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第三章 国との関わり
第48話 宇宙船探訪
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「俺達を殺した犯人だって、そんなあっさり……」
伶菜の顔から、一瞬表情が抜ける。
「現在進行形で、賢者から罰を喰らっているようだし、今はとりあえず良い」
「――うー。そう言うなら、あれだけど」
「警察に引き渡したって、何ともならんだろ。宇宙空間のことだし、ドラガシメル人で何とかしてくれって言われるくらいだろ。あっいや面白いから、橋本さんに聞いてみようかな?」
そう言って、にやっと笑うと、伶菜から流石にストップが掛かった。
「幾らなんでも。でも、宇宙人だとなったら、別の所から話がきそう」
「来るかもな。特に話が流れたら、USA、USAって歌いながら、大挙してやって来そうだ」
ツボにはまったらしい。
伶菜が噴き出した。
「くっ来るかもねぇ。ぶふっ」
「まあ冗談はさておき、宇宙船には行こう」
「あっうん」
そうして、その夜中にこそっと行く。
「ああ、服脱いで入ってくれ」
「私だけ脱ぐの?」
「そのポッドは、一人用」
そう言ったら、渋々と脱ぎ始めたが、明るいためかもじもじとしている。
「じっくりと、見ていてあげるから、早く」
「えっ。もうぅ」
そう言いながらも脱がす。
「その中へ入って。そうそう、動作させるよ。液体が入って、埋まるけれど溺れないから」
「えっ。ちょっとま……」
伶菜がそこまで言ったときに、シールドが閉まる。
頑張っているが、睡眠剤が効いて眠り始める。
解析結果が、モニターに流れる。
病気は無し、軽微な感染症はあるが、人間誰しもある。
ピッというアラート。
「アテリネフィブロイド? 子宮か? エラー細胞。ドラガシメル人と構造が違うからあれだが、部位的には筋腫かな? そう言えば高校生くらいから、できやすいとか聞いたな。三〇歳くらいまでは、ホルモンのせいで結構できるらしいが、早期発見だな」
そして、他にも色々と、エラーは出る。
当然だが、細胞レベルでの改変が開始される。
自分のときには見られなかったが、遺伝子レベルでいじっている。
骨格の、骨細胞を始め、重要器官はすべて手が入る。
脳と目まで。
神経と筋肉。
今の状態だと、推定三割増し。
骨密度に、筋細胞まで手が加わり密度が上がったから、体重も三割増し。
説明をしないと泣きそうだ。
血液成分も変わっているらしいが、血液検査ではなにも言われなかったし、地球レベルなら分からないのか?
体の内側も老廃物が洗浄されて、中の液槽は結構な勢いで流れている。
「外から見ているとすごいな。みんなをするときには、一個一個カーテンか何かで仕切った方が良さそうだ」
結局、小一時間かかって、液体が抜ける。
乾燥され、リフレッシュ。
蓋を開けて、声をかける。
「伶菜。終わったよ」
だが目をつむったままだ。
「あれ?」
そう思ったら、手が伸びてきた。
「王子様、おはようのキスを」
だそうだ。
「姫よ、目覚めはどうだい?」
「あーうん。すごいからだが快適だし、あれ?」
「どうした?」
「あのね。ちょっと。おなか。あれ? 張りがなくなって」
「ああ。洗浄されたんだろ」
軽く言ったが、真っ赤になる伶菜。
「えっ。もしかして、なんか見たの?」
「大丈夫、液体だから」
「そんな問題じゃないぃ」
そう言って、いやいやし始めた。
ソレハサテオキ。
「体の具合は?」
「うん。いい」
元気がないから、抱きしめる。
「んー竜ちゃん。体が変わったし、初めて……する。どこか外が見られる、ベッドとか無いの?」
「あると言えばある」
前回作った奴だが。
そして愛し合う。
受容体の感度が上がったのか、すごかった。
と言っていた。
「窓から見えるのは地球。たまに流れていくのは人工衛星だが、結構多いな」
「向こうからこっちは、見えないの?」
「うん。空間的位相が違うから。重なっても影響を受けないし、当然見えない」
「そうなんだ」
地球の向こうから、太陽が昇る。
「ぼちぼち帰るか」
「うん」
そう言って帰ったら、マイリが待っていた。
「むう。二人だけで行っていたんですね。近所を探しましたよ」
「ああ、すまない。伝えるのを忘れたな」
その翌日。ホームセンターで、折りたたみのハンガーラックを買ってきて、カーテンを付ける。
その様子を、伶菜は複雑な様子で見守る。
だが、すべてを見せたのは自分だけ、きっと特別だから。
そう思い込む事で、なっとくをしたようだ。
準備ができたので、親も含めて呼んだ。
ついでに、橋本さんも巻き添えにする。
そうは言っても、ガードしているときに呼んで、宇宙飛行士にならないかと声をかけたら、さすが男の子。
速攻で連絡を取り、許可取り。
何か言われたようだが、動画を撮ると言うことで話は付いたようだ。
そうは言っても、リビングから宇宙船へはジャンプするだけ。
一瞬で画面は切り替わる。
上階の展望室を開放する。
そこで親たちには楽しんで貰うようにして、彩とまどかに声をかけて、下に連れて行こうとした。
ところがだ、家族を呼んだ。
だから、キス魔の彩の妹、葉月もいるのだよ。
下へ降りるポッドの中へ、滑り込んできた。
「何処へ行くの?」
「葉月、あんた危ないじゃない」
そんな叱られ方には、めげない。
「何処へ行くの?」
同じ問い。答えるまで引きそうにない。
「下の階で健康診断だよ」
無難そうな言い訳をする。嘘は言っていない。
その少し前、伶菜は葉月が追いかけたことに気がつき、追いかけた。
寸前で、ドアが閉まり、ポッドの壁にぶつかる。
強化された伶菜により、ダイヤモンド並みの硬度を持つ樹脂にヒビが入った。
あきれ顔のマイリが、すぐに修復をしたが。
伶菜の顔から、一瞬表情が抜ける。
「現在進行形で、賢者から罰を喰らっているようだし、今はとりあえず良い」
「――うー。そう言うなら、あれだけど」
「警察に引き渡したって、何ともならんだろ。宇宙空間のことだし、ドラガシメル人で何とかしてくれって言われるくらいだろ。あっいや面白いから、橋本さんに聞いてみようかな?」
そう言って、にやっと笑うと、伶菜から流石にストップが掛かった。
「幾らなんでも。でも、宇宙人だとなったら、別の所から話がきそう」
「来るかもな。特に話が流れたら、USA、USAって歌いながら、大挙してやって来そうだ」
ツボにはまったらしい。
伶菜が噴き出した。
「くっ来るかもねぇ。ぶふっ」
「まあ冗談はさておき、宇宙船には行こう」
「あっうん」
そうして、その夜中にこそっと行く。
「ああ、服脱いで入ってくれ」
「私だけ脱ぐの?」
「そのポッドは、一人用」
そう言ったら、渋々と脱ぎ始めたが、明るいためかもじもじとしている。
「じっくりと、見ていてあげるから、早く」
「えっ。もうぅ」
そう言いながらも脱がす。
「その中へ入って。そうそう、動作させるよ。液体が入って、埋まるけれど溺れないから」
「えっ。ちょっとま……」
伶菜がそこまで言ったときに、シールドが閉まる。
頑張っているが、睡眠剤が効いて眠り始める。
解析結果が、モニターに流れる。
病気は無し、軽微な感染症はあるが、人間誰しもある。
ピッというアラート。
「アテリネフィブロイド? 子宮か? エラー細胞。ドラガシメル人と構造が違うからあれだが、部位的には筋腫かな? そう言えば高校生くらいから、できやすいとか聞いたな。三〇歳くらいまでは、ホルモンのせいで結構できるらしいが、早期発見だな」
そして、他にも色々と、エラーは出る。
当然だが、細胞レベルでの改変が開始される。
自分のときには見られなかったが、遺伝子レベルでいじっている。
骨格の、骨細胞を始め、重要器官はすべて手が入る。
脳と目まで。
神経と筋肉。
今の状態だと、推定三割増し。
骨密度に、筋細胞まで手が加わり密度が上がったから、体重も三割増し。
説明をしないと泣きそうだ。
血液成分も変わっているらしいが、血液検査ではなにも言われなかったし、地球レベルなら分からないのか?
体の内側も老廃物が洗浄されて、中の液槽は結構な勢いで流れている。
「外から見ているとすごいな。みんなをするときには、一個一個カーテンか何かで仕切った方が良さそうだ」
結局、小一時間かかって、液体が抜ける。
乾燥され、リフレッシュ。
蓋を開けて、声をかける。
「伶菜。終わったよ」
だが目をつむったままだ。
「あれ?」
そう思ったら、手が伸びてきた。
「王子様、おはようのキスを」
だそうだ。
「姫よ、目覚めはどうだい?」
「あーうん。すごいからだが快適だし、あれ?」
「どうした?」
「あのね。ちょっと。おなか。あれ? 張りがなくなって」
「ああ。洗浄されたんだろ」
軽く言ったが、真っ赤になる伶菜。
「えっ。もしかして、なんか見たの?」
「大丈夫、液体だから」
「そんな問題じゃないぃ」
そう言って、いやいやし始めた。
ソレハサテオキ。
「体の具合は?」
「うん。いい」
元気がないから、抱きしめる。
「んー竜ちゃん。体が変わったし、初めて……する。どこか外が見られる、ベッドとか無いの?」
「あると言えばある」
前回作った奴だが。
そして愛し合う。
受容体の感度が上がったのか、すごかった。
と言っていた。
「窓から見えるのは地球。たまに流れていくのは人工衛星だが、結構多いな」
「向こうからこっちは、見えないの?」
「うん。空間的位相が違うから。重なっても影響を受けないし、当然見えない」
「そうなんだ」
地球の向こうから、太陽が昇る。
「ぼちぼち帰るか」
「うん」
そう言って帰ったら、マイリが待っていた。
「むう。二人だけで行っていたんですね。近所を探しましたよ」
「ああ、すまない。伝えるのを忘れたな」
その翌日。ホームセンターで、折りたたみのハンガーラックを買ってきて、カーテンを付ける。
その様子を、伶菜は複雑な様子で見守る。
だが、すべてを見せたのは自分だけ、きっと特別だから。
そう思い込む事で、なっとくをしたようだ。
準備ができたので、親も含めて呼んだ。
ついでに、橋本さんも巻き添えにする。
そうは言っても、ガードしているときに呼んで、宇宙飛行士にならないかと声をかけたら、さすが男の子。
速攻で連絡を取り、許可取り。
何か言われたようだが、動画を撮ると言うことで話は付いたようだ。
そうは言っても、リビングから宇宙船へはジャンプするだけ。
一瞬で画面は切り替わる。
上階の展望室を開放する。
そこで親たちには楽しんで貰うようにして、彩とまどかに声をかけて、下に連れて行こうとした。
ところがだ、家族を呼んだ。
だから、キス魔の彩の妹、葉月もいるのだよ。
下へ降りるポッドの中へ、滑り込んできた。
「何処へ行くの?」
「葉月、あんた危ないじゃない」
そんな叱られ方には、めげない。
「何処へ行くの?」
同じ問い。答えるまで引きそうにない。
「下の階で健康診断だよ」
無難そうな言い訳をする。嘘は言っていない。
その少し前、伶菜は葉月が追いかけたことに気がつき、追いかけた。
寸前で、ドアが閉まり、ポッドの壁にぶつかる。
強化された伶菜により、ダイヤモンド並みの硬度を持つ樹脂にヒビが入った。
あきれ顔のマイリが、すぐに修復をしたが。
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