甘夏みたいな恋をしたい

「お前じゃあなぁ」「ごめんよぉ私でぇ」
俺と彼女は幼馴染だ。みんな付き合ってると思ってるけど実は付き合っていない。
しかしそんな俺たち二人は俺の爺ちゃんの家に遊びに行くことになった。
そこは人間界の限界集落で、妖怪が、ちがったこれはばあちゃんだよ。
それで夏祭りをしたり、魚釣りをしたり、サワガニやセミを採ったり……
まるで子供みたいに遊んで歩いた。
そして最終日、目を見張るような海へ沈む夕日を二人で見る。
「こ、こういうのもいいかもね」「ああ」
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