26 / 53
第1章 「俺の【四大元素】編」(俺が中一で妹が小三編)
第26話 俺は妹と【増幅】を習得する
しおりを挟む 菜月も側にいたし、俺の【四大元素】を最大に活用した正真正銘の全力だ。
しかし椎名先輩とマイちゃんは驚いていたが、蘭子さんは然程でもなかったな。
蘭子さんは銃弾並らしいから、俺のはまだそこまではじゃないのか……。
だがこれは、あくまで現時点での話だ。
今から行う訓練は【増幅】らしい。
これをマスターすれば、俺の【四大元素】は今より数倍強くなるはずだ。
「そして人目を憚ることなく、菜月とわちゃわちゃできると言う優れものだ。実に楽しみだ」
「人目は憚ってくれ。妄想が垂れ流しだ」
「ああぁあぁあああぁぁああぁっ!?」
何てことだ……! ゆ、油断したっ……!?
椎名先輩は困った顔をしている……。
マイちゃんは……何故に変顔!?
菜月はもじもじして下を向いて、所在なげに手遊びをしている。
「隼人くん……。なっちゃんのことが大好きなのはわかるけど……今のはちょっと……」
「にゃははは! ちぃ姉、仕方ないよ。お兄さんはシスコンだもん」
「お、お兄ちゃん……。あのっ……あの……」
菜月……無理して何か言う必要はないからな……。
危うく意識を手放しかけた俺は、ふらふらと次の部屋へ向かう。
移動した部屋には何もなかった。ただ空間が拡がっているだけだ。
広さは二十メートル四方ぐらいか。
「ここは?」
「ここは主に実技訓練に使われる部屋のひとつだ」
「隼人くんはここで、なっちゃんとの【増幅】を学んでもらうわ」
蘭子さんと葛葉さん、椎名先輩とマイちゃん、俺は二組の【増幅】をこの目で見ている。
今蘭子さんが教えてくれているのは基本姿勢で、【四大元素】の俺が前に立ち、その後ろに蘭子さんが立っている。
俺が基本姿勢を学ぶと同時に、蘭子さんの動作を見て菜月にも理解させるということらしい。
「そのまま後ろに身を委ねろ。力を抜いてだ」
「本当にいいんですか? 重いですよ?」
「構わん」
「それじゃ……」
俺は言われるがまま力を抜いて背中を蘭子さんのほうに倒す。
蘭子さんは後ろから俺を抱きとめた。
むにゅううううぅ。
「どうだ? わかったか?」
「はい……」
背中におっぱいの感触がモロにきてます……。
長老の言ってたとおり、適度な張りと弾力を感じています。
「あたしは【増幅者】ではないから【増幅】にはならないが、この姿勢が一番【増幅】の恩恵が受けやすい」
「はぁ……」
「よし。じゃあ次は菜月だ。あたしと代わろうか」
「は、はい」
「隼人、【増幅者】が菜月のように小柄な場合、今みたいに体重を預けると逆に【異能】の伝播効率が悪くなる。そういう場合は千尋やマイのような姿勢がベストだろう」
「えっと……こうですか?」
隣で椎名先輩とマイちゃんがお手本を見せてくれている。
俺と菜月は見よう見まねで基本姿勢を作った。
「ちぃ姉!」
「はあっ!」
マイちゃんの【増幅】を受けた椎名先輩は正拳突きを放った。
おお、なるほど!
椎名先輩が俺の基本姿勢を確認しながら、腕の位置や腰の落とし方などを直してくれている。
マイちゃんも同じように、後ろの菜月に教えてくれているみたいだ。
「あとはなっちゃんが、隼人くんに【異能】の力を注ぐだけよ」
「なっちゃん、こうやって、んーってやるんだよー」
「う、うん! こう……?」
急に俺の体にガツンと衝撃が走った。
あ、何か温かいものが体に流れ込んでくるような感じがする……。
これが【増幅】なのか……?
「菜月感じるか!? これが俺たちの絆だ!」
「うん! お兄ちゃん! 私も感じてるっ!」
俺は【四大元素】を右拳に集中させ、しっかりと溜めを作ってから正拳突きとともに一気に放出した。
暴風が吹きつけたような轟音が部屋に響く。
【四大元素】のあまりの圧に椎名先輩とマイちゃんも唖然としていた。
蘭子さんだけはニヤニヤしている。
「やはりな。隼人は【異能】を使うのは初めてではないな?」
「えっ……?」
「【異能】に目覚めてから、独自にトレーニングか何かしてただろう? 菜月もそうだな?」
「わかるんですか……?」
「【異能】覚えたての初心者の【異能】と【増幅者】が初めての【増幅】で上手くいったのを見たことがない」
「それって……俺の菜月の【四大元素】は凄いってことですか?」
「そう言ってる。素直に感心してるんだ。ただ独自にトレーニングを積んだせいで、力の溜め方や動作に変な癖がついてるから、明日からの初心者講習で矯正してもらうといい」
蘭子さんの話では俺と菜月は明日から三日間、ここで初心者講習というのを受講するらしい。
一日三時間ほどだ。まるで部活みたいだな。
「感覚が大事だからな。要は慣れだ。今日は時間の許す限り繰り返しやろうか」
「わかりました」
「は、はい」
蘭子さんの助言どおり、回を重ねるごとにコツはわかってきた。
習得するのに、それほど時間はかからないだろうと思った。
俺が【四大元素】で菜月は俺の【増幅者】そしてこれが二人の【増幅】だ。
今俺たち兄妹はひとつになった。
もう恐いものはない! 今ならどんな【四大元素】にだって勝てそうだ!
途中で昼食を摂るために休憩を挟んで、俺たちは午後二時過ぎまで訓練施設にいた。
着替えも済ませて御伽原建設本社ビルから出ると、蘭子さんのスマホが鳴った。
蘭子さんはスマホを確認すると、怪訝な顔をしてポケットにそれをしまい込んだ。
「出なくていいんですか?」
俺が訊ねると、蘭子さんが俺と菜月を交互に見て口を開く。
「ん……。これで晴れて入会完了したし、ランク判定も済ませた。明日からは専属の指導者の下で初心者講習が始まる。と言いたいところだが、隼人と菜月の入会に物言いがついてな……」
「え!? 物言い……ですか? 誰かが反対したってことですか……?」
「そうだ」
「そんなっ!? 一体誰が……!?」
「……ああ、本人が来た」
俺たちの背後を見据える蘭子さんの視線をなぞった俺と菜月は目を丸くした。
年季の入ったママチャリを猛スピードで漕いで、こちらに向かってくる中年男性がいる。
「ちょぉぉっとっ! 待ったあぁぁあっ!」
キィィィィィィィィィィッ!
中年男性はママチャリにブレーキの音を響かせて、俺たちの目の前で急停止させる。
急いで来たのか肩で息をしている。
髪はボサボサで服はヨレヨレの中年男性はママチャリから降りると、初めて見せる真面目な顔つきで言い放つ。
「はぁ、はぁ……。こら隼人に菜月。こんな危険なことをするのは、叔父さんが認めないぞ」
そう言って、忠告したのは俺の叔父さんだった。
しかし椎名先輩とマイちゃんは驚いていたが、蘭子さんは然程でもなかったな。
蘭子さんは銃弾並らしいから、俺のはまだそこまではじゃないのか……。
だがこれは、あくまで現時点での話だ。
今から行う訓練は【増幅】らしい。
これをマスターすれば、俺の【四大元素】は今より数倍強くなるはずだ。
「そして人目を憚ることなく、菜月とわちゃわちゃできると言う優れものだ。実に楽しみだ」
「人目は憚ってくれ。妄想が垂れ流しだ」
「ああぁあぁあああぁぁああぁっ!?」
何てことだ……! ゆ、油断したっ……!?
椎名先輩は困った顔をしている……。
マイちゃんは……何故に変顔!?
菜月はもじもじして下を向いて、所在なげに手遊びをしている。
「隼人くん……。なっちゃんのことが大好きなのはわかるけど……今のはちょっと……」
「にゃははは! ちぃ姉、仕方ないよ。お兄さんはシスコンだもん」
「お、お兄ちゃん……。あのっ……あの……」
菜月……無理して何か言う必要はないからな……。
危うく意識を手放しかけた俺は、ふらふらと次の部屋へ向かう。
移動した部屋には何もなかった。ただ空間が拡がっているだけだ。
広さは二十メートル四方ぐらいか。
「ここは?」
「ここは主に実技訓練に使われる部屋のひとつだ」
「隼人くんはここで、なっちゃんとの【増幅】を学んでもらうわ」
蘭子さんと葛葉さん、椎名先輩とマイちゃん、俺は二組の【増幅】をこの目で見ている。
今蘭子さんが教えてくれているのは基本姿勢で、【四大元素】の俺が前に立ち、その後ろに蘭子さんが立っている。
俺が基本姿勢を学ぶと同時に、蘭子さんの動作を見て菜月にも理解させるということらしい。
「そのまま後ろに身を委ねろ。力を抜いてだ」
「本当にいいんですか? 重いですよ?」
「構わん」
「それじゃ……」
俺は言われるがまま力を抜いて背中を蘭子さんのほうに倒す。
蘭子さんは後ろから俺を抱きとめた。
むにゅううううぅ。
「どうだ? わかったか?」
「はい……」
背中におっぱいの感触がモロにきてます……。
長老の言ってたとおり、適度な張りと弾力を感じています。
「あたしは【増幅者】ではないから【増幅】にはならないが、この姿勢が一番【増幅】の恩恵が受けやすい」
「はぁ……」
「よし。じゃあ次は菜月だ。あたしと代わろうか」
「は、はい」
「隼人、【増幅者】が菜月のように小柄な場合、今みたいに体重を預けると逆に【異能】の伝播効率が悪くなる。そういう場合は千尋やマイのような姿勢がベストだろう」
「えっと……こうですか?」
隣で椎名先輩とマイちゃんがお手本を見せてくれている。
俺と菜月は見よう見まねで基本姿勢を作った。
「ちぃ姉!」
「はあっ!」
マイちゃんの【増幅】を受けた椎名先輩は正拳突きを放った。
おお、なるほど!
椎名先輩が俺の基本姿勢を確認しながら、腕の位置や腰の落とし方などを直してくれている。
マイちゃんも同じように、後ろの菜月に教えてくれているみたいだ。
「あとはなっちゃんが、隼人くんに【異能】の力を注ぐだけよ」
「なっちゃん、こうやって、んーってやるんだよー」
「う、うん! こう……?」
急に俺の体にガツンと衝撃が走った。
あ、何か温かいものが体に流れ込んでくるような感じがする……。
これが【増幅】なのか……?
「菜月感じるか!? これが俺たちの絆だ!」
「うん! お兄ちゃん! 私も感じてるっ!」
俺は【四大元素】を右拳に集中させ、しっかりと溜めを作ってから正拳突きとともに一気に放出した。
暴風が吹きつけたような轟音が部屋に響く。
【四大元素】のあまりの圧に椎名先輩とマイちゃんも唖然としていた。
蘭子さんだけはニヤニヤしている。
「やはりな。隼人は【異能】を使うのは初めてではないな?」
「えっ……?」
「【異能】に目覚めてから、独自にトレーニングか何かしてただろう? 菜月もそうだな?」
「わかるんですか……?」
「【異能】覚えたての初心者の【異能】と【増幅者】が初めての【増幅】で上手くいったのを見たことがない」
「それって……俺の菜月の【四大元素】は凄いってことですか?」
「そう言ってる。素直に感心してるんだ。ただ独自にトレーニングを積んだせいで、力の溜め方や動作に変な癖がついてるから、明日からの初心者講習で矯正してもらうといい」
蘭子さんの話では俺と菜月は明日から三日間、ここで初心者講習というのを受講するらしい。
一日三時間ほどだ。まるで部活みたいだな。
「感覚が大事だからな。要は慣れだ。今日は時間の許す限り繰り返しやろうか」
「わかりました」
「は、はい」
蘭子さんの助言どおり、回を重ねるごとにコツはわかってきた。
習得するのに、それほど時間はかからないだろうと思った。
俺が【四大元素】で菜月は俺の【増幅者】そしてこれが二人の【増幅】だ。
今俺たち兄妹はひとつになった。
もう恐いものはない! 今ならどんな【四大元素】にだって勝てそうだ!
途中で昼食を摂るために休憩を挟んで、俺たちは午後二時過ぎまで訓練施設にいた。
着替えも済ませて御伽原建設本社ビルから出ると、蘭子さんのスマホが鳴った。
蘭子さんはスマホを確認すると、怪訝な顔をしてポケットにそれをしまい込んだ。
「出なくていいんですか?」
俺が訊ねると、蘭子さんが俺と菜月を交互に見て口を開く。
「ん……。これで晴れて入会完了したし、ランク判定も済ませた。明日からは専属の指導者の下で初心者講習が始まる。と言いたいところだが、隼人と菜月の入会に物言いがついてな……」
「え!? 物言い……ですか? 誰かが反対したってことですか……?」
「そうだ」
「そんなっ!? 一体誰が……!?」
「……ああ、本人が来た」
俺たちの背後を見据える蘭子さんの視線をなぞった俺と菜月は目を丸くした。
年季の入ったママチャリを猛スピードで漕いで、こちらに向かってくる中年男性がいる。
「ちょぉぉっとっ! 待ったあぁぁあっ!」
キィィィィィィィィィィッ!
中年男性はママチャリにブレーキの音を響かせて、俺たちの目の前で急停止させる。
急いで来たのか肩で息をしている。
髪はボサボサで服はヨレヨレの中年男性はママチャリから降りると、初めて見せる真面目な顔つきで言い放つ。
「はぁ、はぁ……。こら隼人に菜月。こんな危険なことをするのは、叔父さんが認めないぞ」
そう言って、忠告したのは俺の叔父さんだった。
0
お気に入りに追加
299
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる