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第十六局【決勝戦編】
おわりに
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その後はというと。
カオリとマナミは女流Aのタイトル戦へ挑むもシオリにことごとくやられるので武者修行が必要だという結論になり大学卒業後は都内の雀荘へと就職する。そこは、シオリが言っていた最強メンバーの集う雀荘『富士2号店』。そこに2人の師である佐藤スグルが働いていたことには驚いた。世界は狭い。
ユウたちの麻雀教室は軌道に乗り水戸の麻雀業界は栄え始めた。ユウの教室があるおかげで麻雀人口が増えているのだ。その後何年にも渡ってユウ、アン、ショウコは麻雀界の人口を増やすことに貢献する。
ヤチヨはセット雀荘で働きながら麻雀作家として活動し、ヒロコはネット雀士として活動した。ヒロコの活動は麻雀系映像創作者、いわゆる麻雀配信者のはしりとなる。
サトコとヤヨイとナツミはジュンコの会社で働くこととなりサトコはジュンコ引退後月刊マージャン部の編集長になる。
メグミとアカネは今では女流雀士のリーダーだ。アカネは団体初の女理事となる。
そして、ミサトは————
「じゃあ、私は行くから。いつでも電話してきてね!」
「気をつけてね」
車を購入したミサトはプロリーグも休場して全国をユキと一緒に旅することにした。行く先行く先で麻雀を広めていこうと。時には雀荘の臨時スタッフとして活動。時には学生相手に麻雀教室。麻雀を広めながら2人は日本中を旅した。
「ほんとにミサトはタフなんだから。延々と車で寝泊まり生活とか、理解できないわよ」とカオリはつぶやいた。
「でも、ミサトにもいい理解者がいて良かったじゃない」とマナミは言う。
「そうね」
少女たちの戦いはまだまだ続く、いつまでもずっと上へ上へと挑戦していく。
初めて牌に触れた時と同じ、少女の心のままで————
財前姉妹
主要キャラクターステータス
財前香織
ざいぜんかおり
攻撃74
速度78
守備80
気力100
獲得タイトル
第35期師団名人位
財前真実
ざいぜんまなみ
攻撃80
速度95
守備76
気力88
獲得タイトル
第30期雀聖位
佐藤優
さとうゆう
攻撃60
速度80
守備85
気力96
獲得タイトル
第1回UUCコーヒー杯
井川美沙都
いがわみさと
攻撃80
速度50
守備98
気力99
獲得タイトル
第36期新人王
竹田杏奈
たけだあんな
攻撃72
速度86
守備69
気力75
獲得タイトル
第2回UUCコーヒー杯
最後まで読んでくださり本当に感謝! ありがとうございました。
牌戦士シリーズ2へと物語は続きますので次の話もご期待下さい。
彼方
カオリとマナミは女流Aのタイトル戦へ挑むもシオリにことごとくやられるので武者修行が必要だという結論になり大学卒業後は都内の雀荘へと就職する。そこは、シオリが言っていた最強メンバーの集う雀荘『富士2号店』。そこに2人の師である佐藤スグルが働いていたことには驚いた。世界は狭い。
ユウたちの麻雀教室は軌道に乗り水戸の麻雀業界は栄え始めた。ユウの教室があるおかげで麻雀人口が増えているのだ。その後何年にも渡ってユウ、アン、ショウコは麻雀界の人口を増やすことに貢献する。
ヤチヨはセット雀荘で働きながら麻雀作家として活動し、ヒロコはネット雀士として活動した。ヒロコの活動は麻雀系映像創作者、いわゆる麻雀配信者のはしりとなる。
サトコとヤヨイとナツミはジュンコの会社で働くこととなりサトコはジュンコ引退後月刊マージャン部の編集長になる。
メグミとアカネは今では女流雀士のリーダーだ。アカネは団体初の女理事となる。
そして、ミサトは————
「じゃあ、私は行くから。いつでも電話してきてね!」
「気をつけてね」
車を購入したミサトはプロリーグも休場して全国をユキと一緒に旅することにした。行く先行く先で麻雀を広めていこうと。時には雀荘の臨時スタッフとして活動。時には学生相手に麻雀教室。麻雀を広めながら2人は日本中を旅した。
「ほんとにミサトはタフなんだから。延々と車で寝泊まり生活とか、理解できないわよ」とカオリはつぶやいた。
「でも、ミサトにもいい理解者がいて良かったじゃない」とマナミは言う。
「そうね」
少女たちの戦いはまだまだ続く、いつまでもずっと上へ上へと挑戦していく。
初めて牌に触れた時と同じ、少女の心のままで————
財前姉妹
主要キャラクターステータス
財前香織
ざいぜんかおり
攻撃74
速度78
守備80
気力100
獲得タイトル
第35期師団名人位
財前真実
ざいぜんまなみ
攻撃80
速度95
守備76
気力88
獲得タイトル
第30期雀聖位
佐藤優
さとうゆう
攻撃60
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守備85
気力96
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第1回UUCコーヒー杯
井川美沙都
いがわみさと
攻撃80
速度50
守備98
気力99
獲得タイトル
第36期新人王
竹田杏奈
たけだあんな
攻撃72
速度86
守備69
気力75
獲得タイトル
第2回UUCコーヒー杯
最後まで読んでくださり本当に感謝! ありがとうございました。
牌戦士シリーズ2へと物語は続きますので次の話もご期待下さい。
彼方
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