31 / 131
第2章:ダンジョン攻略編(孤高ダンジョン)
第31話 妖蟲大女郎蜘蛛
しおりを挟む
異世界サバイバルセットでダンジョン…31話目
第31話 妖蟲大女郎蜘蛛
僕は今、天井のクモの巣から糸でぶら下がる複数の巨大クモと、向き合っているのだ。
11階層から15階層までは、クモの巣だった。ダンジョンの薄暗い天井や壁はクモの糸が張り巡らされ、怪奇で不気味な雰囲気を醸《かも》し出している。
そのクモの巣は、柔軟で強靭な糸で編まれており、引っかかった獲物は決して逃がさない、凶悪な牢獄だ。
全長が1メートルほどある巨大クモが、そしてそのクモの8個ある赤く光る眼が、暗い場所から、こちらをじっと見ている。いったい何匹いるのだろうか、周囲一面にその眼が無数に赤く浮かび上がっているのだ。
それにだ、このクモ達の気配が全くしないのが、またまた不気味だ。
そして、15階層のボスは、妖蟲クイーンスパイダー。上半身が人型であり、長い髪を振り乱したその顔は、般若のごとく狂暴で醜悪な形相だ。ここの巨大クモたちの母でありボスでもある大女郎蜘蛛。足を延ばした全長が5メートルはあるであろう凶悪な女郎蜘蛛なのだ。
妖蟲クイーンスパイダーのドロップは、通常が魔石か毒消しポーション。レアが黒魔石、超レアがクモの糸だ。黒魔石は、魔道武器制作に、クモの糸は、丈夫で美しい高級織物の素材である。
もちろんレアアイテムは、超高額でやり取りされている逸品であるようだ。そして、この15階層でのダンジョンドロップが、スキル書『隠密』だ。
ここでのオッサンの指令は、、、
「よし!15階層のボスまでに、最低でもレベルを25まで上げるんじゃ。」
と言われた。ここは巨大クモがわらわら出てくるようだ。一挙に大量に狩れるからレベル上げも簡単だろうと、いとも簡単に仰ってくれる。もちろんドロップ品は全て回収するようにとのお達しだった。ぐぬぬ。。。
いやいや、怖いって。こんな恐ろしい光景を見せられて、無謀にも一人飛び込ませるなんて、鬼だ、悪魔だ!
「こんなん無理だって。前に進むのに躊躇《ちゅうちょ》してしまうのは仕方がないだろ!」
しかしだ、尻込みしている、そんな僕の、かわいいお尻を蹴っ飛ばしてくる大鬼がいるのだ。
「わぁぁぁぁ---!」、本当に、蹴とばしやがった!!!
そして、まさに今、巨大クモと向き合っているという訳だ。
しかしだ、クモはこちらをじっと見てはいるが、僕に襲い掛かろうとはしない。じっと見つめ合い、お見合いをした状態で時はすぎる。あれっと思い、僕が首をかしげると、向かい合っているクモも首を傾げ、なんだか、クモの頬が赤くなっているように見える。
「えええええええええ!」
そして、巨大クモ達は、最奥部にある、一番巨大なクモの巣の、少し毛色の違う数匹の斑巨大クモへと突進していくではないか。
そして、しばらくお互いでやり合うと、再び僕の所まで来る。そして顔を赤くしてまたまた斑巨大クモへと突進していく。それを何度も繰り返している内に、この辺りのクモは、すべて居なくなった。
あまりの壮絶で摩訶不思議な光景に惚《ほう》けている僕。
そして、あちこちに魔石が散らばっていて、全ての経験値が僕に入ってきたのだ。ええ、いいのか、こんなんでーーー!!!
巨大クモ達は、僕のクールかつダンディな魅力にメロメロになったらしい。なんか、すごくゴメン。
そんなこんなで、釣ったクモ達を使っての狩りは、かなり順調に進み、15階層までやってきたのだ。生き残った僕よりレベルの高いクモは、僕の所まで来る間にボロボロになっていて、そのクモをさくっとやればいいと言うわけなのだ。
そして、僕のレベルは25になっていた。そして、サバイバルセットもLv6になった。今回のスキルは回復とアイテム収納が(中)へとアップしていた。これは嬉しいかもです。
レベルが上がった事で、<肉体強化>の時間制限が約15分に上がっていた。レベル1上がるごとに1分の延長になるようだ。
************************************
<ステータス>
名前 : 新田 蓮(あらた れん)
性別 : 男
年齢 : 18歳
レベル : 25
HP : 225
MP : 81
STR : 74
INT : 68
DEF : 48
RES : 72
DEX : 106
AGI : 65
LUK : 55
□魔法:
・火魔法
・土魔法
□スキル:
<異世界サバイバルセット>Lv6
・言語理解 ・簡易鑑定→ ・石投げ→
・飲み水整水 ・回復(中) ・浄化
・アイテム収納(中) ・着火
・周辺MAP制作(範囲小)→ ・気配察知
・状態異常回復→ ・釣り→
<シンクロナイゼーション>→
[同期] ・ [解除]
<肉体強化>強化時間15分
************************************
そして、レベル25になった事で、これから15階層のボス、妖蟲クイーンスパイダーへと決戦へと向かうことになった。
クイーンスパイダーは毒をまき散らし、大量のクモ達を産み出し、その子供たちを、けし掛けて来る凶悪な女郎蜘蛛だとの情報が入っている。
「ん?」
『大量のクモ達を産み出し、その子供たちを、けし掛けて…』
「へ?」
なんだか、デジャブ?
そして、僕はボス部屋へと入っていくのだった。あ、ちなみにここでレベル2上げて、スキル書も数枚ゲットしました。
約2,100文字
第31話 妖蟲大女郎蜘蛛を編集
カクヨム記法の挿入詳細
ルビ
加茂川かもがわの水
加茂川《かもがわ》の水
傍点
絵画の鑑賞
絵画の鑑賞
本文を整形
段落先頭を字下げ
第31話 妖蟲大女郎蜘蛛
僕は今、天井のクモの巣から糸でぶら下がる複数の巨大クモと、向き合っているのだ。
11階層から15階層までは、クモの巣だった。ダンジョンの薄暗い天井や壁はクモの糸が張り巡らされ、怪奇で不気味な雰囲気を醸《かも》し出している。
そのクモの巣は、柔軟で強靭な糸で編まれており、引っかかった獲物は決して逃がさない、凶悪な牢獄だ。
全長が1メートルほどある巨大クモが、そしてそのクモの8個ある赤く光る眼が、暗い場所から、こちらをじっと見ている。いったい何匹いるのだろうか、周囲一面にその眼が無数に赤く浮かび上がっているのだ。
それにだ、このクモ達の気配が全くしないのが、またまた不気味だ。
そして、15階層のボスは、妖蟲クイーンスパイダー。上半身が人型であり、長い髪を振り乱したその顔は、般若のごとく狂暴で醜悪な形相だ。ここの巨大クモたちの母でありボスでもある大女郎蜘蛛。足を延ばした全長が5メートルはあるであろう凶悪な女郎蜘蛛なのだ。
妖蟲クイーンスパイダーのドロップは、通常が魔石か毒消しポーション。レアが黒魔石、超レアがクモの糸だ。黒魔石は、魔道武器制作に、クモの糸は、丈夫で美しい高級織物の素材である。
もちろんレアアイテムは、超高額でやり取りされている逸品であるようだ。そして、この15階層でのダンジョンドロップが、スキル書『隠密』だ。
ここでのオッサンの指令は、、、
「よし!15階層のボスまでに、最低でもレベルを25まで上げるんじゃ。」
と言われた。ここは巨大クモがわらわら出てくるようだ。一挙に大量に狩れるからレベル上げも簡単だろうと、いとも簡単に仰ってくれる。もちろんドロップ品は全て回収するようにとのお達しだった。ぐぬぬ。。。
いやいや、怖いって。こんな恐ろしい光景を見せられて、無謀にも一人飛び込ませるなんて、鬼だ、悪魔だ!
「こんなん無理だって。前に進むのに躊躇《ちゅうちょ》してしまうのは仕方がないだろ!」
しかしだ、尻込みしている、そんな僕の、かわいいお尻を蹴っ飛ばしてくる大鬼がいるのだ。
「わぁぁぁぁ---!」、本当に、蹴とばしやがった!!!
そして、まさに今、巨大クモと向き合っているという訳だ。
しかしだ、クモはこちらをじっと見てはいるが、僕に襲い掛かろうとはしない。じっと見つめ合い、お見合いをした状態で時はすぎる。あれっと思い、僕が首をかしげると、向かい合っているクモも首を傾げ、なんだか、クモの頬が赤くなっているように見える。
「えええええええええ!」
そして、巨大クモ達は、最奥部にある、一番巨大なクモの巣の、少し毛色の違う数匹の斑巨大クモへと突進していくではないか。
そして、しばらくお互いでやり合うと、再び僕の所まで来る。そして顔を赤くしてまたまた斑巨大クモへと突進していく。それを何度も繰り返している内に、この辺りのクモは、すべて居なくなった。
あまりの壮絶で摩訶不思議な光景に惚《ほう》けている僕。
そして、あちこちに魔石が散らばっていて、全ての経験値が僕に入ってきたのだ。ええ、いいのか、こんなんでーーー!!!
巨大クモ達は、僕のクールかつダンディな魅力にメロメロになったらしい。なんか、すごくゴメン。
そんなこんなで、釣ったクモ達を使っての狩りは、かなり順調に進み、15階層までやってきたのだ。生き残った僕よりレベルの高いクモは、僕の所まで来る間にボロボロになっていて、そのクモをさくっとやればいいと言うわけなのだ。
そして、僕のレベルは25になっていた。そして、サバイバルセットもLv6になった。今回のスキルは回復とアイテム収納が(中)へとアップしていた。これは嬉しいかもです。
レベルが上がった事で、<肉体強化>の時間制限が約15分に上がっていた。レベル1上がるごとに1分の延長になるようだ。
************************************
<ステータス>
名前 : 新田 蓮(あらた れん)
性別 : 男
年齢 : 18歳
レベル : 25
HP : 225
MP : 81
STR : 74
INT : 68
DEF : 48
RES : 72
DEX : 106
AGI : 65
LUK : 55
□魔法:
・火魔法
・土魔法
□スキル:
<異世界サバイバルセット>Lv6
・言語理解 ・簡易鑑定→ ・石投げ→
・飲み水整水 ・回復(中) ・浄化
・アイテム収納(中) ・着火
・周辺MAP制作(範囲小)→ ・気配察知
・状態異常回復→ ・釣り→
<シンクロナイゼーション>→
[同期] ・ [解除]
<肉体強化>強化時間15分
************************************
そして、レベル25になった事で、これから15階層のボス、妖蟲クイーンスパイダーへと決戦へと向かうことになった。
クイーンスパイダーは毒をまき散らし、大量のクモ達を産み出し、その子供たちを、けし掛けて来る凶悪な女郎蜘蛛だとの情報が入っている。
「ん?」
『大量のクモ達を産み出し、その子供たちを、けし掛けて…』
「へ?」
なんだか、デジャブ?
そして、僕はボス部屋へと入っていくのだった。あ、ちなみにここでレベル2上げて、スキル書も数枚ゲットしました。
約2,100文字
第31話 妖蟲大女郎蜘蛛を編集
カクヨム記法の挿入詳細
ルビ
加茂川かもがわの水
加茂川《かもがわ》の水
傍点
絵画の鑑賞
絵画の鑑賞
本文を整形
段落先頭を字下げ
0
お気に入りに追加
305
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる