続・SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」

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続・SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」第13話

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エースが

(はん、西山は何も知らない様だ。
小太郎を撃ったのは隼人が依頼した殺し屋だ)

「え?」

西山の思考が停止した。何が何だか分からなかった。

(隼人が愛しいお前を欲しくて欲しくて小太郎を身代わりにしたのさ)

{エース、やめよ!}

セブンがエースを牽制した。

「隼人が?隼人が?」

西山は混乱していた。

小太郎は

「エース黙れ、もう絶対お前を犯してやらねえからな。
俺は誰に殺されたかなんて関係ねえ。
自分の意思で西山先輩の後継になったんだ。
西山先輩、何にも悩むことないっす。俺は平気っす」

西山はうなだれて

「隼人は、弘二を犯しただけでなく、小太郎の命まで奪ったのか」

とポツリと呟いた。

SuperHeroの父が

『話が複雑になったが、今、一番急務なのは君たちが愛する地球を守ることだ。
西山準は気絶している間にSuperHero細胞を体内に復活させた。
息子の幸之介にも寝ている間にSuperHero細胞を入れた。
君たちはすぐにでも地球人として地球で暮らせるようにした。
そしてダーク星人に対抗する新たな力も持たせた』

小太郎が

「何っすか、それ?」

と聞いた。

『西山準は、小太郎と人間の精液を体に入れることによって、ニップル光線の威力を何百倍にでも増幅できるようにした。
体内に入れる小太郎と人間の精液が多ければ多いほど威力を増す。
これはダーク星人への致命傷にもなるだろう。
さらに西山準の乳首から出るニップル液は、ダーク星人を弱らせる。
小太郎は西山準の乳首から出るニップル液を飲むことによって、小太郎の精液がダーク星人だけの毒になる。
ダーク星人が西山の乳首を吸い、弱ったところで小太郎がダーク星人を犯せ。
そしてダーク星人の体の中に射精しろ。
それでダーク星人は消えていなくなるはずだ。
二人の連携プレーが必須だ。
西山準、もう一度立ち上がって地球を守ってほしい。』

西山は

「断る。俺を殺してくれ。隼人のいるところに行きたい。
そして隼人に聞きたい。なぜ小太郎を嵌めたのかと。
隼人の単独行動だとは思っていない。
SuperHero星も絡んでいるだろ?
そんな汚い連中の言うことなど聞けない。
だから俺を殺してくれ」

「先輩、ダメです。伊川隊長も待っています。
もう一度人間に戻れるなら、先輩は何もしなくていいっす。
先輩が帰って来れるなら、俺も隊長も喜んで迎えます。
決して先輩には誰も指一本触れさせません」

「母上、よく分かりませんが、地球に行きましょう。
命さえあれば、いつか僕が立派な冥王星人になって父上の仇を取ります。
それに父上が亡くなったと決まったわけじゃありません。
今はどこかに隠れていらっしゃるかもしれません。
冥王星王家のためにも、母上、僕と生きてください。
今は僕たちに力はありません。
SuperHero星の言うなりになるしかありません。
でも母上、僕が母上を守り、冥王星人の栄光を取り戻します」

「幸之介・・・」

西山は隼人の忘れ形見、幸之介を抱きしめた。




西山準と息子の幸之介の地球帰還には伊川弘二の協力が必要だった。
小太郎は先に地球に戻り、伊川弘二のマンションを訪ねた。

「ちょっと待て小太郎。お前の言っていることがさっぱり分からん。
地球が危ない?西山が戻ってくる?何のことだ。
分かるように説明してくれ」

「ああもう、俺ってそんな頭良くないっす。
どう説明したらいいんだ?」

その時、地球防衛軍から緊急連絡が入った。

「え?九州の国東半島が火の海に?怪獣は?え?いない?
と、とにかくすぐ本部に参ります」

「隊長・・」

「青木、行くぞ」

「は、はい」

伊川と小太郎が防衛軍本部に到着すると、スクリーンに燃え上がる大分空港と周辺の街の様子が映し出されていた。

「ひでえなあ、誰の仕業だ」

とその時スクリーンが入れ替わりダーク星人αが現れた。

「地球人に警告する。
30日以内に1000名の18歳から30歳の男性を差し出せ。
さもないと次は東京を火の海にする」

被害調査班が

「大分の現在の被害ですが、大分空港全滅、周辺住民死者200人負傷者3千人とのことで、まだ増えそうとの報告です」

日本中のスクリーンにダーク星人の警告が映し出され、日本中はパニックに陥った。
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