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本編
19】胸の騒めき(前) ※
しおりを挟む続き…。
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大人と子供サイズのような肉棒同士を一緒に掴んで扱き上げた。口の中で声がこだまする。
クンティンの背が反り、股開いて押し付けてきた。気持ちいい事は好きなようだな。嬉しいね…。
俺はかがみ込むようにして、クンティンに覆い被さる。クンティンは胸をこちらに突き出し折れ曲がる苦しい姿勢で口づけを受け入れてる。唇の合わせからは、いやらしい音が絶え間なく漏れ出てくる。幾度も角度を変えながら貪り貪られる。俺の手は休まず刺激を与える。裏筋同士が擦れ合う。
どちらが貪ってるのか分からない程の交わりに口の端から唾液が垂れた。
手の中の雄芯が震えた。広がるヌメリに射精した事を伝えてくる。
ヌメリを借りて更に扱く。
イったあとの刺激にクンティンの身体が激しく跳ねて、叫びのような嬌声が口の中に響く。
「んー、んゥン、ん、ん、ん…」
腰が捩れるが急所を握られて、どうにも出来ずに俺に添えられてた手が俺に縋りついてくる。逃れたい刺激を与えている男に縋るとはなんたる可愛さ…。もっと啼かせたくなる。
可愛いが、あまり虐めると次回に影響が出るかもしれん。手を離し、抱き寄せる。
脚を開かせ俺を跨らせ股間を俺に押し付けさせて、思いっきり尻を掴んだ。
思った通りの小ぶりで掌にしっくりくるサイズ感。掌全体で筋肉質でありながら適度な弾力のある尻肉を揉み撫で愉しむ。
どんなに蕩けてるか見たくて、唇を吸い付きながら離した。ヂュッと大きく音がする。垂れた唾液も舐めとりたい…。
半開きの目は視線は怪しいが、快楽に蕩けて睫毛を涙で光らせていた。
少し腫れぼったくなった唇は、濡れて、半開きで喘ぐ彼は、可愛さの塊だ。
ああ、コレをどう扱おうか悩むではないか…。
尻を揉みしだけば、クンティンの身体が上下する。必然的に脚を広げさせられた不安定な身体が揺れて、股間を擦り付けてしまう。
「…ん、あぁああん…やぁあん…」
俺のガチガチの男根に萎えかけた雄芯が擦り付けられる刺激は、クンティンには強すぎたかな? だが、気持ち良さそうに見える。
涎を垂らしながら、俺に縋り付いている。やはりお気に召したようだ。
では、こちらは?
尻肉を左右に開き、窄まりに指を添える。
肩が揺れた。固くなる身体。緊張している? この先を知ってる? もしかして、誰にも触らせた事はないのか? それなら嬉しいね。
白濁を擦り付け、ゆるゆると撫でれば、緩んでくる。緊張してただけか…。
準備していた香油を手に垂らし指に絡め、指を一本、するりと挿れてみた。プルプルと震えてるが、俺から離れる事なく縋り付いたまま…。動けぬだけか? 良い良い。お前のナカをじっくり検分してやろう。魔力欲しさに擦りついてるのか?
魔力を流しながらナカを探る。どうだ? うまいか?
しこりは容易に見つけられた。ここを刺激してやれば善がり狂うクンティンが見られるはずだ。
どう乱れてくれるか楽しみだな。
暫く使ってなかったのか狭い…。
サムエルとしてる訳ではないのか。じゃあ、俺が貰ってもいいな。心踊る。
魔力を流す事で肉壁が容易に弛緩して緩んでくる。まるでここが酔っ払ってるようだ。だらしなく俺を受け入れてくれる。
尻穴を刺激されて、クンティンの身体は俺に寄りかかってきた。うっとりとしてやがる。尻を突き出してくる。気に入ったか…。
しこりを虐め倒すより解す事を優先しよう。
早く挿れたい。
頬を俺の胸にぺったりとつけてる仕草は、なんとも庇護欲を掻き立てる。同時に加虐もだが…。
指はすでに3本も受け入れ、バラバラに動かして肉輪を広げて、俺を受けれる準備を整えていく。
外気を感じて、尻が揺れている。
しこりを刺激しながら様子を見ても、経験者かどうか分からぬ。ナカが痺れて感覚が弱いのか?
「クンティン?」
ぽやんと俺を見上げてきた。
可愛いぃぃいいいい!!!
息が止まるかと思った。
小首を傾げて、俺の言葉を待ってる。
「経験はあるか?」
首を傾げてる。言葉の意味が分からないのだろうか? 酔ってるからなぁ…。
はぁぁ…と半開きの唇から吐息が漏れる。
奥は狭そうだ。後ろからいくか。
くったりしている身体をそっと離して、うつ伏せにすると手を添え誘導し、尻を高く上げさせた。
脚を開かせ、小ぶりな尻を撫でる。手に収まる尻肉を掴み開き奥に隠れてる窄まりを晒す。
香油に濡れてる。緩く閉まった孔に指を挿れれば、抵抗なく飲み込んでいく。しっかり解れている。挿れた指をぐるりと回し、肉輪の状態を確認して、一旦抜き、1本から3本に変えて突っ込んでみた。
「あぁああんッ…ふぅぅ…ぅん…ん、ん…」
いきなりの圧迫にクンティンが啼いた。可愛い。俺のを咥え込むその時が待ち遠しくなる可愛い声だ。
もっと啼かせたい。
よしよしとしこりを撫でて摘み擦ってやる。気持ちいいところだと覚えろとトントンと叩いた。
可愛い声で啼いて、腰を揺らした。俺を待ってると言ってるようだ。
くぱぁっと指を開き、広がりを確認する。充分だな。待ちに待った瞬間だ。
さぁ、いい声を聞かせてくれよ…。
腰を掴み切先を当てがう。
腰を前へ。
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