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6.気持ちいい事。 ※

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ぼやける視界に揺れる白ぽい肌色。
徐々に艶かしく揺れる人の輪郭を模してきた。

はっきりはしたが、今度は混乱と快感に思考はめちゃくちゃで、思考としての機能をなさない散々たるものであった。

自分の陰茎が温かい泥濘に包まれている。
ヌチャヌチャと卑猥な水音がしている。
柔らかいものが絡みつくように包み扱いてくる。

『出る…ッ! イってしまうぅぅ』

射精しそうになるのを既のところで耐える。
ナニに何が起こってるのか分からないが、犯されてると漠然と理解してきた。

童貞じゃなくなったらしい。
喜ばしい事なのだろうが、状況は全然喜ばしくはない。

そもそも俺の上で踊ってるのは誰だ?

ヌチャッとひと際艶めかしい音を立てて人型が揺れる。
この身体つき…見覚えがある。

それにさっきまで何を…そうだ、飲んでたんだった。酔い潰れてしまいそうで…。
アイツの肩を借りて、ベッドへ…。

ズブンと柔らかい温かな物に包まれ、頭から竿全体を扱き下ろされる。先っぽが何かに当たって止まると、グニュグニュと扱かれながら右に左に陰茎全面を扱き撫でられ回される。

コイツの中を掻き回してるのか…。

ただ少し物足りない。
竿が全部包まれてる訳じゃないのが不満だと思った。
そう、不満なのだ。

だるい身体が少し動けそうだ。普段の半分の力加減でしか出せないが動きには問題なさそうだ。

身体の横で伸びていた両腕を持ち上げると、俺を咥え込む蠢く腰を掴んだ。

「ひゃんッ?!」

鮮明になった視界に薄明かりに浮かぶ幼なじみの驚く顔があった。

「どういう事か説明してもらおうか?」

割と冷静な声が出たものだ。
あそこはガチガチに膨らんでしまってるが、そんな事構っていられない。

「大きくぅ…するなぁぁ…」
泣き言も知らん。

「お前、盛ったか?」
舌を出して喘いでいる。喋るのは無理そうなので、首振りで答えれそうな質問に切り替えた。

グラスの酒がなんだか不味く感じてきてたのはなんとはなく感じていた。
調子が悪いのか、悪い物でも入っていたかと思ったが、楽しい気分を台無しにするのも気が引けて、腹を下さないように解毒系の魔法を緩く施していたもだった。

もし、コイツが睡眠薬系の何かを混ぜたのだったら、合点はいく。

コクコクと頷いてる。

コイツに男色の気があったのは初耳だ。
見た目は整えれば王子様だから、女に困った事はなかったと記憶してるし、童貞じゃなくなった時は自慢され、延々その時の様子を聞かされたのだった。

色々訊きたい事はあったが…俺のコレは限界だった。

質問をぐぐーと自分本位に切り変えた。

「俺ので気持ち良くなりたいのか?」

一瞬ポカンとしたが、コクンと頷いた。

「そうか。俺も気持ち良くなりたいねッ」
攻撃的な何かが溢れてきた。
コレが雄としての本能だろうか。
俺は本能に従った。

手の感覚が戻ってる。
力はまぁ半分ぐらいだが、それも丁度いいかも知れん。
腰を掴み直す。
途端に幼なじみが暴れるような素振りを見せた。

『逃がすかよッ』

グッと力を込めると自分に引き寄せた。
亀頭がぶち当たるところにムリムリとめり込んで拓いていく。
グプッと肉を押し分け這入り込みカリが何か襞のようなモノに引っかかった。
ブルンとするそれを通り越して、更に挿し込む。

ズブズブズブンと亀頭が空間に刺さっていく。竿がぎゅうぎゅうに絞められ根本が肉輪に握られた時、満足げな吐息が漏れた。
腰から手をずらして咥え込んでいるであろう場所をそっと触る。
アナニストの俺がよく知ってる感触。
ただ魔道具が俺の孔に入ってるのではなくて、俺自身が孔にしっかり嵌まり込んでいる。

あうあうと白目を剥いて喘いでいる。
足に何か当たった。
見遣れば『俺愛用の魔道具』である。
ローションの入れ物も転がっている。
魔道具がテカテカと光って事後を匂わせていた。

ははーん。
腑に落ちた。
身体の交換後に減っていたローション。
摩耗した魔石。あれは交換した。

後で確認はしたいところだが、今はヤりたくて仕方がない。
童貞卒業の瞬間を体験出来なかったが、その分使わせて貰うとしよう。

パンッ!とぷりっとしたケツを両手で思い切りはたいた。

緩んでいた孔がきゅぅぅううと締まって、幼なじみは意識を取り戻した。
カクカクと震えるように身体が揺れている。
ヤツの雄芯が勃ち上がってタラタラと白濁を漏らすように吐き出している。

「あぅぅん、イってるぅ、イって、あぁあん、戻ってぇ、来ないようぉぉおおお、おぅうッ、イってるぅぅうう…」

ビクビクしてて楽しそうだ。
イキっぱなしらしい。

腰を揺らしてナカを軽く掻き回せば、面白いように啼きながら腰が揺れて、肉襞の痙攣が刺激してくる。

こっちも存分に楽しく気持ちいい。

「もっと気持ち良くなろうなッ」
下から突き上げた。

「ひゃぁぁああああああんッ!」

いい返事だ。
気分が良くなる様ないい声で啼いてくれる。
防音壁を展開するのも忘れない。
俺はそこそこ出来る男なんでな。



============

睡眠姦終わり(⌒-⌒; )
ヤってるだけになってるなぁ。
次は、ズコバコになるかな?
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