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004 助けたのに捕らえられ
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「よっしゃあ!経験値ゲット!」
俺は石つぶてを武器にモンスター狩りに勤しんでいた。
石ころも使いようで武器になる。
というより、バケモノ級のステータスが石ころを武器に変えたのだ。
うっかり武器を買い忘れた俺は手頃な石を拾い、スライムめがけて投げてみた。
どうせ効かないだろうと思ったら、一撃で木っ端微塵に。
これはイケる。
それからはモンスターを見つけては石ころを投げつけ、着実にレベルアップを続けていた。
スキル【社畜】の効果で経験値が大量に入り、開始1時間足らずでレベル10にまで上がっている。
マヨネーズの価格もレベル2で9,500ネルトだったのが、今では150ネルトにまで下がっていた。
「これなら商売できるな。ってか、どういう計算なんだよ。一気にここまで減るかね?」
安くなったのは喜ばしい限りだが、ここまで急落されると若干不安になる。
他の調味料も軒並み急落していることから対価としては同じ計算なのだろう。
その証拠に、高級品の調味料は軒並み高止まりしている。
本来ならば目的は達しているのでサッサと街に引き返すべきなのだが。
「ここ、どこ?」
モンスター狩りに夢中になりすぎて遠くまで来てしまった。
周囲を見渡しても街の灯は見当たらない。
というか街道すら見当たらない。
見えるのは奥深い大森林と澄んだ清流の小川だけだ。
「たしかあっちから来たと思うけど……」
記憶を総動員して来た道を割り出そうとする。
早くしないと日が暮れてしまう。
夜になれば夜行性のモンスターが現れて大変な事になる。
「やばい、全く覚えてない」
これは終わったなと大きく溜息をついた。
すると。
「あれ?」
気のせいだろうか。
大森林の方から人の声が聞こえたのだが。
まさか、こんなところに人がいるわけがないだろうし。
幻聴か。
そう思った時だった。
「助けてー!!」
確かに大森林の方から人の声が聞こえた。
聞き間違いじゃない。
俺は希望の光が見えた。
「待ってろよ!」
俺は周辺にある石ころを拾い集めると声がした方に猛然とダッシュした。
「いや……やめて……来ないで……」
女性は樹の幹を背にしてへたり込んでいた。
およそ大森林を訪れる格好とは思えないドレス姿の女性は、見目麗しい容姿で先端の尖った特徴的な耳をしている。
その女性を追い詰めているのは赤褐色の巨大な狼だ。
大きく裂けた口には鋭い牙が並び、発達した筋肉の先には刃物のような爪が光っている。
女性の白い太ももには狼に受けた傷だろうか。
痛々しく裂けた傷口から鮮血が流れ、地面に血溜まりを形成していた。
狼は獲物を逃すまいとゆっくり間を詰めている。
すでに女性には逃げる力も術もない。
しかし最後の抵抗を試みているのか。
短剣を構えて祈るような目で狼に向き合った。
狼が低く呻る。
戦闘態勢に入る前準備だろうか。
前傾姿勢となり、四肢の筋肉に力を溜めている。
まるで弓の弦が引き絞られている感じだ。
解き放たれれば瞬く間に女性の首筋に牙を食い込ませる事だろう。
それは女性自身が一番理解していた。
「お願い……助けて……」
震える手が全てを物語る。
きっと助からない。
ここで死ぬのだ。
女性の瞳に大粒の涙が浮かんだ。
狼は大きく吠えると力強く大地を蹴った。
解き放たれた矢の如く、凄まじいスピードで女性の首筋めがけて牙を剥く。
一瞬の出来事。
女性はなす術なく死を覚悟した。
「そうはさせるか!」
女性に迫る狼めがけて石ころを投げつけた。
投擲は見事にヒット。
狼の側頭部にクリーンヒットし、短い断末魔をあげた狼は半回転して地面に崩れ落ちた。
「……え?」
突然の出来事に女性は訳がわからず固まった。
転がる石ころに視線を落とし、横死した狼の亡骸に視線を向ける。
それを何度か交互に行った後、ようやくホランドに視線を向けた。
「大丈夫ですか?」
俺は好青年の容姿を活かして爽やかな笑顔を浮かべた。
ラノベ的な展開なら恋愛模様に発展するパターンなのだが。
「いやぁあああぁぁぁぁぁっ‼︎こ、こないでぇぇぇぇぇぇっ‼︎」
猛烈な勢いで拒絶された。
それも狼以上に嫌悪感丸出しの反応だ。
うっそぉおおおぉぉぉぉぉ~~~ん⁉︎
ここは頬を赤らめて有難うございますだろう。
なんで狼より嫌われなきゃならんの?
しかも命の恩人なのに、拒絶するっておかしいだろ!
想定外の反応に俺が戸惑っていると、女性は糸が切れた人形のように脱力して動かなくなった。
死んだのか?
一瞬心配になったが、どうやら失神しただけのようだ。
太ももの出血に加え、猛然と拒絶反応を示した事で血圧が上がり意識を失ったのだろう。
「やばい。早く止血しないと」
俺は圧迫止血をすべく女性に近付いた。
「動くな!」
突然響いた声に驚いて足が止まった。
その刹那、目の前を矢がかすめて地面に突き刺さる。
驚いた俺は全身を硬直させ、恐る恐る矢の飛んできた方角に視線を向けた。
すると大樹の枝に弓矢を構える人影が見えた。
それも1人や2人ではない。
複数人の人影が見える。
どうやら周囲を取り囲まれ、全方位から弓矢で狙われているようだ。
「ま、待ってくれ!俺は敵じゃない!」
両手を上げて敵意がないことをアピールする。
しかし効果は無いらしく、敵意は少しも和らぐ気配がない。
「彼女は君たちの仲間か?だったら、彼女は俺が助けた。そこに死んだ狼がいるだろう。その狼に襲われている彼女を、俺が石を投擲して狼を倒して助けたんだ」
必死に敵ではないとアピールしたが、どうやら信じてもらえなかったようだ。
当然も当然だ。
どこの世界に石ころを投げて巨大な狼を仕留める人間がいるというのか。
Sランクの勇者ですら、そんな芸当はできない。
ましてや冒険者ですらない人間が仕留めたなどと誰が思うだろう。
これが悪手だったらしい。
余計な疑念を与えてしまったようだ。
「捕らえよ!」
リーダー格の青年が命令すると数人の男女が縄を持って近付いてきた。
俺は抵抗すべきか、逃げるべきか悩んだが、大人しく捕まることにした。
だって彼等はエルフなのだから。
ファンタジーでしかお目にかかれない種族が目の前にいるのだ。
もっと近くで観察したいし、話をしてみたい。
逃げ出すのはその後からでも遅くはないだろう。
俺は楽観的に考えると黙ってエルフに連行された。
俺は石つぶてを武器にモンスター狩りに勤しんでいた。
石ころも使いようで武器になる。
というより、バケモノ級のステータスが石ころを武器に変えたのだ。
うっかり武器を買い忘れた俺は手頃な石を拾い、スライムめがけて投げてみた。
どうせ効かないだろうと思ったら、一撃で木っ端微塵に。
これはイケる。
それからはモンスターを見つけては石ころを投げつけ、着実にレベルアップを続けていた。
スキル【社畜】の効果で経験値が大量に入り、開始1時間足らずでレベル10にまで上がっている。
マヨネーズの価格もレベル2で9,500ネルトだったのが、今では150ネルトにまで下がっていた。
「これなら商売できるな。ってか、どういう計算なんだよ。一気にここまで減るかね?」
安くなったのは喜ばしい限りだが、ここまで急落されると若干不安になる。
他の調味料も軒並み急落していることから対価としては同じ計算なのだろう。
その証拠に、高級品の調味料は軒並み高止まりしている。
本来ならば目的は達しているのでサッサと街に引き返すべきなのだが。
「ここ、どこ?」
モンスター狩りに夢中になりすぎて遠くまで来てしまった。
周囲を見渡しても街の灯は見当たらない。
というか街道すら見当たらない。
見えるのは奥深い大森林と澄んだ清流の小川だけだ。
「たしかあっちから来たと思うけど……」
記憶を総動員して来た道を割り出そうとする。
早くしないと日が暮れてしまう。
夜になれば夜行性のモンスターが現れて大変な事になる。
「やばい、全く覚えてない」
これは終わったなと大きく溜息をついた。
すると。
「あれ?」
気のせいだろうか。
大森林の方から人の声が聞こえたのだが。
まさか、こんなところに人がいるわけがないだろうし。
幻聴か。
そう思った時だった。
「助けてー!!」
確かに大森林の方から人の声が聞こえた。
聞き間違いじゃない。
俺は希望の光が見えた。
「待ってろよ!」
俺は周辺にある石ころを拾い集めると声がした方に猛然とダッシュした。
「いや……やめて……来ないで……」
女性は樹の幹を背にしてへたり込んでいた。
およそ大森林を訪れる格好とは思えないドレス姿の女性は、見目麗しい容姿で先端の尖った特徴的な耳をしている。
その女性を追い詰めているのは赤褐色の巨大な狼だ。
大きく裂けた口には鋭い牙が並び、発達した筋肉の先には刃物のような爪が光っている。
女性の白い太ももには狼に受けた傷だろうか。
痛々しく裂けた傷口から鮮血が流れ、地面に血溜まりを形成していた。
狼は獲物を逃すまいとゆっくり間を詰めている。
すでに女性には逃げる力も術もない。
しかし最後の抵抗を試みているのか。
短剣を構えて祈るような目で狼に向き合った。
狼が低く呻る。
戦闘態勢に入る前準備だろうか。
前傾姿勢となり、四肢の筋肉に力を溜めている。
まるで弓の弦が引き絞られている感じだ。
解き放たれれば瞬く間に女性の首筋に牙を食い込ませる事だろう。
それは女性自身が一番理解していた。
「お願い……助けて……」
震える手が全てを物語る。
きっと助からない。
ここで死ぬのだ。
女性の瞳に大粒の涙が浮かんだ。
狼は大きく吠えると力強く大地を蹴った。
解き放たれた矢の如く、凄まじいスピードで女性の首筋めがけて牙を剥く。
一瞬の出来事。
女性はなす術なく死を覚悟した。
「そうはさせるか!」
女性に迫る狼めがけて石ころを投げつけた。
投擲は見事にヒット。
狼の側頭部にクリーンヒットし、短い断末魔をあげた狼は半回転して地面に崩れ落ちた。
「……え?」
突然の出来事に女性は訳がわからず固まった。
転がる石ころに視線を落とし、横死した狼の亡骸に視線を向ける。
それを何度か交互に行った後、ようやくホランドに視線を向けた。
「大丈夫ですか?」
俺は好青年の容姿を活かして爽やかな笑顔を浮かべた。
ラノベ的な展開なら恋愛模様に発展するパターンなのだが。
「いやぁあああぁぁぁぁぁっ‼︎こ、こないでぇぇぇぇぇぇっ‼︎」
猛烈な勢いで拒絶された。
それも狼以上に嫌悪感丸出しの反応だ。
うっそぉおおおぉぉぉぉぉ~~~ん⁉︎
ここは頬を赤らめて有難うございますだろう。
なんで狼より嫌われなきゃならんの?
しかも命の恩人なのに、拒絶するっておかしいだろ!
想定外の反応に俺が戸惑っていると、女性は糸が切れた人形のように脱力して動かなくなった。
死んだのか?
一瞬心配になったが、どうやら失神しただけのようだ。
太ももの出血に加え、猛然と拒絶反応を示した事で血圧が上がり意識を失ったのだろう。
「やばい。早く止血しないと」
俺は圧迫止血をすべく女性に近付いた。
「動くな!」
突然響いた声に驚いて足が止まった。
その刹那、目の前を矢がかすめて地面に突き刺さる。
驚いた俺は全身を硬直させ、恐る恐る矢の飛んできた方角に視線を向けた。
すると大樹の枝に弓矢を構える人影が見えた。
それも1人や2人ではない。
複数人の人影が見える。
どうやら周囲を取り囲まれ、全方位から弓矢で狙われているようだ。
「ま、待ってくれ!俺は敵じゃない!」
両手を上げて敵意がないことをアピールする。
しかし効果は無いらしく、敵意は少しも和らぐ気配がない。
「彼女は君たちの仲間か?だったら、彼女は俺が助けた。そこに死んだ狼がいるだろう。その狼に襲われている彼女を、俺が石を投擲して狼を倒して助けたんだ」
必死に敵ではないとアピールしたが、どうやら信じてもらえなかったようだ。
当然も当然だ。
どこの世界に石ころを投げて巨大な狼を仕留める人間がいるというのか。
Sランクの勇者ですら、そんな芸当はできない。
ましてや冒険者ですらない人間が仕留めたなどと誰が思うだろう。
これが悪手だったらしい。
余計な疑念を与えてしまったようだ。
「捕らえよ!」
リーダー格の青年が命令すると数人の男女が縄を持って近付いてきた。
俺は抵抗すべきか、逃げるべきか悩んだが、大人しく捕まることにした。
だって彼等はエルフなのだから。
ファンタジーでしかお目にかかれない種族が目の前にいるのだ。
もっと近くで観察したいし、話をしてみたい。
逃げ出すのはその後からでも遅くはないだろう。
俺は楽観的に考えると黙ってエルフに連行された。
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