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腕試し編ートバルの街ー
110話 ニアと昼食
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魔法を使った模擬戦で勝利した夏希。
スザンヌ達との模擬戦で、自身の強さと今後の課題をある程度認識出来た夏希。
(ルンバ師匠以外で模擬戦したのは正解だったな。魔法を交えた戦闘も上手く出来たと思う。もう何人かと模擬戦してみたいな)
夏希はスザンヌ達と別れた後、そのままギルドの休憩場でのんびりしていた。
「夏希さん、お待たせしたにゃ」
ニアが歩いてくる。休憩時間になったようだ。
「それじゃあ、何処か食べに行こうか」
夏希は立ち上がりニアを連れてギルドを出た。
「この間は私がお店を選んだから今日は夏希さんのオススメが食べたいのにゃ」
ニアが楽しそうに夏希の横を歩く。
(俺のオススメ……いいのかな?あそこで? でもニアがどう反応するか見てみたいな)
「それじゃあ俺のイチオシの定食屋に行こうか。少しだけご飯の量が多いけどニアなら食べれると思う」
「ふふ、楽しみですにゃ」
10分ほど歩き夏希オススメの定食屋に着いた。夏希とニアは店の前で立ち止まり上を見る。
[ 頑固オヤジの定食屋 ]
「なんか違う………」
ニアは能面な表情で素の言葉使いだった。
「あっ、い、いや、個性的で魅力的なお店だにゃ。中に入るのが楽しみなのにゃ」
(ぷぷ、ニアの反応が面白い。あえて何も説明せずに「これが普通だ」的な態度で進行してみるかな)
「そうだろ?この街に来てからここの常連なんだ。あの屋号がまた素晴らしいよな!」
「は、はい。す、素敵ですにゃ……」
ニアをエスコートして店に入る。今日もゴッツい冒険者達で賑わっている。
俺は迷わず一直線でカウンターに向かい座り、ニアを隣の椅子へと誘う。ニアは暑苦しい男達に唖然としながらカウンターの席に座った。
「な、何故か同じ様な人達ばかり居るにゃ」
ニアはそう言いながら、壁にある木札のメニューを見ていた。とても不思議そうに…
「あ、あの夏希さん。メニューが少しおかしいと思うのは私だけですかにゃ? [ 頑固オヤジの定食(大) ]しか無いように見えるにゃ。それに他の木札……」
[ 男は強くあれ。己の肉体を極限まで鍛えろ ]
[ 男は筋肉だ。腹筋を6つ割るんだ ]
[ 男は燃えろ。常に熱い情熱で突き進め ]
ニアは3つ目の木札で読むのを止めた。木札は常に増えていて、今は店の壁を2周目に入っている。
「あの木札はなんでし……」
「はいよ!お待たせ。たんと食べな!ご飯のお代わりは3杯までだよ!」
恰幅のいい女将がいつものセリフで目の前に定食を置いていく。今日は久しぶりに唐揚げ定食だ。山盛りの唐揚げに山盛りのサラダと溢れんばかりのスープだ。
「あ、あのまだ注文してないですよね。あと……これはなんですか……ファミリーパックですか?」
(ぶほっ!ファミリーパックって…面白いぞニア。そのままのキミで居てくれ。そんなキミが好きだ)
「いや、これが普通だよ?」
「えっ?こ、これが普通…」
ニアは頭の中の常識を書き換え中だ。
そこへ追い討ちを掛けるように店の息子が無言で近づいて2人の前に特大ジョッキの果実水を置いた。
「…………………」
ニアは無表情で頭の中の常識を再度上書き中だ。
「ご飯のお代わりは3杯までだからね」
「は、はい…えっ!食べれませんよ、無理ですよ。どうするんですか?この量。何が少しだけ多いですか!私はあそこに居る人達とは違うんですよ!あんな無駄にデカくて暑苦しく食べてる人達とは!」
ニアは興奮して余計な事まで叫び散らした。店内は静寂に包まれ男達は食べるのを止め項垂れている。
「あ、あの、違うんです!ごめんなさい…」
ニアは立ち上がってお客に向かって謝った。
(これ以上は可哀想だな。ごめんなニア。ふふふ)
「まあニアよ、落ち着け。ご飯を食べような」
「夏希さんが悪いんですよ。もう!」
ニアはブツブツ言いながら定食を食べていた。
「ニア、相談なんだが、ギルドに居る冒険者と模擬戦出来ないかな?自分の強さの基準を知りたい」
ニアは食べるのを止めて答える。
「うーん、無理ですにゃ。だって夏希さんは他の冒険者から避けられてますよ。それと今朝、訓練場でスザンヌさん達と模擬戦したんですよね。ギルドで噂になってますよ。「あの行動が怪しいヤツは実はメチャクチャ強かったんだ!」って。だから無理ですにゃ」
「そうなんだ…」
(あれはちょっと派手な模擬戦だったからな。同じランクの人ともやりたかったけど仕方ないな)
「スザンヌさんとビエラさんは帝都で実力派として結構有名なんですよ。」
「確かに2人は凄い強かったよ。あの2人はAランクだけど位置的にはどれくらいか判る?」
ニアは少しだけ考える。
「そうですねぇ。Aランクの上位に近いです。ただその上になる人達はもっと凄いみたいです。Sランクなんてお伽噺話のような強さらしいですよ」
(そうなんだ…まだまだ頑張らないとな…)
「よく判ったよ。ニアありがとう」
「いえ、役立って良かったです。あ、あの…もう食べれそうにないです……」
ニアの定食は2/3以上残っていた。
夏希は店の女将に残りを持帰り出来るようお願いして話を続け、冒険者達の情報や依頼の情報を聞きながら食事を進めた。
夏希は定食を完食し女将から持帰りの袋をもらう。
「とても美味しかったですにゃ」
「そうだろ。ここの飯は旨いんだ。ニア、この旨い定食を作った頑固オヤジを見たくないか?あの木札の格言を書いたのは頑固オヤジなんだぞ」
「あの格言は全部男の強さを語ってましたね。実は気になってたにゃ」
夏希は立ち上がりニアに指で「立って奥を見ろ」と指示をする。口元をニヤリとしながら…
そこには、背の小さい細っそい体の男が唐揚げを揚げながら「もう出来るよ~」と小っちゃな震える声で恰幅のいい女将を呼ぶ為に叫んでいた。
「ぶふっ!」
ニアは吹き出した後、夏希を睨む。
「もう…オチまであったんですね」
「はは、美味しくて面白かっただろ?」
2人は笑いながら定食屋を後にした。
「あんた、お代がまだだよ!金払いな!」
走って戻る夏希であった。
スザンヌ達との模擬戦で、自身の強さと今後の課題をある程度認識出来た夏希。
(ルンバ師匠以外で模擬戦したのは正解だったな。魔法を交えた戦闘も上手く出来たと思う。もう何人かと模擬戦してみたいな)
夏希はスザンヌ達と別れた後、そのままギルドの休憩場でのんびりしていた。
「夏希さん、お待たせしたにゃ」
ニアが歩いてくる。休憩時間になったようだ。
「それじゃあ、何処か食べに行こうか」
夏希は立ち上がりニアを連れてギルドを出た。
「この間は私がお店を選んだから今日は夏希さんのオススメが食べたいのにゃ」
ニアが楽しそうに夏希の横を歩く。
(俺のオススメ……いいのかな?あそこで? でもニアがどう反応するか見てみたいな)
「それじゃあ俺のイチオシの定食屋に行こうか。少しだけご飯の量が多いけどニアなら食べれると思う」
「ふふ、楽しみですにゃ」
10分ほど歩き夏希オススメの定食屋に着いた。夏希とニアは店の前で立ち止まり上を見る。
[ 頑固オヤジの定食屋 ]
「なんか違う………」
ニアは能面な表情で素の言葉使いだった。
「あっ、い、いや、個性的で魅力的なお店だにゃ。中に入るのが楽しみなのにゃ」
(ぷぷ、ニアの反応が面白い。あえて何も説明せずに「これが普通だ」的な態度で進行してみるかな)
「そうだろ?この街に来てからここの常連なんだ。あの屋号がまた素晴らしいよな!」
「は、はい。す、素敵ですにゃ……」
ニアをエスコートして店に入る。今日もゴッツい冒険者達で賑わっている。
俺は迷わず一直線でカウンターに向かい座り、ニアを隣の椅子へと誘う。ニアは暑苦しい男達に唖然としながらカウンターの席に座った。
「な、何故か同じ様な人達ばかり居るにゃ」
ニアはそう言いながら、壁にある木札のメニューを見ていた。とても不思議そうに…
「あ、あの夏希さん。メニューが少しおかしいと思うのは私だけですかにゃ? [ 頑固オヤジの定食(大) ]しか無いように見えるにゃ。それに他の木札……」
[ 男は強くあれ。己の肉体を極限まで鍛えろ ]
[ 男は筋肉だ。腹筋を6つ割るんだ ]
[ 男は燃えろ。常に熱い情熱で突き進め ]
ニアは3つ目の木札で読むのを止めた。木札は常に増えていて、今は店の壁を2周目に入っている。
「あの木札はなんでし……」
「はいよ!お待たせ。たんと食べな!ご飯のお代わりは3杯までだよ!」
恰幅のいい女将がいつものセリフで目の前に定食を置いていく。今日は久しぶりに唐揚げ定食だ。山盛りの唐揚げに山盛りのサラダと溢れんばかりのスープだ。
「あ、あのまだ注文してないですよね。あと……これはなんですか……ファミリーパックですか?」
(ぶほっ!ファミリーパックって…面白いぞニア。そのままのキミで居てくれ。そんなキミが好きだ)
「いや、これが普通だよ?」
「えっ?こ、これが普通…」
ニアは頭の中の常識を書き換え中だ。
そこへ追い討ちを掛けるように店の息子が無言で近づいて2人の前に特大ジョッキの果実水を置いた。
「…………………」
ニアは無表情で頭の中の常識を再度上書き中だ。
「ご飯のお代わりは3杯までだからね」
「は、はい…えっ!食べれませんよ、無理ですよ。どうするんですか?この量。何が少しだけ多いですか!私はあそこに居る人達とは違うんですよ!あんな無駄にデカくて暑苦しく食べてる人達とは!」
ニアは興奮して余計な事まで叫び散らした。店内は静寂に包まれ男達は食べるのを止め項垂れている。
「あ、あの、違うんです!ごめんなさい…」
ニアは立ち上がってお客に向かって謝った。
(これ以上は可哀想だな。ごめんなニア。ふふふ)
「まあニアよ、落ち着け。ご飯を食べような」
「夏希さんが悪いんですよ。もう!」
ニアはブツブツ言いながら定食を食べていた。
「ニア、相談なんだが、ギルドに居る冒険者と模擬戦出来ないかな?自分の強さの基準を知りたい」
ニアは食べるのを止めて答える。
「うーん、無理ですにゃ。だって夏希さんは他の冒険者から避けられてますよ。それと今朝、訓練場でスザンヌさん達と模擬戦したんですよね。ギルドで噂になってますよ。「あの行動が怪しいヤツは実はメチャクチャ強かったんだ!」って。だから無理ですにゃ」
「そうなんだ…」
(あれはちょっと派手な模擬戦だったからな。同じランクの人ともやりたかったけど仕方ないな)
「スザンヌさんとビエラさんは帝都で実力派として結構有名なんですよ。」
「確かに2人は凄い強かったよ。あの2人はAランクだけど位置的にはどれくらいか判る?」
ニアは少しだけ考える。
「そうですねぇ。Aランクの上位に近いです。ただその上になる人達はもっと凄いみたいです。Sランクなんてお伽噺話のような強さらしいですよ」
(そうなんだ…まだまだ頑張らないとな…)
「よく判ったよ。ニアありがとう」
「いえ、役立って良かったです。あ、あの…もう食べれそうにないです……」
ニアの定食は2/3以上残っていた。
夏希は店の女将に残りを持帰り出来るようお願いして話を続け、冒険者達の情報や依頼の情報を聞きながら食事を進めた。
夏希は定食を完食し女将から持帰りの袋をもらう。
「とても美味しかったですにゃ」
「そうだろ。ここの飯は旨いんだ。ニア、この旨い定食を作った頑固オヤジを見たくないか?あの木札の格言を書いたのは頑固オヤジなんだぞ」
「あの格言は全部男の強さを語ってましたね。実は気になってたにゃ」
夏希は立ち上がりニアに指で「立って奥を見ろ」と指示をする。口元をニヤリとしながら…
そこには、背の小さい細っそい体の男が唐揚げを揚げながら「もう出来るよ~」と小っちゃな震える声で恰幅のいい女将を呼ぶ為に叫んでいた。
「ぶふっ!」
ニアは吹き出した後、夏希を睨む。
「もう…オチまであったんですね」
「はは、美味しくて面白かっただろ?」
2人は笑いながら定食屋を後にした。
「あんた、お代がまだだよ!金払いな!」
走って戻る夏希であった。
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