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陶酔
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挿入の悦びにアリシアの体が大きく震える。先ほど達したアリシアだが、今の衝撃だけでまた軽く絶頂を極める。
「あっ、アッ! やぁッ……!!」
甘美な刺激に腰が勝手に動き、ジェイデンの雄を必死に取り込もうと膣内がうねるように収縮する。
「アリ、シアっ……! はぁ……、君のナカは、くッ……変わらず……素晴ら、しいッ……!」
汗ばみ重なる合う素肌が熱く、間近で見つめられる色気を帯びた美貌と、焦燥を感じるくらいの切羽詰まる声がジェイデンの余裕の無さを感じさせ、抱きしめられた体が切ないほど心地良かった。
アリシアはジェイデンの腰に足を絡ませ、ジェイデンの動きに合わせるように自らも背中に腕を回す。
ジェイデンは腰を押し付けるように抽挿を繰り返し、揺さぶられる度にアリシアは甘い声を漏らす。
「んんっ! あぁッ! はっ、……ん、ぅ!」
今までの抑えていた声を解き放つように、欲望の赴くまま声をあげている。
その甘い嬌声に触発されるかのように、ジェイデンも迫る肉癖に顔を顰め、激しく腰を動かしていく。
一突きされるだけで子宮が蕩けそうな快楽がアリシアを襲う。これまで幾度となく体を重ねてきたが、それを遥かに上回る快楽の波がアリシアを苛む。
突かれる度に絶頂を感じるほどの極上の感覚に、アリシアの思考さえも溶けてしまいそうなほど溺れてしまっていた。
「あッ!! アァッ!! も……、助け、てッ!!」
体がマグマのように熱い。
何も考えられず、狂ったように首を振りながら、ただジェイデンの与える悦楽を受けることしかできない。
身体の内から何かが破裂してしまいそうな感覚に、アリシアは涙を流し無意識に助けを求める。
「うッ……く、大、丈夫……です。アリシア、さん……ともに、イキましょう……」
行為の激しさと両極端の優しい声。
涙に滲む視界の先には、いつもアリシアに笑いかけてくれるジェイデンの笑顔があった。
「んッ! ぁ……、大公、様っ……!」
アリシアの目尻から雫がこぼれ、それを舐め取るようにジェイデンが唇を寄せる。
「あっ……」
「私に、身を……委ねて、ください」
「――!」
腰の動きを止めたジェイデンがアリシアに優しく語りかける。この段階でジェイデンが普段の口調に戻ることは今までなかった。
戸惑いながらアリシアは控えめに頷いた。
「愛しい人。……これ以上の喜びを感じたことは、今まで、ありません!」
「ん、あッ……!」
そしてまたジェイデンはゆっくりと、だが確実にアリシアの感じる最奥を狙い腰を動かす。
アリシアはジェイデンの体に縋りつくように抱き着き、揺さぶられるまま声をあげた。
「はっ、あぁッ!! も……、んッ、んッ! ――ッッ!!!!」
アリシアの全身が激しく痙攣し、絶頂の衝撃と同時に大量の蜜が膣内から溢れる。
「クッ! ぅグッ!!」
ジェイデンもアリシアの膣内に大量の白濁を放ち、二人の体液が混ざり合う。
腰を緩やかに動かし、結合部からぐちゃぐちゃと卑猥な音が漏れていた。
ジェイデンの動きが止まると、室内に荒く吐かれる呼吸音と、互いに放たれた精の香りが漂っている。
アリシアは体中の力が抜け、ジェイデンにしがみついていた腕も解け、ベッドの上でピクピクと震えながら脱力してしまっている。
達してなお激しい余韻に、口からは涎が垂れ、小刻みな痙攣がずっと続いていた。
「あっ、アッ! やぁッ……!!」
甘美な刺激に腰が勝手に動き、ジェイデンの雄を必死に取り込もうと膣内がうねるように収縮する。
「アリ、シアっ……! はぁ……、君のナカは、くッ……変わらず……素晴ら、しいッ……!」
汗ばみ重なる合う素肌が熱く、間近で見つめられる色気を帯びた美貌と、焦燥を感じるくらいの切羽詰まる声がジェイデンの余裕の無さを感じさせ、抱きしめられた体が切ないほど心地良かった。
アリシアはジェイデンの腰に足を絡ませ、ジェイデンの動きに合わせるように自らも背中に腕を回す。
ジェイデンは腰を押し付けるように抽挿を繰り返し、揺さぶられる度にアリシアは甘い声を漏らす。
「んんっ! あぁッ! はっ、……ん、ぅ!」
今までの抑えていた声を解き放つように、欲望の赴くまま声をあげている。
その甘い嬌声に触発されるかのように、ジェイデンも迫る肉癖に顔を顰め、激しく腰を動かしていく。
一突きされるだけで子宮が蕩けそうな快楽がアリシアを襲う。これまで幾度となく体を重ねてきたが、それを遥かに上回る快楽の波がアリシアを苛む。
突かれる度に絶頂を感じるほどの極上の感覚に、アリシアの思考さえも溶けてしまいそうなほど溺れてしまっていた。
「あッ!! アァッ!! も……、助け、てッ!!」
体がマグマのように熱い。
何も考えられず、狂ったように首を振りながら、ただジェイデンの与える悦楽を受けることしかできない。
身体の内から何かが破裂してしまいそうな感覚に、アリシアは涙を流し無意識に助けを求める。
「うッ……く、大、丈夫……です。アリシア、さん……ともに、イキましょう……」
行為の激しさと両極端の優しい声。
涙に滲む視界の先には、いつもアリシアに笑いかけてくれるジェイデンの笑顔があった。
「んッ! ぁ……、大公、様っ……!」
アリシアの目尻から雫がこぼれ、それを舐め取るようにジェイデンが唇を寄せる。
「あっ……」
「私に、身を……委ねて、ください」
「――!」
腰の動きを止めたジェイデンがアリシアに優しく語りかける。この段階でジェイデンが普段の口調に戻ることは今までなかった。
戸惑いながらアリシアは控えめに頷いた。
「愛しい人。……これ以上の喜びを感じたことは、今まで、ありません!」
「ん、あッ……!」
そしてまたジェイデンはゆっくりと、だが確実にアリシアの感じる最奥を狙い腰を動かす。
アリシアはジェイデンの体に縋りつくように抱き着き、揺さぶられるまま声をあげた。
「はっ、あぁッ!! も……、んッ、んッ! ――ッッ!!!!」
アリシアの全身が激しく痙攣し、絶頂の衝撃と同時に大量の蜜が膣内から溢れる。
「クッ! ぅグッ!!」
ジェイデンもアリシアの膣内に大量の白濁を放ち、二人の体液が混ざり合う。
腰を緩やかに動かし、結合部からぐちゃぐちゃと卑猥な音が漏れていた。
ジェイデンの動きが止まると、室内に荒く吐かれる呼吸音と、互いに放たれた精の香りが漂っている。
アリシアは体中の力が抜け、ジェイデンにしがみついていた腕も解け、ベッドの上でピクピクと震えながら脱力してしまっている。
達してなお激しい余韻に、口からは涎が垂れ、小刻みな痙攣がずっと続いていた。
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