17 / 222
序章
017-結局お兄ちゃんが一番正しいんだよね
しおりを挟む
子供のころ、お兄ちゃんは私に全てを与えてくれた。
お兄ちゃんは何でもないように振る舞っていたけれど、私は知っていた。
出ていったお父さんや宗教にはまって破滅した母親の事で毎日のようにいじめられていたことも、私に買ってくれていたものが全て、お兄ちゃんがお駄賃を貯めて買ってくれていたことも。
でもお兄ちゃんは、私のわがままを全部聞いてくれた。
だからお兄ちゃんは、私にとって”絶対”になった。
『俺は.......俺は完璧じゃないが、お前は完璧になれる。だから、俺の言う事は信じなくてもいい。ただ忘れないでくれ』
でもある時、お兄ちゃんは私にそう言った。
自分のやっていることが、あの汚いカルトと同じだと思ったのかもしれない。
それから、お兄ちゃんはずっと努力の鬼になった。
私は、そんなお兄ちゃんの背中が好きだった。
だから私も、ますますお兄ちゃんを崇めるようになった。
これは覚えさせられた崇拝じゃない。
私が望んだ崇拝なんだ。
お兄ちゃんの言う事こそ絶対!
お兄ちゃんの言葉は最も尊い!
お兄ちゃんの行動が一番正しい!
そう思っていた矢先、お兄ちゃんは倒れた。
ビデオゲームにはまって、睡眠時間がなくなった結果であった。
その時、私は気付いた。
お兄ちゃんだって人間なんだと。
『お前は完璧になれる』
...お兄ちゃんは、私にSNOの全てを託して引退して、今度はもう少し時間の取れるゲームをやり始めた。
私はお兄ちゃんの言った言葉を信じて、お兄ちゃんを超えるために動き出した。
お兄ちゃんを超えることが、お兄ちゃんが私に望んでいること。
私が完璧になったら、お兄ちゃんはもう私を心配する必要もなくなる。
お兄ちゃんはいつまでも私の完璧でいてくれる。
だから...
「俺は兄を越える、今こそその一歩を踏み出す時だ!」
砲撃が舐めた位置にいたジーグベルム級を貫通し、内部から吹き飛ばす。
その横では、コマンダーシップの一隻のブリッジが内側から火を噴き、スラスターを起動したままの状態でケイロン級に激突、両艦共に爆破した。
ワープで接近しようにも、近すぎて届かないのだろう。
亜光速で迫ってくる艦隊を前に、私は不敵に笑って構える。
「邪魔だぞ、弁えろ」
艦隊の射程距離に入ると同時に、私はフォートモジュールを切ってCJDを起動する。
「...ッ、ゴボ!」
直後、嫌な痛みと共に血が迫り上がってくる。
いよいよ負荷も、辛くなってきた。
こんな事もあろうかと用意していたカップに血を吐き捨て、痛みを訴える体の各所を無視する。
「悪いが、正面から殴り合う気はないぞ」
どこか内臓をやられたかもしれない。
焦点が定まらない。
でも、倒れるわけにはいかない。
「覚悟、決めたからな」
私は今、お兄ちゃんに扮している。
ならば、私の覚悟はお兄ちゃんの覚悟。
絶対に負けない、負けられない。
「敵艦隊、散開隊列に移行。引き続き攻城艦の排除に努める」
ドローン編隊は弾幕を掻い潜り、攻城艦メリローグ級のアーマーの薄い場所に猛攻を仕掛ける。
この世界のシールドは、一点突破に弱いということを、さっきの一撃で確信した。
ドローンもそれを理解しているのか、先ほどから一点に集中した包囲攻撃を行なっている。
攻城艦側も反撃しているが、もともと戦闘機より小さいドローンを狙う武装でないため、ドローン側の損傷にはつながらない。
『全艦、ドローンは囮だ! 狙うな!』
『どうせ届かねえんだからドローンから先にやっちまおうぜ!』
アドアステラ側は重要度の低そうな艦艇から潰しているので、相手には危機感はなく、ドローン側にプライマリが向いていた。
だが、アイギスがいる以上それは無意味な行為だ。
アイギスは修復ナノマシンのグランドマスターとでもいうべき存在で、自らの損傷も、援護対象の損傷も即座に修復してしまう。
だからこそ、本来はアイギスを狙うべきなのだが、敵は耐久力が高く、速度があって当てにくいオルトロスを狙い、どんどんと数を減らしていた。
「まずい、もう電力切れか...」
私は慌てて立ちあがろうとして、立ちくらみに襲われる。
そこで倒れそうになって、誰かが私の手を掴んだ。
「御主人!」
「...す、すまない」
俺は元奴隷の一人に走り書きを手渡す。
「....これの通りにやってくれ、できるな?」
「はっ!」
その子は頷くとエレベーターに向かって走り出した。
数分もしないうちに、電力が回復する。
「なるほど、空になった電池をそのまま入れ替えたのか....」
信じてよかった。
回復した電力を消費して、私はまた一隻を宇宙の藻屑とする。
そろそろ反物質燃料の補充もしないといけないが、そちらは自動で行われるので問題ない。
「スマートミサイル、連続発射!」
スマートミサイルで、接近してくる艦載機をまとめて吹き飛ばす。
あれらは艦隊そのものと違って速度が速く、本体を潰しても向かってくる。
だからこそ、最優先で始末する必要がある。
もちろん、最速のスマートミサイルでも、あれに追随するのは難しい。
なので爆風を巻き起こし、それに巻き込ませる形で吹き飛ばしているのだ。
『おい、やべえぞ!』
『クソ、たかが一隻に! 撤退するぞ!』
そうはさせない。
同時に私は、戦いの決着を確信した。
ここで止めれば私の勝ちだ。
「CJD、起動...ッ!」
その時。
ボタンを押す私の手に、別の手が重ねられた。
振り向かなくてもわかる。
「お兄ちゃん...」
例えがこれが幻覚であっても、私は勝つだろう。
そして、アドアステラは敵艦隊の真ん中へとジャンプアウトする。
不思議なことに、副作用はなかった。
まるでお兄ちゃんが守ってくれたみたいに。
いや、あっても気づかなかったかもしれない。
もう意識も殆ど無い。
「インターディクター、全方位展開!」
オーバーロードさせたインターディクターによって、敵の足は確実に止まった。
だが、私の意識もここまでだ。
それでも私は、海賊たちに届くように、不敵に呟く。
「アデュー」
「ごしゅじんさま!」
「御主人様!」
「主人!」
そのまま私は前のめりに倒れ込む。
そして、ワープアウト警報の音が聞こえたことで安堵した。
私は賭けに勝ったのだ。
『こいつ、動かないぞ!』
『よっしゃ、撃ちまくれ!』
アドアステラは砲撃の雨中に晒される。
主人なき船は、撃沈の運命を辿るかに思われた。
だが、そうはならなかった。
『ヤバい、TRINITY.の船だ!』
『逃げるぞ!』
アウトローたちはインターディクターの影響でドライブが故障した船を置き去りに逃げようとするが、ワープ妨害はまだ続いている。
TRINITY.艦隊は総勢五十二。
数を減らされたとはいえ、海賊の主力艦隊にはまだまだ余力がある。
これでも足りないくらいであった。
......本来であれば。
『ハッ、あいつらに何ができ...うわあああっ!?』
余裕そうに笑う海賊だったが、直後に恐怖することになる。
ケイロン級戦艦の一隻が、粉々に消し飛んだのだ。
TRINITY.艦は、新装備を持っていたということだ。
「カルがくれた餞別、俺たちが仇で返すわけにはいかないぞ、今こそあいつらを撃滅する、俺たちに続け!」
アレンスターはブリッジにて、そう指示を飛ばした。
決戦が始まる。
お兄ちゃんは何でもないように振る舞っていたけれど、私は知っていた。
出ていったお父さんや宗教にはまって破滅した母親の事で毎日のようにいじめられていたことも、私に買ってくれていたものが全て、お兄ちゃんがお駄賃を貯めて買ってくれていたことも。
でもお兄ちゃんは、私のわがままを全部聞いてくれた。
だからお兄ちゃんは、私にとって”絶対”になった。
『俺は.......俺は完璧じゃないが、お前は完璧になれる。だから、俺の言う事は信じなくてもいい。ただ忘れないでくれ』
でもある時、お兄ちゃんは私にそう言った。
自分のやっていることが、あの汚いカルトと同じだと思ったのかもしれない。
それから、お兄ちゃんはずっと努力の鬼になった。
私は、そんなお兄ちゃんの背中が好きだった。
だから私も、ますますお兄ちゃんを崇めるようになった。
これは覚えさせられた崇拝じゃない。
私が望んだ崇拝なんだ。
お兄ちゃんの言う事こそ絶対!
お兄ちゃんの言葉は最も尊い!
お兄ちゃんの行動が一番正しい!
そう思っていた矢先、お兄ちゃんは倒れた。
ビデオゲームにはまって、睡眠時間がなくなった結果であった。
その時、私は気付いた。
お兄ちゃんだって人間なんだと。
『お前は完璧になれる』
...お兄ちゃんは、私にSNOの全てを託して引退して、今度はもう少し時間の取れるゲームをやり始めた。
私はお兄ちゃんの言った言葉を信じて、お兄ちゃんを超えるために動き出した。
お兄ちゃんを超えることが、お兄ちゃんが私に望んでいること。
私が完璧になったら、お兄ちゃんはもう私を心配する必要もなくなる。
お兄ちゃんはいつまでも私の完璧でいてくれる。
だから...
「俺は兄を越える、今こそその一歩を踏み出す時だ!」
砲撃が舐めた位置にいたジーグベルム級を貫通し、内部から吹き飛ばす。
その横では、コマンダーシップの一隻のブリッジが内側から火を噴き、スラスターを起動したままの状態でケイロン級に激突、両艦共に爆破した。
ワープで接近しようにも、近すぎて届かないのだろう。
亜光速で迫ってくる艦隊を前に、私は不敵に笑って構える。
「邪魔だぞ、弁えろ」
艦隊の射程距離に入ると同時に、私はフォートモジュールを切ってCJDを起動する。
「...ッ、ゴボ!」
直後、嫌な痛みと共に血が迫り上がってくる。
いよいよ負荷も、辛くなってきた。
こんな事もあろうかと用意していたカップに血を吐き捨て、痛みを訴える体の各所を無視する。
「悪いが、正面から殴り合う気はないぞ」
どこか内臓をやられたかもしれない。
焦点が定まらない。
でも、倒れるわけにはいかない。
「覚悟、決めたからな」
私は今、お兄ちゃんに扮している。
ならば、私の覚悟はお兄ちゃんの覚悟。
絶対に負けない、負けられない。
「敵艦隊、散開隊列に移行。引き続き攻城艦の排除に努める」
ドローン編隊は弾幕を掻い潜り、攻城艦メリローグ級のアーマーの薄い場所に猛攻を仕掛ける。
この世界のシールドは、一点突破に弱いということを、さっきの一撃で確信した。
ドローンもそれを理解しているのか、先ほどから一点に集中した包囲攻撃を行なっている。
攻城艦側も反撃しているが、もともと戦闘機より小さいドローンを狙う武装でないため、ドローン側の損傷にはつながらない。
『全艦、ドローンは囮だ! 狙うな!』
『どうせ届かねえんだからドローンから先にやっちまおうぜ!』
アドアステラ側は重要度の低そうな艦艇から潰しているので、相手には危機感はなく、ドローン側にプライマリが向いていた。
だが、アイギスがいる以上それは無意味な行為だ。
アイギスは修復ナノマシンのグランドマスターとでもいうべき存在で、自らの損傷も、援護対象の損傷も即座に修復してしまう。
だからこそ、本来はアイギスを狙うべきなのだが、敵は耐久力が高く、速度があって当てにくいオルトロスを狙い、どんどんと数を減らしていた。
「まずい、もう電力切れか...」
私は慌てて立ちあがろうとして、立ちくらみに襲われる。
そこで倒れそうになって、誰かが私の手を掴んだ。
「御主人!」
「...す、すまない」
俺は元奴隷の一人に走り書きを手渡す。
「....これの通りにやってくれ、できるな?」
「はっ!」
その子は頷くとエレベーターに向かって走り出した。
数分もしないうちに、電力が回復する。
「なるほど、空になった電池をそのまま入れ替えたのか....」
信じてよかった。
回復した電力を消費して、私はまた一隻を宇宙の藻屑とする。
そろそろ反物質燃料の補充もしないといけないが、そちらは自動で行われるので問題ない。
「スマートミサイル、連続発射!」
スマートミサイルで、接近してくる艦載機をまとめて吹き飛ばす。
あれらは艦隊そのものと違って速度が速く、本体を潰しても向かってくる。
だからこそ、最優先で始末する必要がある。
もちろん、最速のスマートミサイルでも、あれに追随するのは難しい。
なので爆風を巻き起こし、それに巻き込ませる形で吹き飛ばしているのだ。
『おい、やべえぞ!』
『クソ、たかが一隻に! 撤退するぞ!』
そうはさせない。
同時に私は、戦いの決着を確信した。
ここで止めれば私の勝ちだ。
「CJD、起動...ッ!」
その時。
ボタンを押す私の手に、別の手が重ねられた。
振り向かなくてもわかる。
「お兄ちゃん...」
例えがこれが幻覚であっても、私は勝つだろう。
そして、アドアステラは敵艦隊の真ん中へとジャンプアウトする。
不思議なことに、副作用はなかった。
まるでお兄ちゃんが守ってくれたみたいに。
いや、あっても気づかなかったかもしれない。
もう意識も殆ど無い。
「インターディクター、全方位展開!」
オーバーロードさせたインターディクターによって、敵の足は確実に止まった。
だが、私の意識もここまでだ。
それでも私は、海賊たちに届くように、不敵に呟く。
「アデュー」
「ごしゅじんさま!」
「御主人様!」
「主人!」
そのまま私は前のめりに倒れ込む。
そして、ワープアウト警報の音が聞こえたことで安堵した。
私は賭けに勝ったのだ。
『こいつ、動かないぞ!』
『よっしゃ、撃ちまくれ!』
アドアステラは砲撃の雨中に晒される。
主人なき船は、撃沈の運命を辿るかに思われた。
だが、そうはならなかった。
『ヤバい、TRINITY.の船だ!』
『逃げるぞ!』
アウトローたちはインターディクターの影響でドライブが故障した船を置き去りに逃げようとするが、ワープ妨害はまだ続いている。
TRINITY.艦隊は総勢五十二。
数を減らされたとはいえ、海賊の主力艦隊にはまだまだ余力がある。
これでも足りないくらいであった。
......本来であれば。
『ハッ、あいつらに何ができ...うわあああっ!?』
余裕そうに笑う海賊だったが、直後に恐怖することになる。
ケイロン級戦艦の一隻が、粉々に消し飛んだのだ。
TRINITY.艦は、新装備を持っていたということだ。
「カルがくれた餞別、俺たちが仇で返すわけにはいかないぞ、今こそあいつらを撃滅する、俺たちに続け!」
アレンスターはブリッジにて、そう指示を飛ばした。
決戦が始まる。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
グラッジブレイカー! ~ポンコツアンドロイド、時々かたゆでたまご~
尾野 灯
SF
人類がアインシュタインをペテンにかける方法を知ってから数世紀、地球から一番近い恒星への進出により、新しい時代が幕を開ける……はずだった。
だが、無謀な計画が生み出したのは、数千万の棄民と植民星系の独立戦争だった。
ケンタウリ星系の独立戦争が敗北に終ってから十三年、荒廃したコロニーケンタウルスⅢを根城に、それでもしぶとく生き残った人間たち。
そんな彼らの一人、かつてのエースパイロットケント・マツオカは、ひょんなことから手に入れた、高性能だがポンコツな相棒AIノエルと共に、今日も借金返済のためにコツコツと働いていた。
そんな彼らのもとに、かつての上官から旧ケンタウリ星系軍の秘密兵器の奪還を依頼される。高額な報酬に釣られ、仕事を受けたケントだったが……。
懐かしくて一周回って新しいかもしれない、スペースオペラ第一弾!
8分間のパピリオ
横田コネクタ
SF
人間の血管内に寄生する謎の有機構造体”ソレウス構造体”により、人類はその尊厳を脅かされていた。
蒲生里大学「ソレウス・キラー操縦研究会」のメンバーは、20マイクロメートルのマイクロマシーンを操りソレウス構造体を倒すことに青春を捧げるーー。
というSFです。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
仮想空間のなかだけでもモフモフと戯れたかった
夏男
SF
動物から嫌われる体質のヒロインがモフモフを求めて剣と魔法のVRオンラインゲームでテイマーを目指す話です。(なれるとは言っていない)
※R-15は保険です。
※小説家になろう様、カクヨム様でも同タイトルで投稿しております。
My² Gene❇︎マイジーン ~URAZMARY~
泥色の卵
SF
【お知らせ】
他サイトで完結したので、定期的に投稿していきます。
【長期連載】
1話大体3〜5分で読めます。
▼あらすじ
My² Gene 第1部
広大な銀河の中。“My Gene”という何でも願いを叶える万能遺伝子が存在するとの御伽話があった。
ある星に薄金髪で能天気な学生が暮らしていた。彼の名はサンダー・パーマー=ウラズマリー。
電撃系の遺伝子能力を操る彼は、高等部卒業試験に向けて姉のような師匠と幼馴染の力を借りて奮闘していた。
そんな中ウラズマリーは突然何者かにさらわれ、“My Gene”と彼との関係を聞かされる。
そして彼は“My Gene”を探すために銀河へと旅立つことを決意する。
これは、電撃の能力を操る青年『ウラズマリー』が、仲間と共に万能遺伝子『My Gene』を巡って織りなす壮大な物語。
異能力×スペースアドベンチャー!!
第一部「万能遺伝子と宵闇の光」【完結】
現在第二部「血を喰らう獣」も連載中です。
-------------------------------------
少年漫画風な冒険もの小説です。
しっかりと読んでいただけるような物語を目指します。
楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。
少数でも誰かにハマって面白いとおもっていただけたら嬉しいです。
第一章時点では純粋な冒険物語として見ていただけたらと思います。
チート、無双、ハーレムはありません。
【おそらく楽しんでいただける方】
・少年漫画とかが好きな方
・異能力バトルが好きな方
・細かめの戦闘描写がいける方
・仲間が増えていく冒険ものが好きな方
・伏線が好きな方
・ちょっとダークなのが好きな方
章が進むと色んな種類の悪い人や死の表現がでます。苦手な方は薄目での閲覧をお願いいたします。
誤字脱字や表現おかしいところは随時更新します。
ヒューマンエラーの多いザ・ヒューマンですのでご勘弁を…
※各話の表紙を随時追加していっています
異能力×スペースアドベンチャー×少年漫画風ストーリー!!
練りに練った物語です。
文章は拙いですが、興味を持っていただいた方に楽しんでいただけただけるよう執筆がんばります。
本編 序盤は毎日21〜24時くらいまでの間
間話 毎日21〜24時くらいまでの間
(努力目標)
一章が終わるごとに調整期間をいただく場合があります。ご了承ください。
古参読者であることが自慢できるほどの作品になれるよう努力していきますのでよろしくお願いいたします。
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
Night Sky
九十九光
SF
20XX年、世界人口の96%が超能力ユニゾンを持っている世界。この物語は、一人の少年が、笑顔、幸せを追求する物語。すべてのボカロPに感謝。モバスペBOOKとの二重投稿。
空のない世界(裏)
石田氏
SF
働きながら書いてるので更新は不定期です。
〈8月の作者のどうでもいいコメント〉
『本格的な夏になりました。学校では夏休み、部活に励む学生、夏の催し夏祭り……ですが、楽しいことばかりではない夏でもある。山のようにある宿題、熱中症等健康悪化、夏休みのない大人。何が楽しくて、こんな暑い中祭りに行くんだと言いながら、祭りに行く自分。まぁ、色々あると思いますが、特に脱水には気をつけましょう。水分不足で、血液がどろどろになると、脳梗塞の原因になります。皆、熱中症だけじゃないんだよ。ってことで、今月も仕事しながら執筆頑張ります』
完全に趣味で書いてる小説です。
随時、概要の登場人物更新します。
※すいません、途中字数オーバーがありますが、御承知ください。(アルファポリス様更新前の上限一万字の時のことです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる