46 / 365
吸血少女の歩む道
装備の修理
しおりを挟む
「一応倒せたけど、もう少し楽に倒せるようになりたいなぁ。最後は、ダメージ覚悟だったし……」
ため息をつきながら、自分の身体を見下ろす。特に壊れているような雰囲気はないけど、装備欄を確認すると、耐久値がかなり下がっていた。
「……アカリとラングさんのところ行こっと」
ボスエリアの先に向かうと、ウィンドウが現れる。
『現在、ここより先のエリアは解放されていません』
ここから先のエリアは、次のアップデートを待つ必要がある。前にも確認したけど、やっぱり変わらないみたい。元来た道を戻って、ウェットタウンまで向かってから、ファーストタウンに転移する。
そして、すぐにアカリエに向かった。今日は、受付にアカリがいたので、話が早く済みそうだ。
「アカリ、服直して」
「ん? もしかして、ジャイアントトードと戦って、酸攻撃でも受けたの?」
「うん。最後の方で、避けるよりも削った方が良いと思ったから」
「全くもう……あっ、丁度いいや。裏に来てくれる?」
「何々?」
丁度いいって言う事は、何か私に用事があるという事だ。新しい装備でもあるのかな。そう思いながら付いていく。
「じゃん!!」
にっこにこの笑顔でアカリが取り出したのは、赤色の下着と黒色の下着だった。
「何これ?」
「新しい下着。前に色訊いたでしょ?」
「結局二色作ってるし、そもそも作る意味」
「せっかくだから、二つ作りたくなったのと内側からちゃんと着飾って欲しいなぁって」
「派手じゃない?」
色も派手だけど、装飾的なものが派手な気がする。綺麗だとも思えるけど、自分で身に着けるものとしては、ちょっとなという感じだ。
「だって、ハクちゃんって、白とか薄い色ばかり着けるでしょ? ゲームでくらいこういうのも着けて良いと思うんだ」
「大きなお世話なんだけど……これって、このまま着替えられる?」
「ゲームだから出来るよ」
せっかく作って貰ったものを着けないのも悪いので、アカリが作った下着を着ける事にする。どうせ、装備に隠れて見えないものだし。ついでに、防具も脱いで、別の服に着替える。そこで気付いた事があった。
「これ……何気に防御力高いのね。てか、血姫の装具の一つになってるし」
「ないよりマシ程度のものだよ。ガチ勢の女性は、下着に金属を仕込んで心臓のクリティカル判定を逸らしたりするしね。一応、血姫の装具と合わせて使うように調整したから、名前も統一したよ。下着には、唯一例外で、追加効果一つしか付けられないから、【吸血強化】だけ付けておいたよ」
「へぇ~、重そうだから、このままでいいや。ありがとう。助かる」
「オッケー。どういたしまして」
二つの事を同時に会話していたので、話題がごちゃ混ぜになっていたけど、二人の間では伝わっているから、問題はない。脱ぎ終わった血姫の装具をアカリに渡す。
「うわっ!? めっちゃ下がってるじゃん! これから、酸攻撃は避ける事! 良い!?」
「は~い。ラングさんのところにも寄らないと」
「本格的な補修ついでに、ちょっと強化もしてあげる。お金はあるよね?」
「あるよ。それで、どのくらい掛かる?」
「二日かな。他の仕事もあるから。困る?」
「ううん。それなら、それで平原でいつものするから大丈夫」
「ん~了解。それじゃあ、二日で完成させるね。金額は、五十万くらい。もしあれだったら、値下げもしてあげるよ」
「条件は?」
友達価格でって言ってくれそうなアカリだけど、こういう場面では、ちゃんと条件を出してくるので、先に訊いておく。
「さっきの下着姿見せてくれたら、十万は負けてあげる」
「えぇ~……まぁ、そのくらいならいいけど、言ってる事、結構危ないよ?」
「そりゃあ、知らない人に言ったら危ないけど、ハクちゃんだもん。私が作ったのを着た姿をちゃんと見たいしね」
「仕方ないなぁ。裏って、誰も来ないよね?」
「許可を出しているのは、フレイさんとアクアさんとハクちゃんだけだから、普通は来ないよ」
「なら、良いか」
下着以外の装備を全部外すと、赤い下着姿になる。普段着る事のない色なので、ゲームの中とはいえ、ちょっと違和感がある。
「う~ん……ちょっと濃くし過ぎたかな? 吸血鬼をイメージして、黒か赤って思ったんだけどなぁ……もう少し鮮やかな方が良いかも? 黒の方に変えてみてくれる?」
「オッケー」
アカリに言われて、着替える。この時に、身体が光に包まれたので、完全にそこら辺は見えないようにされているみたいだ。
「黒は、有りかな。ちょっと装飾が華美になりすぎている感もあるけど……このくらいなら許容範囲内かな。これならガーターベルトも有りか……その場合、下着の追加パーツになるのか、腰の追加パーツになるのか……」
アカリは真剣な顔で、下着を見てくる。多分、下心無しで生産職からの目線で見ているはず。アク姉だったら、多分、下心百で見てくると思う。妹としてどうかと思うけど。
「もう服着て良いよ。ちょっと改良したものを作っておくね」
「ありがとう。出来れば、派手じゃないと嬉しいかな」
「それは、約束出来ないかな」
「まぁ、私に似合うようなものだったらいいや」
「うん! いっぱい考えるね!」
「他のお客さんのもあるだろうから、程々にね。それじゃあ、ラングさんのところに行ってくる」
「オッケー。服は着てね」
「当たり前でしょ。そこまで馬鹿じゃないって」
少し眉を寄せながら、白いブラウスと黒い長ズボンを着る。
「そうだ。今度、水着作ろうと思うんだけど、要望とかある?」
「際どくなければ良いけど、使える場所あるの?」
「まだないけど、いずれ出て来るかなって予想。結構自由度の高いゲームだし、海ステージくらい実装するでしょって思ってる」
「なるほどね。あんまり変なの作らないでよ?」
「分かってるよ。それじゃあ、またね」
「うん。またね」
アカリエを出て、ラングさんのお店に向かった。中に入ると、ラングさんが受付に立っていた。
「ラングさん、丁度良かったです。短剣のメンテ頼んで良いですか?」
「ああ、見せてくれ」
ラングさんに、血染めの短剣を渡す。
「結構酷使したな。ジャイアントトードか?」
「見ただけで分かるんですか?」
「一気に削れる理由は、大体ジャイアントトードだな」
「そうなんですね」
ジャイアントトードの酸攻撃は、耐久度減らしとして有名みたいだ。真っ先に名前が上がるって事は、
「少し仕事が入って来ていてな。少し修理は後になりそうだ。二日から三日掛かるかもな」
「了解です。よろしくお願いします」
「おう。それまで武器がないが大丈夫か?」
「はい。【格闘】もあるので、最低限は戦えます」
「そうか。なら、二日後くらいに取りに来てくれ。修理費は五万Gだ」
「はい」
ラングさんは先払いみたいなので、そのまま五万Gを渡して、お店を出て行った。
「さてと……どうしようかなぁ」
武器も防具も弱い状態なので、攻略は出来ない。こうなったら、やれる事はアカリにも言った通りの平原でのルーティンくらいしかやる事がない。
「えっと……【操血】【硬質化】【魔法才能】【支援魔法才能】【吸血鬼】のレベル上げかな。しばらくは、何かをしても【操血】を解除しないようにする事を心掛けよう」
身体を伸ばしつつ、いつもの平原に向かった。
ため息をつきながら、自分の身体を見下ろす。特に壊れているような雰囲気はないけど、装備欄を確認すると、耐久値がかなり下がっていた。
「……アカリとラングさんのところ行こっと」
ボスエリアの先に向かうと、ウィンドウが現れる。
『現在、ここより先のエリアは解放されていません』
ここから先のエリアは、次のアップデートを待つ必要がある。前にも確認したけど、やっぱり変わらないみたい。元来た道を戻って、ウェットタウンまで向かってから、ファーストタウンに転移する。
そして、すぐにアカリエに向かった。今日は、受付にアカリがいたので、話が早く済みそうだ。
「アカリ、服直して」
「ん? もしかして、ジャイアントトードと戦って、酸攻撃でも受けたの?」
「うん。最後の方で、避けるよりも削った方が良いと思ったから」
「全くもう……あっ、丁度いいや。裏に来てくれる?」
「何々?」
丁度いいって言う事は、何か私に用事があるという事だ。新しい装備でもあるのかな。そう思いながら付いていく。
「じゃん!!」
にっこにこの笑顔でアカリが取り出したのは、赤色の下着と黒色の下着だった。
「何これ?」
「新しい下着。前に色訊いたでしょ?」
「結局二色作ってるし、そもそも作る意味」
「せっかくだから、二つ作りたくなったのと内側からちゃんと着飾って欲しいなぁって」
「派手じゃない?」
色も派手だけど、装飾的なものが派手な気がする。綺麗だとも思えるけど、自分で身に着けるものとしては、ちょっとなという感じだ。
「だって、ハクちゃんって、白とか薄い色ばかり着けるでしょ? ゲームでくらいこういうのも着けて良いと思うんだ」
「大きなお世話なんだけど……これって、このまま着替えられる?」
「ゲームだから出来るよ」
せっかく作って貰ったものを着けないのも悪いので、アカリが作った下着を着ける事にする。どうせ、装備に隠れて見えないものだし。ついでに、防具も脱いで、別の服に着替える。そこで気付いた事があった。
「これ……何気に防御力高いのね。てか、血姫の装具の一つになってるし」
「ないよりマシ程度のものだよ。ガチ勢の女性は、下着に金属を仕込んで心臓のクリティカル判定を逸らしたりするしね。一応、血姫の装具と合わせて使うように調整したから、名前も統一したよ。下着には、唯一例外で、追加効果一つしか付けられないから、【吸血強化】だけ付けておいたよ」
「へぇ~、重そうだから、このままでいいや。ありがとう。助かる」
「オッケー。どういたしまして」
二つの事を同時に会話していたので、話題がごちゃ混ぜになっていたけど、二人の間では伝わっているから、問題はない。脱ぎ終わった血姫の装具をアカリに渡す。
「うわっ!? めっちゃ下がってるじゃん! これから、酸攻撃は避ける事! 良い!?」
「は~い。ラングさんのところにも寄らないと」
「本格的な補修ついでに、ちょっと強化もしてあげる。お金はあるよね?」
「あるよ。それで、どのくらい掛かる?」
「二日かな。他の仕事もあるから。困る?」
「ううん。それなら、それで平原でいつものするから大丈夫」
「ん~了解。それじゃあ、二日で完成させるね。金額は、五十万くらい。もしあれだったら、値下げもしてあげるよ」
「条件は?」
友達価格でって言ってくれそうなアカリだけど、こういう場面では、ちゃんと条件を出してくるので、先に訊いておく。
「さっきの下着姿見せてくれたら、十万は負けてあげる」
「えぇ~……まぁ、そのくらいならいいけど、言ってる事、結構危ないよ?」
「そりゃあ、知らない人に言ったら危ないけど、ハクちゃんだもん。私が作ったのを着た姿をちゃんと見たいしね」
「仕方ないなぁ。裏って、誰も来ないよね?」
「許可を出しているのは、フレイさんとアクアさんとハクちゃんだけだから、普通は来ないよ」
「なら、良いか」
下着以外の装備を全部外すと、赤い下着姿になる。普段着る事のない色なので、ゲームの中とはいえ、ちょっと違和感がある。
「う~ん……ちょっと濃くし過ぎたかな? 吸血鬼をイメージして、黒か赤って思ったんだけどなぁ……もう少し鮮やかな方が良いかも? 黒の方に変えてみてくれる?」
「オッケー」
アカリに言われて、着替える。この時に、身体が光に包まれたので、完全にそこら辺は見えないようにされているみたいだ。
「黒は、有りかな。ちょっと装飾が華美になりすぎている感もあるけど……このくらいなら許容範囲内かな。これならガーターベルトも有りか……その場合、下着の追加パーツになるのか、腰の追加パーツになるのか……」
アカリは真剣な顔で、下着を見てくる。多分、下心無しで生産職からの目線で見ているはず。アク姉だったら、多分、下心百で見てくると思う。妹としてどうかと思うけど。
「もう服着て良いよ。ちょっと改良したものを作っておくね」
「ありがとう。出来れば、派手じゃないと嬉しいかな」
「それは、約束出来ないかな」
「まぁ、私に似合うようなものだったらいいや」
「うん! いっぱい考えるね!」
「他のお客さんのもあるだろうから、程々にね。それじゃあ、ラングさんのところに行ってくる」
「オッケー。服は着てね」
「当たり前でしょ。そこまで馬鹿じゃないって」
少し眉を寄せながら、白いブラウスと黒い長ズボンを着る。
「そうだ。今度、水着作ろうと思うんだけど、要望とかある?」
「際どくなければ良いけど、使える場所あるの?」
「まだないけど、いずれ出て来るかなって予想。結構自由度の高いゲームだし、海ステージくらい実装するでしょって思ってる」
「なるほどね。あんまり変なの作らないでよ?」
「分かってるよ。それじゃあ、またね」
「うん。またね」
アカリエを出て、ラングさんのお店に向かった。中に入ると、ラングさんが受付に立っていた。
「ラングさん、丁度良かったです。短剣のメンテ頼んで良いですか?」
「ああ、見せてくれ」
ラングさんに、血染めの短剣を渡す。
「結構酷使したな。ジャイアントトードか?」
「見ただけで分かるんですか?」
「一気に削れる理由は、大体ジャイアントトードだな」
「そうなんですね」
ジャイアントトードの酸攻撃は、耐久度減らしとして有名みたいだ。真っ先に名前が上がるって事は、
「少し仕事が入って来ていてな。少し修理は後になりそうだ。二日から三日掛かるかもな」
「了解です。よろしくお願いします」
「おう。それまで武器がないが大丈夫か?」
「はい。【格闘】もあるので、最低限は戦えます」
「そうか。なら、二日後くらいに取りに来てくれ。修理費は五万Gだ」
「はい」
ラングさんは先払いみたいなので、そのまま五万Gを渡して、お店を出て行った。
「さてと……どうしようかなぁ」
武器も防具も弱い状態なので、攻略は出来ない。こうなったら、やれる事はアカリにも言った通りの平原でのルーティンくらいしかやる事がない。
「えっと……【操血】【硬質化】【魔法才能】【支援魔法才能】【吸血鬼】のレベル上げかな。しばらくは、何かをしても【操血】を解除しないようにする事を心掛けよう」
身体を伸ばしつつ、いつもの平原に向かった。
11
お気に入りに追加
148
あなたにおすすめの小説
ドン引きするくらいエッチなわたしに年下の彼ができました
中七七三
恋愛
わたしっておかしいの?
小さいころからエッチなことが大好きだった。
そして、小学校のときに起こしてしまった事件。
「アナタ! 女の子なのになにしてるの!」
その母親の言葉が大人になっても頭から離れない。
エッチじゃいけないの?
でも、エッチは大好きなのに。
それでも……
わたしは、男の人と付き合えない――
だって、男の人がドン引きするぐらい
エッチだったから。
嫌われるのが怖いから。
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
噂好きのローレッタ
水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。
ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。
※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです)
※小説家になろうにも掲載しています
◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました
(旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)
【R18】翡翠の鎖
環名
ファンタジー
ここは異階。六皇家の一角――翠一族、その本流であるウィリデコルヌ家のリーファは、【翠の疫病神】という異名を持つようになった。嫁した相手が不幸に見舞われ続け、ついには命を落としたからだ。だが、その葬儀の夜、喧嘩別れしたと思っていた翠一族当主・ヴェルドライトがリーファを迎えに来た。「貴女は【幸運の運び手】だよ」と言って――…。
※R18描写あり→*
ほらやっぱり、結局貴方は彼女を好きになるんでしょう?
望月 或
恋愛
ベラトリクス侯爵家のセイフィーラと、ライオロック王国の第一王子であるユークリットは婚約者同士だ。二人は周りが羨むほどの相思相愛な仲で、通っている学園で日々仲睦まじく過ごしていた。
ある日、セイフィーラは落馬をし、その衝撃で《前世》の記憶を取り戻す。ここはゲームの中の世界で、自分は“悪役令嬢”だということを。
転入生のヒロインにユークリットが一目惚れをしてしまい、セイフィーラは二人の仲に嫉妬してヒロインを虐め、最後は『婚約破棄』をされ修道院に送られる運命であることを――
そのことをユークリットに告げると、「絶対にその彼女に目移りなんてしない。俺がこの世で愛しているのは君だけなんだ」と真剣に言ってくれたのだが……。
その日の朝礼後、ゲームの展開通り、ヒロインのリルカが転入してくる。
――そして、セイフィーラは見てしまった。
目を見開き、頬を紅潮させながらリルカを見つめているユークリットの顔を――
※作者独自の世界設定です。ゆるめなので、突っ込みは心の中でお手柔らかに願います……。
※たまに第三者視点が入ります。(タイトルに記載)
【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない
かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が
シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。
女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。
設定ゆるいです。
出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。
ちょいR18には※を付けます。
本番R18には☆つけます。
※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。
苦手な方はお戻りください。
基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。
【R18】両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が性魔法の自習をする話
みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。
「両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が初めてのエッチをする話」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/575414884/episode/3378453
の続きです。
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる