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詩
恥
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『恥』というものはひとによって色々
例えば単純に恥ずかしいこと
隠しておきたくて誰にも曝せないこと
誰か身内のやった悪事や馬鹿げたこと
自分の過去の数多な武勇伝
純粋無垢が故に犯した若気の至り
恥ずかしいとか言ってられないような
他人にも言えない悪いこと
犯罪などの後悔しきれないような過ち…etc.
当時の感情や思考なんて何も覚えてなどいない
その時のアドリブや反射行動を瞬発力に任せて
ただ遂行したに過ぎないのだろうと思い直すのみ
後にどのような結果を生むのかは知る由もない
それでも抑えきれずに起こした衝動は我に返り
顔に火を出すほどの『恥』に早変わりする
その結果は何から来るのだろうか
誰もそこまでは考えず心理学のような
学問の分野でしか見られていないだろう
個々の考えではなく感情を客観的な視点が必要だ
恥が怒る理由は3つ考えられる
一つは『少し思い留まる余裕の不足』
当たり前だが冷静になれば
何も突拍子の無いことはしないだろう
二つは『衝動に走っても大丈夫な即興力』
何か無性に抑えきれなくても
この力が十分にあれば何も心配いらない
三つは『中途半端ではなくやり切る行動力』
恥の主な原因は余程悪いことでもない限りは
やって我に返ったときに焦る半端な理性だ
何事も手を付けたら犯罪や迷惑事でもない限り
貫き通して突き詰め極めることで
それは『成果』となり『成功』につながる
『恥』が募る理由
それは自分の理性の貧弱さを悔やむから
だけど受け入れて割り切ること
時に猛省して勉強として感情をコントロールすること
そして笑い話や教訓話で他人に語り継ぐこと
そして最後までやり切って
サクセスストーリーに仕立て上げること
たったこれだけで『恥』は出来なくなる
『恥』はヒトの本能である
『恥』は自ら作り上げてしまうものである
『恥』は決して恥じるものではない
『恥をかく』のも意外と悪くない
『恥』が無ければ少し虚しくなる
『恥』の一つや二つ
墓場まで持って冥途の土産にしたいものだ
『恥知らず』の方が余程見っとも無い
例えば単純に恥ずかしいこと
隠しておきたくて誰にも曝せないこと
誰か身内のやった悪事や馬鹿げたこと
自分の過去の数多な武勇伝
純粋無垢が故に犯した若気の至り
恥ずかしいとか言ってられないような
他人にも言えない悪いこと
犯罪などの後悔しきれないような過ち…etc.
当時の感情や思考なんて何も覚えてなどいない
その時のアドリブや反射行動を瞬発力に任せて
ただ遂行したに過ぎないのだろうと思い直すのみ
後にどのような結果を生むのかは知る由もない
それでも抑えきれずに起こした衝動は我に返り
顔に火を出すほどの『恥』に早変わりする
その結果は何から来るのだろうか
誰もそこまでは考えず心理学のような
学問の分野でしか見られていないだろう
個々の考えではなく感情を客観的な視点が必要だ
恥が怒る理由は3つ考えられる
一つは『少し思い留まる余裕の不足』
当たり前だが冷静になれば
何も突拍子の無いことはしないだろう
二つは『衝動に走っても大丈夫な即興力』
何か無性に抑えきれなくても
この力が十分にあれば何も心配いらない
三つは『中途半端ではなくやり切る行動力』
恥の主な原因は余程悪いことでもない限りは
やって我に返ったときに焦る半端な理性だ
何事も手を付けたら犯罪や迷惑事でもない限り
貫き通して突き詰め極めることで
それは『成果』となり『成功』につながる
『恥』が募る理由
それは自分の理性の貧弱さを悔やむから
だけど受け入れて割り切ること
時に猛省して勉強として感情をコントロールすること
そして笑い話や教訓話で他人に語り継ぐこと
そして最後までやり切って
サクセスストーリーに仕立て上げること
たったこれだけで『恥』は出来なくなる
『恥』はヒトの本能である
『恥』は自ら作り上げてしまうものである
『恥』は決して恥じるものではない
『恥をかく』のも意外と悪くない
『恥』が無ければ少し虚しくなる
『恥』の一つや二つ
墓場まで持って冥途の土産にしたいものだ
『恥知らず』の方が余程見っとも無い
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