5 / 45
第1章 平和な時代
第5話 謎の集団
しおりを挟む
奥へ行くと、古い文献や書物が山積みになっている部屋。
その一角にドアがあり、中にはロッカールーム。
「さあ、どちらが良い?」
にこやかに差し出されるのは、狩衣と水干。
顔は笑顔だが、目が笑っていない。
着ないとわかっているな。と、言う感じが伝わってくる。
「じゃあ狩衣で」
狩衣と水干は裾を袴の外へ出したのが狩衣。
水干は上位 の裾を袴に着込めて着用。
よく見る陰陽師は狩衣。
諦めて、着替え始める。
ただ、どうしてじっと見ているのかが判らない。
「君、家業は神官とか住職さん?」
「いえ。普通のサラリーマンのはずです」
「ふーん」
「何かあるのでしょうか?」
「いや。そう聞けば、意味ありげに聞こえる?」
「あーまあ、そうですね」
「ふむ」
そう言って、メモを取り始める。
『マル秘。かっこいい言い回しとポーズ集』とタイトルが付いている。
ああ。こういう奴いたなあ。
そう言ってごまかしたが、実はこの時。部長は僕のオーラを見ていたらしい。
金色の光が煌めいていると後に語ってくれた。
ああ、部長って一応凄い人だが、駄目な人という点は間違いない、駄目な人なんだよ。
言葉の中に、我らは選ばれし者とか、封じられた力がと言う言葉が混ざる。
困ったことに、それがたまに本当だったりするから困る。
九割ほどはその場の雰囲気。後一割が当たる。
着替えが終わり、さっきの部屋に戻るが、途中に積んである本達は、日本史関係とと妖怪関連。陰陽師関連。自己啓発と能力開発。神道と仏教。厨二病のセリフと決めポーズ大辞典。潜在的超能力開発。マインドコントロール。詐欺の常套句と論破法。催眠術入門。等々。
「あのう、聞いても良いでしょうか? このサークルって、一体何が目的でしょうか?」
「目的? ああそうだね。元々は、日本史研究会だったんだ。僕の名前も藤原だし、子どもの頃から歴史に興味があってね」
「へー。藤原さんなんですね。名前」
「そうだよ。言ってなかったかな?」
「ええ、聞いていません」
「おかしいな。ずっと、念を送っていたのに」
本気だろうか? 冗談だろうか? 判断が難しい。
「それでまあ、高校時代から友人だったあんずと、このサークルを立ち上げてね。だけど、立ち上げるときにすでに日本史研究会が在ったから、陰陽師研究サークルとして立ち上げた。つまり、真の姿は日本史研究会なのだよ」
「元々あった、日本史研究会に混ざるのは考えなかったのですか?」
「あいつら、おかしいんだよ。発掘までするんだぜ。一度参加をして、そこを踏むなとか、くそ熱い中、地面に這いつくばって作業をして。最後お疲れさんで解散なんだ。ちっとも楽しくなかった。言っていることも、今は縄文が熱い。人類最古の文明だぁーって。おかしいだろう」
「まあ、なんとなく」
そう言いながら、最初の教室に戻ると、凪海とあのコスプレ女の子達が居なかった。きっと、俺と同じでコスプレ中か?
そう考えていると、奥の準備室と書かれた部屋から三人が出てきた。
「どう? 彼氏。彼女の玉藻前コスは?」
「うんいい。同じ格好だと、際立つなぁ」
つい素直な俺は、言ってしまった。
ミニの着物を着ている人は、どちらかと言えば童顔で、背も低い。
もう一人の玉藻前コスをしている人は、背も高く大人っぽいが、胸とお尻ばかり大きくバランスが悪い。
凪海は、修行しているのでメリハリがあるし、バランスが丁度良い。
彼女贔屓だろうか? 僕はそう思い。ついそのまま口にしてしまった。
当然だが、室内に緊張が張り詰める。
「そうそうよね。彼女さん、若いし体も締まっているし」
もう一人の、玉藻前コスの人が感想を述べる。なんとなく声が震えているけれど。
藤原さんが、この空気の中、声を上げる。
「まあ。なんだ。自己紹介をしよう。俺は代表の藤原 文仁(ふみひと)。藤原不比等から名前を取ろうとして、父さんが母さんに殴られ。文仁になった。4年生だ」
藤原さんは身長百七十センチメートルほど、痩せ型でめがねを掛けた一見真面目そうな人に見える。イメージは、非常識な超人達の織りなすテニス漫画の部長のようだ。ツーブロックで、目にかかる程度。
「俺は、阿倍 匠(たくみ)だよろしく。飲み会ならいつでも誘ってくれ。以上」
阿倍さんは、僕とおそろいの狩衣を着ている。身長は百八十センチメートルを越えているだろう。
がっしりしたスポーツマンタイプ。だが、髪は少し長く後ろで結んである。
「私は、三善 あんず。よろしくね。このサークルの補佐。このコスは、不知火ね」
彼女は、身長百六十センチメートルないくらい。童顔な感じで、かわいい部類だろう。髪型は、顎先までの前下がりボブ。
「あーえーと。私は、大友 遙子(ようこ)二年。よろしく」
彼女は、身長百六十五センチメートルくらい。胸とお尻がめだつ体型。男にとっては魅力的だろう。だが、コスの着物の影響かバランスが悪く見える。髪型は肩ぐらいで毛先がクルクルしているヌーディーカラーだろう。
「僕は、井崎 和(いさき なぎ)です。新入生です」
この時は、身長百七十五センチメートル。六十五キログラムくらいだった。
髪型は、この時は軽くパーマをあて鼻先くらい前髪があった。ツーブロックで普段は流しているが、滝行時には結んでいる。
そうじゃないと、痛いんだよ。禿げそうだし。
「私は、出座 凪海(いずくら なみ)です。和と同じ新入です」
この時、凪海は百六十二センチメートル。体重は秘密だそうだ。カップもBだとか。髪型は、ナチュラルレイヤーボブだが、後ろで結べるくらい。滝行の時は後ろで束ねるから。
「それじゃあ。今日は二人の歓迎会だなあ。二人は付き合っているの?」
「「はい」」
「おおう。即答だね。じゃあ店を決めようか?」
そう言って、部長達が相談し始めている。
「ちょっと待って。参加すると、決めていませんが」
「良いのかい? 君達困っているのだろう? 不思議分野は僕たちが専門だよ」
「…………」
その一角にドアがあり、中にはロッカールーム。
「さあ、どちらが良い?」
にこやかに差し出されるのは、狩衣と水干。
顔は笑顔だが、目が笑っていない。
着ないとわかっているな。と、言う感じが伝わってくる。
「じゃあ狩衣で」
狩衣と水干は裾を袴の外へ出したのが狩衣。
水干は上位 の裾を袴に着込めて着用。
よく見る陰陽師は狩衣。
諦めて、着替え始める。
ただ、どうしてじっと見ているのかが判らない。
「君、家業は神官とか住職さん?」
「いえ。普通のサラリーマンのはずです」
「ふーん」
「何かあるのでしょうか?」
「いや。そう聞けば、意味ありげに聞こえる?」
「あーまあ、そうですね」
「ふむ」
そう言って、メモを取り始める。
『マル秘。かっこいい言い回しとポーズ集』とタイトルが付いている。
ああ。こういう奴いたなあ。
そう言ってごまかしたが、実はこの時。部長は僕のオーラを見ていたらしい。
金色の光が煌めいていると後に語ってくれた。
ああ、部長って一応凄い人だが、駄目な人という点は間違いない、駄目な人なんだよ。
言葉の中に、我らは選ばれし者とか、封じられた力がと言う言葉が混ざる。
困ったことに、それがたまに本当だったりするから困る。
九割ほどはその場の雰囲気。後一割が当たる。
着替えが終わり、さっきの部屋に戻るが、途中に積んである本達は、日本史関係とと妖怪関連。陰陽師関連。自己啓発と能力開発。神道と仏教。厨二病のセリフと決めポーズ大辞典。潜在的超能力開発。マインドコントロール。詐欺の常套句と論破法。催眠術入門。等々。
「あのう、聞いても良いでしょうか? このサークルって、一体何が目的でしょうか?」
「目的? ああそうだね。元々は、日本史研究会だったんだ。僕の名前も藤原だし、子どもの頃から歴史に興味があってね」
「へー。藤原さんなんですね。名前」
「そうだよ。言ってなかったかな?」
「ええ、聞いていません」
「おかしいな。ずっと、念を送っていたのに」
本気だろうか? 冗談だろうか? 判断が難しい。
「それでまあ、高校時代から友人だったあんずと、このサークルを立ち上げてね。だけど、立ち上げるときにすでに日本史研究会が在ったから、陰陽師研究サークルとして立ち上げた。つまり、真の姿は日本史研究会なのだよ」
「元々あった、日本史研究会に混ざるのは考えなかったのですか?」
「あいつら、おかしいんだよ。発掘までするんだぜ。一度参加をして、そこを踏むなとか、くそ熱い中、地面に這いつくばって作業をして。最後お疲れさんで解散なんだ。ちっとも楽しくなかった。言っていることも、今は縄文が熱い。人類最古の文明だぁーって。おかしいだろう」
「まあ、なんとなく」
そう言いながら、最初の教室に戻ると、凪海とあのコスプレ女の子達が居なかった。きっと、俺と同じでコスプレ中か?
そう考えていると、奥の準備室と書かれた部屋から三人が出てきた。
「どう? 彼氏。彼女の玉藻前コスは?」
「うんいい。同じ格好だと、際立つなぁ」
つい素直な俺は、言ってしまった。
ミニの着物を着ている人は、どちらかと言えば童顔で、背も低い。
もう一人の玉藻前コスをしている人は、背も高く大人っぽいが、胸とお尻ばかり大きくバランスが悪い。
凪海は、修行しているのでメリハリがあるし、バランスが丁度良い。
彼女贔屓だろうか? 僕はそう思い。ついそのまま口にしてしまった。
当然だが、室内に緊張が張り詰める。
「そうそうよね。彼女さん、若いし体も締まっているし」
もう一人の、玉藻前コスの人が感想を述べる。なんとなく声が震えているけれど。
藤原さんが、この空気の中、声を上げる。
「まあ。なんだ。自己紹介をしよう。俺は代表の藤原 文仁(ふみひと)。藤原不比等から名前を取ろうとして、父さんが母さんに殴られ。文仁になった。4年生だ」
藤原さんは身長百七十センチメートルほど、痩せ型でめがねを掛けた一見真面目そうな人に見える。イメージは、非常識な超人達の織りなすテニス漫画の部長のようだ。ツーブロックで、目にかかる程度。
「俺は、阿倍 匠(たくみ)だよろしく。飲み会ならいつでも誘ってくれ。以上」
阿倍さんは、僕とおそろいの狩衣を着ている。身長は百八十センチメートルを越えているだろう。
がっしりしたスポーツマンタイプ。だが、髪は少し長く後ろで結んである。
「私は、三善 あんず。よろしくね。このサークルの補佐。このコスは、不知火ね」
彼女は、身長百六十センチメートルないくらい。童顔な感じで、かわいい部類だろう。髪型は、顎先までの前下がりボブ。
「あーえーと。私は、大友 遙子(ようこ)二年。よろしく」
彼女は、身長百六十五センチメートルくらい。胸とお尻がめだつ体型。男にとっては魅力的だろう。だが、コスの着物の影響かバランスが悪く見える。髪型は肩ぐらいで毛先がクルクルしているヌーディーカラーだろう。
「僕は、井崎 和(いさき なぎ)です。新入生です」
この時は、身長百七十五センチメートル。六十五キログラムくらいだった。
髪型は、この時は軽くパーマをあて鼻先くらい前髪があった。ツーブロックで普段は流しているが、滝行時には結んでいる。
そうじゃないと、痛いんだよ。禿げそうだし。
「私は、出座 凪海(いずくら なみ)です。和と同じ新入です」
この時、凪海は百六十二センチメートル。体重は秘密だそうだ。カップもBだとか。髪型は、ナチュラルレイヤーボブだが、後ろで結べるくらい。滝行の時は後ろで束ねるから。
「それじゃあ。今日は二人の歓迎会だなあ。二人は付き合っているの?」
「「はい」」
「おおう。即答だね。じゃあ店を決めようか?」
そう言って、部長達が相談し始めている。
「ちょっと待って。参加すると、決めていませんが」
「良いのかい? 君達困っているのだろう? 不思議分野は僕たちが専門だよ」
「…………」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
自然を愛する子らよ
キャノP
ファンタジー
普段あるものが無くなっても、自然を愛せば何とかなる!
舞台は何か起こって廃墟となってしまった地球。ビルは崩れて、ビルの半分くらいの高さを海が浸水させてしまっています。
そんな中で現代から途端にこんなところに飛ばされた?日本人の二人…
男性:日野 樹(ひの いつき)
アラサー(もうすぐでアラフォー)のおっさん「雑学は豊富!運はゼロ!まぁ何とか生きよう!」
女性:美鶴 向陽(みづる こうよう)
旅好きで、色んなところに行く大学生
「生きる為には好きな事することが一番ですねー♪」
この二人組大丈夫か!
※作者の趣味が炸裂するところがあるかもしれません…
※初めて投稿する作品なのでおかしいところがある可能性が高いです
※視点は女性重視です
斬られ役、異世界を征く!!
通 行人(とおり ゆきひと)
ファンタジー
剣の腕を見込まれ、復活した古の魔王を討伐する為に勇者として異世界に召喚された男、唐観武光(からみたけみつ)……
しかし、武光は勇者でも何でもない、斬られてばかりの時代劇俳優だった!!
とんだ勘違いで異世界に召喚された男は、果たして元の世界に帰る事が出来るのか!?
愛と!! 友情と!! 笑いで綴る!! 7000万パワーすっとこファンタジー、今ここに開幕ッッッ!!
かの世界この世界
武者走走九郎or大橋むつお
ファンタジー
人生のミス、ちょっとしたミスや、とんでもないミス、でも、人類全体、あるいは、地球的規模で見ると、どうでもいい些細な事。それを修正しようとすると異世界にぶっ飛んで、宇宙的規模で世界をひっくり返すことになるかもしれない。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
地球が蒼に染まる時、空に鳴く
藍染木蓮 一彦
SF
竜と少年たち、前時代の文明崩壊の後、全力で生きる───。
地殻変動により、海底から吹き出したガスの中に電気エネルギーにかわるシアグル粒子が発見される。
龍の襲来、白の巨塔に住む人間と、外で戦う軍人。
少年たちは白の巨塔から逃げて、世界に飛び出す。
※BLのタグをつけていますが、その判断は読者様にお任せします
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
邪神に仕える大司教、善行を繰り返す
逸れの二時
ファンタジー
残業明けに事故に遭ってしまった一般人男性の寒波星輝(さむなみしょうき)は、なぜか邪神の祝福を受けて異世界に転移してしまう。最初こそ怪訝な態度だったものの、邪神には邪神なりの事情があることを知った星輝は、新たな世界ではサムとして、邪神に仕える大司教となることを決意する。その目的は邪神の名前を”善い”意味で人々に知らしめること。そのために大司教サムは相棒の元天使アンヘルと共に、行く先々で善行を繰り返す! *小説家になろう、ノベルアップ+ にも投稿しております。
プラネット・アース 〜地球を守るために小学生に巻き戻った僕と、その仲間たちの記録〜
ガトー
ファンタジー
まさに社畜!
内海達也(うつみたつや)26歳は
年明け2月以降〝全ての〟土日と引きかえに
正月休みをもぎ取る事に成功(←?)した。
夢の〝声〟に誘われるまま帰郷した達也。
ほんの思いつきで
〝懐しいあの山の頂きで初日の出を拝もうぜ登山〟
を計画するも〝旧友全員〟に断られる。
意地になり、1人寂しく山を登る達也。
しかし、彼は知らなかった。
〝来年の太陽〟が、もう昇らないという事を。
>>>
小説家になろう様・ノベルアップ+様でも公開中です。
〝大幅に修正中〟ですが、お話の流れは変わりません。
修正を終えた場合〝話数〟表示が消えます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる