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15話
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部活があってもよくやってくる氷聖は、珍しく今日はいない。試験が近くなってきたからか部活動が早めに終わった凪が多少怪訝に思いながら帰ろうと歩いていると和颯を見かけた。
「お前、ヒサと一緒じゃないのか?」
目があった途端、和颯に聞かれ凪はジロリと見返す。
「別に必ずいつも一緒じゃない。ていうかお前のとこはテストが近いんだしこれからが部活動の本領発揮じゃないのか?」
学習同好会などとわけのわからない同好会を作ったものの部に昇格させる気もなさそうな和颯に対し、揶揄するように凪が言うと鼻で笑い返される。
「こちらの勝手だろう」
「お前の一言一言にいちいち棘があるよな」
「今はナギの方が先に攻撃してきたようなものだろうが。今日は大して人も集まってないから早々に帰ろうと思っただけだ」
「……雀はいねぇのか?」
「雀? ああ、鳴海のことか。今日は珍しくいなかったが。昼に来たというのもあるが、てっきりまたお前らが何か横やりを入れているのかと思ったくらいだ」
和颯が今度はジロリと凪を見ながら車が待機しているところへ向かう。
「は。だいたいお前のとこにいても雀の成績が上がらねぇなら、俺が見てやったほうがよっぽど効率的だろ。お前のとこにいたって基本的には自分でやるだけだろうが。俺ならちゃんと教えてやるぞ」
「同好会は家庭教師の場じゃないんでね。わからないことがあればちゃんと鳴海は聞いてくるし俺も教える。余計なお世話だ」
言い合っていると、「和颯様、凪様、お気をつけてお帰り下さいね」と声をかけてくる生徒がいる。途端、和颯はニッコリ「君も気をつけて」と返している。凪が微妙な顔をしてそんな和颯を見ていると「じゃあ」と和颯は笑顔のままサッと迎えの車に乗ってしまった。
返すくらいなら最後まで相手しろよ……。
そんな風に凪が思っていると、声をかけてきた生徒の一人が今度は凪に話しかけてくる。
「今日は氷聖様とご一緒じゃないんですね、凪様」
ニッコリ言われ、凪は微妙になる。そんなにセットだと見られているのかと思っていると、構わずその生徒は続けてきた。
「氷聖様、見たことがないので転校生でしょうか、綺麗な子とどこか出かけてましたよ」
その言葉に凪はピクリとする。
「どうかされましたか?」
「……ああいや。氷聖はどっちへ行った?」
「それがすぐに見失って……いえ、わからなくなってしまって。すみません」
「いや、いい。お前らも寄り道とかあんませずに帰れよ」
凪は手を上げると、その場から立ち去った。見送った生徒たちが「凪様に気をかけてもらった」だの「本当に氷聖様と仲いいよね」だのきゃあきゃあと言っているのには気づかず、凪はそのまま裏道を使い学校を出る。
油断した、と思っていた。確かに氷聖とよく一緒にいるが、さすがにいつも一緒ではない。だから当然部活中にやってこない日もある。だがまさかあの氷聖が隼を一人でどこかに連れ出すとは思っていなかった。
本当に気に入っているのだろうか。普段は凪の後をただついてきているだけだと思っていた。
凪は氷聖に連絡取ろうとした。だが電話は繋がらない。軽く舌打ちしながらそのままタクシーを拾った。
氷聖が行く店は大抵把握している。それこそ小さい頃からの付き合いだ。基本的に家へ連れていくことはないだろうから、多分その店のどこかだろう。その中でもここだろうと思う店へ凪は向かった。
隼はとりあえずエスプレッソを飲んでいた。
暫くうろうろと街中を歩かされアクセサリーの店を回らされ消耗した後、この間一度連れてこられた店に連れて来られていた。
ちなみに氷聖が隼にとネックレスや指輪、ピン留めなどを買おうとしたので、それらを阻止するのにも疲れたというのもある。
「何で? 似合いそうなのに」
「俺はアクセサリーつけません」
そして自分だけなら絶対入らないであろう大人っぽい雰囲気であるこの店は、基本的に活気づくのは夜からであろうと思われる。今は客が他にいない状態だった。
「粕谷さん酷いよー。ちょっとくらいいいでしょ」
「バカいえ。制服着てるヤツにどこの世界の馬鹿が酒出すってんだよ、ざけんな。それに凪から『アイツが酒飲みに来たらミルク出しといてくれ』って言われてんだよ」
「だからってほんとにミルク出すことないよね。せめてノンアルコールの凝ったカクテルとか作ってよ」
「制服せめて脱いでから言えバカ」
「じゃあエスプレッソ」
そんなやりとりを店員としているのをぼんやり見ていた隼だが、店員と思っていた人は後で氷聖が教えてくれたが店のマスターらしい。
「若そうなのに」
「そこ? 隼くんの考えって何て言うか、ちょっと渋いよね」
淡々とエスプレッソを飲みながら隼が言うと氷聖はおかしそうに笑ってきた。
「ていうか隼くん、コーヒー普通に飲めるんだね。なんとなく見た目からはコーヒー牛乳くらいの感じしてたけど」
「……どういう見た目なんですか」
呆れたように返すと「ああでも中身はほろ苦だった」とまたおかしそうだ。
「それよりいいんですか? 雪城先輩に無断で来て」
「え? 何で? 別に俺らいちいち断らないといけないような変な関係じゃないよ?」
「あ、いえ。別に変なつもりで言ったわけじゃないですが……」
「ふふ、気にしなくていですねいよ。それにアイツに気を使う理由もないしね?」
最後は何やら小さく呟いてきたが、隼はよく意味がわからず首を傾げる。
「あーあ。せめてグラッパ欲しかったなー」
「グラッパ?」
隼が今度は聞き返すと「そうそう」と氷聖はニコニコ頷いてくる。
「あれあったらこのエスプレッソにねー、砂糖どばっと入れちゃう。それを掻き混ぜずに飲むんだよー」
「はあ、何のためです?」
「そしたらカップの底にどろどろしたコーヒー風味の砂糖が残るっしょ?そこにグラッパを注いで飲むんだよね。結構美味しいんだよー」
隼はそっと思った。
それ、グラッパの説明になっていない。
ため息つきながら電話を取り出し、検索をかける。
「って、めちゃめちゃアルコールじゃないですか……」
「だね」
「だね、じゃありません。……まあいいです。それで俺にどんな社会見学をさせようと思ったんですか? まさか酒じゃないですよね……?」
「ん?」
氷聖はニッコリ微笑む。
「ん、じゃありません……! ったく」
ますます呆れつつため息ついていると、氷聖が「隼くんさ」と笑いかけてきた。
「目立つの、何でそんなに嫌いなの?」
どちらかといえば凪のほうがそういった余計なこと聞いてきそうだと隼はそっと思った。氷聖はそういったことに関してすごく無関心であるように思えた。
「別に……ただ苦手なだけです」
「うっそだー」
どうでもよさげに答えると明るい調子で否定される。
「だいたい先輩方には関係ありませんし、俺こそ疑問です。何で俺なんかに絡んでくるんです」
「質問を質問で返してきた。隼くんにとってあまり聞かれたくない部分なの?」
「そういうわけじゃありません。ただ目立つのが落ち着かないだけです」
昔引っ込み思案だった頃のことや父親のことがふと脳内に過るが、別にわざわざ言うことでないと隼はため息つく。
「そう? ほら、何か嫌な思いしたことがあるのかなあ、って」
氷聖は先輩の中でも一番何を考えているのかわからないと隼は思った。
普段はただヘラヘラ笑って凪にくっついて適当な対応をしてくるだけのようにも思う。今もニコニコと軽い感じしかしない。なのに何故か落ち着かない。
「……中学の時、嫌な思いというか少し困ったことになったりはしましたけど、も」
気づけば何か言わなければならないような気分にさせられる。
隼は中学の時に何故か変に注目され、少し困った目にあったと氷聖に説明した。
「何故かよくわからないんですが。中学に入る前に目が悪くなりだしてとりあえず眼鏡をかけてたんですけど、親にコンタクトレンズを勧められてそれにしたんです。偶然かもですがそれ以来だったような気がしてならないのも、コンタクトレンズがあまり好きではない理由の一つです」
「あー、あはは」
「そこ、笑うところなんですか?」
いや、違う。笑っているのだが、少し何か違う。
「ん? いや、ね。だって……」
「見つけたぞ氷聖!」
ニコニコした氷聖が言いかけたところで、低い声と共に氷聖の肩にずっしりと手が置かれた。
「あは、見つかっちゃった」
氷聖は驚いた様子もなく、やはり楽しそうに振り返る。
「ナギには隠しごとできないなあ」
「むしろ隠しごとしかないだろう、お前は」
そんなやりとりを、隼は残りのエスプレッソを飲み干しつつ見る。
落ち着かないのは、何かが違うと思うのは、多分自分でもわからない何かを見透かされているような気持にさせられるからだ。
そんな風に思いながら、氷聖の妙な追及から逃れられた気がして隼はどこかほっとしていた。
「お前、ヒサと一緒じゃないのか?」
目があった途端、和颯に聞かれ凪はジロリと見返す。
「別に必ずいつも一緒じゃない。ていうかお前のとこはテストが近いんだしこれからが部活動の本領発揮じゃないのか?」
学習同好会などとわけのわからない同好会を作ったものの部に昇格させる気もなさそうな和颯に対し、揶揄するように凪が言うと鼻で笑い返される。
「こちらの勝手だろう」
「お前の一言一言にいちいち棘があるよな」
「今はナギの方が先に攻撃してきたようなものだろうが。今日は大して人も集まってないから早々に帰ろうと思っただけだ」
「……雀はいねぇのか?」
「雀? ああ、鳴海のことか。今日は珍しくいなかったが。昼に来たというのもあるが、てっきりまたお前らが何か横やりを入れているのかと思ったくらいだ」
和颯が今度はジロリと凪を見ながら車が待機しているところへ向かう。
「は。だいたいお前のとこにいても雀の成績が上がらねぇなら、俺が見てやったほうがよっぽど効率的だろ。お前のとこにいたって基本的には自分でやるだけだろうが。俺ならちゃんと教えてやるぞ」
「同好会は家庭教師の場じゃないんでね。わからないことがあればちゃんと鳴海は聞いてくるし俺も教える。余計なお世話だ」
言い合っていると、「和颯様、凪様、お気をつけてお帰り下さいね」と声をかけてくる生徒がいる。途端、和颯はニッコリ「君も気をつけて」と返している。凪が微妙な顔をしてそんな和颯を見ていると「じゃあ」と和颯は笑顔のままサッと迎えの車に乗ってしまった。
返すくらいなら最後まで相手しろよ……。
そんな風に凪が思っていると、声をかけてきた生徒の一人が今度は凪に話しかけてくる。
「今日は氷聖様とご一緒じゃないんですね、凪様」
ニッコリ言われ、凪は微妙になる。そんなにセットだと見られているのかと思っていると、構わずその生徒は続けてきた。
「氷聖様、見たことがないので転校生でしょうか、綺麗な子とどこか出かけてましたよ」
その言葉に凪はピクリとする。
「どうかされましたか?」
「……ああいや。氷聖はどっちへ行った?」
「それがすぐに見失って……いえ、わからなくなってしまって。すみません」
「いや、いい。お前らも寄り道とかあんませずに帰れよ」
凪は手を上げると、その場から立ち去った。見送った生徒たちが「凪様に気をかけてもらった」だの「本当に氷聖様と仲いいよね」だのきゃあきゃあと言っているのには気づかず、凪はそのまま裏道を使い学校を出る。
油断した、と思っていた。確かに氷聖とよく一緒にいるが、さすがにいつも一緒ではない。だから当然部活中にやってこない日もある。だがまさかあの氷聖が隼を一人でどこかに連れ出すとは思っていなかった。
本当に気に入っているのだろうか。普段は凪の後をただついてきているだけだと思っていた。
凪は氷聖に連絡取ろうとした。だが電話は繋がらない。軽く舌打ちしながらそのままタクシーを拾った。
氷聖が行く店は大抵把握している。それこそ小さい頃からの付き合いだ。基本的に家へ連れていくことはないだろうから、多分その店のどこかだろう。その中でもここだろうと思う店へ凪は向かった。
隼はとりあえずエスプレッソを飲んでいた。
暫くうろうろと街中を歩かされアクセサリーの店を回らされ消耗した後、この間一度連れてこられた店に連れて来られていた。
ちなみに氷聖が隼にとネックレスや指輪、ピン留めなどを買おうとしたので、それらを阻止するのにも疲れたというのもある。
「何で? 似合いそうなのに」
「俺はアクセサリーつけません」
そして自分だけなら絶対入らないであろう大人っぽい雰囲気であるこの店は、基本的に活気づくのは夜からであろうと思われる。今は客が他にいない状態だった。
「粕谷さん酷いよー。ちょっとくらいいいでしょ」
「バカいえ。制服着てるヤツにどこの世界の馬鹿が酒出すってんだよ、ざけんな。それに凪から『アイツが酒飲みに来たらミルク出しといてくれ』って言われてんだよ」
「だからってほんとにミルク出すことないよね。せめてノンアルコールの凝ったカクテルとか作ってよ」
「制服せめて脱いでから言えバカ」
「じゃあエスプレッソ」
そんなやりとりを店員としているのをぼんやり見ていた隼だが、店員と思っていた人は後で氷聖が教えてくれたが店のマスターらしい。
「若そうなのに」
「そこ? 隼くんの考えって何て言うか、ちょっと渋いよね」
淡々とエスプレッソを飲みながら隼が言うと氷聖はおかしそうに笑ってきた。
「ていうか隼くん、コーヒー普通に飲めるんだね。なんとなく見た目からはコーヒー牛乳くらいの感じしてたけど」
「……どういう見た目なんですか」
呆れたように返すと「ああでも中身はほろ苦だった」とまたおかしそうだ。
「それよりいいんですか? 雪城先輩に無断で来て」
「え? 何で? 別に俺らいちいち断らないといけないような変な関係じゃないよ?」
「あ、いえ。別に変なつもりで言ったわけじゃないですが……」
「ふふ、気にしなくていですねいよ。それにアイツに気を使う理由もないしね?」
最後は何やら小さく呟いてきたが、隼はよく意味がわからず首を傾げる。
「あーあ。せめてグラッパ欲しかったなー」
「グラッパ?」
隼が今度は聞き返すと「そうそう」と氷聖はニコニコ頷いてくる。
「あれあったらこのエスプレッソにねー、砂糖どばっと入れちゃう。それを掻き混ぜずに飲むんだよー」
「はあ、何のためです?」
「そしたらカップの底にどろどろしたコーヒー風味の砂糖が残るっしょ?そこにグラッパを注いで飲むんだよね。結構美味しいんだよー」
隼はそっと思った。
それ、グラッパの説明になっていない。
ため息つきながら電話を取り出し、検索をかける。
「って、めちゃめちゃアルコールじゃないですか……」
「だね」
「だね、じゃありません。……まあいいです。それで俺にどんな社会見学をさせようと思ったんですか? まさか酒じゃないですよね……?」
「ん?」
氷聖はニッコリ微笑む。
「ん、じゃありません……! ったく」
ますます呆れつつため息ついていると、氷聖が「隼くんさ」と笑いかけてきた。
「目立つの、何でそんなに嫌いなの?」
どちらかといえば凪のほうがそういった余計なこと聞いてきそうだと隼はそっと思った。氷聖はそういったことに関してすごく無関心であるように思えた。
「別に……ただ苦手なだけです」
「うっそだー」
どうでもよさげに答えると明るい調子で否定される。
「だいたい先輩方には関係ありませんし、俺こそ疑問です。何で俺なんかに絡んでくるんです」
「質問を質問で返してきた。隼くんにとってあまり聞かれたくない部分なの?」
「そういうわけじゃありません。ただ目立つのが落ち着かないだけです」
昔引っ込み思案だった頃のことや父親のことがふと脳内に過るが、別にわざわざ言うことでないと隼はため息つく。
「そう? ほら、何か嫌な思いしたことがあるのかなあ、って」
氷聖は先輩の中でも一番何を考えているのかわからないと隼は思った。
普段はただヘラヘラ笑って凪にくっついて適当な対応をしてくるだけのようにも思う。今もニコニコと軽い感じしかしない。なのに何故か落ち着かない。
「……中学の時、嫌な思いというか少し困ったことになったりはしましたけど、も」
気づけば何か言わなければならないような気分にさせられる。
隼は中学の時に何故か変に注目され、少し困った目にあったと氷聖に説明した。
「何故かよくわからないんですが。中学に入る前に目が悪くなりだしてとりあえず眼鏡をかけてたんですけど、親にコンタクトレンズを勧められてそれにしたんです。偶然かもですがそれ以来だったような気がしてならないのも、コンタクトレンズがあまり好きではない理由の一つです」
「あー、あはは」
「そこ、笑うところなんですか?」
いや、違う。笑っているのだが、少し何か違う。
「ん? いや、ね。だって……」
「見つけたぞ氷聖!」
ニコニコした氷聖が言いかけたところで、低い声と共に氷聖の肩にずっしりと手が置かれた。
「あは、見つかっちゃった」
氷聖は驚いた様子もなく、やはり楽しそうに振り返る。
「ナギには隠しごとできないなあ」
「むしろ隠しごとしかないだろう、お前は」
そんなやりとりを、隼は残りのエスプレッソを飲み干しつつ見る。
落ち着かないのは、何かが違うと思うのは、多分自分でもわからない何かを見透かされているような気持にさせられるからだ。
そんな風に思いながら、氷聖の妙な追及から逃れられた気がして隼はどこかほっとしていた。
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