転生した私は人間不信の勇者と村を出る


 日本の女子高生だったはずの私は、気がつくと知らない場所で幼児の姿になっていた。どうやらここは異世界で、私は転生してしまったようだ。

 このままこの家で普通の子どもとして育てられるのかと思いきや、両親の様子がおかしい。私は部屋に監禁されていて、必要な教育も受けさせてもらえない状態だった。

 このままこの部屋に監禁されたままではまともな人生など歩めないだろう。
 危機感を抱いた私は、部屋から脱出し、外の世界へと一歩を踏み出す。

 部屋から抜け出した先で、私はひとりの男の子と出逢うのだった。


 
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