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怪人を縛った魔法のリボン、本当のことを話してしまう不思議なリボンに魔法美少女仮面ヴィクトワールも、怪人によって縛られた。
「何をなさるのですか、私のリボンです!」
「おめえが、俺を倒そうとするからだろうよ」
「アトン君の中に入って、なまけさせることをやめさせるためです」
「おい、小学生、ヒロインさんよ、おまえは怪人というだけで倒そうとしているんだろう、俺が消えればいいと思っている敵だ!」
「・・・ごめんなさい、確かに、怪人は敵だと思い込むのは、テレビの影響かもしれませんわ、でも、アトン君の中に入るからには倒します」
「アトンは、もともと弱い心を持っているから、俺が入りやすいんだ、強い心を持っていれば、怪人のおれなんか入らないぜ」
「人間は弱い者です、でも、だからこそ、協力しあって生きていくのです、アトン君にも、必ず友達が出来て強い心を持ちますわ」
「アトンはいい、俺は怪人というだけでやられる運命なのか」
「それは・・・・、はい、必ず・・・成仏したあとに・・・いいこともあるのでは・・・」
「ふざけるな! 生きているということが大切なんだ!」
「確かに・・・命は大事です、ごめんなさい、それでは、あなたは、いい怪人になったら、私は倒しません、いえ、反対に助けますわ」
「じゃあ、どうしろと・・言うんだ!」
「アトン君にとっていいことをすればいいのです」
「信じらねえな、怪人をそのままにする正義のヒロインがいるはずがない!」
「わたくし、魔法美少女仮面ヴィクトワールが、お約束いたします!」
二人は、しばらく沈黙が続いた。
空に大きなドローンが出現した。魔法美少女仮面ヴィクトワールは、急いで次の敵かもしれない相手へ戦闘態勢を取るために魔法のバトンを消した。
その時、暗闇で分からなかったの一瞬にして大きな檻が、魔法美少女仮面ヴィクトワールの上に落ち、捕まってしまった。さらに、折り畳みの底が出て、一瞬にして床となった。
「こんな物は、魔法美少女仮面ヴィクトワールには無駄ですわ!」
単純にバトンからフラッシュを出しながら、檻の鉄柱を広げようとした時、
「きゃぁああっ!」
バタ~リ~~
鉄柱に高圧電流が流れていて気絶してしまった。
「博士、成功しました。暗闇で油断した小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえましたぜ、怪人はどうしますか」
「ほっとけ、魔法の力を手に入れたら、いつでも片づけられる」
泉博士と助手たちは勝ち誇った歓喜の声を上げた。
「わっははは~~研究所に帰って、魔法力の分析、そして、魔法の力を奪ってやる!」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、檻の中で気絶し、倒れたままだ、風で赤い魔法のマントと白い帽子のグリーンの羽根がひらひらと悲し気になびいている。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、暗闇の中、大きなドローンで徐々に吊るし上げられていく。
怪人を縛った魔法のリボン、本当のことを話してしまう不思議なリボンに魔法美少女仮面ヴィクトワールも、怪人によって縛られた。
「何をなさるのですか、私のリボンです!」
「おめえが、俺を倒そうとするからだろうよ」
「アトン君の中に入って、なまけさせることをやめさせるためです」
「おい、小学生、ヒロインさんよ、おまえは怪人というだけで倒そうとしているんだろう、俺が消えればいいと思っている敵だ!」
「・・・ごめんなさい、確かに、怪人は敵だと思い込むのは、テレビの影響かもしれませんわ、でも、アトン君の中に入るからには倒します」
「アトンは、もともと弱い心を持っているから、俺が入りやすいんだ、強い心を持っていれば、怪人のおれなんか入らないぜ」
「人間は弱い者です、でも、だからこそ、協力しあって生きていくのです、アトン君にも、必ず友達が出来て強い心を持ちますわ」
「アトンはいい、俺は怪人というだけでやられる運命なのか」
「それは・・・・、はい、必ず・・・成仏したあとに・・・いいこともあるのでは・・・」
「ふざけるな! 生きているということが大切なんだ!」
「確かに・・・命は大事です、ごめんなさい、それでは、あなたは、いい怪人になったら、私は倒しません、いえ、反対に助けますわ」
「じゃあ、どうしろと・・言うんだ!」
「アトン君にとっていいことをすればいいのです」
「信じらねえな、怪人をそのままにする正義のヒロインがいるはずがない!」
「わたくし、魔法美少女仮面ヴィクトワールが、お約束いたします!」
二人は、しばらく沈黙が続いた。
空に大きなドローンが出現した。魔法美少女仮面ヴィクトワールは、急いで次の敵かもしれない相手へ戦闘態勢を取るために魔法のバトンを消した。
その時、暗闇で分からなかったの一瞬にして大きな檻が、魔法美少女仮面ヴィクトワールの上に落ち、捕まってしまった。さらに、折り畳みの底が出て、一瞬にして床となった。
「こんな物は、魔法美少女仮面ヴィクトワールには無駄ですわ!」
単純にバトンからフラッシュを出しながら、檻の鉄柱を広げようとした時、
「きゃぁああっ!」
バタ~リ~~
鉄柱に高圧電流が流れていて気絶してしまった。
「博士、成功しました。暗闇で油断した小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールを捕まえましたぜ、怪人はどうしますか」
「ほっとけ、魔法の力を手に入れたら、いつでも片づけられる」
泉博士と助手たちは勝ち誇った歓喜の声を上げた。
「わっははは~~研究所に帰って、魔法力の分析、そして、魔法の力を奪ってやる!」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、檻の中で気絶し、倒れたままだ、風で赤い魔法のマントと白い帽子のグリーンの羽根がひらひらと悲し気になびいている。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、暗闇の中、大きなドローンで徐々に吊るし上げられていく。
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