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執拗
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「……っ、ぁ、……ん!」
「はぁ……、甘いっ、アリシア……もっと、欲しい……」
皇宮の部屋に呼ばれ、ジェイデンのベッドで裸にされ、秘部を執拗に攻められている。
ぬめりを帯びた舌先がアリシアの敏感で膨れた粒を、容赦なく愛撫している。
アリシアは二度目の絶頂に達した。
「~~っ!!」
びくびくっと快楽に震える身体を知ってか知らずか、ジェイデンは秘部から溢れる蜜を美味そうに舐めている。
「やぁ…っ!」
苦、しい……。
地の底に堕ちそうな程の深く甘い過ぎる悦楽に、アリシアの思考が麻痺していく。
「っ……、ッ、……っ……」
この日のジェイデンは特に執拗にアリシアの秘部を攻めた。
仰け反り嫌がるアリシアを気にする事もせず、足を抱え込み、秘部から滴る甘い蜜を求めて蜜口に舌先を挿し込む。
「やッ……!」
だめっ……、舌が、ナカに入って来るっ……!
ベッドで裸の身体をしならせ、懸命にジェイデンの頭を手で押した。
「はっ……、ッ、……ゃ……!」
ここでも、アリシアは極力声を抑えた。
ジェイデンとの関係を詮索されたくない。その思いで、漏れそうになる甘い嬌声を何とか抑えた。
そんなアリシアの思いなど、露ほども知らないジェイデンは指先を伸ばし、アリシアの立ち上がった乳首をきゅっと摘む。
「……っ!……ッ……んんっ…!!」
もう……、何度睦み合ったか……。
ジェイデンは僅かな反応を見せるアリシアの感じる部分を、正確に熟知していた。
そしてまた、甘く罪深い快楽の渦がアリシアを襲う。
「……はっ、あ、……~ッ!!」
アリシアの足のつま先がピンと痙攣し、次第に弛緩していく。
全身から汗が吹き出し、度重なる絶頂にベッドへ身体をだらしなく投げ出していた。
もぅ……、だ……め……。
おかしく……な……る……。
いつもより激しく攻められ、アリシアの思考が削られていく。正常な理性が失われ、頭の中が行為の事しか考えられなくなっている。
ジェイデンはようやく身体を起こし、蜜に濡れた口元を舌で舐め取る。
「アリシア、挿れるぞ……」
濡れた蜜口にジェイデンの熱り立ったモノが当てられ、アリシアは次に来るであろう衝撃を予想し、ぎゅっと目を瞑る。
「……っ、……ん――!!」
狭い隘路を太い切っ先がズズッと侵入していく。狭まる肉壁を犯される感覚に、アリシアは抵抗と恍惚を同時に感じる。
近頃は、声を抑えられなくなっていた。
もう、抱かれる事に慣れてしまったのか、慣れが生じていた。しかもここは皇宮。大公家のように、知り合いがいるわけでもない。そう思ってしまうと抑えが効かない。
ジェイデンとの交わりは狂いそうな程、いい。
アリシアが何故、こんなにも悩んでいるか。
それは背徳と共に感じる快楽が、地の底に堕ちそうなほど気持ち良いからだ。
好きでも何でもない相手。
おそらくお互いの事もほとんど知らない。
なのに、こうして身体を繋いでいる。
膣内をジェイデンの太い男根で擦られる事が、全てを忘れられるくらいアリシアを夢中にさせている。
だが、相手はこの帝国の大公。皇帝と肩を並べる程の権力者。
加えて言うのなら、アリシアは一時の相手にしか過ぎない……。
ジェイデンの症状を抑える為の……、謂わば、安定剤のようなもの。
所詮は、利用するだけして……元夫のように捨てられる。
男など、皆、同じだ。
「ふっ、ん……!ぁ……っ!」
相変わらずジェイデンは獣のようにアリシアを求める。
アリシアの足を抱え、腰を激しく穿ち、アリシアの膣内を太い男根で抉っていく。
抑えなければいけない声が、次第に漏れ始める。
「くっ……ふ……、んっ!」
ベッドの軋む音が響き、暗闇に浮かぶ宝石眼が美しく煌めき、アリシアを見つめる。
「アリ……シア……、アリシア……」
まるで愛しい者でも呼ぶような切ない声の響きに、アリシアはぎゅっと目を瞑った。
やめて……、お願い…、私の心を、弄ばないでっ……!
「やぁッ……!」
アリシアの最奥をジェイデンの亀頭が勢いをつけ、激しく突いていく。
「っ、……ッ……、ん、ん……、んくっ!」
ツラい…、抑えられない…、いやなのにっ…!どうしてこんなにも、気持ち良いのッ…?
最奥を突かれる甘美な悦楽に、アリシアは身体を仰け反り、また上り詰める感覚に涙を流している。
「はっ、あ……っ!」
「くッ、いいか……?アリシア……私の……愛しい――」
「っ……!~~ッッ!!」
膣内を攻められ、呆気ないほど早くアリシアは絶頂に達する。
まだ膣内を抉っているジェイデンの男根を締め上げながら、何度も迫りくる深い快楽に頭を横に振る。
「やぁ……も、……やめてッ!」
まだ達していないジェイデンは構う事もなくアリシアの扇動する膣内を、楽しむように突いている。
アリシアは何度も襲う絶頂の波に涙を流し、ジェイデンの動きを止めようとする。
「アリシア……、良いかい?」
「う……ぁっ、や……イヤッ……」
「くくっ……、いい顔だ……」
またジェイデンの瞳が蛇のように瞳孔が細く、アリシアを呑み込むように妖艶に笑い、腰を動かしながら涙を流す様子を楽しげに見つめていた。
「はぁ……、甘いっ、アリシア……もっと、欲しい……」
皇宮の部屋に呼ばれ、ジェイデンのベッドで裸にされ、秘部を執拗に攻められている。
ぬめりを帯びた舌先がアリシアの敏感で膨れた粒を、容赦なく愛撫している。
アリシアは二度目の絶頂に達した。
「~~っ!!」
びくびくっと快楽に震える身体を知ってか知らずか、ジェイデンは秘部から溢れる蜜を美味そうに舐めている。
「やぁ…っ!」
苦、しい……。
地の底に堕ちそうな程の深く甘い過ぎる悦楽に、アリシアの思考が麻痺していく。
「っ……、ッ、……っ……」
この日のジェイデンは特に執拗にアリシアの秘部を攻めた。
仰け反り嫌がるアリシアを気にする事もせず、足を抱え込み、秘部から滴る甘い蜜を求めて蜜口に舌先を挿し込む。
「やッ……!」
だめっ……、舌が、ナカに入って来るっ……!
ベッドで裸の身体をしならせ、懸命にジェイデンの頭を手で押した。
「はっ……、ッ、……ゃ……!」
ここでも、アリシアは極力声を抑えた。
ジェイデンとの関係を詮索されたくない。その思いで、漏れそうになる甘い嬌声を何とか抑えた。
そんなアリシアの思いなど、露ほども知らないジェイデンは指先を伸ばし、アリシアの立ち上がった乳首をきゅっと摘む。
「……っ!……ッ……んんっ…!!」
もう……、何度睦み合ったか……。
ジェイデンは僅かな反応を見せるアリシアの感じる部分を、正確に熟知していた。
そしてまた、甘く罪深い快楽の渦がアリシアを襲う。
「……はっ、あ、……~ッ!!」
アリシアの足のつま先がピンと痙攣し、次第に弛緩していく。
全身から汗が吹き出し、度重なる絶頂にベッドへ身体をだらしなく投げ出していた。
もぅ……、だ……め……。
おかしく……な……る……。
いつもより激しく攻められ、アリシアの思考が削られていく。正常な理性が失われ、頭の中が行為の事しか考えられなくなっている。
ジェイデンはようやく身体を起こし、蜜に濡れた口元を舌で舐め取る。
「アリシア、挿れるぞ……」
濡れた蜜口にジェイデンの熱り立ったモノが当てられ、アリシアは次に来るであろう衝撃を予想し、ぎゅっと目を瞑る。
「……っ、……ん――!!」
狭い隘路を太い切っ先がズズッと侵入していく。狭まる肉壁を犯される感覚に、アリシアは抵抗と恍惚を同時に感じる。
近頃は、声を抑えられなくなっていた。
もう、抱かれる事に慣れてしまったのか、慣れが生じていた。しかもここは皇宮。大公家のように、知り合いがいるわけでもない。そう思ってしまうと抑えが効かない。
ジェイデンとの交わりは狂いそうな程、いい。
アリシアが何故、こんなにも悩んでいるか。
それは背徳と共に感じる快楽が、地の底に堕ちそうなほど気持ち良いからだ。
好きでも何でもない相手。
おそらくお互いの事もほとんど知らない。
なのに、こうして身体を繋いでいる。
膣内をジェイデンの太い男根で擦られる事が、全てを忘れられるくらいアリシアを夢中にさせている。
だが、相手はこの帝国の大公。皇帝と肩を並べる程の権力者。
加えて言うのなら、アリシアは一時の相手にしか過ぎない……。
ジェイデンの症状を抑える為の……、謂わば、安定剤のようなもの。
所詮は、利用するだけして……元夫のように捨てられる。
男など、皆、同じだ。
「ふっ、ん……!ぁ……っ!」
相変わらずジェイデンは獣のようにアリシアを求める。
アリシアの足を抱え、腰を激しく穿ち、アリシアの膣内を太い男根で抉っていく。
抑えなければいけない声が、次第に漏れ始める。
「くっ……ふ……、んっ!」
ベッドの軋む音が響き、暗闇に浮かぶ宝石眼が美しく煌めき、アリシアを見つめる。
「アリ……シア……、アリシア……」
まるで愛しい者でも呼ぶような切ない声の響きに、アリシアはぎゅっと目を瞑った。
やめて……、お願い…、私の心を、弄ばないでっ……!
「やぁッ……!」
アリシアの最奥をジェイデンの亀頭が勢いをつけ、激しく突いていく。
「っ、……ッ……、ん、ん……、んくっ!」
ツラい…、抑えられない…、いやなのにっ…!どうしてこんなにも、気持ち良いのッ…?
最奥を突かれる甘美な悦楽に、アリシアは身体を仰け反り、また上り詰める感覚に涙を流している。
「はっ、あ……っ!」
「くッ、いいか……?アリシア……私の……愛しい――」
「っ……!~~ッッ!!」
膣内を攻められ、呆気ないほど早くアリシアは絶頂に達する。
まだ膣内を抉っているジェイデンの男根を締め上げながら、何度も迫りくる深い快楽に頭を横に振る。
「やぁ……も、……やめてッ!」
まだ達していないジェイデンは構う事もなくアリシアの扇動する膣内を、楽しむように突いている。
アリシアは何度も襲う絶頂の波に涙を流し、ジェイデンの動きを止めようとする。
「アリシア……、良いかい?」
「う……ぁっ、や……イヤッ……」
「くくっ……、いい顔だ……」
またジェイデンの瞳が蛇のように瞳孔が細く、アリシアを呑み込むように妖艶に笑い、腰を動かしながら涙を流す様子を楽しげに見つめていた。
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