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因縁に決着をつける吸血少女
物語は天下の回りもの
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翌日。家畜の世話を終わらせた私は、ツリータウンに来た。そして、そのままツリータウンの五層へと向かう。前から見つけていた大きな建物の前にある靄を固めてみると、一枚の紙になった。
『一人の夜叉にある組織は壊滅状態に追い込まれた。必死の思いで逃げおおせた生き残りは、森の中にある街で同志に助けを請う。組織からの撤退命令を無視して、復讐心を燃やしていた生き残りと仲間だったが、それが仇となる。先の一件に加えて、街を丸々一つ使った計画などの失敗が重なり、大規模な討伐が行われた。その討伐作戦は、大きく実を結び、組織の母体すらも壊滅する事になる。指導者の喪失。組員の殲滅。これらの結果で、大陸内にいた組織の関係者は、ほぼ漏れなく始末された。その後、新大陸に逃げおおせた者がいるという報告を受けた討伐隊は、直ちに急行。しかし、組織の関係者の姿はなく、そちらも衰退の一途辿っているものと思われる。こうして、様々な街、里、少女、そして多くの人々を巻き込んだ邪悪な組織は滅びた』
『クエスト『物語は天下の回りもの』をクリアしました。報酬として、根源の紙を獲得』
驚いた事に、『物語は天下の回りもの』の最後の物語だったらしい。手に入れたアイテムがよく分からないので、取り出してみる。
取り出した瞬間は普通の紙だったけど、手に触れた途端、紙が赤く染まっていった。
「おぉ……」
何か染みが広がっていくみたいで面白いけど、赤の色が血の色みたいだから、物騒な感じになっている。色が完全に赤色になったら、アイテム名が変わっていた。
「血の根源の紙? 血の根源って……何だろう?」
全く意味の分からないアイテムになった。まぁ、最初の根源の紙からよく分からないアイテムではあったけど。
どうしたものかと思っていると、紙の中央に何か変な魔法陣的なものが浮かび上がってきた。そして、急に燃え上がった。
「おぉ……!?」
突然の事に驚いた。魔法陣は、空中に浮いたまま、高速で私に迫ってきて、胸に吸い込まれた。前にも似たような事があった気がする。
『条件を満たしました。【根源(血)】の収得が可能となります』
────────────────────
【根源(血)】:血液系統のスキルの効果が上昇する。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
スキル強化のスキルが手に入った。しかも、このスキルは【プリセット】と同じでレベルのないスキルみたいだ。
「根源系のスキルは、スキルを強化するって感じかな。ん? スキルが統合出来る」
【根源(血)】を手に入れた事で、【支配(血)】と【無限血液】が統合出来るようになった。新しいスキルは、【完全支配(血)】となった。
────────────────────
【完全支配(血)】:全ての血液を完全に支配する。自身の血で武具の生成、強化が可能となる。使用出来る血液の量が無制限になり、体外に出す速度が増す。出血状態の対象を感覚で認識出来る。身体に流れる血液が減らず、血液を使用する際にHPが減少しなくなる。血液の中に仕舞える物の量が無制限になる。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
血液に仕舞える物の量が無制限になった。まぁ、他にも変わっているみたいだけど、検証しておかないといけない。せっかくなので、私の回復薬になるアイテムの血を血液の中に全部仕舞っておく。アイテム欄を操作するよりも、血の中から出した方が早いからだ。
「さて、検証しよっと」
こういう時に検証にうってつけなのは、雪原エリアなのだけど、夏休みから始めたプレイヤー達のレベルが上がって、プレイヤーの人数が増えてしまったので、あまり効率良く検証が出来なくなっていた。だから、今回は古城エリアで検証する。どうせだから、止まっていた古城の探索も再開する。
皆がいた方が探索は進むけど、スキルの検証も含めているので、一応呼ばないで探索をしていく。探索階層は四階だけにしておくから、多分今日中に上の方の階層は調べきることが出来るかな。後は地下だけ。これは、皆と一緒に探索する。
「さてと、血が出る速度が早くなるんだっけ」
いつも通り血を外に出してみる。すると、いつもの倍以上の速度で血が出て来た。何というか、滝のように血が出ているという表現が一番適している気がする。突っ込んでくるダークナイトに血だけで攻撃を加えていく。地面に血を広げて、地面から血の杭を突き出したり、前からやっている血の剣を飛ばす攻撃を使ってみたけど、いつもよりも攻撃力が高い。血の硬質化の強度が上がっているみたい。
完全な支配というのは、いつもよりも細かい操作が可能になるという事だったみたい。本当に細かい操作が出来るから、剣に細かいかえしを作ったり、本当に細かい操作が出来る。これをどのように活用するかは、今後考えていく事にする。
武器の強化もこれまでよりも硬く強いものになっていた。これは、人斬りと竜狩りの強化でも同じように強くなっていた。
「使い勝手がよくなっている感じかな。何か上手い使い方が思い付けばいいけど」
それと、もう一つの【根源(血)】の効果もある程度分かった。それは、血を使った攻撃で、相手が猛毒状態になった。【猛毒血】の効果が、強化に使った血にも適用されるようになっていた。基本的に血液で武器を強化するから、相手を毒にしやすくなる。因みに、常に毒効果があるわけじゃなく、自分で意識して初めて効果を発揮する。
「これなら、【竜王血】の力も表に出て良い気がするけど、全然気配がない。そもそも竜王って何? スノウに訊いても言葉が分からないから、説明は聞けないし……」
スノウは、名前から属性が氷と炎って分かるけど、ただ単に【竜王血】ってだけだと、どんな風な効果を出せるか分からない。
「炎かな? でも、炎上ダメージはない。そもそも相手は燃えないし……じゃあ、純粋な威力? でも、それっぽい威力じゃないしなぁ。ここも要検証かな」
出来れば、【猛毒血】の他にも血に関するスキルが欲しい。そんな血を持っているモンスターを探さないといけないかな。
ついでの探索で分かった事は何も無い。一応、偉い人が住んでいそうな場所とか謁見室みたいな場所も見つけたけど、そこから情報も見つけられない。基本的に何もない場所みたい。一番怪しいのは、やっぱり地下になるかな。塔に関しては、怪しいのは闇霧の始祖だけだ。まぁ、ただの研究馬鹿な吸血鬼だけど。しかも、人を実験材料にしてくるし。いや、吸血鬼をかな。微妙に、精霊にも興味を抱いていそうだけど。
余った時間は、エアリーとメア、マシロを喚んで、古城の地下を調べていった。複雑に入り組んでいるけど、エアリーのおかげで迷う事はない。そして、その中でボスエリアも見つける事が出来た。なので、ついでに倒しておいた。手に入れたスキルは、【麻痺血】だった。欲しかった血のスキルだったので、ちょっと嬉しかったけど、同時に闇霧の始祖のペットを倒して良かったのか心配になった。
確認してみたら、『そのうち復活するだろう。気にするな』と言われた。無限復活のキメラを作ったって事なのかな。改めて、色々とおかしい吸血鬼だなと思った。
『一人の夜叉にある組織は壊滅状態に追い込まれた。必死の思いで逃げおおせた生き残りは、森の中にある街で同志に助けを請う。組織からの撤退命令を無視して、復讐心を燃やしていた生き残りと仲間だったが、それが仇となる。先の一件に加えて、街を丸々一つ使った計画などの失敗が重なり、大規模な討伐が行われた。その討伐作戦は、大きく実を結び、組織の母体すらも壊滅する事になる。指導者の喪失。組員の殲滅。これらの結果で、大陸内にいた組織の関係者は、ほぼ漏れなく始末された。その後、新大陸に逃げおおせた者がいるという報告を受けた討伐隊は、直ちに急行。しかし、組織の関係者の姿はなく、そちらも衰退の一途辿っているものと思われる。こうして、様々な街、里、少女、そして多くの人々を巻き込んだ邪悪な組織は滅びた』
『クエスト『物語は天下の回りもの』をクリアしました。報酬として、根源の紙を獲得』
驚いた事に、『物語は天下の回りもの』の最後の物語だったらしい。手に入れたアイテムがよく分からないので、取り出してみる。
取り出した瞬間は普通の紙だったけど、手に触れた途端、紙が赤く染まっていった。
「おぉ……」
何か染みが広がっていくみたいで面白いけど、赤の色が血の色みたいだから、物騒な感じになっている。色が完全に赤色になったら、アイテム名が変わっていた。
「血の根源の紙? 血の根源って……何だろう?」
全く意味の分からないアイテムになった。まぁ、最初の根源の紙からよく分からないアイテムではあったけど。
どうしたものかと思っていると、紙の中央に何か変な魔法陣的なものが浮かび上がってきた。そして、急に燃え上がった。
「おぉ……!?」
突然の事に驚いた。魔法陣は、空中に浮いたまま、高速で私に迫ってきて、胸に吸い込まれた。前にも似たような事があった気がする。
『条件を満たしました。【根源(血)】の収得が可能となります』
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【根源(血)】:血液系統のスキルの効果が上昇する。控えでも効果を発揮する。
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スキル強化のスキルが手に入った。しかも、このスキルは【プリセット】と同じでレベルのないスキルみたいだ。
「根源系のスキルは、スキルを強化するって感じかな。ん? スキルが統合出来る」
【根源(血)】を手に入れた事で、【支配(血)】と【無限血液】が統合出来るようになった。新しいスキルは、【完全支配(血)】となった。
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【完全支配(血)】:全ての血液を完全に支配する。自身の血で武具の生成、強化が可能となる。使用出来る血液の量が無制限になり、体外に出す速度が増す。出血状態の対象を感覚で認識出来る。身体に流れる血液が減らず、血液を使用する際にHPが減少しなくなる。血液の中に仕舞える物の量が無制限になる。控えでも効果を発揮する。
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血液に仕舞える物の量が無制限になった。まぁ、他にも変わっているみたいだけど、検証しておかないといけない。せっかくなので、私の回復薬になるアイテムの血を血液の中に全部仕舞っておく。アイテム欄を操作するよりも、血の中から出した方が早いからだ。
「さて、検証しよっと」
こういう時に検証にうってつけなのは、雪原エリアなのだけど、夏休みから始めたプレイヤー達のレベルが上がって、プレイヤーの人数が増えてしまったので、あまり効率良く検証が出来なくなっていた。だから、今回は古城エリアで検証する。どうせだから、止まっていた古城の探索も再開する。
皆がいた方が探索は進むけど、スキルの検証も含めているので、一応呼ばないで探索をしていく。探索階層は四階だけにしておくから、多分今日中に上の方の階層は調べきることが出来るかな。後は地下だけ。これは、皆と一緒に探索する。
「さてと、血が出る速度が早くなるんだっけ」
いつも通り血を外に出してみる。すると、いつもの倍以上の速度で血が出て来た。何というか、滝のように血が出ているという表現が一番適している気がする。突っ込んでくるダークナイトに血だけで攻撃を加えていく。地面に血を広げて、地面から血の杭を突き出したり、前からやっている血の剣を飛ばす攻撃を使ってみたけど、いつもよりも攻撃力が高い。血の硬質化の強度が上がっているみたい。
完全な支配というのは、いつもよりも細かい操作が可能になるという事だったみたい。本当に細かい操作が出来るから、剣に細かいかえしを作ったり、本当に細かい操作が出来る。これをどのように活用するかは、今後考えていく事にする。
武器の強化もこれまでよりも硬く強いものになっていた。これは、人斬りと竜狩りの強化でも同じように強くなっていた。
「使い勝手がよくなっている感じかな。何か上手い使い方が思い付けばいいけど」
それと、もう一つの【根源(血)】の効果もある程度分かった。それは、血を使った攻撃で、相手が猛毒状態になった。【猛毒血】の効果が、強化に使った血にも適用されるようになっていた。基本的に血液で武器を強化するから、相手を毒にしやすくなる。因みに、常に毒効果があるわけじゃなく、自分で意識して初めて効果を発揮する。
「これなら、【竜王血】の力も表に出て良い気がするけど、全然気配がない。そもそも竜王って何? スノウに訊いても言葉が分からないから、説明は聞けないし……」
スノウは、名前から属性が氷と炎って分かるけど、ただ単に【竜王血】ってだけだと、どんな風な効果を出せるか分からない。
「炎かな? でも、炎上ダメージはない。そもそも相手は燃えないし……じゃあ、純粋な威力? でも、それっぽい威力じゃないしなぁ。ここも要検証かな」
出来れば、【猛毒血】の他にも血に関するスキルが欲しい。そんな血を持っているモンスターを探さないといけないかな。
ついでの探索で分かった事は何も無い。一応、偉い人が住んでいそうな場所とか謁見室みたいな場所も見つけたけど、そこから情報も見つけられない。基本的に何もない場所みたい。一番怪しいのは、やっぱり地下になるかな。塔に関しては、怪しいのは闇霧の始祖だけだ。まぁ、ただの研究馬鹿な吸血鬼だけど。しかも、人を実験材料にしてくるし。いや、吸血鬼をかな。微妙に、精霊にも興味を抱いていそうだけど。
余った時間は、エアリーとメア、マシロを喚んで、古城の地下を調べていった。複雑に入り組んでいるけど、エアリーのおかげで迷う事はない。そして、その中でボスエリアも見つける事が出来た。なので、ついでに倒しておいた。手に入れたスキルは、【麻痺血】だった。欲しかった血のスキルだったので、ちょっと嬉しかったけど、同時に闇霧の始祖のペットを倒して良かったのか心配になった。
確認してみたら、『そのうち復活するだろう。気にするな』と言われた。無限復活のキメラを作ったって事なのかな。改めて、色々とおかしい吸血鬼だなと思った。
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