1 / 171
第一章
プロローグ
しおりを挟む
ここはアルクス国にあるララの森。
その森の奥へとすすむ私の足元に、小さな丸みのある葉っぱが"モコッ"と地面から生えていた。
私、エルバはみつけた薬草をながめ、心のなかで『博士これはなんという薬草?』 と聞くと、私の固有スキル『植物博士』が教えてくれる。
《これは、コロ草という薬草です》
博士、コロ草は食べられる?
《はい、食用です》
じゃ、効能はなに。
《骨を丈夫にする、カルシウムが豊富に含まれています》
博士、教えてくれてありがとう。
ふむふむ、コロ草には豊富なカルシウムか――だったら、この薬草を細かく刻んで魔法水を加え、乳鉢で練って、錠剤にすればカルシウムのサプリ。
また、コロ草を乾燥させ薬研で粉末にして、コムギン、卵、バターを加えて混ぜクッキーを焼けば。子供たちも、簡単にカルシウムがとれる。
カルシウムは大切だものね。
これは、なかなか優れものを見つけた。
博士、図鑑登録とこの草のタネが欲しいわ。
《かしこまりました。これがコロ草のタネです》
博士にコロ草のタネをもらい。
私のスキル「エルバの畑」の画面を開き、そのタネを植えた。
この『エルバの畑』は育成ゲームに似ていて、博士からもらったタネを植えればコロ草が実り、ほしいときにいつでも採取できるのだ。
植えた薬草で畑がいっぱいになったら、ノートをめくるように、指を左へスライドすれば新しい畑に変わる。このエルバの畑はむげんに使えて、ひとつの畑に三十種のタネが植えられる、私の便利なスキルの一つ。
いままでに見つけた食用、薬草、毒草、痺れ草を植えていて、畑の管理はすべて博士がしてくれる。
畑には私の好物ジャロ芋、ダイダイコン、コムギンなどの異世界の野菜、穀物も畑に植えているから、料理をしたいときにいつでも採取できるのだ。
「よし、コロ草の登録は終わった。次の薬草を探すぞ!」
いま、黒モコ鳥のサタ様、黒猫のアール君とで、冒険者ギルドで受けたクエストの真っ最中。
その、受けたクエストの内容はというと。
【シーログの森近く、ララの森に危険なモンスターが生息していないかの調査】
【シーログの森近く、ララの森に危険な植物が生えていないかの調査】というもの。
シーログの森は大昔、魔王サタナスと勇者アークが最後に戦ったとされる、歴史的にも貴重な場所なので誰も中にはいれない。
その近く、ララこ森にさえ、当時の爪痕がいまものこり魔素があふれ。それを浴び『特異変種となったモンスター』が多くすみつくいている。
そのため、ベテラン冒険でもアルクス国の許可なく、ララの森にさえ足を踏みいれられない。
年に数回。この森の調査依頼クエストが国王陛下、直々ギルドに立ちあがるが。このシーログの森の近くララの森のランクはS級以上、調査期間は三日間とみじかく。
この森に住む、特異変種のモンスターとの戦闘は厳しいし。報酬、金貨5枚じゃ―割に合わない。
もう一つ、みんながこのクエストを受けたがらない、理由がある。
それは、数ヶ月――この調査クエストにでかけた、数名のS級冒険者パーティーが戻ってこなかった。
調査団が組まれてララの森に、探しに向かって見たものは……無残なものだったとクエストを受けるとき、受付嬢に聞いた。
『あなたも、危険だと思ったら破棄しなさい』
と、言われるほど、難易度の高い危険クエストなのだ。
❀
博士、あの薬草は何?
《あれはギリギリ草といいます、食せば体が痺れる麻痺草です》
隣の薬草は?
《グログロ草、毒草です》
(おお、麻痺草に毒草はつかえる!)
博士、タネをちょうだい。
滅多に入れないララの森の調査だからと、珍しい薬草、毒草、麻痺草を見つけては、ウキウキ先頭を切って私が進むものだから。頭上にのる『黒モコ鳥のサタ様』は、そのいく手を止めた。
「待て、エルバ! 知らない森だ。かわった薬草にふれるな、食べるな、ひとりで先に行くな。――このままだと、ワタシの護り結界から出てしまうぞ!」
「はーい、わかってる!」
「そこ、土のぬかるみが出来ている!」
「えっ? 土?」
ズルッと……サタ様の護り結界から足が一歩はみでた。それをみて、怒りの頂点を超えたモコ鳥は「ワタシのはなしを聞いていないな!」と叫び、てグサッ、グサッ、クチバシ攻撃を繰りだす。
「ぎゃっ! いたっ! サタ様、許して」
「エルバ、ゆるさん!」
「ごめん、ごめんて……いたっ、……もう結界から出ないから許してぇ!」
涙目で危険なララの森を駆けまわり。
足元にはじめて見る、薬草を発見。
「お、こんなところに変種薬草、はっけん!」
「エルバ!」
口うるさく怒るサタ様と、それに巻き込まれたくないと、黒猫のアール君は遠巻きに私達を見ていた。
「いい加減、サタ様もわかったでしょう? エルバ様がこうなったら終わるまで止まりません」
「そんなこと初めから分かっている」
「サタ様、僕達は何かあったときのために。いまは体力温存です」
「うむ。体力温存か……わかった。仕方がない、見守るとするか」
「ええ、そういたしましょう」
黒猫と黒モコ鳥は呆れながらも、私に着いてきてくれる。かなり強い2人に守られて、私は珍しい発見に声をあげた。
「あ――、みんなソコ見て! あの木の幹にまぼろしの"野生のピコキノコ"発見!」
「なに、野生のピコキノコだと?」
「これが野生のピコキノコですか!」
二人もその発見に食いつく。それもそのはず、ピコキノコは乾燥したものしかみたことがない。どこに生えているのかも、知る人しか知らない幻のキノコ。
偶然見つけられたら。
採れたてを網の上で焼いて食べるのもよし。切ってそのまま生で、スープ、炊き込みごはん、肉詰めにしても最高だと書物にも書いてあるほどだ。
(グウゥ……お腹すいた)
近くに焚き火の出来そうな場所をみつけて、私はアイテムボックスと併用のマジックバッグを下ろして、野生のピコキノコに夢中の二人に声をかけた。
「サタ様、アール君、ここで昼食にしよう」
「了解。余はさっき狩ったモチモチ兎をさばこう。エルバ、調理器具と調味料、ハーブミックスを出してくれ」
「はーい!」
私はマジックバッグを漁り、アウトドアナイフ、まな板、調理器具、岩塩、ガーリック、ブラックペッパ、ハーブミックスを入れた、木製のスパイスボックスをとりだす。
「ありゃ、ハーブミックス……減ってきたね。そろそろ作らないと」
「そうだな、クエストが終わったら作ろう」
「うん!」
このハーブミックスとは。オレガノ、バジル、タイムを魔導具のミルで粉々にして、風魔法と火魔法を使用して乾燥させて作った――お肉、お魚にかけて焼くだけで、臭みがとれて美味しくなる便利な万能調味料。
「サタ様、ココに道具を置いたから後はよろしく。アール君、ここにカマドを作ろう」
「はい、エルバ様」
石を集めてカマドを作り、薪をマジックバッグから取り出して火をおこし。みんなでたのしく昼食の準備に取りかかった。
その森の奥へとすすむ私の足元に、小さな丸みのある葉っぱが"モコッ"と地面から生えていた。
私、エルバはみつけた薬草をながめ、心のなかで『博士これはなんという薬草?』 と聞くと、私の固有スキル『植物博士』が教えてくれる。
《これは、コロ草という薬草です》
博士、コロ草は食べられる?
《はい、食用です》
じゃ、効能はなに。
《骨を丈夫にする、カルシウムが豊富に含まれています》
博士、教えてくれてありがとう。
ふむふむ、コロ草には豊富なカルシウムか――だったら、この薬草を細かく刻んで魔法水を加え、乳鉢で練って、錠剤にすればカルシウムのサプリ。
また、コロ草を乾燥させ薬研で粉末にして、コムギン、卵、バターを加えて混ぜクッキーを焼けば。子供たちも、簡単にカルシウムがとれる。
カルシウムは大切だものね。
これは、なかなか優れものを見つけた。
博士、図鑑登録とこの草のタネが欲しいわ。
《かしこまりました。これがコロ草のタネです》
博士にコロ草のタネをもらい。
私のスキル「エルバの畑」の画面を開き、そのタネを植えた。
この『エルバの畑』は育成ゲームに似ていて、博士からもらったタネを植えればコロ草が実り、ほしいときにいつでも採取できるのだ。
植えた薬草で畑がいっぱいになったら、ノートをめくるように、指を左へスライドすれば新しい畑に変わる。このエルバの畑はむげんに使えて、ひとつの畑に三十種のタネが植えられる、私の便利なスキルの一つ。
いままでに見つけた食用、薬草、毒草、痺れ草を植えていて、畑の管理はすべて博士がしてくれる。
畑には私の好物ジャロ芋、ダイダイコン、コムギンなどの異世界の野菜、穀物も畑に植えているから、料理をしたいときにいつでも採取できるのだ。
「よし、コロ草の登録は終わった。次の薬草を探すぞ!」
いま、黒モコ鳥のサタ様、黒猫のアール君とで、冒険者ギルドで受けたクエストの真っ最中。
その、受けたクエストの内容はというと。
【シーログの森近く、ララの森に危険なモンスターが生息していないかの調査】
【シーログの森近く、ララの森に危険な植物が生えていないかの調査】というもの。
シーログの森は大昔、魔王サタナスと勇者アークが最後に戦ったとされる、歴史的にも貴重な場所なので誰も中にはいれない。
その近く、ララこ森にさえ、当時の爪痕がいまものこり魔素があふれ。それを浴び『特異変種となったモンスター』が多くすみつくいている。
そのため、ベテラン冒険でもアルクス国の許可なく、ララの森にさえ足を踏みいれられない。
年に数回。この森の調査依頼クエストが国王陛下、直々ギルドに立ちあがるが。このシーログの森の近くララの森のランクはS級以上、調査期間は三日間とみじかく。
この森に住む、特異変種のモンスターとの戦闘は厳しいし。報酬、金貨5枚じゃ―割に合わない。
もう一つ、みんながこのクエストを受けたがらない、理由がある。
それは、数ヶ月――この調査クエストにでかけた、数名のS級冒険者パーティーが戻ってこなかった。
調査団が組まれてララの森に、探しに向かって見たものは……無残なものだったとクエストを受けるとき、受付嬢に聞いた。
『あなたも、危険だと思ったら破棄しなさい』
と、言われるほど、難易度の高い危険クエストなのだ。
❀
博士、あの薬草は何?
《あれはギリギリ草といいます、食せば体が痺れる麻痺草です》
隣の薬草は?
《グログロ草、毒草です》
(おお、麻痺草に毒草はつかえる!)
博士、タネをちょうだい。
滅多に入れないララの森の調査だからと、珍しい薬草、毒草、麻痺草を見つけては、ウキウキ先頭を切って私が進むものだから。頭上にのる『黒モコ鳥のサタ様』は、そのいく手を止めた。
「待て、エルバ! 知らない森だ。かわった薬草にふれるな、食べるな、ひとりで先に行くな。――このままだと、ワタシの護り結界から出てしまうぞ!」
「はーい、わかってる!」
「そこ、土のぬかるみが出来ている!」
「えっ? 土?」
ズルッと……サタ様の護り結界から足が一歩はみでた。それをみて、怒りの頂点を超えたモコ鳥は「ワタシのはなしを聞いていないな!」と叫び、てグサッ、グサッ、クチバシ攻撃を繰りだす。
「ぎゃっ! いたっ! サタ様、許して」
「エルバ、ゆるさん!」
「ごめん、ごめんて……いたっ、……もう結界から出ないから許してぇ!」
涙目で危険なララの森を駆けまわり。
足元にはじめて見る、薬草を発見。
「お、こんなところに変種薬草、はっけん!」
「エルバ!」
口うるさく怒るサタ様と、それに巻き込まれたくないと、黒猫のアール君は遠巻きに私達を見ていた。
「いい加減、サタ様もわかったでしょう? エルバ様がこうなったら終わるまで止まりません」
「そんなこと初めから分かっている」
「サタ様、僕達は何かあったときのために。いまは体力温存です」
「うむ。体力温存か……わかった。仕方がない、見守るとするか」
「ええ、そういたしましょう」
黒猫と黒モコ鳥は呆れながらも、私に着いてきてくれる。かなり強い2人に守られて、私は珍しい発見に声をあげた。
「あ――、みんなソコ見て! あの木の幹にまぼろしの"野生のピコキノコ"発見!」
「なに、野生のピコキノコだと?」
「これが野生のピコキノコですか!」
二人もその発見に食いつく。それもそのはず、ピコキノコは乾燥したものしかみたことがない。どこに生えているのかも、知る人しか知らない幻のキノコ。
偶然見つけられたら。
採れたてを網の上で焼いて食べるのもよし。切ってそのまま生で、スープ、炊き込みごはん、肉詰めにしても最高だと書物にも書いてあるほどだ。
(グウゥ……お腹すいた)
近くに焚き火の出来そうな場所をみつけて、私はアイテムボックスと併用のマジックバッグを下ろして、野生のピコキノコに夢中の二人に声をかけた。
「サタ様、アール君、ここで昼食にしよう」
「了解。余はさっき狩ったモチモチ兎をさばこう。エルバ、調理器具と調味料、ハーブミックスを出してくれ」
「はーい!」
私はマジックバッグを漁り、アウトドアナイフ、まな板、調理器具、岩塩、ガーリック、ブラックペッパ、ハーブミックスを入れた、木製のスパイスボックスをとりだす。
「ありゃ、ハーブミックス……減ってきたね。そろそろ作らないと」
「そうだな、クエストが終わったら作ろう」
「うん!」
このハーブミックスとは。オレガノ、バジル、タイムを魔導具のミルで粉々にして、風魔法と火魔法を使用して乾燥させて作った――お肉、お魚にかけて焼くだけで、臭みがとれて美味しくなる便利な万能調味料。
「サタ様、ココに道具を置いたから後はよろしく。アール君、ここにカマドを作ろう」
「はい、エルバ様」
石を集めてカマドを作り、薪をマジックバッグから取り出して火をおこし。みんなでたのしく昼食の準備に取りかかった。
173
お気に入りに追加
1,081
あなたにおすすめの小説
器用貧乏の意味を異世界人は知らないようで、家を追い出されちゃいました。
武雅
ファンタジー
この世界では8歳になると教会で女神からギフトを授かる。
人口約1000人程の田舎の村、そこでそこそこ裕福な家の3男として生まれたファインは8歳の誕生に教会でギフトを授かるも、授かったギフトは【器用貧乏】
前例の無いギフトに困惑する司祭や両親は貧乏と言う言葉が入っていることから、将来貧乏になったり、周りも貧乏にすると思い込み成人とみなされる15歳になったら家を、村を出て行くようファインに伝える。
そんな時、前世では本間勝彦と名乗り、上司と飲み入った帰り、駅の階段で足を滑らし転げ落ちて死亡した記憶がよみがえる。
そして15歳まであと7年、異世界で生きていくために冒険者となると決め、修行を続けやがて冒険者になる為村を出る。
様々な人と出会い、冒険し、転生した世界を器用貧乏なのに器用貧乏にならない様生きていく。
村を出て冒険者となったその先は…。
※しばらくの間(2021年6月末頃まで)毎日投稿いたします。
よろしくお願いいたします。
乙女ゲームの世界に転生したと思ったらモブですらないちみっこですが、何故か攻略対象や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛されています
真理亜
ファンタジー
乙女ゲームの世界に転生したと思ったら...モブですらないちみっこでした。
なのに何故か攻略対象者達や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛されています。
更に更に変態銀髪美女メイドや変態数学女教師まで現れてもう大変!
変態が大変だ! いや大変な変態だ!
お前ら全員ロ○か!? ロ○なんか!? ロ○やろぉ~!
しかも精霊の愛し子なんて言われちゃって精霊が沢山飛んでる~!
身長130cmにも満たないちみっこヒロイン? が巻き込まれる騒動をお楽しみ下さい。
操作ミスで間違って消してしまった為、再掲しております。ブックマークをして下さっていた方々、大変申し訳ございません。
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る(旧題|剣は光より速い-社畜異世界転生)
丁鹿イノ
ファンタジー
【ファンタジア文庫にて1巻発売中!】
深夜の職場で人生を終えた青桐 恒(25)は、気づいたらファンタジーな異世界に転生していた。
前世の社畜人生のお陰で圧倒的な精神力を持ち、生後から持ち前の社畜精神で頑張りすぎて魔力と気力を異常に成長させてしまう。
そのうち元Sクラス冒険者である両親も自重しなくなり、魔術と剣術もとんでもないことに……
異世界に転生しても働くのをやめられない!
剣と魔術が存在するファンタジーな異世界で持ち前の社畜精神で努力を積み重ね成り上がっていく、成長物語。
■カクヨムでも連載中です■
本作品をお読みいただき、また多く感想をいただき、誠にありがとうございます。
中々お返しできておりませんが、お寄せいただいたコメントは全て拝見し、執筆の糧にしています。
いつもありがとうございます。
◆
書籍化に伴いタイトルが変更となりました。
剣は光より速い - 社畜異世界転生 ~社畜は異世界でも無休で最強へ至る~
↓
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる