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転校生
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「転校してきました清水秋人と申します。これからよろしくお願いします。」
「え、なんで」
なんで昨日の人が今日転校してくるの?!ど、どうしよう。
クラスの人達に殴られてる事昨日言っちゃったよ( ; ; )
どうすればバレずに済むかな。でも名前は教えてないし。
だ、大丈夫だよね。
「じゃあ、秋人くんは佐藤さんの横の席に座ってもらおうかしら」
え、こっちにくるの。なんで、こっちに来たら僕目立っちゃうよ( ; ; )
「分かりました。」
ニコッ
ビクッ(゚∀゚)
え、なんでこっち見て笑ったの?!ぼ、僕のこと気付かれた?
ど、どうしよう。
「じゃあ朝のホームルームはこれで終了します。」
ガラ…ガチャン
「ねぇねぇ!秋人くんは前はどこの高校だったの?!」
「身長何センチなの!」
「凄いイケメンだね!」
「ごめんね…時間があまり無いからお昼休みに質問してくれるかな?」
「あ、うん。そうだよね。ごめんね!じゃあまた昼休みにね!」
「初めまして、僕は清水秋人だよ。お名前教えてもらっても良いかな?」
「あ、えっと…ボソッ佐藤綾です…。」
きっ聞こえたかな…。
「佐藤綾くんだね!よろしくね!」
あ、聞こえたみたい…いつも聞こえないって馬鹿にされるから。
良かった。
「何で清水くんが佐藤と話してるんだろう?」
「佐藤が親から見捨てられてること知らねぇからだろ。」
「えーじゃあ早く教えてあげないと笑笑」
「話しかけてもらえたから調子乗ってんだろ笑笑」
「また躾治してやらねぇとな」
「賛成!!」
やっぱり。僕が関わっちゃいけない人なんだ。
また、僕殴られるのかな…。痛いのは嫌だよ。
…みんなこっち見てる。いや、僕を睨んでるんだ。僕なんかが清水くんとお話ししてるから。も、もう無理だ…。
ガダッ
「佐藤くん何処か行くの?もう少しでチャイム鳴っちゃうけど?
」
「ボソッ…ちょっとお手洗いに…。」
「そう、いってらっしゃ…タッタッタッタッ…行っちゃった。」
ガチャンッ
「やっと一人になれた…。誰かに見られてると思うとずっと心臓がバクバクいって落ち着かない。」
清水くんとがお話ししてたのに遮って来ちゃった。嫌われちゃったかな…。
まぁ、でも僕なんかが関わって良い人じゃ無いから…。
ポタッ
「あ、血が出てきちゃった。」
何かあると直ぐに両腕に強く爪を立てて仕舞うの癖ももう何年経ったんだろう…。
「もうそろそろチャイム鳴っちゃうかな?」
ガチャッ
「行こう。」
クラッ…ガタン
な、なんだ?目の前が砂嵐みたいになってる。
気持ち悪い…。
「…ちゃん!…やちゃん!……綾ちゃん!」
「えっ」
なんで清水くんがトイレにいるんだ?
「大丈夫?!体調悪いの?」
「いや、貧血だと思うから大丈夫だよ。」
「あんまりその…僕と関わらない方がいいよ。」
僕と一緒にいたらもしかしたら清水くんもいじめられるかもしれない
「え、嫌だよ。僕綾ちゃんといたいもん」
「いや、でも。」
「でもじゃないの!!」
「ほら、綾ちゃん立てる?」
「うん。大丈夫。」
ヨイショッ
クラッ…「あれっ」…ボスッ
「綾ちゃん!!」
あれ、誰かに抱きしめられてる…?
でも、気持ちいな…。
それから僕は、目の前が真っ暗になった。
「え、なんで」
なんで昨日の人が今日転校してくるの?!ど、どうしよう。
クラスの人達に殴られてる事昨日言っちゃったよ( ; ; )
どうすればバレずに済むかな。でも名前は教えてないし。
だ、大丈夫だよね。
「じゃあ、秋人くんは佐藤さんの横の席に座ってもらおうかしら」
え、こっちにくるの。なんで、こっちに来たら僕目立っちゃうよ( ; ; )
「分かりました。」
ニコッ
ビクッ(゚∀゚)
え、なんでこっち見て笑ったの?!ぼ、僕のこと気付かれた?
ど、どうしよう。
「じゃあ朝のホームルームはこれで終了します。」
ガラ…ガチャン
「ねぇねぇ!秋人くんは前はどこの高校だったの?!」
「身長何センチなの!」
「凄いイケメンだね!」
「ごめんね…時間があまり無いからお昼休みに質問してくれるかな?」
「あ、うん。そうだよね。ごめんね!じゃあまた昼休みにね!」
「初めまして、僕は清水秋人だよ。お名前教えてもらっても良いかな?」
「あ、えっと…ボソッ佐藤綾です…。」
きっ聞こえたかな…。
「佐藤綾くんだね!よろしくね!」
あ、聞こえたみたい…いつも聞こえないって馬鹿にされるから。
良かった。
「何で清水くんが佐藤と話してるんだろう?」
「佐藤が親から見捨てられてること知らねぇからだろ。」
「えーじゃあ早く教えてあげないと笑笑」
「話しかけてもらえたから調子乗ってんだろ笑笑」
「また躾治してやらねぇとな」
「賛成!!」
やっぱり。僕が関わっちゃいけない人なんだ。
また、僕殴られるのかな…。痛いのは嫌だよ。
…みんなこっち見てる。いや、僕を睨んでるんだ。僕なんかが清水くんとお話ししてるから。も、もう無理だ…。
ガダッ
「佐藤くん何処か行くの?もう少しでチャイム鳴っちゃうけど?
」
「ボソッ…ちょっとお手洗いに…。」
「そう、いってらっしゃ…タッタッタッタッ…行っちゃった。」
ガチャンッ
「やっと一人になれた…。誰かに見られてると思うとずっと心臓がバクバクいって落ち着かない。」
清水くんとがお話ししてたのに遮って来ちゃった。嫌われちゃったかな…。
まぁ、でも僕なんかが関わって良い人じゃ無いから…。
ポタッ
「あ、血が出てきちゃった。」
何かあると直ぐに両腕に強く爪を立てて仕舞うの癖ももう何年経ったんだろう…。
「もうそろそろチャイム鳴っちゃうかな?」
ガチャッ
「行こう。」
クラッ…ガタン
な、なんだ?目の前が砂嵐みたいになってる。
気持ち悪い…。
「…ちゃん!…やちゃん!……綾ちゃん!」
「えっ」
なんで清水くんがトイレにいるんだ?
「大丈夫?!体調悪いの?」
「いや、貧血だと思うから大丈夫だよ。」
「あんまりその…僕と関わらない方がいいよ。」
僕と一緒にいたらもしかしたら清水くんもいじめられるかもしれない
「え、嫌だよ。僕綾ちゃんといたいもん」
「いや、でも。」
「でもじゃないの!!」
「ほら、綾ちゃん立てる?」
「うん。大丈夫。」
ヨイショッ
クラッ…「あれっ」…ボスッ
「綾ちゃん!!」
あれ、誰かに抱きしめられてる…?
でも、気持ちいな…。
それから僕は、目の前が真っ暗になった。
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