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ボクのえっちが進まない…(涙

ボクが、溶ける… ※

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肉棒がグニュグチュとボクのナカを掻き混ぜて竿が前立腺も肉筒のナニもかもをみっちり擦る。
ボクはあうあうと開きっぱなしの口から「あぁぁ……はぁぁ……」と息に音が乗るようなものしか出てこなかった。

カリ高のエラが奥の襞をくにゅにゅんと刺激してくる。奥がウズウズとこそばゆくなってくる? 何コレ? どうして? ムズムズしてじっと出来ない。

間伸びする声と共に身体が揺れてお尻が揺れちゃう。奥がグニュグリと刺激される。

ボクの様子に先輩の動きが大きくなった。意図した動きだと思う。
ボクが間伸びした声をあげれば、その反応を見ながら腰をゆっくり引いて、ゆっくり挿れてくる。
じれじれした感覚に腰が揺れてお尻を開いて彼を奥に受け挿れたくて彼との角度を無意識に調整して受け入れようとしていた。

肉壁を引っ掻き、抉り、往復するカリと竿。肉棒の先が何度も奥をくすぐっていく。

そこにもっと密着してグリグリして欲しい。
じゃなかったら、くすぐったさにどうにかなろそうで……。手綱のように手を引かれ、背が反り尻肉を潰して擦り付ける。

「もっちょ、あぁぁあああ、おきゅぅぅうう…」

尻を擦り付けたまま、脚を絡めて強請ってしまう。

「いいよ。私で、感じてくれるユウキ、可愛いね」

「ボク、かわいぃい?」
ぼんやりする頭。

「かわいい。ここを、こうすると、声が跳ねる、のも、可愛いねッ」

ゆっくり彼が引き出される。前立腺あたりまで引き出されて、カリで感じるところをゴリゴリ抉るように往復する。
うぐッふぐッと声が跳ねる。
ひゃひゃと声が高くなり始めると、肉壁をグニュニュと押し開きながら奥へゆっくり這入ってくる。

肉筒全体にこの快感をナニが与えてるのか、解らせるように殊更ゆっくり押し這入ってくる。
そして、肉に、奥の肉壁にぶつかるのだ。

奥の肉が肉棒の先っぽで弄られ撫でられて、声が跳ね回る。
くすぐったい。

「ひゃん、あん、あぁああん、にゅあん、はぁん」

手を引かれてるから自由がきかなくて、腰だけがくねくねと動いて、奥のムズムズを助長させる。

「この奥に入ったら、どうなっちゃうかな?」
意地悪い響き。

「あぁ~、はぁ~」
汗ばむ肌が先輩の肌を滑る。

奥に、そのカリで思いっきりソフトじゃなくて、しっかり触れて欲しい。挿れ込んでグリグリして欲しい。
こんな擽ぐられるのはもうイヤぁ~。

「おきゅ、ゴリゴリ、しちぇ~」

くすぐったいのはノーセンキュー。はっきりした感触が欲しい。
呼吸をおかしくしながら、酸欠なのかぼーっとする頭は全然働いてくれない。ただただ、思うまま。欲のまま言葉を吐く。

「そっかぁ~。挿れちゃおうね?」

先輩の優しい声。
ボクは頷くだけだった。
手が解放されて、落ちた。
ズブンと肉棒が引き抜かれて、身体を裏返され、尻を高く引き上げられた。

ほよよ???

さっきまで受け入れていた場所に先輩が戻ってくる。チュプっと当たられたと思ったらズブブンッと広げられて突っ込まれた。

「はぁあああんッ!」
目の前のクッションを握り締める。カリ高の先っぽは存在感たっぷりにボクを押し広げながら挿してくる。
後ろが締まって、彼の形がはっきり感じる。ブリブリ肉壁を拓いて突きは止まる事なく奥に一直線に向かっていく。
腰は彼の手がガッチリ固定されて、上半身は伸びるだけだった。

ドチュンと打ち付けられ、引き抜かれ、抜ける寸前で、ズブブと押し挿れ打ち付けられる。
パちゅんッと肉同士がぶつかる。
抉られ、奥が殴られる。
腰を掴んでた手が脇腹を擦るながら、肩へ。

くすぐったさに身を捩り、手を彼の手に重ねる。止めるはずの手は取られて、後ろに引かれた。
上半身が持ち上がり、ごちゅごちゅと抉るように突いてきた。

「おふぅ、あふぅ、はぁあああん、あん…」

身体が浮き上がるような突き上げを何度か受け入れてると、不意に何かを抜けた。

「はぁぁあああああぁぁぁぁあああ……ッ!」

肉棒が奥にはまってる。

あ、あ、あ、あぁぁあああ………ッ!

頭が白く飛んだ。

カリが奥の肉に引っ掛かって、ブリブリ刺激してくる。竿が擦りつけられて、腹の奥がくすぐられる。

「はぁはぁはぁあああん、あん、あぁぁあああ…」

何が何やら。空間に先っぽが出入りする。そこは侵ってはいけない場所だと悟った時には遅かった。
全身から汗が噴き上がる。
ぶるぶると震えが走った。
ボクのちんぽから白いのやら何やらが絶え間なく押し出されてくる。
ああん、壊れちゃう…。

未踏の場所を先輩が遠慮なく抉り侵入して、突きまくってくる。手は手綱のように引かれてる。

ボクは喘ぐしか出来なくて…。
お腹の奥が熱く、熱くなって、溶けて、意識も溶けた。



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