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11.知ってます。 ※
しおりを挟むお尻の孔、舐められてるよぉ~
窄まりに突こんできてるのって、舌だよね。
後ろを確認したいが、ガッチリ尻が固定され、脚を大きく開いた姿勢では身体を捻る事が出来ない。
前に逃げようと腕を前に伸ばしてシーツを掴んでみるも、上体が伸びただけで、全然動けてない。
そうしてる間にも舌がヌチュヌチュと出入りして捩じ込まれて、ナカを舐められてる。
ゾゾッと震えた。悪寒かと思ったけど、認めたくないけど、気持ちいいッ!
喘ぎ、息も絶え絶えにほっぺたをシーツと仲良くさせて、涎を垂らして悶える。
漸くといった感じだがほんの数分だったかも知れない。
「やっぱり甘い。媚薬入ってるぞ」
「はぁい?」
「どこで買った? 薬は俺のところで事足りてたから、薬屋じゃないだろ?」
確かに。薬屋には行ってみたが、あれこれ症状とか訊かれて、結局買えなかった。
で、ハリ型買ったお店で相談したら、いいのがあるよって…。そこで買いました。
「街の裏通りの…」
言いにくい…。
「解毒系の魔法が、成分の配合を変えてしまったってところかな。ーーーーと言う事で、コレ治まるまで付き合えッ」
尻にぬるりと熱く硬いモノが擦りつけられる。さっきまで舐められてたところを往復してる。
デカいあのブツだ。
でもぉぉ~…。泣きたい…。
「もう、ムリぃぃ…。お前の魔法でなんとかしろよぉ~」
ぐったりして尻穴に擦り付けられるブツに孔がヒクヒクと咥えたそうにしてるのを感じていた。だって、身体は欲しくて熱くなってるから…。
でも、なんだかこれ以上は、なんて言うか、もう、戻れない、何かに、踏み込みそうで…。
「魔法ね…。どうも媚薬成分の所為かなぁ。魔力が安定しなくてさ。出しちゃった方が早い」
「マジか…。これ以上はケツが壊れそう…」
泣き言でなんとか回避したい。
「そうか…。ちょっと待て」
乱暴に太ももを寄せられてその間に熱いのが突っ込まれた。
「ひょえぇぇぇ~ッ!」
オレの非難の悲鳴もなんのそので腰を振る男。
パンパンと尻が打たれ、玉も竿も擦れるぅぅううううう!
なんで素股????!
あぁあああああ、イきたくないのに、イくぅぅぅううう……!
泣きそう…。泣いてる。マジに涙が湧いてきて揺れる視界が滲んでる。
目を閉じて溢れる涙がシーツに吸い込まれていった。
もう嫌だぁぁ~。
雄味溢れる呻き声と共に股から引き抜かれたブツの擦れに、ビクンと派手に身体が跳ねた。出なかったけど、イッチャイマシタ…。
尻から背に飛沫を感じる。
そこに手が這わされる。もう何がなんだか…。
「おい、コレ舐めろ。経口摂取が一番効きそうだ。舌出せ」
訳が分からないが、舌を思いっきり出した。
その上にべったり塗られた。
甘い…。
口に戻して、嚥下する。
甘い…。
コレ知ってる。
フェラで飲んだもん。
舌を再び出して、ぺろぺろ舐めた。甘くて美味しい。頭がイカれたらしい。精液が甘くて美味しいってどうかしてるが、舌は止まらない。太い指の間にも舌を這わして舐め取った。
舐め終わる頃には、高揚感が戻ってきた。
欲望のまま突き進みたくなっていた。
なっちゃったよ…。どう言う事???
「俺はコレにやられてる状態だから疲れ知らずにヤりたい気分でさ。お前は腹には下からしか入れてないだろ? 口から入れたら脳みそに直結。興奮と回復作用があるみたいだから、朝までヤレるぜ?」
説明ありがとうございます。
口からの摂取でしたら、初っ端にヤらせて頂きました。
そう言う事かぁ~。
「分かったよ。付き合うぜッ」
オレも男だ。トコトンやってやろうじゃないか。
腹が座ったら、尻がムズムズしてきて、さっきまで入ってた場所に埋めて欲しい。
上体を伸ばした尻を上げたままだった。後ろに腕を伸ばす。自ら尻に手をやり、尻肉を掴み開く。
ヒクつく孔を晒して、「来いよ」と告げた。
「おうッ」と嬉々とした声と共にぶち込まれた。
「おふぅッ!」
尻肉を掴む手に力が入って動けなくなっていた。
最奥の扉もぶち開けられ、すでに溜まってる精液を掻きまぜるように、先っぽが揺れている。
オレも雄芯がビンビンに勃って揺れていた。
「お前のナカ、俺に絡みついて扱いてくれる…ヌルついて、締め付けも適度で…」
堪能してくれてるようだ。
オレも彼のちんぽを堪能しております。
竿の膨らみが肉壁を圧迫してて、コレが往復されると先っぽのカリが掻いて、ちょっと緩んだところにこの圧迫がやってくる。
ブリッとされて、グブンとやってくる。
この交互が往復されたら、もう、勝手に腰が揺れて、快感を逃そうとするのか、もっととせがんでるのか、肉筒を締めて、尻が揺れてしまうのだ。
背中に温もりを感じる。手に手が重なり、指に指が絡まり、顔の横に押さえられた。
耳に息を感じる。
「お前、俺が寝てる間に、口でしたか?」
「へ?」
一瞬何を言われたか分からず、変な声が出てしまった。
「随分熱心に舐め取ってた。あれは味を知ってる舌だった」
「知らない…よ」
言葉は否定してみたが、身体は嘘をつけなった。尻穴がぎゅっとしまって肉壁でナデ扱いていた。コレ知ってるよって…。
「後で見せてくれよ…。勿体ない事した」
勿体ないも何も、お前寝てたし。
嗚呼、寝てるお前の肉棒借りるだけだったのにィィ…。
ナカがしっとりと馴染んできて、大きな身体に延し掛かれてるというより包まれてる安心感に身体の力が抜けてきた。
絡まる指が解けて、腕を伝い肩に流れ、撫でられる掌に身体の芯が燃えてくる。
「締まってきたな…」
耳を息と言葉が擽ぐる。
肩から脇に流れ、くすぐったさに吐息が漏れる。胸に手が触れた時、背中が反ってしまいそうなピリッと刺激が。
これ以上の刺激から身体を捻り手から逃れようとすると、ワシッと乳首ごと胸を鷲掴みにされた。
「あ、あぁぁああ…!」
手をその手に重ねる。
手で止めようとしていても、尻と胸を突き出し、手で押さえても説得力はない。
揉まれる手に手を添えるだけで悶えた。ヌチュヌチュと浅く陰茎が孔を出射りし始めた。
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