【完結】魔王ってなにさ【続編開始。。。】

アキノナツ

文字の大きさ
上 下
29 / 55
本編

16】感じたい…。 微※

しおりを挟む
 
 ノック音で目が覚めた。
 久々に文字を読んでて、眠くなってしまった。うたた寝してたよ。
 慌てて対応したら、魔王だった。

 キラキラした男だ。
 クンティンに接触して来た。早速か。油断ならんな。

 怒ったり、不機嫌になる事なく帰ったが…。なんだか違和感を感じる。なんだ?

 眠るクンティンの様子を見に行った。




 クンティンと肌を重ねる事を考えてたら、不意にムラムラして来た。
 ヤりたいなぁ~。
 そんな事を考えてたら、私室に来ていた。執務室に帰るつもりだったんだが…。

 自慰でもするかなぁ…。

 部屋に入ると一応鍵をかける。

 さっさと下を脱いで、ベッドに上がる。
 勃ち上がりかけてる俺の分身。ゆるると撫でれば、ムクムク育ってくる。
 艶本も無いのに、ちょっと撫でただけで育つとは久しぶりだな。

 サイドテーブルの引き出しから香油を出す。
 手に垂らして、元気に屹立して来た男根を扱く。
 ダロンに扱いて貰ってた時も良かった。邪魔が入らねば、もっと深くまで繋がれたのに。
 あの唇は美味そうだった。あの口は、あと少しで俺のを舐めてたな。どんな舌技で舐めてくれたんだろうな。
 口淫はきっと良かっただろう。初めてそうだった。拙い行為というのもいいだろうな。そういう行為は、本の中だが、きっといいものだろう。

 あの聖女がいなければ、今頃はダロンも俺に身体を捧げていたかもしれん。惜しい事をしたが、寝取るのは、危険な女子おなごだった。それは確かだ。諦めが肝心。

 クンティンは小柄だが割と筋肉質な感じだった。脱いだらどうなんだろう。尻はキュッと引き締まって小さいだろうな。乳首も可愛らしいだろう。

 頭には、可愛らしい尻をこちらに向けて肩越しにこちらを見遣りながら、誘ってくるクンティンが微笑んでた。

 ああ、小さな窄まりにコレを入れたいなぁ…。
 あの大柄な男のモノはさぞかし立派なものであろうのう…。それを受け入れられる穴という事だ。俺のだって難なく深くまで咥え込んでくれるだろうなぁ…。

 手はクンティンの肉筒を想像して搾りながら扱く。
 目を閉じて、クンティンの痴態を想像して昂ぶってくる。

 おお、クンティン、イイぞぉぉおおお…。
 お前の奥で、先っぽを包んで撫でろ。
 奥の口も開くだろうなぁ。あそこに入ったら、中の締まりが良くなって、扱かれる蠢きと痙攣の振動が癖になる。クンティンのナカはどんなのだろう…。

 ああ、クンティンを抱きたい…。
 クンティンの口も可愛らしい。
 あはは…と口を開けて笑うあの口にコレをぶち込んで、涙を流しながら、嘔吐かせ喉奥まで突き入れて、白濁を飲ませたい。

 飲んだ後は、口を開けて俺に見せるんだ。
 またここに突っ込んでと言うようなトロンとした目で俺を見ながら、舌を蠢かせる。

 その舌で割れ目に残った残滓を舐め取り、吸いついて貰おう。そうそう、舌を尖らせ、その割れ目にねじ込むように往復させろ。
 イイぞ…。指で鈴口を刺激する。
 亀頭をべっとりと舐めて唾液を塗りつけ、精液と混ぜて啜れ…。

 ああ、イクぞ、咥え込め、クンティン…。




 ん?
 本を閉じた。
 なんだか嫌な感じがする。
 そばに立てかけていた剣を掴む。

 扉の向こうをじっと見つめる…。
 気配はあるようだが、魔王が外にいる訳ではないのか?

 控えめなノック音。
 誰だ?
 剣を携えて扉をゆっくり開いた。

 リューリが立っていた。
「あ、クンティン殿の部屋の…」
 緊張を解かずに返答する。
「クンティンの部屋で合ってる。本を読ませてもらっていた」
 手の本を見せれば納得している。

「我が主がお邪魔していると思ったのですが…。そろそろ戻っていただきたく…」

 言いにくそうにしてる。帰ったんだが…。

「帰ったぞ」
「そうですか。失礼しました」
 一礼してそそくさと帰っていく。
 大変そうだな。

 部屋に戻ろうとした瞬間、瘴気が大きく揺れた。と、感じた。そう感じただけで、根拠はない。
 俺の勘というか感覚的なものだ。説明が出来ないから毎度困るんだよなぁ。ダロンたちはすんなり受け入れてくれたから、素直に嬉しかった。

 なんだろう…?

 この城に瘴気が吸い寄せられる感じになって、戻っていった。
 波のようだな…。




 気持ち快かった…。
 手にいっぱいの白濁。久々にたくさん出た。スッキリ…。
 想像でこれだ。実物が気になる。腰がムズムズする。ヤりたい。
 また勃って来そうになる。クンティン、凄いなぁ。
 想像と違っても、欲情出来ると確信する。
 あれをものにしたい。俺のにしたいな…。

 あの男から譲って貰うか。どう言えばいいだろうか…。フィンに相談してみようかなぁ…。

 始末しながら、色々考える。
 あっ! 早く行かないとッ。
 リューリの怒った顔が思い浮かぶ。
 ヤバい、ヤバい!

 ズボンを引き上げ、服を整えながら、鍵を開けて扉を開けると、リューリが立ってた。

「お勤めお疲れ様です。こちらのお勤めもよろしくお願いします」
 無表情…。怖い。

「はい…」

 黙ってついていく。これが終わるまで執務室だ。クンティンに会いにいけないぞ。





================


忍び寄る影( ̄▽ ̄;)ふふふ…

続きが気になる方、お気に入りに登録またはしおりは如何でしょう?

感想やいいねを頂けたら、さらに嬉しいです。

↓下の方にスタンプや匿名でメッセージ送れるの設置してあるので、使ってみて下さい

https://wavebox.me/wave/8cppcyzowrohwqmz/

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

捨て猫はエリート騎士に溺愛される

135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。 目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。 お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。 京也は総受け。

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

僕の穴があるから入りましょう!!

ミクリ21
BL
穴があったら入りたいって言葉から始まる。

フルチン魔王と雄っぱい勇者

ミクリ21
BL
フルチンの魔王と、雄っぱいが素晴らしい勇者の話。

目の前に色男が!早速ケツを狙ったら蹴られました。イイ……♡

ミクリ21
BL
色男に迫ったら蹴られた話。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

処理中です...