67 / 167
第3章 本格的侵攻開始 か?
第6話 今年最後の救出大作戦 その5
しおりを挟む
「やっと着いた」
「社長。お疲れ様です。フレイヤさんは?」
「下だ。まあこれで10人。帰ろうか。ゲート」
ダンジョンの壁に、黒く渦巻く円が出来上がる。
「中へ入ってください」
「えっここに」
そう答えると、ニコッと笑うが目が笑っていない。
手間かけさせんなこの野郎。の圧がすごい。
「グダグダ言わずに、入ってください」
普段なら、手を繋がせて一気に放り込むが、10人ではさすがにできない。
男ばかりなので、一司は躊躇なく捕まえては押し込んでいく。
「うわーあ? あれ? 外だ 痛て!」
中でどんどん押し込むため、出口で立ち止まる要救助者にどんどんとぶつかり外では大変なことになっているが、一司は知らない。
「どいてくれぇ」
「うわぁ…… あれ、外だ?」
一司も出てきて、報告をする。
「これで10人です。後はよろしく」
警官が気が付き、声を掛けようとするが、
「あっ、また消えた」
容赦なく一司は消えていく。
「下に行ってみるか」
戻った一司は皆を連れて、フレイヤを探しに行く。
「そうですね」
20階に行くと、トロールなどどこにもおらず、フレイヤが魔石を抱えていた。
「こう見ると、普通の猫だな」
「あれが毛糸の玉ならそうですけれど、15cm近くの大きさがある魔石を転がしているのが、やっぱりフレイヤさんですよね」
場になぜか、生あったかい空気が流れる。
「やっぱりここも、50階になっているな」
一司が、ダンジョンを確認すると、フレイヤが
〈さっき、トカゲが居たから、つぶしたのにゃ〉
などと、報告をして来る。
〈とかげ? サラマンダーとか、そういうのか?〉
〈うんにゃ、竜人にゃ。多分そいつらが悪さをしているのにゃ〉
〈ふーん? よくわからんが、もういいだろう帰るぞ〉
そう言ってゲートを開く。
その頃。やっと起きだした、美月。
「一司ってば、たまに容赦がないのよね。死ぬかと思ったわ。まだゾクゾクが止まらないし…… あの中でいくのって、ずっと続くから脳みそが溶けそうで癖になりそうだけれど」
美月ぽてぽてと歩き、いつものようにダンジョン側から、現実側の家の台所へと移動して……
「ここは何処?」
その者、ピンクのハートが飛んだパジャマをまとい、夕暮れの中級ダンジョンのわきに裸足で、たたずむ。
それを見かけた、警察官は
「すみません、どこから来たんですか?」
まだ周りには、警官やら救急車が、先ほど救助された救助者のチェックや取り調べで残っている。
当然、一般の人間は入れないようになっているが、そこに現れたハート柄のパジャマを着た女の子。それも裸足で……。
「えっ、ああっと? ここ何処ですか?」
警官は、聞かれて答えるが、
「○○の中級ダンジョンです。あなたは、いったい。何処から来たんすか?」
大丈夫かこいつ状態。
「えっ、家から?」
「……家からその格好で?」
そう言われて自分の恰好を見る。
適当に、一司が着せたため下ははいているが、ブラはつけていない。
透けてはいないが、ぱじゃま。
さすがに恥ずかしかったようだ。
「えっ、きゃあぁ」
周囲に火炎が巻き起こり、周囲が騒然となる。
一司は、皆とゲートを使い、ダンジョンから出てくると、ダンジョン脇から自宅のダンジョンへと繋ぐ。フレイヤとフェンを放り込み、救出の事情を警察官に説明をする。
特に、階層が50階になっている事と、モンスターが強くなっている事。それを伝えて一度チェックしないと危険であると伝えた。
すると、話し相手の警官に無線が入り、なにか話をし始めた。
通信が終わると、
「あのう、すいません。この後○○の中級ダンジョンに、松沼美月さんを迎えに行っていただけます?」
そんなことを言ってきた。
「なんで、美月がそんなとこ…… ああ、そうか。わかりました。迎えに行きます。それでは」
と言って、一司は消えていく。
「あっ、社長にまた置いて行かれた」
「でもさっき、フレイヤさんたちをダンジョンに戻していたから…… この辺かな? 在った。帰れるぜ」
「ないす、一翔」
「そうか。そうよね。便利だわ。それじゃあ、お巡りさん。後はよろしくお願いします」
と言い残して、みんなダンジョン(自宅)へ帰っていった。
「これで社長が帰ってくるまで待っていれば、家につながるよな」
「これから、社長が一人で現場に行って、現場でつないでもらえば楽だよね。走り回らなくていいし」
がやがやと、ダンジョンのリビングで会話は続く。
一方伝言を残された警官は、
「……は?」
ダンジョン脇の壁をペタペタと触りながらぼやく。
「あの会社の連中は一体……」
ぶつぶつ独り言を言いながら、ダンジョン脇の壁をなでたり、コンコンして、時には耳をあてたりしている姿を目撃されて、変な警官のうわさができた。
中級ダンジョン前。
「「「うわぁ」」」
にゅっと出てきて、一司は挨拶をする。
「すいません。迷子を引き取りに来ました」
「ああすまないね、あの女の子知り合いかね」
警官の後ろの方で、居場所がない様子でパイプ椅子にちょこんと座っている美月。
「ええ残念ながら。もう連れて行っていいのですかね」
「ああ大丈夫。しかし彼女の力もすごいね」
そうにこやかに、教えてくれる警官。
軽くめまいを覚えながら、聞いてみる一司。
「何かを、したんですか?」
「いやあ自分の格好に気が付いて、恥ずかしかったらしく、つい力が出たのだろうね。すごい炎だったよ」
ああやっぱり。
「皆さんに、お怪我は?」
「ああ大丈夫」
「それは何よりでございますです。重ね重ね(かさねがさね)失礼をばいたしました」
そう言って頭を下げる。
「おおい。美月」
「はっ、一司」
その瞬間、周りの人間の視界から美月の姿が消えた。
再び視界にとらえられたときには、一司にアイアンクローを食らっていた。
「それじゃあ、ご迷惑をおかけしました」
と言って、皆に一礼をしてアイアンクローをしたまま、なぜかダンジョン脇の壁に美月を押し込み、自分は地面に潜っていった。
二人が居なくなり、なんだか安堵される。
「あの会社は、もう。びっくり箱だね」
と誰かがぼやいた。
家へと帰りつくと、一司はいつもの壁の突き当りに、ダンジョンをつなげる。
中へ入ると、なぜかみんなが居た。
「あれ? みんな、こっちにいたのか?」
「もう、家ですか?」
「そうだ」
頭にクエスチョンマークを浮かべながら、そう答える。
「やっぱり、今度からこれで行こう」
「それがいいね」
訳が分からんが、みんなが盛り上がっている。
「何の話だ?」
「社長が現場に行ってから、ダンジョンをつないでくれれば、移動が楽だなと」
そう説明されて納得だ。
「ああ、なるほどな」
「美月は足の裏拭けよ。それじゃあおれは、役所へ報告に行ってくる」
「いってらしゃい」
玄関で靴を履き、そのまま沈んでいく。
「「「うわぁ」」」
「君か。もしかして、もう終わったのかね」
「ええ、終わりました。それでダンジョンなのですが……」
変化の状態を伝える。
「と言うことで、一度チェックをお願いします」
「わかった。しかし50階か、チェックも大変だな」チラッ
当然一司は気が付かない。……ふりをする。
「それじゃあ。お願いしますね」
笑みを抑えながら、無表情で沈んでいく。
「あっ、逃げられた……」
「社長。お疲れ様です。フレイヤさんは?」
「下だ。まあこれで10人。帰ろうか。ゲート」
ダンジョンの壁に、黒く渦巻く円が出来上がる。
「中へ入ってください」
「えっここに」
そう答えると、ニコッと笑うが目が笑っていない。
手間かけさせんなこの野郎。の圧がすごい。
「グダグダ言わずに、入ってください」
普段なら、手を繋がせて一気に放り込むが、10人ではさすがにできない。
男ばかりなので、一司は躊躇なく捕まえては押し込んでいく。
「うわーあ? あれ? 外だ 痛て!」
中でどんどん押し込むため、出口で立ち止まる要救助者にどんどんとぶつかり外では大変なことになっているが、一司は知らない。
「どいてくれぇ」
「うわぁ…… あれ、外だ?」
一司も出てきて、報告をする。
「これで10人です。後はよろしく」
警官が気が付き、声を掛けようとするが、
「あっ、また消えた」
容赦なく一司は消えていく。
「下に行ってみるか」
戻った一司は皆を連れて、フレイヤを探しに行く。
「そうですね」
20階に行くと、トロールなどどこにもおらず、フレイヤが魔石を抱えていた。
「こう見ると、普通の猫だな」
「あれが毛糸の玉ならそうですけれど、15cm近くの大きさがある魔石を転がしているのが、やっぱりフレイヤさんですよね」
場になぜか、生あったかい空気が流れる。
「やっぱりここも、50階になっているな」
一司が、ダンジョンを確認すると、フレイヤが
〈さっき、トカゲが居たから、つぶしたのにゃ〉
などと、報告をして来る。
〈とかげ? サラマンダーとか、そういうのか?〉
〈うんにゃ、竜人にゃ。多分そいつらが悪さをしているのにゃ〉
〈ふーん? よくわからんが、もういいだろう帰るぞ〉
そう言ってゲートを開く。
その頃。やっと起きだした、美月。
「一司ってば、たまに容赦がないのよね。死ぬかと思ったわ。まだゾクゾクが止まらないし…… あの中でいくのって、ずっと続くから脳みそが溶けそうで癖になりそうだけれど」
美月ぽてぽてと歩き、いつものようにダンジョン側から、現実側の家の台所へと移動して……
「ここは何処?」
その者、ピンクのハートが飛んだパジャマをまとい、夕暮れの中級ダンジョンのわきに裸足で、たたずむ。
それを見かけた、警察官は
「すみません、どこから来たんですか?」
まだ周りには、警官やら救急車が、先ほど救助された救助者のチェックや取り調べで残っている。
当然、一般の人間は入れないようになっているが、そこに現れたハート柄のパジャマを着た女の子。それも裸足で……。
「えっ、ああっと? ここ何処ですか?」
警官は、聞かれて答えるが、
「○○の中級ダンジョンです。あなたは、いったい。何処から来たんすか?」
大丈夫かこいつ状態。
「えっ、家から?」
「……家からその格好で?」
そう言われて自分の恰好を見る。
適当に、一司が着せたため下ははいているが、ブラはつけていない。
透けてはいないが、ぱじゃま。
さすがに恥ずかしかったようだ。
「えっ、きゃあぁ」
周囲に火炎が巻き起こり、周囲が騒然となる。
一司は、皆とゲートを使い、ダンジョンから出てくると、ダンジョン脇から自宅のダンジョンへと繋ぐ。フレイヤとフェンを放り込み、救出の事情を警察官に説明をする。
特に、階層が50階になっている事と、モンスターが強くなっている事。それを伝えて一度チェックしないと危険であると伝えた。
すると、話し相手の警官に無線が入り、なにか話をし始めた。
通信が終わると、
「あのう、すいません。この後○○の中級ダンジョンに、松沼美月さんを迎えに行っていただけます?」
そんなことを言ってきた。
「なんで、美月がそんなとこ…… ああ、そうか。わかりました。迎えに行きます。それでは」
と言って、一司は消えていく。
「あっ、社長にまた置いて行かれた」
「でもさっき、フレイヤさんたちをダンジョンに戻していたから…… この辺かな? 在った。帰れるぜ」
「ないす、一翔」
「そうか。そうよね。便利だわ。それじゃあ、お巡りさん。後はよろしくお願いします」
と言い残して、みんなダンジョン(自宅)へ帰っていった。
「これで社長が帰ってくるまで待っていれば、家につながるよな」
「これから、社長が一人で現場に行って、現場でつないでもらえば楽だよね。走り回らなくていいし」
がやがやと、ダンジョンのリビングで会話は続く。
一方伝言を残された警官は、
「……は?」
ダンジョン脇の壁をペタペタと触りながらぼやく。
「あの会社の連中は一体……」
ぶつぶつ独り言を言いながら、ダンジョン脇の壁をなでたり、コンコンして、時には耳をあてたりしている姿を目撃されて、変な警官のうわさができた。
中級ダンジョン前。
「「「うわぁ」」」
にゅっと出てきて、一司は挨拶をする。
「すいません。迷子を引き取りに来ました」
「ああすまないね、あの女の子知り合いかね」
警官の後ろの方で、居場所がない様子でパイプ椅子にちょこんと座っている美月。
「ええ残念ながら。もう連れて行っていいのですかね」
「ああ大丈夫。しかし彼女の力もすごいね」
そうにこやかに、教えてくれる警官。
軽くめまいを覚えながら、聞いてみる一司。
「何かを、したんですか?」
「いやあ自分の格好に気が付いて、恥ずかしかったらしく、つい力が出たのだろうね。すごい炎だったよ」
ああやっぱり。
「皆さんに、お怪我は?」
「ああ大丈夫」
「それは何よりでございますです。重ね重ね(かさねがさね)失礼をばいたしました」
そう言って頭を下げる。
「おおい。美月」
「はっ、一司」
その瞬間、周りの人間の視界から美月の姿が消えた。
再び視界にとらえられたときには、一司にアイアンクローを食らっていた。
「それじゃあ、ご迷惑をおかけしました」
と言って、皆に一礼をしてアイアンクローをしたまま、なぜかダンジョン脇の壁に美月を押し込み、自分は地面に潜っていった。
二人が居なくなり、なんだか安堵される。
「あの会社は、もう。びっくり箱だね」
と誰かがぼやいた。
家へと帰りつくと、一司はいつもの壁の突き当りに、ダンジョンをつなげる。
中へ入ると、なぜかみんなが居た。
「あれ? みんな、こっちにいたのか?」
「もう、家ですか?」
「そうだ」
頭にクエスチョンマークを浮かべながら、そう答える。
「やっぱり、今度からこれで行こう」
「それがいいね」
訳が分からんが、みんなが盛り上がっている。
「何の話だ?」
「社長が現場に行ってから、ダンジョンをつないでくれれば、移動が楽だなと」
そう説明されて納得だ。
「ああ、なるほどな」
「美月は足の裏拭けよ。それじゃあおれは、役所へ報告に行ってくる」
「いってらしゃい」
玄関で靴を履き、そのまま沈んでいく。
「「「うわぁ」」」
「君か。もしかして、もう終わったのかね」
「ええ、終わりました。それでダンジョンなのですが……」
変化の状態を伝える。
「と言うことで、一度チェックをお願いします」
「わかった。しかし50階か、チェックも大変だな」チラッ
当然一司は気が付かない。……ふりをする。
「それじゃあ。お願いしますね」
笑みを抑えながら、無表情で沈んでいく。
「あっ、逃げられた……」
10
お気に入りに追加
507
あなたにおすすめの小説
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
憤怒のアーティファクト~伝説のおっさん、娘を探すために現役に復帰し無双する~
ゆる弥
ファンタジー
溺愛していた娘は五年前に探索者として家を出た。
毎日無事を祈っていたが、まさかこんな事になるとは。
消息不明になった娘は俺が探し出す。
現役時代、伝説の探索者であったおっさんの愛娘を捜索する旅が始まる。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
私のスローライフはどこに消えた?? 神様に異世界に勝手に連れて来られてたけど途中攫われてからがめんどくさっ!
魔悠璃
ファンタジー
タイトル変更しました。
なんか旅のお供が増え・・・。
一人でゆっくりと若返った身体で楽しく暮らそうとしていたのに・・・。
どんどん違う方向へ行っている主人公ユキヤ。
R県R市のR大学病院の個室
ベットの年配の女性はたくさんの管に繋がれて酸素吸入もされている。
ピッピッとなるのは機械音とすすり泣く声
私:[苦しい・・・息が出来ない・・・]
息子A「おふくろ頑張れ・・・」
息子B「おばあちゃん・・・」
息子B嫁「おばあちゃん・・お義母さんっ・・・」
孫3人「いやだぁ~」「おばぁ☆☆☆彡っぐ・・・」「おばあちゃ~ん泣」
ピーーーーー
医師「午後14時23分ご臨終です。」
私:[これでやっと楽になれる・・・。]
私:桐原悠稀椰64歳の生涯が終わってゆっくりと永遠の眠りにつけるはず?だったのに・・・!!
なぜか異世界の女神様に召喚されたのに、
なぜか攫われて・・・
色々な面倒に巻き込まれたり、巻き込んだり
事の発端は・・・お前だ!駄女神めぇ~!!!!
R15は保険です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
魔王の息子に転生したら、いきなり魔王が討伐された
ふぉ
ファンタジー
魔王の息子に転生したら、生後三ヶ月で魔王が討伐される。
魔領の山で、幼くして他の魔族から隠れ住む生活。
逃亡の果て、気が付けば魔王の息子のはずなのに、辺境で豆スープをすする極貧の暮らし。
魔族や人間の陰謀に巻き込まれつつ、
いつも美味しいところを持って行くのはジイイ、ババア。
いつか強くなって無双できる日が来るんだろうか?
1章 辺境極貧生活編
2章 都会発明探偵編
3章 魔術師冒険者編
4章 似非魔法剣士編
5章 内政全知賢者編
6章 無双暗黒魔王編
7章 時操新代魔王編
終章 無双者一般人編
サブタイを駄洒落にしつつ、全261話まで突き進みます。
---------
《異界の国に召喚されたら、いきなり魔王に攻め滅ぼされた》
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/952068299/
同じ世界の別の場所での話になります。
オキス君が生まれる少し前から始まります。
薄幸召喚士令嬢もふもふの霊獣の未来予知で破滅フラグをへし折ります
盛平
ファンタジー
レティシアは薄幸な少女だった。亡くなった母の再婚相手に辛く当たられ、使用人のように働かされていた。そんなレティシアにも幸せになれるかもしれないチャンスがおとずれた。亡くなった母の遺言で、十八歳になったら召喚の儀式をするようにといわれていたのだ。レティシアが召喚の儀式をすると、可愛いシマリスの霊獣があらわれた。これから幸せがおとずれると思っていた矢先、レティシアはハンサムな王子からプロポーズされた。だがこれは、レティシアの契約霊獣の力を手に入れるための結婚だった。レティシアは冷血王子の策略により、無惨に殺される運命にあった。レティシアは霊獣の力で、未来の夢を視ていたのだ。最悪の未来を変えるため、レティシアは剣を取り戦う道を選んだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる