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第5章 異世界の旅
宴
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里の人手を総動員して、宴の準備が行われ、夜のとばりが下りる頃。宴の準備は整った。
里の中心部に設けられた広場の真ん中のかがり火の前で、族長が口上を述べる。
「今日は良き日じゃ。行方知れずになっとったミラリアが帰還し、里に新たな風を吹き込んでくれおった。異世界の騎士団ガ一ディアンとの間に多量の香辛料の交易の同盟を取り付け、里はますますの発展を遂げていくじゃあろう。疑うものは宴の料理を食して見よ!これは異世界から妖精の加護によりもたらされた物である!では、乾杯!」
「「乾杯!!」」
里のエルフ達も唱和し、宴が始まった。
集まったエルフは約300人、里の殆どのエルフが集まっていた。
皆、食べた事の無い物、珍しい味付けに舌鼓をうった。
エルフ達の中には今回の宴の主賓である柊とミラリアに話し掛ける者も少なからず居たが、柊の存在を良くなく思っている者も里の中には少なからず居るようであった。
しかし、里の方針としてガ一ディアンを受け入れ、人族との交易を成り立たせるという決定には異議を唱える事ができず、ただ片隅で集団を形成していた。
宴は一晩中続き、殆どの者が朝日を拝む事となった。
久しぶりの投稿です。読んで下さる皆様にはご迷惑おかけしましたm(_ _)m。現実の体調を崩して転職も考えて上手く行かずです。これからも不定期ながら続きますので応援お願いいたします。
里の中心部に設けられた広場の真ん中のかがり火の前で、族長が口上を述べる。
「今日は良き日じゃ。行方知れずになっとったミラリアが帰還し、里に新たな風を吹き込んでくれおった。異世界の騎士団ガ一ディアンとの間に多量の香辛料の交易の同盟を取り付け、里はますますの発展を遂げていくじゃあろう。疑うものは宴の料理を食して見よ!これは異世界から妖精の加護によりもたらされた物である!では、乾杯!」
「「乾杯!!」」
里のエルフ達も唱和し、宴が始まった。
集まったエルフは約300人、里の殆どのエルフが集まっていた。
皆、食べた事の無い物、珍しい味付けに舌鼓をうった。
エルフ達の中には今回の宴の主賓である柊とミラリアに話し掛ける者も少なからず居たが、柊の存在を良くなく思っている者も里の中には少なからず居るようであった。
しかし、里の方針としてガ一ディアンを受け入れ、人族との交易を成り立たせるという決定には異議を唱える事ができず、ただ片隅で集団を形成していた。
宴は一晩中続き、殆どの者が朝日を拝む事となった。
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