、お代わりしてお酌してもらった。

「このお酒、凄く美味しいけど、もしかしてお米のお酒?」 
 同じ食卓を囲んでいる、ジェニスに尋ねた。
「お褒め頂き、ありがとうございます。五十年に一度しか開けない秘蔵酒ですが、お口に有った様でなによりです。ですが、これは、百年桃とよばれるすももを浸けて、蒸留した桃酒というお酒です。飲みやすいですが、アルコール度数が高いので、注意してください」
 蒸留酒と吟醸酒との区別もつかず、大恥を掻いてしまったが、本当に飲みやすく、食事の邪魔もせず最高のマリアージュを演出している。
 アルコール度数が高いといわれても、鼓動が早くなってる程度で、特に悪酔いしていないので、僕は何度もお代わりして何杯ものんでしまった。

 そして、僕たちの目の前では、綺麗なエルフによるショーがはじまった。
 最初は普通の踊りだと思っていたが、どうも、ストノッブショーのようで、どんどん服を脱いで裸になっていく。僕はもう興奮して、彼女たちに目が釘付になっていた。
 でも、アソコを見せたりする下品なものではなく、服を脱ぎながら、見えそうで見えないぎりぎりで足を上げてたり飛び跳ねて見せる。だからもろみせよりも、余計に興奮してしまう。
「健斗のエッチ」 フェンに僕の股間が盛り上がっていることに気づかれた。
「私も興奮して疼いて仕方がないです」
「そういえば私も、疼いてるのかな。よくわからないけど、身体かあつくなり、脈打つたびに変な気になる」
 そういえば僕も身体か火照り、鼓動もすごく激しくなっている。
「ねえ、今日こそ、私をだいてよ」
「フェンさん、健斗さんは私に譲るっていったじゃないですか」
「良いじゃない。まとめて二人とも抱いてもらえば」

「そういう事なら、我々の方で、そういう者を用意させて頂きましたが、必要ありませんね。お部屋に案内させていただきます」 ジェニスがそう言って立ち上がった。

 僕もビンビンで、したくてたまなくなっているが、この男にはかられた気がしてならない。
「お前、媚薬をもっただろう」
「そんなことはしておりませんが、ここの桃酒は、そういった作用があるようです。我々種族は性に淡泊ですが、桃酒を大量に飲むと、子孫繁栄に勤しむ傾向があります。短命な性欲の激しい種族なら、とんでもない媚薬効果になるのかもしれませんね。それでは存分にお楽しみください」
 やはり、こうなる事を知っていて、桃酒をふるまったのだ。でも、今はしたくてもう我慢できない。
 幸い、この部屋は、転生の女神がいた雲の様なクッションが敷き詰められてる。ハーレム3Pするのに最適な部屋だ。
 そんな風に考える程、僕は、酔いと媚薬効果で、完全に理性を失っていた。
 フェンも、ビッチも服を脱ぎ始めて、する気満々で、僕は何ら躊躇う事もなく、色欲に支配され、二人を何度も何度も交互に抱いた。
 ビッチは本当に最高の抱き心地で、肌が張り付いてくるし、今の僕の掌に丁度いいサイズの巨乳で、アソコも気持ちいい。フェイとは違う襞系名器で、フェイ程ではないがとても気持ちいい。
 フェンのアソコも締め付け系の名器の持ち主で、これまた気持ちいい。懸念していた性嫌悪症も、全く発症せずに楽しんでいた。
 二人とも興奮すると凄く五月蝿くなる傾向があり、それが難だが、本当にこんな名器の二人を嫁にできて、最高だ。
 そして、ピッチにキスしてその乳房を揉みながら、フェンにバックで挿入したつもりだが、アソコの感触がなぜか違っていた。
「ああっ、大きくて、固くてきもちいいよ」
 ピッチを押しのけて確認すると、いつの間にか、鱗だらけの女が交っていて、僕はその女とバックで腰を振っていた。太くて長い尻尾があり、背中も、首も体中が固い鱗に覆われたリザードマンの雌だ。
 胸やアソコ辺りは、鱗が小さくなって、なくなり、普通の女性と同じになっていて、フェンとは異なる締まり系のこれまた名器の持ち主だ。気持ちいいのでそのまま続けたが、もしかしてと嫌な予感がした。
「ルネーラ様ですか」
「そうよ。あっ、私もあのお酒で興奮してきたし、……気持ちよさそうな声もしてきたから、混ぜてもらう事にしたの。あっダメ。あん。人神って、あっちも最高ね。ああん」
 とんでもないことになったが、今はそんな事すら考えられない。誰であろうと穴があれば入れたい気分だ。

 そんな訳で、僕は三人の女性とハーレム4Pを三時間もし続けて、何発だしたか分からないが、気づくと、三人の女が全裸で寝ていた。
 そして、媚薬の効果が切れたのか、急速に興奮が冷めていき、漸く僕は自分がとんでもないことをしてしまった事実に気が付いた。フェンを抱いてしまった事もだが、領主を抱くなんて、言語同断だ。

「あなた、もう一度しましょう」 ピッチが目を覚ますと早速甘えてきた。
「ビッチさん、狡い。私もまだしたい」 フェンまでフェラしようと襲ってきた。
「私も、まだまだしたりないぞ」 ルネーラまだその巨乳を押し当ててきた。
 僕は笑うしかなく、それからも、三十分ほど彼女らに付き合わされることになった。

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