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第2章:ダンジョン攻略編(王都ダンジョン)
第40話 王都へ
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僕の戦闘服が出来たとの事だったので、ゴンズさんの、革製品の工房に行った。新調された革のジャケットとパンツは、とても丈夫で、動きやすく、今まで以上にカッコいいものに生まれ変わっていた。
「かっこいいです。ゴンズさん、ありがとうございます。最高ですよ」
「こちらこそ、ありがとうだな。いやいや、いいブツを見せてもらったからね。今後、この技術は有効に使わせてもらうからな」
そう言う、ゴンズさん、バイク用の上下スーツが、とても参考になったと喜んでいた。
全体の革は、物理と魔法の両方に対しての強度と防水性が高い、ブルーシードラゴンの革を使い、部分的に柔軟性のあるアサルトシープを使用したということだった。
ブルーシードラゴンは、ドラゴンと名はついているがトカゲだ。両生類で、海岸の岩場で目撃される。魔法に対して高い耐性をもつ巨大なトカゲだそうだ。
アサルトシープは羊毛やミルクを搾るために家畜として飼われている羊で、アサルト(突撃)との名は冠しているが、普段は大人しい羊だが、ただ、怒らせたら怖いそうだ。その革は、薄くて強い上、とても柔らかい。
ジャケットのファスナー部分は、動き回ると裂けてはいけないと、ベルトを上からかけるように追加したらしい。脇や股下の伸縮性が必要な部分は、僕が着ていたものを再利用してのものだそうだ。なので、以前のものは、バラバラに分解されたため、原型をとどめてはいないので、返却は不可だと言われた。
試着してみて、違和感がある所を確認した後、少し調整をしてもらって、そのまま着ていく事にしたのだ。費用は、すべてオッサンが出してくれるとのこと、そういう所はとても太っ腹だと思う。
どれだけの費用が掛かったかと思うと、聞くのが恐ろしかった。
自分から見ても、めちゃくちゃかっこいい。ちょっと自慢したくもあって、その服を着て、颯爽とエルダさんのお店に行ったら、、、
「そんなもん着て、薬剤や薬草なんか扱えんわい」
と、怒られてしまったので、しぶしぶエルダさんが出してくれた布で出来た軽装に着替える事になった。
それからの1週間、エルダさんの所で、修行とかお店の雑用とかさせられたり、孤児院で子供達と一緒に学んだりした。その中に、ガリオンさんのお子さんもいて、父親の自慢話をずっと聞かされたのだ。これには、流石に閉口した。。。
また作業場での作業以外に、薬草採取に同行させて貰った。そこにはアリシアも一緒に来たのだが、アリシアは単なるハイキング感覚で、僕が作ったお弁当目当てだったようで、キャラ弁に大喜びしていた。
薬草となる草は鑑定でも解るが、それだけでは解らない、その草の自生する時期や適した環境、分布や生息地、採取方法や乾燥させ方、またそれ以外の保存方法等の色んな知識を伝授してくれた。それだけでなく、エルダさんが、長年の経験から得た、それぞれの豆知識なども教えてくれたのだ。
ただ、エリクサーの材料である、精霊樹の葉は、もう採取できないので、在庫がなくなり次第作れなくなると悲しそうだった。エルダさんには、森のダンジョンが消滅した事は言っていないのだが、エルダさんの為にも、精霊樹を復活させる為に強くならないとって、改めて思ったりした。
そんな、こんなで、エルダさんのお店で過ごした時間はとても有意義だった。王都の神殿ダンジョンから帰ったら、また来ますからと、念を押して、今回の修行は終わったのだった。
◇◇◇
次の日の朝、王都に旅立つ事になった。ギルマスからの頼みで、ネコ先生も同行する事になった。ギルマスが、再就職先を斡旋《あっせん》する旨を伝えたのだが、ネコ先生は一度、王都の実家に帰りたいという希望だったそうだ。
野盗に拉致された事の恐怖や、生徒を守れなかった事への自責の念に駆られ意気消沈してしまったようだ。そこで、落ち着くまで、しばらく考える時間が欲しいとのこと。相当のショックだったのだろう、それは仕方ないと思うのだ。
それと、オルロープ商会のエラルドさんも、一緒に王都に帰るそうだ。店の方から至急の連絡が入ったため、キャラバンは、規模を縮小し、信頼する部下に任せての一人での帰還になった。王都に行く冒険者がいたらと、同行を求めてきたようだ。
なので、計6人での旅路となった。
王都への道すがら、オッサンからは土魔法を、ネコ先生から火魔法の指導を受けながらの旅となった。神殿ダンジョンまでに、少しでも魔法の技量を上げておかないとと言うことだったのだが。。。
INT(魔法攻撃力) : 102
RES(魔法防御力) : 90
ネコ先生によれば、レベル30にしてはかなりある方なのだそうだが、あまりの僕の技量というか理解度が低すぎて、このままでは、いくら時間があっても足りないと二人から頭を抱えられたのだ。
で、今の僕の技量はというと、ちょっと大き目のかまどが作れるようになったのだ。この位あれば、ピザが焼ける。
「何をどうしたらいいのか、解らなくって」と、落ち込む僕に対し、
「にゃにかの、きっかけと言うか、引き金に、にゃるものが有れば、化けるかも知れにゃいにゃー。」とネコ先生。
「いや、わしはこいつの頭の中の構造が問題なような気がしてきた。。。」と、オッサンには溜息をつかれた。
「ところで、エピナル神殿ダンジョンって、どんな所なんですか?」
「上層、中層、下層からなるダンジョンじゃ。そこの階層にいるアンデッドの凶悪な魔物に挑戦して、勝利せんといかん」
「その3体に勝って、初めて最下層にある、祭壇の間の道が開くというわけだ」
上層には不死の王リッチ、中層は山羊の頭を持つぶくぶくと太った肉の塊であるアンデッド、オーカス。そして下層には、ドラゴンゾンビが陣取っている。
その三体に勝った後、神殿の祭壇に行き、そこにいる神獣に力を示さなければいけない。だが、神獣と戦うわけではない。何故なら神獣には実体がないからだ。
どう力を示すかは、各自違う。行ってみないと解らないと言うことだった。
「かっこいいです。ゴンズさん、ありがとうございます。最高ですよ」
「こちらこそ、ありがとうだな。いやいや、いいブツを見せてもらったからね。今後、この技術は有効に使わせてもらうからな」
そう言う、ゴンズさん、バイク用の上下スーツが、とても参考になったと喜んでいた。
全体の革は、物理と魔法の両方に対しての強度と防水性が高い、ブルーシードラゴンの革を使い、部分的に柔軟性のあるアサルトシープを使用したということだった。
ブルーシードラゴンは、ドラゴンと名はついているがトカゲだ。両生類で、海岸の岩場で目撃される。魔法に対して高い耐性をもつ巨大なトカゲだそうだ。
アサルトシープは羊毛やミルクを搾るために家畜として飼われている羊で、アサルト(突撃)との名は冠しているが、普段は大人しい羊だが、ただ、怒らせたら怖いそうだ。その革は、薄くて強い上、とても柔らかい。
ジャケットのファスナー部分は、動き回ると裂けてはいけないと、ベルトを上からかけるように追加したらしい。脇や股下の伸縮性が必要な部分は、僕が着ていたものを再利用してのものだそうだ。なので、以前のものは、バラバラに分解されたため、原型をとどめてはいないので、返却は不可だと言われた。
試着してみて、違和感がある所を確認した後、少し調整をしてもらって、そのまま着ていく事にしたのだ。費用は、すべてオッサンが出してくれるとのこと、そういう所はとても太っ腹だと思う。
どれだけの費用が掛かったかと思うと、聞くのが恐ろしかった。
自分から見ても、めちゃくちゃかっこいい。ちょっと自慢したくもあって、その服を着て、颯爽とエルダさんのお店に行ったら、、、
「そんなもん着て、薬剤や薬草なんか扱えんわい」
と、怒られてしまったので、しぶしぶエルダさんが出してくれた布で出来た軽装に着替える事になった。
それからの1週間、エルダさんの所で、修行とかお店の雑用とかさせられたり、孤児院で子供達と一緒に学んだりした。その中に、ガリオンさんのお子さんもいて、父親の自慢話をずっと聞かされたのだ。これには、流石に閉口した。。。
また作業場での作業以外に、薬草採取に同行させて貰った。そこにはアリシアも一緒に来たのだが、アリシアは単なるハイキング感覚で、僕が作ったお弁当目当てだったようで、キャラ弁に大喜びしていた。
薬草となる草は鑑定でも解るが、それだけでは解らない、その草の自生する時期や適した環境、分布や生息地、採取方法や乾燥させ方、またそれ以外の保存方法等の色んな知識を伝授してくれた。それだけでなく、エルダさんが、長年の経験から得た、それぞれの豆知識なども教えてくれたのだ。
ただ、エリクサーの材料である、精霊樹の葉は、もう採取できないので、在庫がなくなり次第作れなくなると悲しそうだった。エルダさんには、森のダンジョンが消滅した事は言っていないのだが、エルダさんの為にも、精霊樹を復活させる為に強くならないとって、改めて思ったりした。
そんな、こんなで、エルダさんのお店で過ごした時間はとても有意義だった。王都の神殿ダンジョンから帰ったら、また来ますからと、念を押して、今回の修行は終わったのだった。
◇◇◇
次の日の朝、王都に旅立つ事になった。ギルマスからの頼みで、ネコ先生も同行する事になった。ギルマスが、再就職先を斡旋《あっせん》する旨を伝えたのだが、ネコ先生は一度、王都の実家に帰りたいという希望だったそうだ。
野盗に拉致された事の恐怖や、生徒を守れなかった事への自責の念に駆られ意気消沈してしまったようだ。そこで、落ち着くまで、しばらく考える時間が欲しいとのこと。相当のショックだったのだろう、それは仕方ないと思うのだ。
それと、オルロープ商会のエラルドさんも、一緒に王都に帰るそうだ。店の方から至急の連絡が入ったため、キャラバンは、規模を縮小し、信頼する部下に任せての一人での帰還になった。王都に行く冒険者がいたらと、同行を求めてきたようだ。
なので、計6人での旅路となった。
王都への道すがら、オッサンからは土魔法を、ネコ先生から火魔法の指導を受けながらの旅となった。神殿ダンジョンまでに、少しでも魔法の技量を上げておかないとと言うことだったのだが。。。
INT(魔法攻撃力) : 102
RES(魔法防御力) : 90
ネコ先生によれば、レベル30にしてはかなりある方なのだそうだが、あまりの僕の技量というか理解度が低すぎて、このままでは、いくら時間があっても足りないと二人から頭を抱えられたのだ。
で、今の僕の技量はというと、ちょっと大き目のかまどが作れるようになったのだ。この位あれば、ピザが焼ける。
「何をどうしたらいいのか、解らなくって」と、落ち込む僕に対し、
「にゃにかの、きっかけと言うか、引き金に、にゃるものが有れば、化けるかも知れにゃいにゃー。」とネコ先生。
「いや、わしはこいつの頭の中の構造が問題なような気がしてきた。。。」と、オッサンには溜息をつかれた。
「ところで、エピナル神殿ダンジョンって、どんな所なんですか?」
「上層、中層、下層からなるダンジョンじゃ。そこの階層にいるアンデッドの凶悪な魔物に挑戦して、勝利せんといかん」
「その3体に勝って、初めて最下層にある、祭壇の間の道が開くというわけだ」
上層には不死の王リッチ、中層は山羊の頭を持つぶくぶくと太った肉の塊であるアンデッド、オーカス。そして下層には、ドラゴンゾンビが陣取っている。
その三体に勝った後、神殿の祭壇に行き、そこにいる神獣に力を示さなければいけない。だが、神獣と戦うわけではない。何故なら神獣には実体がないからだ。
どう力を示すかは、各自違う。行ってみないと解らないと言うことだった。
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