318 / 392
始動 5
しおりを挟む
‘
またパチっと目が覚めた。
私の手首はまだ拘束されてて、首輪も付けられてベッドで縺れながらアルファルドの腕に拘束されてる。
アルファルドって…、闇属性なだけにやっぱり深い闇を抱えてるっていうか…、私は受け入れられるし嬉しいって思うからからいいけど…、蝶よ花よって育てられた普通のご令嬢には重すぎて耐えられないと思うよ?まだウブな17歳の女子にこれを受け止めろって言っても、なかなか難しいと思うんだけどなぁ…。
手枷が邪魔して触りづらいけど、両腕を上げてアルファルドの頬に手を添えた。鎖がジャラジャラして冷たい。
こんなにアルファルドの事大好きで、他の奴なんて目に入らないって何度も言ってるのに…アルファルドは不安なんだよね。
私ですらこんな状態なのに、もしポラリスと一緒になってたらアルファルドは耐えられなかっただろうな。
ポラリスは皆んなに優しくて沢山の人と関わってたし、アルファルドみたいな束縛タイプとは、とてもじゃないけど合わないから。
アルファルドの頬に手を添えたまま、自分で想像した二人の姿にイラッとしてスベスベ肌を摘んだり撫で回したりしてた。
「………ん、…ミ…ラ…?」
違和感に気付いたアルファルドが鬱陶しそうな表情で目を覚ました。
ほっぺを握ってた私の手をアルファルドが握りしめて、頬から手を外しちゃった。
「おはよっ、アルファルド」
ニコッと笑って目の前のアルファルドに笑顔で挨拶した。
「……何…、してる…」
「んー…?遊んでただけ」
「…痛い」
「ハハッ、知ってるっ」
私の手を離して、ベッドの上で寝たままアルファルドに抱きしめられた。
「……すまない」
「え…?」
「…昨夜は…酷く…、してしまった…」
反省してるのか後悔してるのか、アルファルドの声が震えてる。
アルファルドも分かってるんだよね。自分のしたことが良くない事だって。でもきっととめられなかったんだろうな。
抱きしめられたまま、少し考えてた。
「私も、アルファルドに触りたかったのに…」
「……悪かった」
「本当に反省してる?」
「…あぁ」
抱きしめてた私の拘束を解いて、今度はアルファルドが私の頬を両手で包み込んでる。
見惚れちゃいそうな美貌を悲壮に染めて、本当に悪いと思ってるのか、綺麗なオッドアイがうるうると輝いてる。
ゔ…、こんな顔は、卑怯だよ…。
こんなトコまで真似しないでほしいなぁ。許すしかないじゃん。
「私も勝手に行動して悪かったから、許してあげる」
またニコッと微笑んで言ったら、反省の色を伺わせてたアルファルドの表情が明るくなった。
「とりあえず、コレ…外してくれる?」
「……わかった」
腕に嵌められてた手枷を外してもらって、ようやく自由になれた。まだ首輪は嵌められてるけどこっちはまだいいや。
「反省してるんだよね?アルファルド…」
「?…、あぁ」
ベッドで起き上がったアルファルドが鍵を近くテーブルに置いて返事してる。
私も手をぷらぷらさせて、一晩中着けてた手枷を手に持った。
「じゃあ、両手を貸して?」
「…?…何故だ?」
「いいからッ」
差し出してきたアルファルドの両手に、散々拘束されてた手枷を取り付けた。アルファルドの腕だと私と違って幅がギリギリ入るくらいだな…。
「…ミラっ?!…何をっ…」
「私だけ拘束されるなんて、割に合わないでしょ?だから、アルファルドにもたっっぷり味合わせてあげるよ…」
起き上がってたアルファルドの胸を押して、またベッドに押し倒した。
「…なッ」
仰向けに倒れて両手を拘束されてるアルファルドが信じられないような顔して私を見てる。寝転んでるアルファルドに跨ぐように上に乗って、拘束されてる光景を見下ろしてる。
「なかなかいいなぁ…。お前が拘束されてる姿って、すげぇそそられる…」
ペロッと上唇を舌で舐めて、乗っかったアルファルドの逞しい身体を手で弄っていく。
「…ぅ…、く…」
拘束されたアルファルドが眉根を顰めてピクッと反応するたびに、私も興奮してきちゃう。
「攻められるのもいいけど、こんなイケメンの自由奪って、攻め立てるのも最高に興奮するなっ!」
アルファルドの闇に負けないくらい、私の愛情もかなり歪んでるからね。
私が触るたびに手枷を揺らして息を乱してるのも、徐々に声に色味が乗って快楽に染まってる姿見るのも、めちゃくちゃいい!
「……ッ、ミ…ラ」
「ハハッ…、アルファルド。捕まったのは私じゃなくて、お前の方なのかもなっ。…私の愛は、お前のより何倍も重いよ?」
すっかり元気を取り戻してるアルファルドに刺激を加えながら、逞しい身体に乗り上げてその艶やかな姿を満足そうに眺めてた。
またパチっと目が覚めた。
私の手首はまだ拘束されてて、首輪も付けられてベッドで縺れながらアルファルドの腕に拘束されてる。
アルファルドって…、闇属性なだけにやっぱり深い闇を抱えてるっていうか…、私は受け入れられるし嬉しいって思うからからいいけど…、蝶よ花よって育てられた普通のご令嬢には重すぎて耐えられないと思うよ?まだウブな17歳の女子にこれを受け止めろって言っても、なかなか難しいと思うんだけどなぁ…。
手枷が邪魔して触りづらいけど、両腕を上げてアルファルドの頬に手を添えた。鎖がジャラジャラして冷たい。
こんなにアルファルドの事大好きで、他の奴なんて目に入らないって何度も言ってるのに…アルファルドは不安なんだよね。
私ですらこんな状態なのに、もしポラリスと一緒になってたらアルファルドは耐えられなかっただろうな。
ポラリスは皆んなに優しくて沢山の人と関わってたし、アルファルドみたいな束縛タイプとは、とてもじゃないけど合わないから。
アルファルドの頬に手を添えたまま、自分で想像した二人の姿にイラッとしてスベスベ肌を摘んだり撫で回したりしてた。
「………ん、…ミ…ラ…?」
違和感に気付いたアルファルドが鬱陶しそうな表情で目を覚ました。
ほっぺを握ってた私の手をアルファルドが握りしめて、頬から手を外しちゃった。
「おはよっ、アルファルド」
ニコッと笑って目の前のアルファルドに笑顔で挨拶した。
「……何…、してる…」
「んー…?遊んでただけ」
「…痛い」
「ハハッ、知ってるっ」
私の手を離して、ベッドの上で寝たままアルファルドに抱きしめられた。
「……すまない」
「え…?」
「…昨夜は…酷く…、してしまった…」
反省してるのか後悔してるのか、アルファルドの声が震えてる。
アルファルドも分かってるんだよね。自分のしたことが良くない事だって。でもきっととめられなかったんだろうな。
抱きしめられたまま、少し考えてた。
「私も、アルファルドに触りたかったのに…」
「……悪かった」
「本当に反省してる?」
「…あぁ」
抱きしめてた私の拘束を解いて、今度はアルファルドが私の頬を両手で包み込んでる。
見惚れちゃいそうな美貌を悲壮に染めて、本当に悪いと思ってるのか、綺麗なオッドアイがうるうると輝いてる。
ゔ…、こんな顔は、卑怯だよ…。
こんなトコまで真似しないでほしいなぁ。許すしかないじゃん。
「私も勝手に行動して悪かったから、許してあげる」
またニコッと微笑んで言ったら、反省の色を伺わせてたアルファルドの表情が明るくなった。
「とりあえず、コレ…外してくれる?」
「……わかった」
腕に嵌められてた手枷を外してもらって、ようやく自由になれた。まだ首輪は嵌められてるけどこっちはまだいいや。
「反省してるんだよね?アルファルド…」
「?…、あぁ」
ベッドで起き上がったアルファルドが鍵を近くテーブルに置いて返事してる。
私も手をぷらぷらさせて、一晩中着けてた手枷を手に持った。
「じゃあ、両手を貸して?」
「…?…何故だ?」
「いいからッ」
差し出してきたアルファルドの両手に、散々拘束されてた手枷を取り付けた。アルファルドの腕だと私と違って幅がギリギリ入るくらいだな…。
「…ミラっ?!…何をっ…」
「私だけ拘束されるなんて、割に合わないでしょ?だから、アルファルドにもたっっぷり味合わせてあげるよ…」
起き上がってたアルファルドの胸を押して、またベッドに押し倒した。
「…なッ」
仰向けに倒れて両手を拘束されてるアルファルドが信じられないような顔して私を見てる。寝転んでるアルファルドに跨ぐように上に乗って、拘束されてる光景を見下ろしてる。
「なかなかいいなぁ…。お前が拘束されてる姿って、すげぇそそられる…」
ペロッと上唇を舌で舐めて、乗っかったアルファルドの逞しい身体を手で弄っていく。
「…ぅ…、く…」
拘束されたアルファルドが眉根を顰めてピクッと反応するたびに、私も興奮してきちゃう。
「攻められるのもいいけど、こんなイケメンの自由奪って、攻め立てるのも最高に興奮するなっ!」
アルファルドの闇に負けないくらい、私の愛情もかなり歪んでるからね。
私が触るたびに手枷を揺らして息を乱してるのも、徐々に声に色味が乗って快楽に染まってる姿見るのも、めちゃくちゃいい!
「……ッ、ミ…ラ」
「ハハッ…、アルファルド。捕まったのは私じゃなくて、お前の方なのかもなっ。…私の愛は、お前のより何倍も重いよ?」
すっかり元気を取り戻してるアルファルドに刺激を加えながら、逞しい身体に乗り上げてその艶やかな姿を満足そうに眺めてた。
3
お気に入りに追加
324
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
わたしは婚約者の不倫の隠れ蓑
岡暁舟
恋愛
第一王子スミスと婚約した公爵令嬢のマリア。ところが、スミスが魅力された女は他にいた。同じく公爵令嬢のエリーゼ。マリアはスミスとエリーゼの密会に気が付いて……。
もう終わりにするしかない。そう確信したマリアだった。
本編終了しました。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい
棗
恋愛
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※なろうさんにも公開しています。
※短編→長編に変更しました(2023.7.19)
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
王太子殿下から婚約破棄されたのは冷たい私のせいですか?
ねーさん
恋愛
公爵令嬢であるアリシアは王太子殿下と婚約してから十年、王太子妃教育に勤しんで来た。
なのに王太子殿下は男爵令嬢とイチャイチャ…諫めるアリシアを悪者扱い。「アリシア様は殿下に冷たい」なんて男爵令嬢に言われ、結果、婚約は破棄。
王太子妃になるため自由な時間もなく頑張って来たのに、私は駒じゃありません!
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる