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113話
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「叶う」
今なによりも知りたいのはそのことだろうと月時は呟いた。海翔は息を飲みながら涙に濡れた目で月時を見てくる。
「でも待って。最後の手段にして欲しい……。一刻を争うのは分かる。でも……えっと、余命宣告は受けてるんだよね? 今日明日という訳ではないんだよね?」
恐らく今、心がすり減っているであろう海翔に対して、なるべく端的に質問していこうと月時は途中で言葉を切って言い方を変えた。海翔はコクリと頷く。
「じゃあまず俺の親に相談させて。がんをどうすることも出来ないのか確認したい」
海翔は相変わらずただコクリと頷く。本当なら海翔の父親の様子を聞いたり慰めたりしたい。だがそれは今の海翔にとっては本当に欲しいものではなく、結局のところ月時の自己満足でしかない気がした。今、海翔が欲しいのはそれじゃないと月時は極力事務的に話した。
「今は一旦、話をする時間をくれ。それから親に相談する」
海翔はまたコクリと頷いた。
「他に方法があるなら、出来ればそれで対処したい。ごめんだけど、可能性は低いかもしれない。病気は治せないと思うから。ただ悪い部分が明確ならもしかしたらそこを修復するという方法があるかもしれない」
気の病は難しいにしても、傷を治す要領で出来ないこともないかもしれないと月時は考えていた。とはいえ自分にはもちろん、恐らく両親もそういった種類の魔力は持ち合わせていない。だが他の魔物なら分からない。
こんな形で、と言うべきではないかもしれないが、月時はこんな風に契約を結ぶ海翔を予想していなかった。出来るのであれば違う形で、と思ってしまう。
それももしかしたら月時の勝手かもしれない。海翔は海翔でちゃんと考えた上かもしれない。それでも、と思ってしまう。
ちなみに願いが叶うのは実際に間違いではない。とはいえ月時も目の当たりにした訳ではない。知識として知っているだけだ。
何事も対価というものがある。ヒトがこちら側と契約をする場合はヒトとして様々なものを失う。悪魔や魔物が契約をするのとは訳が違う。ただし重要ななにかを失う代わりに、なにか一つ願いも叶うのだと昔聞いた。
契約というのは元々、とても純粋なものだ。マイナスなことではなく、プラスなこと。内容が純粋というのではなくて、契約するもの同士が契約をしたいからするという意味合いで純粋だと月時は思っている。
理由は様々かもしれない。ただ単に主従関係を結ぶ為や、プラスとは言い難いかもしれないが月時と海翔のような理由もある。どれも本来は「契約」をするために契約している。
だがこの「願いが叶う」という事実が何故か先行して、悪魔や魔物とあえて契約を結ぶ人間というのが昔から存在する。願いを叶えたい為に契約をするのだ。
多分こちらのほうが知られているような気がする。願いを叶え、その代わり対価として命やなにかを差し出す。そういった話を物語としてではあるが月時は読んだり見たりしたことがある。そういった契約は結局、人間にとっていい結果になるとは思えないなと思っていた。
「もしね、ひろ。他に方法がないのなら本契約で多分その願いは叶う。どのみちおじさんはきっと助けられる。だから一旦落ち着いて。そして改めてもう一度だけ考えて。契約をしてしまっていいのか」
「いい」
先ほどまで頷くしかしてこなかった海翔の答えは早かった。
「ひろ……」
「……トキ、俺は考えた上だ。そりゃ冷静な判断力じゃないと思われてるだろけど、ちゃんと真剣に考えた。俺にとってお父さんの命は、俺のここでの存在より大事なんだ」
「この先長いんだよ……?」
「俺は家族を失うんじゃない。遠くなるだけ。そう思ってる。存在はなくなるけど……俺の中にはある。それに長くても俺にはあんたがいる」
あんたがいる、と月時をじっと見上げてきた海翔の表情は、先ほどと違ってしっかりとしたものだった。月時の目からぽろりと涙が落ちる。
「おい。なんであんたが泣くんだよ。全く……」
父親のことで相当参っている筈の海翔が仕方ないなといった様子で笑ってきた。
「さっきまでのあんたは恰好よかったのに」
そう言いながらも優しい笑みを浮かべ、海翔が月時を抱きしめてきた。
「ご、ごめん。これじゃあ俺、役立たずだ……」
普段滅多に弱音を吐かない海翔があんなに弱っていた。だというのに自分が慰められてどうする、と月時はどうしようもなく情けなくなった。
「馬鹿。あんたのおかげで俺、今落ち着いたんだろ。役立たず? そんな訳ない。トキは俺の心の支えだよ……」
「ひろ」
月時もぎゅっと抱き返した。
「ほら、そうやって自己嫌悪したり沈んだり動揺したりしてても絶対に俺を潰さないよう抱きしめてくるあんたのね、優しい包容力に俺はいつだって助けられてるし大好きだから……」
海翔は月時の胸に顔を埋めた後で少し身じろぎし、上を向いて月時をじっと見つめてきた。
「あんたとなら生きていける。人間じゃなくなっても」
月時は声も出なかった。代わりにまたぎゅっと抱きしめた。
海翔を落ち着かせる意味もあって話をしていた筈だというのに自分が落ち着かなくなってどうすると思いつつ、月時は海翔を部屋に残して親の元へ向かった。
その後、親の方でも調べてみると言ってくれたので海翔にはその旨伝えた。
「それが分かるまでもう少しだけ待てる?」
「うん。もう大丈夫」
あれ程余裕がなさそうだった海翔はまた笑顔を見せて一旦帰っていった。
父親のことで相当辛そうだった兄も心配だし両親も心配だと海翔は言っていた。
「今こそ家族の絆だよな。俺は望みが見えたから……支える役だ」
ひろ……俺は本当に強くない。強いのはひろだ。
俺も強くなりたい。いや、なりたいじゃなくて、なる。
海翔が帰った後、月時の家族が揃ったところで月時は改めて海翔のことを話した。
「ひーくんの為にも俺も魔界の知り合い、当たってみる」
「そうだね。俺も」
むしろ海翔が早く本契約を済ませればいいのにと口にも出していた月凪も、真剣な様子で頷いていた。
「トキ」
月梨が月時の手をぎゅっと握ってきた。
「私、ひろくんのことはちゃんと好きだし、あんたが好きなら仕方ないっていう風に思ってた。あんたたちのこと。ひろくんを迎え入れてはいたけど、それでも一番いいのは純血を守ることだって思ってた」
「うん」
「でも、ひろくんなら純血守るよりもあんたにぴったりだと思う。だから……ひろくんが本契約してくれるのも心から嬉しいと思うし、でも大事な家族を守るためなら……今は契約せずともひろくんのお父さんが助かるならそっちがいいとも思う」
「ルリ……」
優しくて真面目で強い月梨は、ずっと「ワーウルフはワーウルフ同士で」と小さな頃から言っていた。好きな相手なら種族が違ってもと考えている月時も、もちろんそれがベストだろうとは思っている。それに月梨は頑固なところもあるので考えをどうにかしたいと思ったこともない。
仮契約をした時も歓迎はしてくれていたが、そんな月梨が心から海翔を家族だ、と言っているのだ。嬉しくてまた泣いた。
改めて家族が大好きだと思ったし暖かいと思った。だからこそ、海翔や海翔の家族のことも本当にどうにかしたかった。
両親も必死になって調べてくれた。ただ、それでも分かったことは、やはりただの魔法では病気は治せないということだった。
「生贄を使う黒魔術でどうにかすることは出来るかもしれない。もしくは上級悪魔に頼るか。だがその場合ひろくんやひろくんの家族にいい結果になるとは思えない」
父親が言った。
結局のところ、これも対価だ。契約云々関係なくとも、それなりの力を使うにはそれなりの代償がある。
月時は海翔に来てもらった。月時が行ってもいいのだが、こういった話をするには来てもらった方がいいと思った。
「生贄……」
「ひろだけじゃなく、ひろの家族にも影響があると思う。……ごめんね……待ってもらったのに……勧められない」
「うん。俺もそれに手を出してはいけないと思う。大丈夫だ、トキ。本契約をしてくれ」
海翔は穏やかな声で笑みを向けてきた。
今なによりも知りたいのはそのことだろうと月時は呟いた。海翔は息を飲みながら涙に濡れた目で月時を見てくる。
「でも待って。最後の手段にして欲しい……。一刻を争うのは分かる。でも……えっと、余命宣告は受けてるんだよね? 今日明日という訳ではないんだよね?」
恐らく今、心がすり減っているであろう海翔に対して、なるべく端的に質問していこうと月時は途中で言葉を切って言い方を変えた。海翔はコクリと頷く。
「じゃあまず俺の親に相談させて。がんをどうすることも出来ないのか確認したい」
海翔は相変わらずただコクリと頷く。本当なら海翔の父親の様子を聞いたり慰めたりしたい。だがそれは今の海翔にとっては本当に欲しいものではなく、結局のところ月時の自己満足でしかない気がした。今、海翔が欲しいのはそれじゃないと月時は極力事務的に話した。
「今は一旦、話をする時間をくれ。それから親に相談する」
海翔はまたコクリと頷いた。
「他に方法があるなら、出来ればそれで対処したい。ごめんだけど、可能性は低いかもしれない。病気は治せないと思うから。ただ悪い部分が明確ならもしかしたらそこを修復するという方法があるかもしれない」
気の病は難しいにしても、傷を治す要領で出来ないこともないかもしれないと月時は考えていた。とはいえ自分にはもちろん、恐らく両親もそういった種類の魔力は持ち合わせていない。だが他の魔物なら分からない。
こんな形で、と言うべきではないかもしれないが、月時はこんな風に契約を結ぶ海翔を予想していなかった。出来るのであれば違う形で、と思ってしまう。
それももしかしたら月時の勝手かもしれない。海翔は海翔でちゃんと考えた上かもしれない。それでも、と思ってしまう。
ちなみに願いが叶うのは実際に間違いではない。とはいえ月時も目の当たりにした訳ではない。知識として知っているだけだ。
何事も対価というものがある。ヒトがこちら側と契約をする場合はヒトとして様々なものを失う。悪魔や魔物が契約をするのとは訳が違う。ただし重要ななにかを失う代わりに、なにか一つ願いも叶うのだと昔聞いた。
契約というのは元々、とても純粋なものだ。マイナスなことではなく、プラスなこと。内容が純粋というのではなくて、契約するもの同士が契約をしたいからするという意味合いで純粋だと月時は思っている。
理由は様々かもしれない。ただ単に主従関係を結ぶ為や、プラスとは言い難いかもしれないが月時と海翔のような理由もある。どれも本来は「契約」をするために契約している。
だがこの「願いが叶う」という事実が何故か先行して、悪魔や魔物とあえて契約を結ぶ人間というのが昔から存在する。願いを叶えたい為に契約をするのだ。
多分こちらのほうが知られているような気がする。願いを叶え、その代わり対価として命やなにかを差し出す。そういった話を物語としてではあるが月時は読んだり見たりしたことがある。そういった契約は結局、人間にとっていい結果になるとは思えないなと思っていた。
「もしね、ひろ。他に方法がないのなら本契約で多分その願いは叶う。どのみちおじさんはきっと助けられる。だから一旦落ち着いて。そして改めてもう一度だけ考えて。契約をしてしまっていいのか」
「いい」
先ほどまで頷くしかしてこなかった海翔の答えは早かった。
「ひろ……」
「……トキ、俺は考えた上だ。そりゃ冷静な判断力じゃないと思われてるだろけど、ちゃんと真剣に考えた。俺にとってお父さんの命は、俺のここでの存在より大事なんだ」
「この先長いんだよ……?」
「俺は家族を失うんじゃない。遠くなるだけ。そう思ってる。存在はなくなるけど……俺の中にはある。それに長くても俺にはあんたがいる」
あんたがいる、と月時をじっと見上げてきた海翔の表情は、先ほどと違ってしっかりとしたものだった。月時の目からぽろりと涙が落ちる。
「おい。なんであんたが泣くんだよ。全く……」
父親のことで相当参っている筈の海翔が仕方ないなといった様子で笑ってきた。
「さっきまでのあんたは恰好よかったのに」
そう言いながらも優しい笑みを浮かべ、海翔が月時を抱きしめてきた。
「ご、ごめん。これじゃあ俺、役立たずだ……」
普段滅多に弱音を吐かない海翔があんなに弱っていた。だというのに自分が慰められてどうする、と月時はどうしようもなく情けなくなった。
「馬鹿。あんたのおかげで俺、今落ち着いたんだろ。役立たず? そんな訳ない。トキは俺の心の支えだよ……」
「ひろ」
月時もぎゅっと抱き返した。
「ほら、そうやって自己嫌悪したり沈んだり動揺したりしてても絶対に俺を潰さないよう抱きしめてくるあんたのね、優しい包容力に俺はいつだって助けられてるし大好きだから……」
海翔は月時の胸に顔を埋めた後で少し身じろぎし、上を向いて月時をじっと見つめてきた。
「あんたとなら生きていける。人間じゃなくなっても」
月時は声も出なかった。代わりにまたぎゅっと抱きしめた。
海翔を落ち着かせる意味もあって話をしていた筈だというのに自分が落ち着かなくなってどうすると思いつつ、月時は海翔を部屋に残して親の元へ向かった。
その後、親の方でも調べてみると言ってくれたので海翔にはその旨伝えた。
「それが分かるまでもう少しだけ待てる?」
「うん。もう大丈夫」
あれ程余裕がなさそうだった海翔はまた笑顔を見せて一旦帰っていった。
父親のことで相当辛そうだった兄も心配だし両親も心配だと海翔は言っていた。
「今こそ家族の絆だよな。俺は望みが見えたから……支える役だ」
ひろ……俺は本当に強くない。強いのはひろだ。
俺も強くなりたい。いや、なりたいじゃなくて、なる。
海翔が帰った後、月時の家族が揃ったところで月時は改めて海翔のことを話した。
「ひーくんの為にも俺も魔界の知り合い、当たってみる」
「そうだね。俺も」
むしろ海翔が早く本契約を済ませればいいのにと口にも出していた月凪も、真剣な様子で頷いていた。
「トキ」
月梨が月時の手をぎゅっと握ってきた。
「私、ひろくんのことはちゃんと好きだし、あんたが好きなら仕方ないっていう風に思ってた。あんたたちのこと。ひろくんを迎え入れてはいたけど、それでも一番いいのは純血を守ることだって思ってた」
「うん」
「でも、ひろくんなら純血守るよりもあんたにぴったりだと思う。だから……ひろくんが本契約してくれるのも心から嬉しいと思うし、でも大事な家族を守るためなら……今は契約せずともひろくんのお父さんが助かるならそっちがいいとも思う」
「ルリ……」
優しくて真面目で強い月梨は、ずっと「ワーウルフはワーウルフ同士で」と小さな頃から言っていた。好きな相手なら種族が違ってもと考えている月時も、もちろんそれがベストだろうとは思っている。それに月梨は頑固なところもあるので考えをどうにかしたいと思ったこともない。
仮契約をした時も歓迎はしてくれていたが、そんな月梨が心から海翔を家族だ、と言っているのだ。嬉しくてまた泣いた。
改めて家族が大好きだと思ったし暖かいと思った。だからこそ、海翔や海翔の家族のことも本当にどうにかしたかった。
両親も必死になって調べてくれた。ただ、それでも分かったことは、やはりただの魔法では病気は治せないということだった。
「生贄を使う黒魔術でどうにかすることは出来るかもしれない。もしくは上級悪魔に頼るか。だがその場合ひろくんやひろくんの家族にいい結果になるとは思えない」
父親が言った。
結局のところ、これも対価だ。契約云々関係なくとも、それなりの力を使うにはそれなりの代償がある。
月時は海翔に来てもらった。月時が行ってもいいのだが、こういった話をするには来てもらった方がいいと思った。
「生贄……」
「ひろだけじゃなく、ひろの家族にも影響があると思う。……ごめんね……待ってもらったのに……勧められない」
「うん。俺もそれに手を出してはいけないと思う。大丈夫だ、トキ。本契約をしてくれ」
海翔は穏やかな声で笑みを向けてきた。
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