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SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」 第45話

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二人は入国審査を終え、大使館の専用車に乗って、宿泊予定のサービスアパートメントに向かった。
スワンナプームからバンコク市内に入ると高層ビルが乱立する大都会が見えてきた。

「すげえ、東京よりすごいんじゃないの?」

と言いながら右左をキョロキョロ見る西山。
伊川はその西山の全てが愛おしく感じた。

「あ、あれ、ムエタイのスタジアムだ」

西山は興奮気味だった。
空港から約40分ほどで、大使館の専用車は豪華なサービスアパートメントの駐車場に入っていった。
下層階がショッピングセンターで、上層階がマンションのような客室になっていた。
日本大使館職員がフロントでチェックインをし、二人を上層階の部屋に案内した。
部屋はキッチンやダイニング、リビングと2つの寝室、ウォークインクローゼットまである豪華なスイートルームだった。
バルコニーまで付いていて、バルコニーに出ると、バンコク市内を悠々と流れるまっ茶色のチャオプラヤー川が目の前に見えた。
西山は部屋やバスルームなどをチェックしながら遊んでいたが、伊川は日本大使館職員から色々と話を聞いていた。

「それでは1週間後にまた参ります」

と言って大使館職員は帰っていった。
異国タイのバンコクで西山と伊川は広すぎる部屋の中、二人きりになった。
西山は、はしゃいで

「ねえ弘二、寝室が2つあるけど、どっちで寝る?
リビングでSEXもありなんじゃない?」

と上機嫌だった。

伊川はたまらず、リビングのソファに申し訳なさそうに座っていた西山に、いきなりキスをした。
キスをしながら西山のTシャツの下から手を入れ、西山のデカ乳首を抓んで揉んでぐいぐい引っ張った。

「うん、うん」

西山の可愛い喘ぎ声に興奮する伊川だったが、いきなり頭にマッチョ星人隼人が浮かび、西山を突き放した。

「どうしたの?弘二。二人きりだよ。
乳首吸ってよ。ケツまんこ犯してよ」

「長時間のフライトで疲れてるんだ。また夜にな」

と答え、一人でシャワールームに入っていった。

「やっぱり弘二、おかしい。なにかあったんだ。
いったい、何があったんだ?ま、まさか」

西山は以前から隼人が再三、伊川弘二を犯してやると言っていたことを思い出した。

「まさか、弘二」

西山は不安いっぱいになった。
すでにバンコクは夕方、夕日がチャオプラヤー川をきらきら照らしていた。
バルコニーに出て、深刻な顔で西山は考えた。

「隼人、許さない。弘二に何をしたんだ。
とにかく俺が弘二を守らないと」

西山はそう決心していた。
シャワールームからあがった伊川は

「西山、バルコニーにいるのか?
お前もシャワー浴びろ、さっぱりするぞ」

西山は何も気づいていないように振舞った。

「自分だけ先にシャワー浴びるなんて、なんて冷たいんだ、弘二。
シャワールームでSEXもできるんだぞ」

と言って部屋に入ってきた。

西山も上半身裸になっていた。伊川は

「生意気言うな」

と言いながら、西山のデカ乳首をぎゅっと握った。

「あん、あん」

西山の悩ましい喘ぎ声に、男伊川弘二は我慢できなかった。
いきなり西山をソファに押し倒し、SEXを始めた。
伊川はマッチョ星人隼人との悪夢を忘れるために、激しく西山を抱いた。
西山の乳首を吸いまわし、西山を鳴かせた。

「うふん、乳首、いいよお、乳首、乳首犯して!あああああん」

ソファの上で仰け反って悶える西山。
突き出た胸筋がエロエロだった。
まるで悶えるダビデ像だった。
頭を床に付け、チンぐり返しでソファの上から伊川にケツまんこをズコバコ犯される西山。

「いい!いい!まんこいい!」

歯を食いしばって西山のケツまんこを犯し続ける伊川。

「可愛い西山は俺のものだ。俺だけのものだ。
くそう、西山、お前は俺の女だ、西山!」

心でそう叫びながらバコバコ犯し続ける伊川。

「あでる!でちゃうでちゃうでちゃうぅ!」

ドぴゅドぴゅどぴゅーーっ!

西山はセルフ顔射で射精した。
南条は

「イクぞ」

と言いながらチンポを西山のケツまんこから抜き、西山の顔めがけて

「イク!」

ドぴゅーーーーっ!

と射精して果てた。
西山の顔は、自分の精液と南条の精液が混じってどろどろだった。
顔にたっぷりかかった精液を自分で集めて口の中に飲み込む西山。

「おいしい」

本当に目に入れても痛くない西山の笑顔だった。


バンコクはもう夕日が沈んで暗くなりかけていた。
あちこちの電気が灯り、大都会クルンテープ・マハナコーン(バンコク)を浮かび上がらせていた。
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