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第五章 ホミネス=ビーバレで再編は進む
第86話 世直し
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バチーク王国に来て、早々に王都を破壊した。
今兵達が探しているが、王が見当たらない。
だがしかし、俺は探査をして見つけた。
地下があり、大量? 四いや五十人くらいだな。その位の人が居る。
多分、その中ではないだろうか?
「おい。そこの兵。その辺りに、地下へ繋がる通路か階段がないか?」
わさわさと兵が集まり、周辺を探すと、階段が見つかった。
「おい。ここって」
「しっ。ばか。黙って掘れ」
「知らねえぞ」
兵達は、何かごにょごにょと言いながら、柱や瓦礫を取り除く。
そして、中と通じたときに、し尿の匂いが立ちこめる。
「地下牢か?」
一瞬、城の下に犯罪者用の牢でもあるのかと思った。
飛び出してきたのは、五人ほど。
後の人間に動きは無い。
彩にそっと頼み、風を送り込んで浄化して貰う。
出てきたおっさん達を無視して、中へ押し入る。
中には、格子がならび、閉じ込められた裸の女性達。
みんな元気はなく、うつろな感じ。
手前の格子の中では、今まさに、折檻を受けたような女性がぐったりしている。
「これをしていて、閉じ込められたのか?」
碧に水を出して貰い、怪我を治す。
「あなたは、この国の人間か?」
「いいえ」
答えることは出来るようだが、ひどくおびえた感じで答えてくる。
もう一度、回復用の水に、少しだけ神水を混ぜて飲ませる。すると一気に顔色が良くなる。
「クリムシャ王国の商人でございます。この国へ入った途端に襲われて」
クリムシャ王国と言うと、次辺りに行こうとしていたところだな。
「一人だけか?」
「いいえ。そんなはずは?」
「では、周りにある牢に、閉じ込められているのかもしれないな」
そう言っている間に、茜にリギュウムディへ戻り、服を取ってきてもらう。
茜は炎だから、以外と兵力としては使いにくい。すべての攻撃が殲滅になってしまう。
この国へ来た途端に、怪しい雰囲気を感じ、好実達を帰しておいて良かった。
ずっと目隠しをされるところだ。
ひたすら助けながら、浄化と怪我の治療を行っていく。
やがて、入り口がやかましくなり、ドヤドヤと兵達が入ってくる。
狭いところに、槍装備って、まともに扱えないだろう?
魔力を、流体化して撃ち出す。
鎧も何も関係ない。
奴らは、入り口から吹き飛んでいった。
面倒なので、すぐに入り口にシールドを張る。
石柱を設置して、助けた人たちをリギュウムディへ送っていく。
向こうでは、元四天王ベスティアと獣人族メルーがフォローをしているはずだ。
話せる状態の人には、事情を聞くようにする。
彼女達。
そうなのだ、彼女達を全員救い出すと、近隣国の農民や商人。
むろんこの国の人間もいるが、家族を殺され、攫われた者が大半で、素直につかまった男達は、どこか奴隷に売られたようだ。
今度、奴隷は正式に禁止しよう。
さて、どうしてくれよう。
中に、家族の借金で売られた女の子がいたので、話を聞く。
現王、アレハンドロ=ロブレス=バチーク王と宰相オルテガ=ナバルロ達が、国を奪い取ったのが、十年ほど前。
その前は、普通の国だったらしい。
その後、他国からどんどんガラの悪い者が来て、随分悪徳な方法で、金を奪い、家を奪い、妻や娘まですべてを奪った。
元は、突然降ってきた借金。
未納だった売り掛けが、何故か突然、自分の元へと請求される。
当然話をしても通じない。
役人に訴えても、払えの一点張り。
仕方なく払いに行けば、時間が経ったからだと、法外な金利が乗せられている。
そしてまともな人間は、すべてを失い。自ら命を絶つか、国を出た。
そこまでで、およそ半年。
まあ話を聞いた娘はまだ若く、詳細は不明だが、ほぼその通りで良いだろう。外道に、道理は必要ない。
一方的な理不尽で無理を通してきたならば、同じように、さらに大いなる理不尽を甘んじて受けてもらおう。
リギュウムディで、みんなに事情を話し、遊んでいた元魔王セルビリ=ムスクルスを捕まえ、エリサベト=オードランもつれて、もう一度バチーク王国へ飛ぶ。
この国の兵達は、いまだ城跡に居て、地下入り口に向かい、何かを叫びながら槍で突っついている。
あの中は、すでに石板が立っているだけの状態だが。
一番外で、輪の中を覗き込んでいる兵を見つける。
「何をしている?」
「ああ゛っ。賊がいるんだよ」
こう答えた兵が、輪の方に向き直り。ピタッと止まる。
そして、グリスの切れたロボットのように、ギギギと此方を向き直す。
「えっとその。中にいらっしゃっていたのでは?」
「用事が済んだから出たのだが? 王はどこだ?」
兵は、そっと指をさす。
どうやら、輪の中心で、罵詈雑言を叫んでいる奴が、本人のようだ。
「エリサベト周りの兵に命令をしてくれ。あの男。アレハンドロを捕まえよと」
「はい!!」
なんだか、すごく嬉しそうに返事が来る。
当然、輪になっていた兵達が此方へ向く。
「あなたたち、王を。アレハンドロ王を捕まえなさい」
「あっ、ついでに宰相オルテガも捕まえろ」
「ついでに、宰相も捕まえろ」
「「「「「はっ」」」」」
此方に向き掛かっていた兵達が、また中央部に向き直り、王達めがけて走り寄る。
「うっおおっ。何じゃおまえら。わしを誰だと思っている」
王が叫んだようだ。
「ただの悪党だろ、無辜の被害者と民のため、この山川 望。貴様を退治てくれる。さあ皆さん。やっておしまい」
その瞬間。元魔王達の顔が、どう見ても現役の魔王になり、濃密な殺気が周囲に漂う。
「久しぶりだな。さあ殺ろうか?」
そう言う魔王の顔が、完全に悪人だ。
今兵達が探しているが、王が見当たらない。
だがしかし、俺は探査をして見つけた。
地下があり、大量? 四いや五十人くらいだな。その位の人が居る。
多分、その中ではないだろうか?
「おい。そこの兵。その辺りに、地下へ繋がる通路か階段がないか?」
わさわさと兵が集まり、周辺を探すと、階段が見つかった。
「おい。ここって」
「しっ。ばか。黙って掘れ」
「知らねえぞ」
兵達は、何かごにょごにょと言いながら、柱や瓦礫を取り除く。
そして、中と通じたときに、し尿の匂いが立ちこめる。
「地下牢か?」
一瞬、城の下に犯罪者用の牢でもあるのかと思った。
飛び出してきたのは、五人ほど。
後の人間に動きは無い。
彩にそっと頼み、風を送り込んで浄化して貰う。
出てきたおっさん達を無視して、中へ押し入る。
中には、格子がならび、閉じ込められた裸の女性達。
みんな元気はなく、うつろな感じ。
手前の格子の中では、今まさに、折檻を受けたような女性がぐったりしている。
「これをしていて、閉じ込められたのか?」
碧に水を出して貰い、怪我を治す。
「あなたは、この国の人間か?」
「いいえ」
答えることは出来るようだが、ひどくおびえた感じで答えてくる。
もう一度、回復用の水に、少しだけ神水を混ぜて飲ませる。すると一気に顔色が良くなる。
「クリムシャ王国の商人でございます。この国へ入った途端に襲われて」
クリムシャ王国と言うと、次辺りに行こうとしていたところだな。
「一人だけか?」
「いいえ。そんなはずは?」
「では、周りにある牢に、閉じ込められているのかもしれないな」
そう言っている間に、茜にリギュウムディへ戻り、服を取ってきてもらう。
茜は炎だから、以外と兵力としては使いにくい。すべての攻撃が殲滅になってしまう。
この国へ来た途端に、怪しい雰囲気を感じ、好実達を帰しておいて良かった。
ずっと目隠しをされるところだ。
ひたすら助けながら、浄化と怪我の治療を行っていく。
やがて、入り口がやかましくなり、ドヤドヤと兵達が入ってくる。
狭いところに、槍装備って、まともに扱えないだろう?
魔力を、流体化して撃ち出す。
鎧も何も関係ない。
奴らは、入り口から吹き飛んでいった。
面倒なので、すぐに入り口にシールドを張る。
石柱を設置して、助けた人たちをリギュウムディへ送っていく。
向こうでは、元四天王ベスティアと獣人族メルーがフォローをしているはずだ。
話せる状態の人には、事情を聞くようにする。
彼女達。
そうなのだ、彼女達を全員救い出すと、近隣国の農民や商人。
むろんこの国の人間もいるが、家族を殺され、攫われた者が大半で、素直につかまった男達は、どこか奴隷に売られたようだ。
今度、奴隷は正式に禁止しよう。
さて、どうしてくれよう。
中に、家族の借金で売られた女の子がいたので、話を聞く。
現王、アレハンドロ=ロブレス=バチーク王と宰相オルテガ=ナバルロ達が、国を奪い取ったのが、十年ほど前。
その前は、普通の国だったらしい。
その後、他国からどんどんガラの悪い者が来て、随分悪徳な方法で、金を奪い、家を奪い、妻や娘まですべてを奪った。
元は、突然降ってきた借金。
未納だった売り掛けが、何故か突然、自分の元へと請求される。
当然話をしても通じない。
役人に訴えても、払えの一点張り。
仕方なく払いに行けば、時間が経ったからだと、法外な金利が乗せられている。
そしてまともな人間は、すべてを失い。自ら命を絶つか、国を出た。
そこまでで、およそ半年。
まあ話を聞いた娘はまだ若く、詳細は不明だが、ほぼその通りで良いだろう。外道に、道理は必要ない。
一方的な理不尽で無理を通してきたならば、同じように、さらに大いなる理不尽を甘んじて受けてもらおう。
リギュウムディで、みんなに事情を話し、遊んでいた元魔王セルビリ=ムスクルスを捕まえ、エリサベト=オードランもつれて、もう一度バチーク王国へ飛ぶ。
この国の兵達は、いまだ城跡に居て、地下入り口に向かい、何かを叫びながら槍で突っついている。
あの中は、すでに石板が立っているだけの状態だが。
一番外で、輪の中を覗き込んでいる兵を見つける。
「何をしている?」
「ああ゛っ。賊がいるんだよ」
こう答えた兵が、輪の方に向き直り。ピタッと止まる。
そして、グリスの切れたロボットのように、ギギギと此方を向き直す。
「えっとその。中にいらっしゃっていたのでは?」
「用事が済んだから出たのだが? 王はどこだ?」
兵は、そっと指をさす。
どうやら、輪の中心で、罵詈雑言を叫んでいる奴が、本人のようだ。
「エリサベト周りの兵に命令をしてくれ。あの男。アレハンドロを捕まえよと」
「はい!!」
なんだか、すごく嬉しそうに返事が来る。
当然、輪になっていた兵達が此方へ向く。
「あなたたち、王を。アレハンドロ王を捕まえなさい」
「あっ、ついでに宰相オルテガも捕まえろ」
「ついでに、宰相も捕まえろ」
「「「「「はっ」」」」」
此方に向き掛かっていた兵達が、また中央部に向き直り、王達めがけて走り寄る。
「うっおおっ。何じゃおまえら。わしを誰だと思っている」
王が叫んだようだ。
「ただの悪党だろ、無辜の被害者と民のため、この山川 望。貴様を退治てくれる。さあ皆さん。やっておしまい」
その瞬間。元魔王達の顔が、どう見ても現役の魔王になり、濃密な殺気が周囲に漂う。
「久しぶりだな。さあ殺ろうか?」
そう言う魔王の顔が、完全に悪人だ。
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