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旅立ち。
隣国7
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気付いたら自分の部屋のベッドの中にいた。
今までの事は全て夢で、これから学校に行かなくてはいけない。
というよりも、なんの夢を見ていたのか思い出せない。
何か大切な事だった気がする。
しかし自分の家なのに誰もいないのも不思議だった。
俺は孤独だったのかもわからない。ただ家族がたまたま旅行に行ってるのかもしれない。
自分の事が分からなくなっている。不思議な感覚だった。
制服に着替えて外に出る。朝の通勤通学時間なのにも関わらず、人が1人も歩いていない。どうしてだか不思議な現象だ。
学校に行くのに電車を利用してバスも利用する。
電車バス共に動いてはいたが、誰も乗っていなかった。バスの運転手もいない。
学校に着いても誰もいない。
世界に自分だけ独りだけの感覚がじわり。と、浸透していく。
あまりにも独りで独り言をいうのも気が引ける。
どうしようも無い感覚で、途方にくれていた。
「やっとみつけましたわ!有栖川佑様!」
街の中もつまらないし、お腹も減ってきたしで、自宅に戻ってきた。お昼に野菜肉たっぷり醤油ラーメンを作り食べている所に、突然ゴスロリファッションの格好をしたツインテールの金髪少女が現れた。
「ぶっ!!ごほっ!がはっ、ごほっ!」
突然現れたから気管にラーメンのスープが入ってしまった。
「大丈夫ですの?!」
ゴスロリっ娘に背中を撫でられているうちに落ち着いてきた。
「てか、キミ誰?!」
「私は、女神ですわ!女神のハクトと申しますわ。」
思わず突っ込んでしまった俺に、少女は女神だと言った。
マジかー。ウソだと言ってー。と、頭を悩ませる案件が増えただけだった。
「ふふっ。痛い子を見る目で私を見ないで下さいね?」
しまった。冷たい目で見てるのバレた。無言になってしまった俺に対して、テンション高めな少女‥女神様だ。
「貴方様が異世界に突然召喚されるものですから、姿を顕現出来なかったのですわ。」
「突然って、俺のせいじゃないですし。‥?あ。あ!そうだ、オレ異世界にいたのにここ何処ですか?!」
女神ハクト様に寄って記憶を戻したが、こんな変な所になんでいるんだって事になる。
「それはですねー。私が詠んだからですわ!」
ハクト様は、自信満々にツインテールを揺らした。
今までの事は全て夢で、これから学校に行かなくてはいけない。
というよりも、なんの夢を見ていたのか思い出せない。
何か大切な事だった気がする。
しかし自分の家なのに誰もいないのも不思議だった。
俺は孤独だったのかもわからない。ただ家族がたまたま旅行に行ってるのかもしれない。
自分の事が分からなくなっている。不思議な感覚だった。
制服に着替えて外に出る。朝の通勤通学時間なのにも関わらず、人が1人も歩いていない。どうしてだか不思議な現象だ。
学校に行くのに電車を利用してバスも利用する。
電車バス共に動いてはいたが、誰も乗っていなかった。バスの運転手もいない。
学校に着いても誰もいない。
世界に自分だけ独りだけの感覚がじわり。と、浸透していく。
あまりにも独りで独り言をいうのも気が引ける。
どうしようも無い感覚で、途方にくれていた。
「やっとみつけましたわ!有栖川佑様!」
街の中もつまらないし、お腹も減ってきたしで、自宅に戻ってきた。お昼に野菜肉たっぷり醤油ラーメンを作り食べている所に、突然ゴスロリファッションの格好をしたツインテールの金髪少女が現れた。
「ぶっ!!ごほっ!がはっ、ごほっ!」
突然現れたから気管にラーメンのスープが入ってしまった。
「大丈夫ですの?!」
ゴスロリっ娘に背中を撫でられているうちに落ち着いてきた。
「てか、キミ誰?!」
「私は、女神ですわ!女神のハクトと申しますわ。」
思わず突っ込んでしまった俺に、少女は女神だと言った。
マジかー。ウソだと言ってー。と、頭を悩ませる案件が増えただけだった。
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「突然って、俺のせいじゃないですし。‥?あ。あ!そうだ、オレ異世界にいたのにここ何処ですか?!」
女神ハクト様に寄って記憶を戻したが、こんな変な所になんでいるんだって事になる。
「それはですねー。私が詠んだからですわ!」
ハクト様は、自信満々にツインテールを揺らした。
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