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第2章
第67話
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「なにがどうしてコウなった?」
orzになっているキリト。
「ほう、これは今までにあまり見たことが無い事例じゃな」
アレックスの時のようにキリトの事を笑うのかと思えば何故か手で顎を撫でながらキリトとアレックスを交互に興味深そうに観察している神様。
「へぇ~、魔書に2人同時に認められる事があるんですね」
コチラも物珍しそうにキリトとアレックスを見ていた。
「あれ?ルシファー。見たことないのか?」
「あの、貴方みたいにこっち来れる事なんてあまり無いんですよ?それもこれも貴方が本業の方をサボって私達がそれを片付けるんですからね?わかってます?」
「そんな事よりキリト君にアレックス君。何か変わったことは無いか?ステータスに変動は?」
ルシファーが喋ったことを華麗にスルーした。
「ちょっと待ってくれ。今はそれどころじゃないんだ。ちくしょう。どうして、近頃、女装することが多いんだよ。誰得だよ全くブツブツ」
orz状態でブツブツと毒を吐き続けるキリト。
恐らくだが\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!状態なのであろう。
「ふむ、これではしばらく聞けんのう。まぁ、いい。SAN値が回復するまで待つとするか」
____
___
__
_
「すまない。取り乱した」
「いや、別にいいが何かお主、情緒不安定ではないか?」
「あぁ、それなら原因はわかってはいるけど聞かないでくれ。また、あの状態になりそう」
その原因とは学校での虐めの事なのだが今のキリトはマレリー達と行動を共にすることで回復中なのだが今はまだ不安定なのだ。
「そうか、まぁ、色々と苦労してきたんだろう。辛いなら聞かないが機会があれば腹を割って人に話すのも悪くないものじゃぞ?これはわしからの体験談でありアドバイスじゃ」
「そうか、ありがとうなじいちゃん。で、何だったけなステータスを確認するんだったか?」
「あぁ、そうじゃ」
「そうか、じゃあ、ちょっと待ってくれよ確認するから」
そう言うとキリトは何も無い空間を見つめ始めた。これは、ステータスを見る時のキリトの癖であり普通なら頭の中にゲーム画面の様に映し出すことも可能なのだがキリトは自分にしか見えないステータス一覽を空中に展開している。
「こ、これは......!」
ステータスを確認したキリトは何やら少し驚いた表情である。それを見た神様とルシファーは「なんだなんだ?」キリトに近寄って行った。因みにアレックスはまだ体育座り状態であるがこれはただたんに居眠りしているだけであった。
_______________
今回も読んで頂きありがとうございました!!近々テストと検定試験があるので投稿ペースを落としてしまうかもしれないのでそこのところはご了承くださいm(_ _)mでは、また明後日m(_ _)m
orzになっているキリト。
「ほう、これは今までにあまり見たことが無い事例じゃな」
アレックスの時のようにキリトの事を笑うのかと思えば何故か手で顎を撫でながらキリトとアレックスを交互に興味深そうに観察している神様。
「へぇ~、魔書に2人同時に認められる事があるんですね」
コチラも物珍しそうにキリトとアレックスを見ていた。
「あれ?ルシファー。見たことないのか?」
「あの、貴方みたいにこっち来れる事なんてあまり無いんですよ?それもこれも貴方が本業の方をサボって私達がそれを片付けるんですからね?わかってます?」
「そんな事よりキリト君にアレックス君。何か変わったことは無いか?ステータスに変動は?」
ルシファーが喋ったことを華麗にスルーした。
「ちょっと待ってくれ。今はそれどころじゃないんだ。ちくしょう。どうして、近頃、女装することが多いんだよ。誰得だよ全くブツブツ」
orz状態でブツブツと毒を吐き続けるキリト。
恐らくだが\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!状態なのであろう。
「ふむ、これではしばらく聞けんのう。まぁ、いい。SAN値が回復するまで待つとするか」
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「すまない。取り乱した」
「いや、別にいいが何かお主、情緒不安定ではないか?」
「あぁ、それなら原因はわかってはいるけど聞かないでくれ。また、あの状態になりそう」
その原因とは学校での虐めの事なのだが今のキリトはマレリー達と行動を共にすることで回復中なのだが今はまだ不安定なのだ。
「そうか、まぁ、色々と苦労してきたんだろう。辛いなら聞かないが機会があれば腹を割って人に話すのも悪くないものじゃぞ?これはわしからの体験談でありアドバイスじゃ」
「そうか、ありがとうなじいちゃん。で、何だったけなステータスを確認するんだったか?」
「あぁ、そうじゃ」
「そうか、じゃあ、ちょっと待ってくれよ確認するから」
そう言うとキリトは何も無い空間を見つめ始めた。これは、ステータスを見る時のキリトの癖であり普通なら頭の中にゲーム画面の様に映し出すことも可能なのだがキリトは自分にしか見えないステータス一覽を空中に展開している。
「こ、これは......!」
ステータスを確認したキリトは何やら少し驚いた表情である。それを見た神様とルシファーは「なんだなんだ?」キリトに近寄って行った。因みにアレックスはまだ体育座り状態であるがこれはただたんに居眠りしているだけであった。
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今回も読んで頂きありがとうございました!!近々テストと検定試験があるので投稿ペースを落としてしまうかもしれないのでそこのところはご了承くださいm(_ _)mでは、また明後日m(_ _)m
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