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甘い果実 4
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あの後、銀ちゃんが俺の身体を撫で回しながらキスを繰り返すもんだから、危うく店でナニを致してしまう所だった。
とりあえず落ち着いてから店を出て、すぐにタクシーを捕まえて家に帰った。
玄関を上がってすぐの銀ちゃんの部屋に引っ張り込まれて、息も付けないほどの激しい口付けを交わしながら、お互いの服を脱がせ合う。全裸になると、銀ちゃんが素早く敷布団を敷いて、その上に俺を押し倒した。
俺の顎を甘噛みして、舌を喉から胸へと這わす。乳首の周りをぐるりと舐めて、舌先で尖りを弾く。
「あぅ、あっ、はぁ…ん」
「キスだけでこんなにぷくりと立ったのか?可愛い…」
「も…、ふぁ…っ、言わなくていいから…ぁ」
「ほら、こっちも…」
そう言って、もう片方をきゅっと引っ張った。
「ああっ、やぁ…、んぅ…っ」
俺は腰をびくびくと跳ねさせて、立ち上がった性器を銀ちゃんに擦り付ける。
「エロいな…」
「あっ!やっ、触っちゃ…」
銀ちゃんに性器を握り込まれ、背中を大きくしならせた。仕返しとばかりに、腕を伸ばして銀ちゃんの男根を握ると、すでにガチガチに硬く、浮き出た血管が脈打っている。
俺はこれが奥深くに入る事を想像して、熱い吐息を吐いた。
「くっ…、凛…あまり刺激するな」
低く呻いて俺の足を大きく広げ、指にすくった軟膏を手早く後孔に塗り込んでいく。
ゆっくりと孔に指を挿し入れ、ぐるりと円を描くように広げる。
俺が孔の中の指の動きに意識を集中してると、銀ちゃんの顔が近付いて、俺の唇を激しく貪った。大量に唾液を交換して、今度は耳の穴に舌を突き入れ、ぴちゃぴちゃと舐め回す。
「ふぁっ、ああん、あっ、あ…っ」
弱い耳を攻められて、俺は何度も腰を浮かす。頭も身体もとろとろに蕩けてぼんやりしていると、充分に柔らかくなった後孔から指が抜かれ、すぐにそそり立つ屹立があてがわれた。
銀ちゃんの男根がゆっくりと押し込まれ、亀頭が入った瞬間、ぱちゅんと一気に刺し貫かれる。
「ああっ!はぁっ…、あ…んっ」
「くっ…」
俺は大きな刺激に、先端から少し白濁を溢れさせた。
銀ちゃんは、イきそうになってるのを堪えてるのか、俺を抱きしめて動かない。俺が、震える腕を首に回すと、苦しそうに笑った。
「はあっ…、やばい。入れただけでイきそうになった。気持ち良すぎ…」
「んぅ…、ずるい…。イっていいのに…っ。俺、ちょっとだけ出た…」
「ふっ、可愛いやつ…。ほら…動くぞ」
俺の唇にキスを落とすと、銀ちゃんが緩く律動を始めた。大きく硬い肉塊で内壁をごりごりと擦られる快感に、俺は顎を仰け反らせる。高い声を上げ、銀ちゃんの腕を掴んで足先に力を入れる。
もっと奥に来て欲しくて腰を揺らめかせてると、銀ちゃんが、ぐいっと俺の尻を持ち上げて、上から突き刺すように打ち付け出した。
「はあっ!やっ、は、げし…っ、あっ、あっ」
俺は目に涙を溜め、涎を垂らして頭を振る。俺の先端からは常にとろとろと蜜が溢れ、銀ちゃんの動きに合わせて性器が俺の腹に当たっていた。
「あっ、あぅ、ぎ…ちゃ…んっ…」
銀ちゃんの名前を呼んで手を伸ばす。銀ちゃんが一旦動きを止めて、俺の背中に手を入れて起こした。
「あっ、あん…、だめ…ぇ」
自身の体重で、大きな屹立が更に奥に突き刺さる。でもこの体勢は、ぴたりと身体を合わせられるから大好きなんだ。
とりあえず落ち着いてから店を出て、すぐにタクシーを捕まえて家に帰った。
玄関を上がってすぐの銀ちゃんの部屋に引っ張り込まれて、息も付けないほどの激しい口付けを交わしながら、お互いの服を脱がせ合う。全裸になると、銀ちゃんが素早く敷布団を敷いて、その上に俺を押し倒した。
俺の顎を甘噛みして、舌を喉から胸へと這わす。乳首の周りをぐるりと舐めて、舌先で尖りを弾く。
「あぅ、あっ、はぁ…ん」
「キスだけでこんなにぷくりと立ったのか?可愛い…」
「も…、ふぁ…っ、言わなくていいから…ぁ」
「ほら、こっちも…」
そう言って、もう片方をきゅっと引っ張った。
「ああっ、やぁ…、んぅ…っ」
俺は腰をびくびくと跳ねさせて、立ち上がった性器を銀ちゃんに擦り付ける。
「エロいな…」
「あっ!やっ、触っちゃ…」
銀ちゃんに性器を握り込まれ、背中を大きくしならせた。仕返しとばかりに、腕を伸ばして銀ちゃんの男根を握ると、すでにガチガチに硬く、浮き出た血管が脈打っている。
俺はこれが奥深くに入る事を想像して、熱い吐息を吐いた。
「くっ…、凛…あまり刺激するな」
低く呻いて俺の足を大きく広げ、指にすくった軟膏を手早く後孔に塗り込んでいく。
ゆっくりと孔に指を挿し入れ、ぐるりと円を描くように広げる。
俺が孔の中の指の動きに意識を集中してると、銀ちゃんの顔が近付いて、俺の唇を激しく貪った。大量に唾液を交換して、今度は耳の穴に舌を突き入れ、ぴちゃぴちゃと舐め回す。
「ふぁっ、ああん、あっ、あ…っ」
弱い耳を攻められて、俺は何度も腰を浮かす。頭も身体もとろとろに蕩けてぼんやりしていると、充分に柔らかくなった後孔から指が抜かれ、すぐにそそり立つ屹立があてがわれた。
銀ちゃんの男根がゆっくりと押し込まれ、亀頭が入った瞬間、ぱちゅんと一気に刺し貫かれる。
「ああっ!はぁっ…、あ…んっ」
「くっ…」
俺は大きな刺激に、先端から少し白濁を溢れさせた。
銀ちゃんは、イきそうになってるのを堪えてるのか、俺を抱きしめて動かない。俺が、震える腕を首に回すと、苦しそうに笑った。
「はあっ…、やばい。入れただけでイきそうになった。気持ち良すぎ…」
「んぅ…、ずるい…。イっていいのに…っ。俺、ちょっとだけ出た…」
「ふっ、可愛いやつ…。ほら…動くぞ」
俺の唇にキスを落とすと、銀ちゃんが緩く律動を始めた。大きく硬い肉塊で内壁をごりごりと擦られる快感に、俺は顎を仰け反らせる。高い声を上げ、銀ちゃんの腕を掴んで足先に力を入れる。
もっと奥に来て欲しくて腰を揺らめかせてると、銀ちゃんが、ぐいっと俺の尻を持ち上げて、上から突き刺すように打ち付け出した。
「はあっ!やっ、は、げし…っ、あっ、あっ」
俺は目に涙を溜め、涎を垂らして頭を振る。俺の先端からは常にとろとろと蜜が溢れ、銀ちゃんの動きに合わせて性器が俺の腹に当たっていた。
「あっ、あぅ、ぎ…ちゃ…んっ…」
銀ちゃんの名前を呼んで手を伸ばす。銀ちゃんが一旦動きを止めて、俺の背中に手を入れて起こした。
「あっ、あん…、だめ…ぇ」
自身の体重で、大きな屹立が更に奥に突き刺さる。でもこの体勢は、ぴたりと身体を合わせられるから大好きなんだ。
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