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第四章 世界との関わり
第61話 ミッドグランド王国の王都
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兵士二人は、銀貨五枚を払って、超高速列車へ乗り込む。
列車の料金は、なぜか移動距離ではなく。乗車時間で決められている。
最初に開通させたとき、民は、移動した距離ではなく、乗っていた時間で価値を感じるらしく、技術の粋を集めて、超高速で数百キロを移動する一時間と、数十キロの移動しか出来ない一時間を同じに感じてしまう。
なんだろう、レンタルルームの利用時間に金を払う感覚だろうか?
まあその為、列車の種類が違っても、一時間幾らという金額設定。
必然的に、俺達の感覚からすると、利用の一番多いローカル線が、一番割高になっている。
でだ、それはさておき。
彼らは、あっという間に王都へ到着してしまった。
そして、超高速線の浮く感覚。
減速時に彼らは、クレマスター反射を実際に体験して驚いた。
クレマスター反射とは、チンさむやタマヒュンと呼ばれる人体の防衛反射である。
女性の場合は別反射だが、同様なガイゲル反射が起こるらしい。
ホームから出ると、駅ビルだった。
商店や、飲食店が所狭しと並んでいる。
その中の一角に、ろうによる食品見本が並んでいる店がある。
何故パラフィンではなく、ろうなのかというと、そういう特異な実を付ける植物があるから。
お店の前には、見本が必要と好実による一言で設置が決まった。飲食店なら見本が無いと寂しい。その声に応えた形。
「なんだあの店。店の前に食いもんを並べている」
見に行くと、食品の前にプレートが置かれて、名前が掲示されていた。
「おお、こりゃいい。どんな物かがわかる。だが、食べたことのないものばかりだな」
ガラスにへばりつくように見つめる二人。
「おれは、この焼き肉定食にするよ」
「じゃあ、よくわからんが。俺は、カツ丼とか言うのにする変わった黄色いソースはなんだろうな」
二人は、店の中へ入る。
店内は、好実達の監修により、和風。
「なんだか、落ち着ける雰囲気だな」
ジャックがぼそっと言葉に出す。
席に着くと、早速店員が、お冷やとおしぼりを持ってくる。
「このぬれタオルは、手を拭いてください。衛生管理だそうです。それとお水は無料です。ご注文が決まりましたら、そのボタンを押してください」
そう言うと、店員は離れて帰ろうとする。
「あっ。注文は決まっている」
「そうですか。お伺いします」
店員は、薄く白い紙を取り出す。
残念ながら、注文用端末はまだ出来ていない。
ジョニーはその紙に引かれるが、紙は丁度店員の胸の前。
凝視すると、当然睨まれた。
「俺はカツ丼」
「こっちは、焼き肉定食」
注文を取ると、これまた見慣れない棒で、文字を書き込んでいく。
気がつけば、見たことのない、物が細かく存在している。
「はい。カツ丼と、焼き肉定食ですね。ご飯は大盛りにできますよ」
「ご飯とはなんだ?」
「定食や、カツ丼の下にはいっている、白くて小さい草の実です。気に入ると美味しいですよ。たまに匂いが駄目という方もいますけど」
サンプルを思い出す。
何かこんもりと盛られていたのは、ご飯だったのか。
「いや、食ったことが無いものだし、そのままで」
食べてみて、気にいった二人は、持ち帰りでおにぎりを注文した。
銅貨八枚を各自が支払い、王城へと向かう。
程なく五時の鐘が『夕焼け小焼け』を流し始める。
「すまない。メリディアム国の使節団だが、我々だけ列車で来た」
そう言うと、王城の門番は予定表を確認する。
「オリエンテルムで取り残された兵士二人。列車で来たのか?」
薄笑いを浮かべながら聞いてくる。
「何で知ってる?」
「秘密だ。本隊到着は一時間後。控え室に案内させよう。そのおにぎりでも食って、まっていてくれ」
そう言って、門番が笑う。
いつ連絡したのか知らないが、小型の魔道自動車がやって来た。
「ジャック様とジョニー様でございますね。良くご無事に到着なさいました。どうぞご乗車ください」
そう言って促される。
乗り込むと、静に進み始めて、王城? を越えて大きな横に建っている建物へ連れて行かれる。此方は迎賓館。
「どうぞ、お降りください。此方へ」
案内されるままについて行くと、扉がついた柱。
ボタンを押すと、ピーンと音がしてドアが開く。
案内に促されて、中へ入る。
見ていると、四と書かれたボタンを押すと、扉が閉まる。
少しの、重力変化を感じて動くのが分かる。
そして、開かれた先は、重厚で厳か。
メリディアム国では、こんな建物は不可能だ。
箱から出て、一歩を踏み出すと、少し埋まる感じの絨毯。
見える扉も立派で装飾がさりげなく施されている。
見えてはいないが、実は中に鉄板入り。
この部屋。中で何かがあっても、すぐに張り替え、隠滅できる構造となっている。
畳やふすまの発想。
つまり、暴挙に出るような奴らは、到着していないことにされる。
本当は怖い、ミッドグランド王国ができあがっていた。
二人は案内され、重厚なテーブルが置かれた部屋へ入ると、うながされて、ちょこんとソファーに座る。
「本隊は、予定通りに向かっております。正面に到着される前にお声がけいたしますが、お二人はどう合流なさいますか?」
「っ。到着前に知らせていただいて、玄関先で合流すると言うことで、よろしいだろうか?」
「承知いたしました。予定に合わせてお声がけをいたします」
そう言って、案内は出ていった。
「うわー。どれだけだよ。聞いてた話と違う」
「そうだな。未開の野蛮人と聞いていたが、食事といい、この装飾に、あの案内の対応。未開人はどう見たって俺達のほうだ」
そうして、おにぎりをがぶっと食べる。
「ああ。うまい。アスビョルン=オッデレータ侯爵、馬鹿なことをしないよな」
「その場合、全力で止める。この国と戦って勝てるわけが無い」
「そうだな。ああ。お茶がしみる」
見聞し、この国の異常さを実感した二人。
「「大丈夫かなあ」」
思いは一つ。侯爵が、馬鹿をしないことを祈るだけである。
列車の料金は、なぜか移動距離ではなく。乗車時間で決められている。
最初に開通させたとき、民は、移動した距離ではなく、乗っていた時間で価値を感じるらしく、技術の粋を集めて、超高速で数百キロを移動する一時間と、数十キロの移動しか出来ない一時間を同じに感じてしまう。
なんだろう、レンタルルームの利用時間に金を払う感覚だろうか?
まあその為、列車の種類が違っても、一時間幾らという金額設定。
必然的に、俺達の感覚からすると、利用の一番多いローカル線が、一番割高になっている。
でだ、それはさておき。
彼らは、あっという間に王都へ到着してしまった。
そして、超高速線の浮く感覚。
減速時に彼らは、クレマスター反射を実際に体験して驚いた。
クレマスター反射とは、チンさむやタマヒュンと呼ばれる人体の防衛反射である。
女性の場合は別反射だが、同様なガイゲル反射が起こるらしい。
ホームから出ると、駅ビルだった。
商店や、飲食店が所狭しと並んでいる。
その中の一角に、ろうによる食品見本が並んでいる店がある。
何故パラフィンではなく、ろうなのかというと、そういう特異な実を付ける植物があるから。
お店の前には、見本が必要と好実による一言で設置が決まった。飲食店なら見本が無いと寂しい。その声に応えた形。
「なんだあの店。店の前に食いもんを並べている」
見に行くと、食品の前にプレートが置かれて、名前が掲示されていた。
「おお、こりゃいい。どんな物かがわかる。だが、食べたことのないものばかりだな」
ガラスにへばりつくように見つめる二人。
「おれは、この焼き肉定食にするよ」
「じゃあ、よくわからんが。俺は、カツ丼とか言うのにする変わった黄色いソースはなんだろうな」
二人は、店の中へ入る。
店内は、好実達の監修により、和風。
「なんだか、落ち着ける雰囲気だな」
ジャックがぼそっと言葉に出す。
席に着くと、早速店員が、お冷やとおしぼりを持ってくる。
「このぬれタオルは、手を拭いてください。衛生管理だそうです。それとお水は無料です。ご注文が決まりましたら、そのボタンを押してください」
そう言うと、店員は離れて帰ろうとする。
「あっ。注文は決まっている」
「そうですか。お伺いします」
店員は、薄く白い紙を取り出す。
残念ながら、注文用端末はまだ出来ていない。
ジョニーはその紙に引かれるが、紙は丁度店員の胸の前。
凝視すると、当然睨まれた。
「俺はカツ丼」
「こっちは、焼き肉定食」
注文を取ると、これまた見慣れない棒で、文字を書き込んでいく。
気がつけば、見たことのない、物が細かく存在している。
「はい。カツ丼と、焼き肉定食ですね。ご飯は大盛りにできますよ」
「ご飯とはなんだ?」
「定食や、カツ丼の下にはいっている、白くて小さい草の実です。気に入ると美味しいですよ。たまに匂いが駄目という方もいますけど」
サンプルを思い出す。
何かこんもりと盛られていたのは、ご飯だったのか。
「いや、食ったことが無いものだし、そのままで」
食べてみて、気にいった二人は、持ち帰りでおにぎりを注文した。
銅貨八枚を各自が支払い、王城へと向かう。
程なく五時の鐘が『夕焼け小焼け』を流し始める。
「すまない。メリディアム国の使節団だが、我々だけ列車で来た」
そう言うと、王城の門番は予定表を確認する。
「オリエンテルムで取り残された兵士二人。列車で来たのか?」
薄笑いを浮かべながら聞いてくる。
「何で知ってる?」
「秘密だ。本隊到着は一時間後。控え室に案内させよう。そのおにぎりでも食って、まっていてくれ」
そう言って、門番が笑う。
いつ連絡したのか知らないが、小型の魔道自動車がやって来た。
「ジャック様とジョニー様でございますね。良くご無事に到着なさいました。どうぞご乗車ください」
そう言って促される。
乗り込むと、静に進み始めて、王城? を越えて大きな横に建っている建物へ連れて行かれる。此方は迎賓館。
「どうぞ、お降りください。此方へ」
案内されるままについて行くと、扉がついた柱。
ボタンを押すと、ピーンと音がしてドアが開く。
案内に促されて、中へ入る。
見ていると、四と書かれたボタンを押すと、扉が閉まる。
少しの、重力変化を感じて動くのが分かる。
そして、開かれた先は、重厚で厳か。
メリディアム国では、こんな建物は不可能だ。
箱から出て、一歩を踏み出すと、少し埋まる感じの絨毯。
見える扉も立派で装飾がさりげなく施されている。
見えてはいないが、実は中に鉄板入り。
この部屋。中で何かがあっても、すぐに張り替え、隠滅できる構造となっている。
畳やふすまの発想。
つまり、暴挙に出るような奴らは、到着していないことにされる。
本当は怖い、ミッドグランド王国ができあがっていた。
二人は案内され、重厚なテーブルが置かれた部屋へ入ると、うながされて、ちょこんとソファーに座る。
「本隊は、予定通りに向かっております。正面に到着される前にお声がけいたしますが、お二人はどう合流なさいますか?」
「っ。到着前に知らせていただいて、玄関先で合流すると言うことで、よろしいだろうか?」
「承知いたしました。予定に合わせてお声がけをいたします」
そう言って、案内は出ていった。
「うわー。どれだけだよ。聞いてた話と違う」
「そうだな。未開の野蛮人と聞いていたが、食事といい、この装飾に、あの案内の対応。未開人はどう見たって俺達のほうだ」
そうして、おにぎりをがぶっと食べる。
「ああ。うまい。アスビョルン=オッデレータ侯爵、馬鹿なことをしないよな」
「その場合、全力で止める。この国と戦って勝てるわけが無い」
「そうだな。ああ。お茶がしみる」
見聞し、この国の異常さを実感した二人。
「「大丈夫かなあ」」
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