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真祖となった吸血少女
【血液武装】の真骨頂
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私に向かってくるプレイヤー達の中心に向かって、高速移動で思いっきり突っ込む。【突進】の効果で、ただ突っ込むだけでも攻撃として扱える。高速移動を使っているので、その勢いが相まって、軽装備の敵が吹っ飛んだ。でも、鎧を着込んでいるような重装備敵は、そのままそれぞれの武器を振ってくる。
「うおおおおおおお!!」
「はあああああああ!!」
「ふん!!」
片手剣、両手剣、槍が同時に振られてくる。一見絶体絶命に見えなくもないけど、【双天眼】で、その隙間がよく見えている。攻撃が当たらない場所に移動して、【操影】を使い、攻撃してきた片手剣持ちを縛る。
「んなっ……!?」
身体を回して、拘束した敵の背中に回し蹴りを食らわせた。拘束を千切る勢いで、前に出たその男性プレイヤーに、別方向から、他の敵が突き出していた槍が命中する。兜を被っていないせいで、頭に槍が突き刺さった。
「あっ!? 貴重なポイント!!」
気付いた時には、HPがなくなってポリゴンになり消えていっていた。せっかくのキルポイントだったのに、取られてしまった。相手が烏合の衆に近い集団だという事を忘れていた。まともな連携を取れるわけがない。【双天眼】などで連携の歪みを見つけて乱すような戦い方をしようと思っていたけど、これでは過度に同士討ちを誘発させてしまうだけだ。
通常エリアなら、それでも良いのだけど、今回は私のポイントになって欲しいので、それは向かない。
「色々と小技で攻めていこうと思ったけど、やっぱ、やめた。超速で削りきる。【追刃】」
【追刃】を発動する。そして、高速移動で、敵の隙間を移動しながら、白百合で斬りまくった。鎧持ちは、本当に邪魔なので、最初の一撃で選別された鎧持ちを中心にダメージを与えていく。高速移動の中でも【双天眼】を使えるので、正確に鎧の隙間を斬りつけられる。それに、【追刃】の追ってくる刃と重ならないように動けるというメリットもあった。
【追刃】と【双天眼】のコンボは、【追刃】の正確性を上げる事に繋がり、より使い勝手が良くなった。
鎧持ち達は、次々とHPが削られていって、ポリゴンとなって消えていった。私みたいな高速移動で攻撃してくる相手とは相性が悪すぎたみたい。
全ての鎧持ちが倒れた時、【追刃】の攻撃から逃れていた軽装備の敵の手が震えていた。
「思ったよりも、残ってるなぁ」
敵の数は、ざっと二十以上いる。いつの間にか、他にも集まってきたみたいだ。
蝙蝠に背後の索敵を行わせつつ、再び高速移動で突っ込む。そして、一番手前にいた両手剣持ちの顔面にドロップキックを食らわせた。思いっきり吹っ飛んでいった両手剣持ちは、一番近くにあったビルの外壁にめり込んで消えた。衝突のダメージも重なって、大ダメージになったみたいだ。
「このっ!!」
近くにいた大槌を持った男が、横降りで攻撃してくる。【操影】で攻撃の下から、大槌を持ち上げて、私自身も姿勢を低くして回避する。
それと同時に、【血液武装】と双血剣の【形状変化(血液)】を使用する。まず黒百合の刀身が細い棒状になる。血液に反応して、私の意思通りに形が変化しているのだ。
血液で柄と刀身を延長線上に伸ばす。これは、【血液武装】によるものだ。刀身の延長線の棒の先端に白百合を血で繋げて、白百合の刀身を【血液武装】で伸ばし内側に湾曲する刃とする。そうして出来上がったのは、双血剣を骨組みとして作り上げられた大鎌だった。
【武芸百般】には、【鎌】が内包されている。大鎌も枠的には【鎌】に分類する事が出来る。つまり、大鎌となったこれを扱うのも【武芸百般】の範囲内だ。
これが、【血液武装】の真骨頂の一つ。【血液武装】は、【血装術】と内包されている【操血】【硬質化】と【血武器】の組み合わせで出来ている。【血装術】は、ただ武器を強化するだけだけど、そこに【血武器】の自由さを加える事で、武器に沿った強化ではなく、違う形に変化させる事が出来る。さらに、【操血】と【硬質化】の要素で、より自由に変化させる事が出来る。これが、双剣から大鎌を作り出せる理由だ。ついでに、双剣を骨組みにしている分、刃などの強化に血を回せているから、実用化出来ているという感じだ。
影の裏から、大鎌で、大槌を振ってきた男の足を刈り取る。
「なっ!?」
大鎌による攻撃は予想外だったようで、驚愕が顔に張り付いていた。刈り取られた足の部位欠損により、立てなくなった男の身体が地面に落ちていく。その間に、大鎌を回すように振り回して、何度も斬りつけた。その連続攻撃で、HPを全損し、ポリゴンとなって消える。
そのポリゴンを隠れ蓑にするように、槍が突き出される。ごっつい槍だから、フレ姉も持っている【剛槍】持ちかもしれない。【操影】で、穂先を掴み取り、突き出される方向を操作。同時に、思いっきり攻撃方向に引っ張って、相手の重心を崩す。
「うわっ!?」
弾かれる事は想定していても、引っ張られるとは思うわけもなく、簡単に重心を崩した。そこに、大鎌を振い、身体に刃を突き立てる。そのまま斬り裂くように振うのではなく、身体を持ち上げて、思いっきり近くのプレイヤーに投げつけた。
「うおおおおおおおおお!!」
私の攻撃後の隙を狙って、片手剣持ちが突っ込んでくる。大鎌を地面に突き立て、棒高跳びの要領で避ける。大鎌の柄に片手剣が命中するけど、それくらいで折れる強度ではない。柄を握る力を緩めて、大鎌を支柱にし、身体を回して蹴り飛ばす。
地面に着地した私に向かって、槍が突き出される。大鎌に回していた血を、左腕に回して血の籠手を作り出して、槍を逸らす。そして、籠手の血を大鎌に戻して、四肢を刈り取る。四肢欠損状態になったところで、首も刈り取って倒す。
そして、正面から突っ込んできた片手剣持ちのお腹を大鎌の先端で突いて、後ろから襲い掛かる片手斧持ちの顔面に石突きをめり込ませる。
「【サンドソー】」
攻撃と攻撃の隙間に、魔法が放たれる。回転する大量の砂が、チップソーのようになって飛んできていた。
「砂……」
そのまま食らっても、硬質化と【防鱗】で防げるし、鎌の刃は白百合なので、斬り裂くことも可能だ。でも、ちょっとした好奇心を抑えきれなかった。
効果範囲内に入ったと同時に【操砂】を発動する。すると、ちょっとした抵抗を感じながらも、その軌道を変える事が出来た。例え、魔法でも砂は砂。【操砂】の効果範囲内には入る。でも、相手の操作権限の奪い合いになるから、完全に操作する事は出来ず、ちょっとずらすのが精一杯だった。
自分の想定とは違う動きをした魔法に、放った本人は呆然としていた。
「なっなんっ!? でっ!?」
軌道を変えた先にいた敵が砂のチップソーによって、削られていく。魔法で倒される前に、その首を刈り取り、私のキルポイントへと変えた。
「うおおおおおおおおおお!!」
二人の片手剣持ちが突出してくる後ろで、杖を持った女性が先端を私に向けていた。魔法を撃つルーティン的な感じかな。砂とか泥以外の魔法を放たれると、【操砂】や【操泥】での対処が出来ない。防御に回るのも面倒くさい。
私は、その場で大鎌を思いっきり振り回して、回転させながら、柄と刃になっている黒百合と白百合を入れ替える。そして、回転させた遠心力を利用しつつ、【血液武装】を操作して、黒百合をその女性の喉に向かって飛ばす。
「がっ……【雷霆の……怒り】」
上手く喉に命中したけど、沈黙の効果を与える事は出来なかった。まぁ、出来るかどうかすら賭けだったので、成功しただけでも良しとしたいところ。ただ、その結果、魔法が放たれる。私は、襲い掛かる頭痛に顔を歪めつつ、白百合で弾いた。
「ちっ!? 【退魔】持ちか!?」
敵の一人が、舌打ちしながらそう言う。意外と【退魔】は有名みたいだ。魔法使い殺しと言っても過言ではないくらいには、強力な追加効果だとは、私も思う。問題は、タイミング良く弾かないといけない事。魔法の中でも二番目に速い雷霆魔法は、弾くタイミングがかなり難しい。
何の魔法を使うか分からない中で、速い魔法が来ると防御すら間に合わない可能性も考えられたので、瞬時に【未来視】を使って先を見ることで、使われる魔法と弾くタイミングを掴む事が出来た。プレイヤー相手でも【未来視】が使えるのは、かなり有り難い。どういう理屈で読めるのか分からないけど。ただ頭痛が酷いのは変わらない。まだ【双天眼】の副作用による恩恵は来ていなかった。
「うおおおおおおお!!」
「はあああああああ!!」
「ふん!!」
片手剣、両手剣、槍が同時に振られてくる。一見絶体絶命に見えなくもないけど、【双天眼】で、その隙間がよく見えている。攻撃が当たらない場所に移動して、【操影】を使い、攻撃してきた片手剣持ちを縛る。
「んなっ……!?」
身体を回して、拘束した敵の背中に回し蹴りを食らわせた。拘束を千切る勢いで、前に出たその男性プレイヤーに、別方向から、他の敵が突き出していた槍が命中する。兜を被っていないせいで、頭に槍が突き刺さった。
「あっ!? 貴重なポイント!!」
気付いた時には、HPがなくなってポリゴンになり消えていっていた。せっかくのキルポイントだったのに、取られてしまった。相手が烏合の衆に近い集団だという事を忘れていた。まともな連携を取れるわけがない。【双天眼】などで連携の歪みを見つけて乱すような戦い方をしようと思っていたけど、これでは過度に同士討ちを誘発させてしまうだけだ。
通常エリアなら、それでも良いのだけど、今回は私のポイントになって欲しいので、それは向かない。
「色々と小技で攻めていこうと思ったけど、やっぱ、やめた。超速で削りきる。【追刃】」
【追刃】を発動する。そして、高速移動で、敵の隙間を移動しながら、白百合で斬りまくった。鎧持ちは、本当に邪魔なので、最初の一撃で選別された鎧持ちを中心にダメージを与えていく。高速移動の中でも【双天眼】を使えるので、正確に鎧の隙間を斬りつけられる。それに、【追刃】の追ってくる刃と重ならないように動けるというメリットもあった。
【追刃】と【双天眼】のコンボは、【追刃】の正確性を上げる事に繋がり、より使い勝手が良くなった。
鎧持ち達は、次々とHPが削られていって、ポリゴンとなって消えていった。私みたいな高速移動で攻撃してくる相手とは相性が悪すぎたみたい。
全ての鎧持ちが倒れた時、【追刃】の攻撃から逃れていた軽装備の敵の手が震えていた。
「思ったよりも、残ってるなぁ」
敵の数は、ざっと二十以上いる。いつの間にか、他にも集まってきたみたいだ。
蝙蝠に背後の索敵を行わせつつ、再び高速移動で突っ込む。そして、一番手前にいた両手剣持ちの顔面にドロップキックを食らわせた。思いっきり吹っ飛んでいった両手剣持ちは、一番近くにあったビルの外壁にめり込んで消えた。衝突のダメージも重なって、大ダメージになったみたいだ。
「このっ!!」
近くにいた大槌を持った男が、横降りで攻撃してくる。【操影】で攻撃の下から、大槌を持ち上げて、私自身も姿勢を低くして回避する。
それと同時に、【血液武装】と双血剣の【形状変化(血液)】を使用する。まず黒百合の刀身が細い棒状になる。血液に反応して、私の意思通りに形が変化しているのだ。
血液で柄と刀身を延長線上に伸ばす。これは、【血液武装】によるものだ。刀身の延長線の棒の先端に白百合を血で繋げて、白百合の刀身を【血液武装】で伸ばし内側に湾曲する刃とする。そうして出来上がったのは、双血剣を骨組みとして作り上げられた大鎌だった。
【武芸百般】には、【鎌】が内包されている。大鎌も枠的には【鎌】に分類する事が出来る。つまり、大鎌となったこれを扱うのも【武芸百般】の範囲内だ。
これが、【血液武装】の真骨頂の一つ。【血液武装】は、【血装術】と内包されている【操血】【硬質化】と【血武器】の組み合わせで出来ている。【血装術】は、ただ武器を強化するだけだけど、そこに【血武器】の自由さを加える事で、武器に沿った強化ではなく、違う形に変化させる事が出来る。さらに、【操血】と【硬質化】の要素で、より自由に変化させる事が出来る。これが、双剣から大鎌を作り出せる理由だ。ついでに、双剣を骨組みにしている分、刃などの強化に血を回せているから、実用化出来ているという感じだ。
影の裏から、大鎌で、大槌を振ってきた男の足を刈り取る。
「なっ!?」
大鎌による攻撃は予想外だったようで、驚愕が顔に張り付いていた。刈り取られた足の部位欠損により、立てなくなった男の身体が地面に落ちていく。その間に、大鎌を回すように振り回して、何度も斬りつけた。その連続攻撃で、HPを全損し、ポリゴンとなって消える。
そのポリゴンを隠れ蓑にするように、槍が突き出される。ごっつい槍だから、フレ姉も持っている【剛槍】持ちかもしれない。【操影】で、穂先を掴み取り、突き出される方向を操作。同時に、思いっきり攻撃方向に引っ張って、相手の重心を崩す。
「うわっ!?」
弾かれる事は想定していても、引っ張られるとは思うわけもなく、簡単に重心を崩した。そこに、大鎌を振い、身体に刃を突き立てる。そのまま斬り裂くように振うのではなく、身体を持ち上げて、思いっきり近くのプレイヤーに投げつけた。
「うおおおおおおおおお!!」
私の攻撃後の隙を狙って、片手剣持ちが突っ込んでくる。大鎌を地面に突き立て、棒高跳びの要領で避ける。大鎌の柄に片手剣が命中するけど、それくらいで折れる強度ではない。柄を握る力を緩めて、大鎌を支柱にし、身体を回して蹴り飛ばす。
地面に着地した私に向かって、槍が突き出される。大鎌に回していた血を、左腕に回して血の籠手を作り出して、槍を逸らす。そして、籠手の血を大鎌に戻して、四肢を刈り取る。四肢欠損状態になったところで、首も刈り取って倒す。
そして、正面から突っ込んできた片手剣持ちのお腹を大鎌の先端で突いて、後ろから襲い掛かる片手斧持ちの顔面に石突きをめり込ませる。
「【サンドソー】」
攻撃と攻撃の隙間に、魔法が放たれる。回転する大量の砂が、チップソーのようになって飛んできていた。
「砂……」
そのまま食らっても、硬質化と【防鱗】で防げるし、鎌の刃は白百合なので、斬り裂くことも可能だ。でも、ちょっとした好奇心を抑えきれなかった。
効果範囲内に入ったと同時に【操砂】を発動する。すると、ちょっとした抵抗を感じながらも、その軌道を変える事が出来た。例え、魔法でも砂は砂。【操砂】の効果範囲内には入る。でも、相手の操作権限の奪い合いになるから、完全に操作する事は出来ず、ちょっとずらすのが精一杯だった。
自分の想定とは違う動きをした魔法に、放った本人は呆然としていた。
「なっなんっ!? でっ!?」
軌道を変えた先にいた敵が砂のチップソーによって、削られていく。魔法で倒される前に、その首を刈り取り、私のキルポイントへと変えた。
「うおおおおおおおおおお!!」
二人の片手剣持ちが突出してくる後ろで、杖を持った女性が先端を私に向けていた。魔法を撃つルーティン的な感じかな。砂とか泥以外の魔法を放たれると、【操砂】や【操泥】での対処が出来ない。防御に回るのも面倒くさい。
私は、その場で大鎌を思いっきり振り回して、回転させながら、柄と刃になっている黒百合と白百合を入れ替える。そして、回転させた遠心力を利用しつつ、【血液武装】を操作して、黒百合をその女性の喉に向かって飛ばす。
「がっ……【雷霆の……怒り】」
上手く喉に命中したけど、沈黙の効果を与える事は出来なかった。まぁ、出来るかどうかすら賭けだったので、成功しただけでも良しとしたいところ。ただ、その結果、魔法が放たれる。私は、襲い掛かる頭痛に顔を歪めつつ、白百合で弾いた。
「ちっ!? 【退魔】持ちか!?」
敵の一人が、舌打ちしながらそう言う。意外と【退魔】は有名みたいだ。魔法使い殺しと言っても過言ではないくらいには、強力な追加効果だとは、私も思う。問題は、タイミング良く弾かないといけない事。魔法の中でも二番目に速い雷霆魔法は、弾くタイミングがかなり難しい。
何の魔法を使うか分からない中で、速い魔法が来ると防御すら間に合わない可能性も考えられたので、瞬時に【未来視】を使って先を見ることで、使われる魔法と弾くタイミングを掴む事が出来た。プレイヤー相手でも【未来視】が使えるのは、かなり有り難い。どういう理屈で読めるのか分からないけど。ただ頭痛が酷いのは変わらない。まだ【双天眼】の副作用による恩恵は来ていなかった。
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