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SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」 第65話
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伊川と小太郎は操縦可能になった戦闘機を西之島に着陸させた。
全速力で西山準の元に駆け寄る青木小太郎。
「西山先輩、準先輩、大丈夫ですか?
目を覚ましてください。西山先輩」
「青木、よせ、無理だ。
マッチョ星人に犯された西山は、3日間目を覚まさない」
「何ですか、隊長、その冷たい言い草は。
西山先輩、西山先輩、可哀そうな西山先輩」
「青木、よせ、西山は俺が連れて帰る」
「嫌です隊長。俺が連れて帰ります。
俺が、俺が西山先輩を看病します」
「命令が聞けんのか、青木。
隊長の俺が連れて帰ると言ってるんだ」
「で、どうするんすか、西山先輩を。
あれだけ西山先輩に冷たくしておいて、西山先輩が目覚めたら、また隊長が西山先輩を抱くんすか?」
「いい加減にしろ、青木。
俺が連れて帰るとお前に命令しているんだ」
「隊長が連れて帰っても無駄っすよ。
西山先輩の心はもう、隊長の所には戻りませんよ」
「つべこべ言うんじゃない!命令に従え!」
「分かりました。
西山先輩を隊長の戦闘機まで運びます。どいてください」
小太郎は不満げに、気絶している西山を抱きかかえて伊川の戦闘機に乗せ、戦闘機に積んでいる予備の制服を西山に着せていた。
「西山先輩。下着ないけど許してくださいね。
俺がすぐ先輩んちに行って、下着取ってきますね。
先輩可哀そうに、可哀そうに」
小太郎は泣きながら西山に制服を着せた。
「青木、もういい。お前は自分の戦闘機で帰還しろ」
「隊長、西山先輩を隊長んちに連れて行ったら、シャワーで全身洗ってあげてくださいよ。
ケツの穴まで。隊長できますか?」
「何?お前は俺をバカにしているのか」
「いえ、西山先輩のためにお願いしてるだけっす」
明らかに小太郎は伊川に対抗していた。
二人は地球防衛軍本部に帰還した。
小太郎が
「隊長、これから上層部に報告がありますよね。
俺、西山先輩を先に隊長の家まで送ります。
隊長のマンションは知ってます。
暗証番号教えてください」
「何だと」
「西山先輩は、先輩の家の暗証番号教えてくれましたよ」
最後まで小太郎は伊川に挑戦的だった。
仕方なく伊川は小太郎に家の暗証番号を教えた。
小太郎は西山を抱きかかえて伊川のマンションの部屋に入った。
すぐバスタブのお湯を溜め、意識のない西山を抱えて入れた。
小太郎も裸になり一緒に入ってバスタブの中で後ろから西山を抱きしめた。
「西山先輩、隼人先輩の元に行かないでください。
俺が俺が、もっともっと先輩のこと勉強して、俺が先輩を満足させますから。
俺の女になってください」
小太郎は意識のない西山にキスをした。
そして西山の体をケツの穴まで綺麗に洗って、伊川の寝室のベッドに寝かせた。
「西山先輩、寝顔もかっこよくて可愛いっす。
最高っすよ、西山先輩」
そこへ本部への報告を終えた伊川が帰ってきた。
「青木、ごくろうだった。帰っていいぞ」
「先輩の家に行って、下着取ってきます。
また来ます」
「いや、西山の下着はうちにもある。心配するな」
「はっ」
青木小太郎は伊川に一礼して部屋を出た。
「西山の下着はうちにもあるだって。
伊川隊長もなかなかやるな。絶対負けねえぞ」
小太郎は悔しさを押し殺していた。
久しぶりに伊川は西山と二人きりになった。
西山は寝顔も凛々しく可愛かった。
「西山、ウドンターニー以来だな」
意識のない西山に伊川は話しかけた。
伊川の頭に、この3年近くの西山との思い出が走馬灯のように駆け巡った。
「西山、俺が地球防衛軍の隊長として赴任してこなければ、お前はSuperHero準になることもなかったかもしれない。
一人の優秀な隊員として平凡に活躍し、マッチョ星人が現れることもなかっただろう。
俺がお前をここまで追い詰めたんだ。
全て俺のせいなんだ。
だからお前を遠ざけるしかなかった。
だけど、こうしてお前の寝顔を見ていると俺は、俺は・・・」
伊川も西山の頭を撫でながら咽び泣いていた。
全速力で西山準の元に駆け寄る青木小太郎。
「西山先輩、準先輩、大丈夫ですか?
目を覚ましてください。西山先輩」
「青木、よせ、無理だ。
マッチョ星人に犯された西山は、3日間目を覚まさない」
「何ですか、隊長、その冷たい言い草は。
西山先輩、西山先輩、可哀そうな西山先輩」
「青木、よせ、西山は俺が連れて帰る」
「嫌です隊長。俺が連れて帰ります。
俺が、俺が西山先輩を看病します」
「命令が聞けんのか、青木。
隊長の俺が連れて帰ると言ってるんだ」
「で、どうするんすか、西山先輩を。
あれだけ西山先輩に冷たくしておいて、西山先輩が目覚めたら、また隊長が西山先輩を抱くんすか?」
「いい加減にしろ、青木。
俺が連れて帰るとお前に命令しているんだ」
「隊長が連れて帰っても無駄っすよ。
西山先輩の心はもう、隊長の所には戻りませんよ」
「つべこべ言うんじゃない!命令に従え!」
「分かりました。
西山先輩を隊長の戦闘機まで運びます。どいてください」
小太郎は不満げに、気絶している西山を抱きかかえて伊川の戦闘機に乗せ、戦闘機に積んでいる予備の制服を西山に着せていた。
「西山先輩。下着ないけど許してくださいね。
俺がすぐ先輩んちに行って、下着取ってきますね。
先輩可哀そうに、可哀そうに」
小太郎は泣きながら西山に制服を着せた。
「青木、もういい。お前は自分の戦闘機で帰還しろ」
「隊長、西山先輩を隊長んちに連れて行ったら、シャワーで全身洗ってあげてくださいよ。
ケツの穴まで。隊長できますか?」
「何?お前は俺をバカにしているのか」
「いえ、西山先輩のためにお願いしてるだけっす」
明らかに小太郎は伊川に対抗していた。
二人は地球防衛軍本部に帰還した。
小太郎が
「隊長、これから上層部に報告がありますよね。
俺、西山先輩を先に隊長の家まで送ります。
隊長のマンションは知ってます。
暗証番号教えてください」
「何だと」
「西山先輩は、先輩の家の暗証番号教えてくれましたよ」
最後まで小太郎は伊川に挑戦的だった。
仕方なく伊川は小太郎に家の暗証番号を教えた。
小太郎は西山を抱きかかえて伊川のマンションの部屋に入った。
すぐバスタブのお湯を溜め、意識のない西山を抱えて入れた。
小太郎も裸になり一緒に入ってバスタブの中で後ろから西山を抱きしめた。
「西山先輩、隼人先輩の元に行かないでください。
俺が俺が、もっともっと先輩のこと勉強して、俺が先輩を満足させますから。
俺の女になってください」
小太郎は意識のない西山にキスをした。
そして西山の体をケツの穴まで綺麗に洗って、伊川の寝室のベッドに寝かせた。
「西山先輩、寝顔もかっこよくて可愛いっす。
最高っすよ、西山先輩」
そこへ本部への報告を終えた伊川が帰ってきた。
「青木、ごくろうだった。帰っていいぞ」
「先輩の家に行って、下着取ってきます。
また来ます」
「いや、西山の下着はうちにもある。心配するな」
「はっ」
青木小太郎は伊川に一礼して部屋を出た。
「西山の下着はうちにもあるだって。
伊川隊長もなかなかやるな。絶対負けねえぞ」
小太郎は悔しさを押し殺していた。
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「西山、ウドンターニー以来だな」
意識のない西山に伊川は話しかけた。
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「西山、俺が地球防衛軍の隊長として赴任してこなければ、お前はSuperHero準になることもなかったかもしれない。
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俺がお前をここまで追い詰めたんだ。
全て俺のせいなんだ。
だからお前を遠ざけるしかなかった。
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