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第一章 異世界の獣人女性
ミーシャとのエッチとディナーデート♡
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ミーシャのホットパンツを脱がせると、下着とホットパンツはびちょびちょになっていた。
俺はミーシャに覆い被さり、抱き締めでキスをする。
「ちゅっあはぁぁぢゅれろ♡ちゅるぢゅっはぁむちゅっ♡れるちゅぶっるちゅっ♡」
お互いに舌を絡め、深くとろけるようなキスを繰り返す。キスを続けながら、タンクトップの上から胸を揉む。
乳首がツンツンに硬くなっていて、タンクトップの上からでもはっきりと感触が伝わってくる。
「んんんっ!ちゅぶっれる♡あはぁちゅ♡んんっちゅっ♡」
俺は唇をミーシャの首筋に移動させていき、首に吸い付いてからペロペロと舐めながら、弾力のある胸を揉み、タンクトップの下から主張している乳首を指で優しく摘まんだ。
「あっはぁぁぁんっ♡乳首っ!⋯いいっんんっ♡ああんっ⋯タカシさん♡♡」
俺は左足の膝をミーシャの股の間に入れ、膝をぐちょぐちょの下着の上からマンコに当て、軽く刺激した。
「あああぁぁん♡やんっんんっ⋯当たってるぅぅ♡凄く感じちゃいますぅ♡」
膝でマンコを刺激しながら、両方のおっぱいを寄せるようにムニムニと揉み、タンクトップの上から乳首に吸い付く。
「ああんっ♡乳首!⋯やぁぁ⋯気持ちいい♡タカシさんに吸われるの⋯いいっんっ♡」
両方の乳首をしばらく吸っていると、俺の唾液が染み込み、白いタンクトップの乳首の部分だけ透けて、物凄くイヤらしい感じになっていた。
口を離し、イヤらしく主張している桃色の乳首の存在を見ながら、両方のおっぱいを優しく揉みしだくと、透けた乳首の主張が強くなり興奮が止まらなくなる。
「ミーシャの乳首、透けて見えてて凄くイヤらしいよ♡」
「タカシさんが⋯吸うからぁ♡ああんっ⋯おっぱい⋯そんなに♡あんっああぁ♡」
ミーシャのマンコから膝を離し、乳首を吸いながら、左手でヌルヌルの下着の上からマンコを撫でる。下着の上からでもマンコの形が指に伝わって、クリトリスが勃起しているのがわかった。
下着の上からクリトリスを優しく摘まむ。
「あっんっそこ!⋯ああぁん⋯弱いからぁ♡凄く感じちゃうからぁぁ♡」
俺の指も掌も、すでにびちゃびちゃになっている。俺は我慢できず、無意識にガチガチになっていたチンポをミーシャの腰骨辺りに擦り付けていた。
「あっ⋯タカシさんのおチンチン♡また硬く逞しくなって♡ああんっ♡タカシさんも⋯感じてくれてる♡嬉しいぃ♡」
「ミーシャ。下着、脱がすよ♡」
「はぁ⋯はぁ⋯⋯はい♡」
俺はべっとり濡れてしまった下着をゆっくり脱がせて、ミーシャの脚を大きく開かせた。そしてマンコを両手で左右にくぱぁぁと広げ、ヒクヒクしているチンポの入る穴を、興奮した目で見ていた。
「た、タカシさん⋯そんなに広げちゃイヤ♡なか⋯恥ずかしい♡タカシさんに見られて⋯溢れちゃうぅぅ♡」
トロトロと愛液を垂らすミーシャのマンコは、早く弄ってくれと言うように、穴がヒクヒクと動き俺を誘惑してくる。俺はたまらずマンコ穴に吸い付いた。
ぢゅぢゅるる!ちゅぅぅじゅるちゅっ!じゅぞぞぞぞ!ぷちゅぅぅれろちゅ!
イヤらしい音を立て激しく吸い、溢れるミーシャの愛液を飲み込んでいく。
「ああぃぁぁぁぁ♡あはっ⋯あんっあっあっあっいいっ♡タカシさんに⋯オマンコ舐められてるぅぅ♡幸せ過ぎるぅぅ♡」
いくら舐め取っても溢れてくるミーシャの愛液に、俺は夢中になっていた。愛液を飲み込みながら、舌を激しく動かしていき、クリトリスに吸い付いた。
ぢゅっぢゅぢゅぅぅぅぅ♡れろれろっちゅぅぅちゅちゅっ♡
「あっ⋯それっだめぇん♡あああぁぁぁぁんんんっ♡♡♡♡」
ミーシャが激しく果てた。仰け反り目を閉じて、口を大きく開けて、荒い呼吸をしてビクンビクンッと幸せそうな顔で快感を感じているミーシャを見て、ふと頭にさっき泣いていたミーシャの姿が思い出され、俺は絶頂しているミーシャを強く抱き締めた。身体が痙攣しながらも俺を抱き締め返してくる。
「あっぁぁぁ⋯んっ♡はぁううっく⋯んんっ⋯あっ♡」
俺はミーシャが落ち着くまで、優しく耳を撫でながら抱き締めていた。愛しい。この子達を守ってやりたい。獣人ってだけで辛い思いをしながら、一生懸命生きている。
俺がセックスするだけで、こんなに喜んでくれて、辛い事を忘れられるならいくらでもエッチな事をしてあげたい。
「はぁ⋯はぁ⋯タカシさん♡タカシさんに耳撫でられて⋯抱き締めてもらって⋯幸せです♡こんなに優しくされたら⋯私♡」
「凄く可愛いよ⋯ミーシャ♡綺麗だ♡ちゅっ♡」
「ちゅっちゅぶ♡タカシさんも⋯気持ち良くなってください♡タカシさんの立派なおチンチン⋯欲しいです♡」
俺はミーシャを抱き締めたまま、腰を動かし亀頭を感覚だけでマンコの穴に当てた。
「ミーシャ。挿れるよ♡」
「⋯⋯はい♡」
俺はゆっくり腰を突きだし、優しくチンポをミーシャの奥まで挿れた。子宮の入り口に鈴口が触れているのに、ミーシャの膣はもっと奥へと誘うようにうねる。
「ああぁぁぁぁ♡タカシさんのおチンチン⋯硬くて大きいよぅ♡気持ちいい♡♡」
「ミーシャのオマンコ⋯凄く気持ちいいよ♡挿れてるだけで⋯チンポが溶けそうだ!⋯ちゅっ♡ちゅぅちゅる♡」
ミーシャにキスをすると、脚を俺の腰に絡め、離さないと言わんばかりに抱き締ついてくる。
「ぢゅぷっちゅっ♡タカシさん⋯動いて♡私で気持ち良くなって欲しい⋯⋯タカシさんにもっと私を求めて欲しいです♡」
「ミーシャ!」
ミーシャと強く抱き締め合ったまま、腰を動かし始める。
クチュクチュとイヤらしい音が部屋に鳴り響き、2人とも興奮が高まり、お互い抱き締める腕に力が入る。
「ああんっあっあっんっん♡ちゅっちゅぅぅ♡ちゅぱっ♡あんっあんっ気持ちいい♡タカシさん⋯タカシさん♡もっとぉ~♡」
「ミーシャ! 凄い⋯凄いよ! ミーシャの中⋯締まって⋯ううっ!」
溶けて一つになったように、身体を密着させ快楽を求め合う。
タンクトップの中の胸が、俺の胸で潰れている感触が気持ちいい。俺は身体を起こし腰を振りながら、ミーシャのタンクトップを捲り上げた。
ビンビンに乳首の起った綺麗な形のおっぱいが現れる。胸に顔をうずめミーシャを抱き締め直し、チンポを深く突き入れながら、乳首に吸い付いた。
「ああっやんっ♡乳首⋯ああん⋯乳首がぁ♡感じ過ぎちゃうぅ♡もっと吸ってぇぇ♡」
むちゅっぢゅぅぅぅ♡ちゅぱっれるれろっちゅうちゃぅぅぅ♡
ミーシャを抱き締めまま、乳首を乳輪ごと強く吸って、チンポをだんだん激しく出し入れする。
「あんっああっあっ⋯いい♡おチンチン♡タカシさん⋯奥⋯奥がぁ⋯そこ♡そこいいっ♡」
「うっくっ!⋯ここだな⋯ううっ!⋯ああっ!」
ミーシャの奥に亀頭をザラザラと刺激する場所があった。そこを亀頭で擦るようにチンポの角度を調整し、集中的に攻める。
「あっあああぁぁぁ♡そこ⋯そこがいいっ♡凄い⋯こんなの⋯初めて♡ああんっんんっ♡」
そこを擦るように突くと、ミーシャの喘ぎ方が変わった。目を強く閉じて今までより強い快感に耐えているような顔をしている。しかしこの奥の感触が俺と亀頭に与える快感は、射精感を一気に高めてくる。
「ああ⋯凄い⋯凄いのくるぅ⋯やっ♡私⋯ああっん♡もうイッちゃう♡」
「あうっくっ!⋯ミーシャ!⋯俺も⋯イキそうだ!⋯ううっ!」
「ああんっ⋯タカシさん♡一緒に⋯お願い♡一緒にぃぃ⋯ああっ♡」
「一緒だ⋯一緒にいこう♡うっくっぅぅ!⋯ああっ⋯もう⋯イクッ!⋯出るっ!⋯イクッ!うううぅぅぅぅぅぁぁぁ!!!」
「あっ凄いのくる♡イクッ!イクイクッ!ああっイクーーーーッ!♡♡♡♡♡」
──ドビュル!ビュビュッ!ドピュドピュッ!ビュルルルル!ビュルビュルルル!
「あはあぁぁぁ⋯きてるぅ♡子宮に⋯タカシさんの精子⋯いっぱい♡」
「ううぅぅっ!⋯あぁぁ⋯気持ちいい!⋯うっ!⋯また⋯ああっ!」
俺は射精しながら腰を動かし、再び射精した。
──ビュルビュル!ドピュッ!ビュルルルルル!
「あああんっ♡また⋯タカシさんの⋯熱い精子が♡んんんっあぁぁ♡」
射精しながらミーシャと抱き合って、しばらく絶頂の余韻をお互いに噛み締めていた。チンポが敏感になってて、ミーシャの中でビクビクと跳ねている。
俺は繋がったまま、ミーシャの耳を優しく撫でる。
「はぁ⋯はぁ⋯凄く気持ち良かったよ⋯ミーシャ♡」
「はぁ⋯私も♡こんなに深くイッたの⋯初めてです♡タカシさん⋯ちゅっ♡」
俺はまだ硬いままのチンポを挿れたまま、優しくミーシャを抱き締めて、唇が触れるだけのキスを何度も繰り返した。
「タカシさんの⋯まだ私の中で硬いままです♡素敵♡♡」
「ミーシャが可愛いから、治まらないよ♡」
「タカシさん♡⋯⋯私⋯タカシさんが好きです♡好きで好きでたまらないです♡⋯迷惑ですか?」
「俺もミーシャのこと⋯好きだよ♡もっと好きになっていい。全部受け止めるから。夕方まで、いっぱいエッチしよ?」
「はい♡♡このままいっぱい、セックスしてください♡」
俺は再び腰を動かし、夕方まで何度もミーシャの中に射精した。
夕方になり、最後に2回ミーシャの口の中に射精して、俺とミーシャと服やシーツに「洗浄」をかけ、帰り支度を整え玄関に向かった。
「タカシさ~ん♡ちょっと寂しいです♡」
ミーシャは俺にメロメロになっていた。今まで辛い思いをしてきたんだから、これでいい。俺にできる事はしてあげたい。
「またいつでも会えるよ。今度からは一緒に魔物討伐にも行くんだから」
「そうでしたね♡ でもユナが羨ましい。あっ、私、タカシさんの剣、一度見てみたいです」
剣マニアだから、魔物を一振りで切り伏せる俺の仕込み刀が見たくなるのはわかるが。
「ちょっとここでは危ないから、今度外で見せてあげるよ」
「ここじゃ危ないんですか?」
「ここじゃぁ床にも置けない。たぶん床が抜ける。外で地面に置いてみるから、持ってみればわかるよ」
「ん? そうなんですか? じゃぁ楽しみにしておきますね♡ 最後にキスして欲しいです♡」
俺はミーシャを抱き寄せ、耳を撫でながらキスをした。その時、玄関のドアをノックする音がする。
コンコン!「ミーシャ、いる?」
アイリの声だ。別にやましい事は何もないのに、なぜか焦ってしまう。俺は口の前で人差し指を立て、「内緒だよ」と小声でミーシャ伝え、ユナの家の玄関前をイメージして転移した。
ノックは要らないと言われていたので、貰っていた鍵で玄関の扉を開け、
「ユナ、ただいま~♪」
しばらく待ったが、いつも駆け寄ってくるユナが、今日は来ない。もう外が暗くなっているのに、晩御飯の匂いもしない。
出掛けてるのかとも思ったが、ユナは今朝、しばらく薬の精製で家に引き籠ると言っていた。
「ユナ! ユナ! いるか?」
俺は嫌な予感がし、家の中を探し回った。寝室に入ると、ユナがベッドで倒れたように、布団も被らず眠っていた。
「ユナ! 大丈夫か? どうした? 何かあったのか?」
身体を抱き起こすと、ユナが薄目を開けて俺を見た。やけに抱えているユナの身体が熱い。風邪だろうか?
「た、タカシ⋯さん。はぁはぁ⋯ちょっと⋯身体がしんどくて⋯」
おでこに手を当ててみると、凄い熱だった。ユナを抱き上げ、足でベッドの布団を捲り上げ、ユナをゆっくり寝かせて布団をかけた。
「ユナ! 大丈夫か? 薬は無いのか?」
「す⋯すみません⋯たぶん⋯はぁ⋯ただの風邪ですから⋯大丈夫⋯です。はぁはぁ⋯風邪の薬作ってなくて⋯。薬草はあるのですが⋯はぁはぁ⋯」
「わかった。ゆっくり寝てろ」
俺はキッチンに行き、「氷の玉」と念じ氷を出し、仕込み刀で砕いて桶に入れ、水を入れて脱衣所からタオル取ってきて寝室に戻った。
寝室で桶の中の冷えたタオルを搾り、ユナのおでこに当て、ユナの様子を診る。仕方ない事だが、ユナを1人にしてミーシャとエッチしてた事に罪悪感が出てくる。
ただの風邪ならいいけど、魔物の内臓から感染した何か変な病気の可能性とかないのだろうか? 病気⋯病気⋯⋯ん?
「ああっ! 病気なら治せるじゃないか! 何やってんだ俺は!」
焦っていたとはいえバカ過ぎる。自分を殴ってやりたい。
俺がユナに手を翳し「病気の治癒」と念じると、手の光が荒く呼吸をしているユナに吸い込まれた。すると呼吸が穏やかになり、ユナが目を開けパチパチと瞬きをしてから俺を見た。
俺はユナのおでこに手を当てながら、
「熱はひいたみたいだな。大丈夫か?」
「は、はい。あの⋯すみません。私⋯んっ♡」
俺は安心して、ユナを抱き締めた。
「はぁぁぁ⋯♡♡」
「良かった。だだの風邪だったみたいだな。ごめんな、一人にして」
「い、いえいえ、私が風邪をひいてしまっただけで、タカシさんは何も⋯。治してくれてありがとうございます。光魔法ですか?」
「うん。でも薬、作っておいた方がいいな」
「はい。あまり作り置きをすると、劣化して無駄になってしまうので作って無かったのですが、タカシさんが作ってくれた収納箱があるので、作って入れておくようにします」
「じゃぁ薬用の収納箱も1つ作っておくよ。いや、俺の治癒魔法を何かに付与したら、誰でも使えるかもしれないな⋯」
「えっ?」
「まあそれはそれとして、薬もあった方がいい」
「は、はい。ありがとうございます。あの⋯ごめんなさい。晩御飯作ってなくて⋯」
「何も謝る事なんてないよ。俺がユナに甘えてるだけなんだから。そうだ! もう大丈夫なら、今日は街に晩御飯食べに行こうか? ディナーデートだ」
「で、デート!♡ タカシさんとデート♡♡ きゃっ♡」
ユナが変な妄想の世界に旅立ったようだ。俺は汗をかいていたユナに「洗浄」をかけ、お洒落なモスグリーンのワンピースに着替えたユナと、街の人のいない路地に転移した。
街のメイン通りに出て、俺はユナの手を恋人繋ぎで握って歩きだした。ユナはビックリして困惑している。
「何か食べてみたい物ある? お金は気にしないでいいから、一度入ってみたかった店とか」
「た、タカシさん。いくらギルドから離れた街の中とはいえ、これはダメですよぅ」
「ユナは俺と手を繋ぐの⋯嫌?」
「そ、そんな事ある訳ないです! でも⋯でも⋯タカシさんが変な目で見られちゃいますよぅ」
「ユナ。後で話すけど、もうそういうの止めよう。俺はギルドの近くでも普通にしたい。どんな目で見られてもいい。もう気にしなくていいんだ」
「それってどういう⋯」
「お願い、ユナ」
「⋯⋯はい♡ タカシさんにお願いされたら断れないです♡ でも後で話してくださいね」
「うん。いろいろ決めた事があるから」
そうして街を手を繋いだまま歩き、たまに獣人女性やハーフエルフ女性に、羨ましそうな目で見られながら飲食店のある方へ向かった。
ユナが高級店を遠慮しているのがわかったので、俺はわざと悲しそうな顔を作りお願いすると、ユナが慌てて行きたかった高級そうな店を教えてきたので、飲食店が階ごとに入っている、5階建ての高い建物に入った。
建物に入ると、ボーイのような格好をした犬耳の獣人の男性が近付いてきた。獣人女性のユナと人間の男性である俺が手を繋いでいる事に少しビックリしていたが、案内をしてくれるようだ。
「いらっしゃいませ。どのお店でお食事をご希望でしょうか?」
「『セルドール』で食事をしたい」
俺がユナが行ってみたかったという、5階の店の名前を言うと、ボーイの獣人男が1階の壁際にある丸く段になった床の上に乗るように言ってきた。上を見上げると、建物の屋根まで丸く吹き抜けになっていた。まさか⋯エレベーターか?
ボーイの獣人男が壁にある7つの魔石らしき石の内の1つに手を当て「クライム」と唱えると、乗っている丸い床が浮き、上の階に登っていった。
俺だけがビックリしていたので、ユナは知っていたみたいだ。後で聞いてみよう。
「こちらでございます。ごゆっくりどうぞ」
下に降りる時はどうするのだろう? カッコ悪いが異世界人の俺にはわからない。帰りはユナに任せよう。
予約してなくても大丈夫なようだ。よく考えたら電話がないから、予約するのも難しい。
店に入ると、耳の上辺りから角の生えた何の種族かわからない男性が、ちょっとビックリしてから、席に案内してくれた。
いちいち驚かれるが、慣れだ慣れ。その内あの人間はそういう人間の男なんだろうと周りが理解するだろう。
だからユナ達には、俺が獣人女性でチンポを硬くする事だけは、絶対内緒にするように強く約束してもらおう。
窓際の席に案内され、ユナと向かい合って座る。ユナがメニューを見て目をキラキラさせている。ユナがまた遠慮しないように、余ったら収納して持って帰ればいいから、食べたい物をいくらでも注文するように言う。
俺もメニューを見たが、写真が載っている訳でもなく、料理名だけではどんな料理かわからないので、注文をユナに任せた。
ユナは窓から見える夜景にうっとりしている。街なので、日が落ちたばかりの今の時間なら、ちらほらと光る魔石の光がキラキラ窓から見えて、なかなか綺麗な夜景だ。
しばらくすると、ハーフエルフの女性が料理を運んで来てくれた。後で聞いたが、高級店のハーフエルフは獣人女性を差別する事はないらしい。そりゃ客だしな。
「美味しいです、タカシさん♡ 私、料理好きだから、有名なこの店の料理食べてみたかったんです。ありがとうございます♡」
「それは良かった。ユナの笑顔が見れて嬉しいよ。確かに美味しいけど、ユナの料理も美味しいよ。いつもありがとう♡」
「⋯⋯タカシさん♡♡」
それからユナの妹の話だけは伏せて、冒険者登録する事や、これからはミーシャ達の指名依頼に付いて行く話をし、心配してくるユナを説得しながら料理を食べていった。
途中で店のお薦めで出されたワインのようなお酒を飲んだユナが、少し酔って欲情してきたので、余った料理を店員に見られないように収納して、ユナを支えながら店を出る。
料金は金貨2枚と銀貨50枚だった。
路地に入り、家の寝室に直接転移すると、ユナが甘えるように抱き付いてきて、そのままベッドに一緒に倒れ込み、夜中まで何度も交わってから、抱き合ったまま眠りについた。
俺はミーシャに覆い被さり、抱き締めでキスをする。
「ちゅっあはぁぁぢゅれろ♡ちゅるぢゅっはぁむちゅっ♡れるちゅぶっるちゅっ♡」
お互いに舌を絡め、深くとろけるようなキスを繰り返す。キスを続けながら、タンクトップの上から胸を揉む。
乳首がツンツンに硬くなっていて、タンクトップの上からでもはっきりと感触が伝わってくる。
「んんんっ!ちゅぶっれる♡あはぁちゅ♡んんっちゅっ♡」
俺は唇をミーシャの首筋に移動させていき、首に吸い付いてからペロペロと舐めながら、弾力のある胸を揉み、タンクトップの下から主張している乳首を指で優しく摘まんだ。
「あっはぁぁぁんっ♡乳首っ!⋯いいっんんっ♡ああんっ⋯タカシさん♡♡」
俺は左足の膝をミーシャの股の間に入れ、膝をぐちょぐちょの下着の上からマンコに当て、軽く刺激した。
「あああぁぁん♡やんっんんっ⋯当たってるぅぅ♡凄く感じちゃいますぅ♡」
膝でマンコを刺激しながら、両方のおっぱいを寄せるようにムニムニと揉み、タンクトップの上から乳首に吸い付く。
「ああんっ♡乳首!⋯やぁぁ⋯気持ちいい♡タカシさんに吸われるの⋯いいっんっ♡」
両方の乳首をしばらく吸っていると、俺の唾液が染み込み、白いタンクトップの乳首の部分だけ透けて、物凄くイヤらしい感じになっていた。
口を離し、イヤらしく主張している桃色の乳首の存在を見ながら、両方のおっぱいを優しく揉みしだくと、透けた乳首の主張が強くなり興奮が止まらなくなる。
「ミーシャの乳首、透けて見えてて凄くイヤらしいよ♡」
「タカシさんが⋯吸うからぁ♡ああんっ⋯おっぱい⋯そんなに♡あんっああぁ♡」
ミーシャのマンコから膝を離し、乳首を吸いながら、左手でヌルヌルの下着の上からマンコを撫でる。下着の上からでもマンコの形が指に伝わって、クリトリスが勃起しているのがわかった。
下着の上からクリトリスを優しく摘まむ。
「あっんっそこ!⋯ああぁん⋯弱いからぁ♡凄く感じちゃうからぁぁ♡」
俺の指も掌も、すでにびちゃびちゃになっている。俺は我慢できず、無意識にガチガチになっていたチンポをミーシャの腰骨辺りに擦り付けていた。
「あっ⋯タカシさんのおチンチン♡また硬く逞しくなって♡ああんっ♡タカシさんも⋯感じてくれてる♡嬉しいぃ♡」
「ミーシャ。下着、脱がすよ♡」
「はぁ⋯はぁ⋯⋯はい♡」
俺はべっとり濡れてしまった下着をゆっくり脱がせて、ミーシャの脚を大きく開かせた。そしてマンコを両手で左右にくぱぁぁと広げ、ヒクヒクしているチンポの入る穴を、興奮した目で見ていた。
「た、タカシさん⋯そんなに広げちゃイヤ♡なか⋯恥ずかしい♡タカシさんに見られて⋯溢れちゃうぅぅ♡」
トロトロと愛液を垂らすミーシャのマンコは、早く弄ってくれと言うように、穴がヒクヒクと動き俺を誘惑してくる。俺はたまらずマンコ穴に吸い付いた。
ぢゅぢゅるる!ちゅぅぅじゅるちゅっ!じゅぞぞぞぞ!ぷちゅぅぅれろちゅ!
イヤらしい音を立て激しく吸い、溢れるミーシャの愛液を飲み込んでいく。
「ああぃぁぁぁぁ♡あはっ⋯あんっあっあっあっいいっ♡タカシさんに⋯オマンコ舐められてるぅぅ♡幸せ過ぎるぅぅ♡」
いくら舐め取っても溢れてくるミーシャの愛液に、俺は夢中になっていた。愛液を飲み込みながら、舌を激しく動かしていき、クリトリスに吸い付いた。
ぢゅっぢゅぢゅぅぅぅぅ♡れろれろっちゅぅぅちゅちゅっ♡
「あっ⋯それっだめぇん♡あああぁぁぁぁんんんっ♡♡♡♡」
ミーシャが激しく果てた。仰け反り目を閉じて、口を大きく開けて、荒い呼吸をしてビクンビクンッと幸せそうな顔で快感を感じているミーシャを見て、ふと頭にさっき泣いていたミーシャの姿が思い出され、俺は絶頂しているミーシャを強く抱き締めた。身体が痙攣しながらも俺を抱き締め返してくる。
「あっぁぁぁ⋯んっ♡はぁううっく⋯んんっ⋯あっ♡」
俺はミーシャが落ち着くまで、優しく耳を撫でながら抱き締めていた。愛しい。この子達を守ってやりたい。獣人ってだけで辛い思いをしながら、一生懸命生きている。
俺がセックスするだけで、こんなに喜んでくれて、辛い事を忘れられるならいくらでもエッチな事をしてあげたい。
「はぁ⋯はぁ⋯タカシさん♡タカシさんに耳撫でられて⋯抱き締めてもらって⋯幸せです♡こんなに優しくされたら⋯私♡」
「凄く可愛いよ⋯ミーシャ♡綺麗だ♡ちゅっ♡」
「ちゅっちゅぶ♡タカシさんも⋯気持ち良くなってください♡タカシさんの立派なおチンチン⋯欲しいです♡」
俺はミーシャを抱き締めたまま、腰を動かし亀頭を感覚だけでマンコの穴に当てた。
「ミーシャ。挿れるよ♡」
「⋯⋯はい♡」
俺はゆっくり腰を突きだし、優しくチンポをミーシャの奥まで挿れた。子宮の入り口に鈴口が触れているのに、ミーシャの膣はもっと奥へと誘うようにうねる。
「ああぁぁぁぁ♡タカシさんのおチンチン⋯硬くて大きいよぅ♡気持ちいい♡♡」
「ミーシャのオマンコ⋯凄く気持ちいいよ♡挿れてるだけで⋯チンポが溶けそうだ!⋯ちゅっ♡ちゅぅちゅる♡」
ミーシャにキスをすると、脚を俺の腰に絡め、離さないと言わんばかりに抱き締ついてくる。
「ぢゅぷっちゅっ♡タカシさん⋯動いて♡私で気持ち良くなって欲しい⋯⋯タカシさんにもっと私を求めて欲しいです♡」
「ミーシャ!」
ミーシャと強く抱き締め合ったまま、腰を動かし始める。
クチュクチュとイヤらしい音が部屋に鳴り響き、2人とも興奮が高まり、お互い抱き締める腕に力が入る。
「ああんっあっあっんっん♡ちゅっちゅぅぅ♡ちゅぱっ♡あんっあんっ気持ちいい♡タカシさん⋯タカシさん♡もっとぉ~♡」
「ミーシャ! 凄い⋯凄いよ! ミーシャの中⋯締まって⋯ううっ!」
溶けて一つになったように、身体を密着させ快楽を求め合う。
タンクトップの中の胸が、俺の胸で潰れている感触が気持ちいい。俺は身体を起こし腰を振りながら、ミーシャのタンクトップを捲り上げた。
ビンビンに乳首の起った綺麗な形のおっぱいが現れる。胸に顔をうずめミーシャを抱き締め直し、チンポを深く突き入れながら、乳首に吸い付いた。
「ああっやんっ♡乳首⋯ああん⋯乳首がぁ♡感じ過ぎちゃうぅ♡もっと吸ってぇぇ♡」
むちゅっぢゅぅぅぅ♡ちゅぱっれるれろっちゅうちゃぅぅぅ♡
ミーシャを抱き締めまま、乳首を乳輪ごと強く吸って、チンポをだんだん激しく出し入れする。
「あんっああっあっ⋯いい♡おチンチン♡タカシさん⋯奥⋯奥がぁ⋯そこ♡そこいいっ♡」
「うっくっ!⋯ここだな⋯ううっ!⋯ああっ!」
ミーシャの奥に亀頭をザラザラと刺激する場所があった。そこを亀頭で擦るようにチンポの角度を調整し、集中的に攻める。
「あっあああぁぁぁ♡そこ⋯そこがいいっ♡凄い⋯こんなの⋯初めて♡ああんっんんっ♡」
そこを擦るように突くと、ミーシャの喘ぎ方が変わった。目を強く閉じて今までより強い快感に耐えているような顔をしている。しかしこの奥の感触が俺と亀頭に与える快感は、射精感を一気に高めてくる。
「ああ⋯凄い⋯凄いのくるぅ⋯やっ♡私⋯ああっん♡もうイッちゃう♡」
「あうっくっ!⋯ミーシャ!⋯俺も⋯イキそうだ!⋯ううっ!」
「ああんっ⋯タカシさん♡一緒に⋯お願い♡一緒にぃぃ⋯ああっ♡」
「一緒だ⋯一緒にいこう♡うっくっぅぅ!⋯ああっ⋯もう⋯イクッ!⋯出るっ!⋯イクッ!うううぅぅぅぅぅぁぁぁ!!!」
「あっ凄いのくる♡イクッ!イクイクッ!ああっイクーーーーッ!♡♡♡♡♡」
──ドビュル!ビュビュッ!ドピュドピュッ!ビュルルルル!ビュルビュルルル!
「あはあぁぁぁ⋯きてるぅ♡子宮に⋯タカシさんの精子⋯いっぱい♡」
「ううぅぅっ!⋯あぁぁ⋯気持ちいい!⋯うっ!⋯また⋯ああっ!」
俺は射精しながら腰を動かし、再び射精した。
──ビュルビュル!ドピュッ!ビュルルルルル!
「あああんっ♡また⋯タカシさんの⋯熱い精子が♡んんんっあぁぁ♡」
射精しながらミーシャと抱き合って、しばらく絶頂の余韻をお互いに噛み締めていた。チンポが敏感になってて、ミーシャの中でビクビクと跳ねている。
俺は繋がったまま、ミーシャの耳を優しく撫でる。
「はぁ⋯はぁ⋯凄く気持ち良かったよ⋯ミーシャ♡」
「はぁ⋯私も♡こんなに深くイッたの⋯初めてです♡タカシさん⋯ちゅっ♡」
俺はまだ硬いままのチンポを挿れたまま、優しくミーシャを抱き締めて、唇が触れるだけのキスを何度も繰り返した。
「タカシさんの⋯まだ私の中で硬いままです♡素敵♡♡」
「ミーシャが可愛いから、治まらないよ♡」
「タカシさん♡⋯⋯私⋯タカシさんが好きです♡好きで好きでたまらないです♡⋯迷惑ですか?」
「俺もミーシャのこと⋯好きだよ♡もっと好きになっていい。全部受け止めるから。夕方まで、いっぱいエッチしよ?」
「はい♡♡このままいっぱい、セックスしてください♡」
俺は再び腰を動かし、夕方まで何度もミーシャの中に射精した。
夕方になり、最後に2回ミーシャの口の中に射精して、俺とミーシャと服やシーツに「洗浄」をかけ、帰り支度を整え玄関に向かった。
「タカシさ~ん♡ちょっと寂しいです♡」
ミーシャは俺にメロメロになっていた。今まで辛い思いをしてきたんだから、これでいい。俺にできる事はしてあげたい。
「またいつでも会えるよ。今度からは一緒に魔物討伐にも行くんだから」
「そうでしたね♡ でもユナが羨ましい。あっ、私、タカシさんの剣、一度見てみたいです」
剣マニアだから、魔物を一振りで切り伏せる俺の仕込み刀が見たくなるのはわかるが。
「ちょっとここでは危ないから、今度外で見せてあげるよ」
「ここじゃ危ないんですか?」
「ここじゃぁ床にも置けない。たぶん床が抜ける。外で地面に置いてみるから、持ってみればわかるよ」
「ん? そうなんですか? じゃぁ楽しみにしておきますね♡ 最後にキスして欲しいです♡」
俺はミーシャを抱き寄せ、耳を撫でながらキスをした。その時、玄関のドアをノックする音がする。
コンコン!「ミーシャ、いる?」
アイリの声だ。別にやましい事は何もないのに、なぜか焦ってしまう。俺は口の前で人差し指を立て、「内緒だよ」と小声でミーシャ伝え、ユナの家の玄関前をイメージして転移した。
ノックは要らないと言われていたので、貰っていた鍵で玄関の扉を開け、
「ユナ、ただいま~♪」
しばらく待ったが、いつも駆け寄ってくるユナが、今日は来ない。もう外が暗くなっているのに、晩御飯の匂いもしない。
出掛けてるのかとも思ったが、ユナは今朝、しばらく薬の精製で家に引き籠ると言っていた。
「ユナ! ユナ! いるか?」
俺は嫌な予感がし、家の中を探し回った。寝室に入ると、ユナがベッドで倒れたように、布団も被らず眠っていた。
「ユナ! 大丈夫か? どうした? 何かあったのか?」
身体を抱き起こすと、ユナが薄目を開けて俺を見た。やけに抱えているユナの身体が熱い。風邪だろうか?
「た、タカシ⋯さん。はぁはぁ⋯ちょっと⋯身体がしんどくて⋯」
おでこに手を当ててみると、凄い熱だった。ユナを抱き上げ、足でベッドの布団を捲り上げ、ユナをゆっくり寝かせて布団をかけた。
「ユナ! 大丈夫か? 薬は無いのか?」
「す⋯すみません⋯たぶん⋯はぁ⋯ただの風邪ですから⋯大丈夫⋯です。はぁはぁ⋯風邪の薬作ってなくて⋯。薬草はあるのですが⋯はぁはぁ⋯」
「わかった。ゆっくり寝てろ」
俺はキッチンに行き、「氷の玉」と念じ氷を出し、仕込み刀で砕いて桶に入れ、水を入れて脱衣所からタオル取ってきて寝室に戻った。
寝室で桶の中の冷えたタオルを搾り、ユナのおでこに当て、ユナの様子を診る。仕方ない事だが、ユナを1人にしてミーシャとエッチしてた事に罪悪感が出てくる。
ただの風邪ならいいけど、魔物の内臓から感染した何か変な病気の可能性とかないのだろうか? 病気⋯病気⋯⋯ん?
「ああっ! 病気なら治せるじゃないか! 何やってんだ俺は!」
焦っていたとはいえバカ過ぎる。自分を殴ってやりたい。
俺がユナに手を翳し「病気の治癒」と念じると、手の光が荒く呼吸をしているユナに吸い込まれた。すると呼吸が穏やかになり、ユナが目を開けパチパチと瞬きをしてから俺を見た。
俺はユナのおでこに手を当てながら、
「熱はひいたみたいだな。大丈夫か?」
「は、はい。あの⋯すみません。私⋯んっ♡」
俺は安心して、ユナを抱き締めた。
「はぁぁぁ⋯♡♡」
「良かった。だだの風邪だったみたいだな。ごめんな、一人にして」
「い、いえいえ、私が風邪をひいてしまっただけで、タカシさんは何も⋯。治してくれてありがとうございます。光魔法ですか?」
「うん。でも薬、作っておいた方がいいな」
「はい。あまり作り置きをすると、劣化して無駄になってしまうので作って無かったのですが、タカシさんが作ってくれた収納箱があるので、作って入れておくようにします」
「じゃぁ薬用の収納箱も1つ作っておくよ。いや、俺の治癒魔法を何かに付与したら、誰でも使えるかもしれないな⋯」
「えっ?」
「まあそれはそれとして、薬もあった方がいい」
「は、はい。ありがとうございます。あの⋯ごめんなさい。晩御飯作ってなくて⋯」
「何も謝る事なんてないよ。俺がユナに甘えてるだけなんだから。そうだ! もう大丈夫なら、今日は街に晩御飯食べに行こうか? ディナーデートだ」
「で、デート!♡ タカシさんとデート♡♡ きゃっ♡」
ユナが変な妄想の世界に旅立ったようだ。俺は汗をかいていたユナに「洗浄」をかけ、お洒落なモスグリーンのワンピースに着替えたユナと、街の人のいない路地に転移した。
街のメイン通りに出て、俺はユナの手を恋人繋ぎで握って歩きだした。ユナはビックリして困惑している。
「何か食べてみたい物ある? お金は気にしないでいいから、一度入ってみたかった店とか」
「た、タカシさん。いくらギルドから離れた街の中とはいえ、これはダメですよぅ」
「ユナは俺と手を繋ぐの⋯嫌?」
「そ、そんな事ある訳ないです! でも⋯でも⋯タカシさんが変な目で見られちゃいますよぅ」
「ユナ。後で話すけど、もうそういうの止めよう。俺はギルドの近くでも普通にしたい。どんな目で見られてもいい。もう気にしなくていいんだ」
「それってどういう⋯」
「お願い、ユナ」
「⋯⋯はい♡ タカシさんにお願いされたら断れないです♡ でも後で話してくださいね」
「うん。いろいろ決めた事があるから」
そうして街を手を繋いだまま歩き、たまに獣人女性やハーフエルフ女性に、羨ましそうな目で見られながら飲食店のある方へ向かった。
ユナが高級店を遠慮しているのがわかったので、俺はわざと悲しそうな顔を作りお願いすると、ユナが慌てて行きたかった高級そうな店を教えてきたので、飲食店が階ごとに入っている、5階建ての高い建物に入った。
建物に入ると、ボーイのような格好をした犬耳の獣人の男性が近付いてきた。獣人女性のユナと人間の男性である俺が手を繋いでいる事に少しビックリしていたが、案内をしてくれるようだ。
「いらっしゃいませ。どのお店でお食事をご希望でしょうか?」
「『セルドール』で食事をしたい」
俺がユナが行ってみたかったという、5階の店の名前を言うと、ボーイの獣人男が1階の壁際にある丸く段になった床の上に乗るように言ってきた。上を見上げると、建物の屋根まで丸く吹き抜けになっていた。まさか⋯エレベーターか?
ボーイの獣人男が壁にある7つの魔石らしき石の内の1つに手を当て「クライム」と唱えると、乗っている丸い床が浮き、上の階に登っていった。
俺だけがビックリしていたので、ユナは知っていたみたいだ。後で聞いてみよう。
「こちらでございます。ごゆっくりどうぞ」
下に降りる時はどうするのだろう? カッコ悪いが異世界人の俺にはわからない。帰りはユナに任せよう。
予約してなくても大丈夫なようだ。よく考えたら電話がないから、予約するのも難しい。
店に入ると、耳の上辺りから角の生えた何の種族かわからない男性が、ちょっとビックリしてから、席に案内してくれた。
いちいち驚かれるが、慣れだ慣れ。その内あの人間はそういう人間の男なんだろうと周りが理解するだろう。
だからユナ達には、俺が獣人女性でチンポを硬くする事だけは、絶対内緒にするように強く約束してもらおう。
窓際の席に案内され、ユナと向かい合って座る。ユナがメニューを見て目をキラキラさせている。ユナがまた遠慮しないように、余ったら収納して持って帰ればいいから、食べたい物をいくらでも注文するように言う。
俺もメニューを見たが、写真が載っている訳でもなく、料理名だけではどんな料理かわからないので、注文をユナに任せた。
ユナは窓から見える夜景にうっとりしている。街なので、日が落ちたばかりの今の時間なら、ちらほらと光る魔石の光がキラキラ窓から見えて、なかなか綺麗な夜景だ。
しばらくすると、ハーフエルフの女性が料理を運んで来てくれた。後で聞いたが、高級店のハーフエルフは獣人女性を差別する事はないらしい。そりゃ客だしな。
「美味しいです、タカシさん♡ 私、料理好きだから、有名なこの店の料理食べてみたかったんです。ありがとうございます♡」
「それは良かった。ユナの笑顔が見れて嬉しいよ。確かに美味しいけど、ユナの料理も美味しいよ。いつもありがとう♡」
「⋯⋯タカシさん♡♡」
それからユナの妹の話だけは伏せて、冒険者登録する事や、これからはミーシャ達の指名依頼に付いて行く話をし、心配してくるユナを説得しながら料理を食べていった。
途中で店のお薦めで出されたワインのようなお酒を飲んだユナが、少し酔って欲情してきたので、余った料理を店員に見られないように収納して、ユナを支えながら店を出る。
料金は金貨2枚と銀貨50枚だった。
路地に入り、家の寝室に直接転移すると、ユナが甘えるように抱き付いてきて、そのままベッドに一緒に倒れ込み、夜中まで何度も交わってから、抱き合ったまま眠りについた。
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