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40】透けて見えて… ※
しおりを挟むやっちまった。
オレの腕の中でスヤスヤ寝てる美鈴を冷やさないように抱き込む。ひと眠りしてから風呂に行くのが定番になってた。
美鈴さん、エロ過ぎます。
妄想の中のオレはどうやら、美鈴さんをエロくする事をしてるらしい。オレの方が感じさせてると思うぞ。たかだか喫煙室の短時間の浮気じゃねぇか。……その短い間に濃厚だな。ウキーーーーッ、そいつとはいつからだよ。
オレとこうなる前からだろ?
確かオレ目撃してる。
あの時の…僅かに上がった口角とトロンとした艶のある表情…。
ヤバい…。今思い出したら、勃ちそうになった。
あの無表情な下に嫣然とした笑みが、透けて見てたという事だ…。
あの時、既にオレは彼に抱かれてた…。
寝てたオレのを舐めていたのは……。妄想を現実にする為?
妄想在りき…? そんなはずはない。オレという存在が美鈴の中で確立されなければ明確な像は持たないはず。
どこかでオレを知って、美鈴の妄想に登場したとするのが一番スッキリするスジだ。
今、思うのは、妄想の発端は何か。オレは美鈴にとってなんだったんだってところか?
一歩進んだ気がする。
腕の中でモソっと美鈴が動いた。そろそろ起きるようだ。明日は休みだし、さっきの詫びも含めて、やってみるかな?
「美鈴さん…」
耳に吹き込むように静かに囁く。
くすぐったいそうにしてるけど、どうやらお気に召したようで、クスッと首を竦めて笑ってる。嫌がってないな…。
そのまま耳介を唇で喰みながら、首筋を擦り上がった肩先に軽く唇を当てる。
ちょっと固まってる彼をちょいと放置して、オレの好きな胸に舌を這わした。
ヒクヒクと身体が反応し始めた。乳輪ごと舐め上げ乳首を口に含む。
優しく緩急をつけて吸ってやる。オレの頭を抱え出しだ。ハイ、彼が蕩けてきた証。ほら、鼻に掛かる声が聞こえる。
指で反対側の乳首を捏ねながら、キスを落としながら口を移動させていく。時々キツく吸って痕をつける。下腹を舐めて吸い付いた。
雄芯が跳ねた。
それに指を絡めて、舌を這わせた。
「つ、司ぁン、ダメぇぇ…」
慌てた色っぽい声で制止してくる。
「妄想の中の奴にはさせて、本物のオレにはさせないのか?」
これだけ交わってきたのに、オレは美鈴にフェラしてやる事はしなかった。さっきご無体に無理矢理突っ込んだ事の詫びも含めてやらして貰いたい。機会がなかっただけで、やりたいんだ。いい機会だね。
オレのと一緒に扱く事は度々してた。彼のに触るのに抵抗はない。オレが舐めたいって思うのは、彼しかないな。
身体に釣り合った大きさとこちらも形が整って綺麗でやがるんだよ。見て触るのは全然大丈夫。むしろ、セックス時は積極的に触ってますよ。
さっきしてもらったのをトレースしていく。口の中に特有のあの臭いがしてくる。味は…んー、ごめん、飲むのちょっと無理だな。飲むのは無理でも受けるのはやれる気がする。
ゾッコンなんだぜ、美鈴ッ。
ウィンクしてやる。不安そうな顔すんなよ。
無心で美鈴の雄芯を舐めてしゃぶり、恭しく扱いた。
緩くし過ぎたのかなかなかイけないようだ。初心者だからなぁ。次回に期待してくれって事で…。後孔を指で撫でた。呆気なくオレの口に放った。内ももが震えてる。
ゆっくり口を離して、視線を絡めながら、手に白濁を垂らす。
美鈴が口を両手押さえて、真っ赤になって震えてる。
「どっちが良かった?」
=====================
追い詰められる美鈴ッ( ̄▽ ̄;)
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