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運命
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◆運命
僕はエレナさんに、こう訊いた。
「エレナさん。前に僕のアパートまで来てイズミを持ち去った時、あれは新型ドールの如月カオリの指示だったんですよね?」
本来なら、エレナさんは肯定できないはずだ。如月カオリの指示であることを暴露することは、再びエレナさんの失態となる。
しかし、まだ意識が不安定なのか、エレナさんはコクリと頷いた。
そういうことだ。
A型ドールが所有者の意志とは関係なく行動する時、そこには如月カオリの意志が介在している。つまり、所有者の意志よりも如月カオリの命令を優先させるのだ。
僕はそのことを確かめた後、
「なあ、ローズ、お願いだ。如月カオリから、エレナに指示を送ってくれないか?」と言った。
「指示?」
「そうだ。取り敢えずは、エレナさんが僕や佐山さんの言う通りにする指示だ」
僕の言葉に、ローズは暫く沈思した。
何を考えているのか、全く掴めない。しかし、この状況ではローズと、ローズの上司のような如月カオリに頼るしかない。
それが後に悪い結果を生むことになっても、今はエレナさんをどうにかすることの方が先決された。
ローズは、「ま、いいわ」と、投げやりに言って、
「そのドール、どう見ても使えそうにないから」
エレナさんを見下すような目をした。
「ひどい言い方!」佐山さんが再び激高する。
「先輩っ、私、こんなドールの相手をしたくないです! エレナさんと先に行きますよ」
佐山さんにとって、エレナさんの所有者の問題より、ローズの暴言に対しての怒りの方が強いのだろう。
佐山さんはエレナさんの手をぐいぐいと引き、そのまま駐車場内へ入った。
佐山さんが去ってしまうと、ローズは制服のポケットから携帯電話を取り出した。
そして、僕の顔を見ながら、携帯をタップした。
相手は、人間なのか?
それを確かめようにも、ローズは無言だ。それに、携帯を耳に当てる様子もない。
しばらくすると、ローズは顔を上げ、
「カオリさまに伝えたわ。エレナは、しばらくイムラの言う通りに動くはずよ」と言った。
如月カオリと無言電話とは恐れ入ったな。おそらく、思念の伝達をしたのだろう。
思念を伝える方法として、有線なのか無線なのか、それすらよく分からない。
わかることは、
A型ドールは並列思考を持たない。
だから、A型ドール間では思考の伝達は不可能だが、新型のドールの如月カオリと他のA型ドールの間では思考を伝え合うことが可能ということだ。
「よく如月カオリはOKしたものだな」
この前の乱闘騒ぎの相手の願いをよく聞けたものだ。
「これは、貸しにしておく」とローズは言った。「カオリさまはそう言っていたわ」
とんでもない借りを作ってしまったな。
「いや、正確には、この前の乱闘騒ぎのお詫びじゃないのか?」
僕がそう言うと、ローズは「うふっ」と笑った。それは無垢な微笑に見えた。
そして、ローズは僕を見ながら、
「カオリさまは、イムラとの繋がりを持っていたいそうよ」と言った。「正確には、イムラではなく、あの幼女ドールの方だけどね」と訂正した。
如月カオリは、どうしてそこまでイズミにこだわるのだろうか。
そんな僕の疑問に応えるようにローズはこう言った。
「あのイズミのいう名のドールの思念にカオリさまがアクセスした時から、カオリさまは少し変わったわ」
「如月カオリが変わった?」
どんなふうに変わったのだ?
あの廃墟倉庫で、如月カオリが拉致したイズミとケーブルを使って思念を抽出した時から変わったのか? ローズに確認すると、
「ええ、そうよ」
「あの時、如月カオリは、イズミの中に二つの思考がある、それが興味深いと言っていたよな」
ローズは頷いた。
「あの時、如月カオリとイズミとの間に、他に何があったんだ?」
イズミの中に二つの思考。それは、僕の思念と島本さんの娘を思う思念だ。それ以外に何の思念があるというのだ。
僕が強く訊くと、
「ミチル・・」
ローズは、そう小さく言った。
「え?」
今、「ミチル」と言ったのか?
「ミチル、その名前をカオリさまから聞いたわね」
そう言ってローズは意味ありげに微笑み、
「カオリさまから聞いたのは、その言葉だけよ」と言った。
ミチルは島本さんの実の娘の名前だ。
その名前が出てくるのは不思議でも何でもない。おそらく、イズミの思考を抽出した時に、如月カオリの思考に流れ込んできたのだろう。イズミのもう一つの人格は島本さんの娘である「ミチル」だ。
だがそれは、実際の人間の疑似人格ではなく、島本さんの思念が創り上げた人格であって、実際の娘の心ではない。
だが、気になる。
なぜ、如月カオリは、「ミチル」というイズミの別人格のAIに興味を示したのか?
如月カオリは、草壁会長の亡くなった妻の思考のコピーということだ。
もしかして・・
そんな思考を巡らす僕を見て、
「イムラにはわかるの? 『ミチル』について、何か知っているの?」と顔を覗き込むように訊いた。
僕は、首を振り「いや、わからない」と応えた。
そんな僕に、「イムラは、ワタシから聞くだけ聞いておいて、自分のことは言わないのね」と言った。だが決して敵意を含んだ言い方ではなかった。
そして、
「カオリさまは、近いうちに、あなたのイズミに会うと思うわ」
ローズは「うふっ」と微笑み、
「それにしても、イムラは、いい趣味をしているわね」と言った。
「おい、いい趣味って、イズミのことか?」
「他に誰がいるって言うの?」
ローズはイズミの幼女体型のことを言っているんだろうが、
「男が皆、ローズのような体型ばかりを好きなわけじゃないぞ」
かといって、僕がイズミのような体型を好きなわけでもない。
僕がそう言うと、またローズの言葉がおかしくなった。
「オトコがみんな、ワタシの体を好きだとは限らない・・」
ローズは混乱しているのか?
ひょっとして自分の持っている常識のようなものを他者に否定されると、それを受け入れることができなくなるのか。
そんな不便な思考のローズに僕は、
「そんなに深く考えることじゃないぞ」と言った。
そう言うとローズは俯き、また考え込み「深く考えないこと」と僕の言葉を復唱した。
何か呟いた後、ローズは顔を上げ、
「人間は興味深いわね」と言った。
そう言ってこの場を去ろうとするローズに、
「ローズ、誰かの意志の元にいるのは窮屈だろう」と投げ捨てるように言った
どうして僕は、そんなことをローズに言ったのか?
僕はこう思う。
ローズが、A型ドールが新型の命令に従っているとはいえ、ローズも一個体の意志を持っていると思われる。今日、そのことがわかった。
一個体のローズにも自分の意志がある。
だが、ローズは如月カオリの指示で、へまをしたエレナさんの腕を引き千切った。
ひょっとすると、ローズはそんなことをやりたくなかったのではないだろうか?
エレナさんとローズは同じ従来のA型ドール同士だ。
それに比して、如月カオリは、全く別個のドールなのではないだろうか? しかも、如月カオリは草壁会長の妻の思考のコピーだということだ。
だが、僕の言葉にローズは答えず、
「イムラ」
と、僕を呼んで、
「エレナをお願いね」と小さく言った。
その言葉に、これまでのローズの言動との間に違和感を覚えながら、佐山さんを追いかけ駐車場に入った。
振り返ると、ローズは元いた飯山商事のオフィスに戻るところだった。
佐山さんは、自立歩行が何とかできるようになったエレナさんの手を引き、先へ先へと行く。
まだ状況を把握できていないエレナさんは、佐山さんの強い行動の前に何も言わない。
佐山さんは追いついた僕に、
「さっきのドール、どっかに行っちゃったんですか?」
「ああ」
「失礼なドールですよね」
「悪い奴じゃないと思うんだけどな」
「でも、何か仕掛けてきそうですよ」
そうだな。ローズには、廃墟倉庫で吹っ飛ばされたからな。また何かしてくるかもしれない。それは如月カオリの命令でだ。
ローズ自身は、僕やイズミに敵意はない、そう思った。
「先輩、あれが、先輩の車ですよね」
佐山さんが僕の愛車を指して言った。
どうして僕の車だとわかるのか? と思って駐車場を見回すと、それらしい車は僕の車しかない。そして、僕の車の向かいに佐山さんの高級車が停まっていた。
僕と佐山さんの間にいるエレナさんを見ながら、先ほどのローズの言葉を思い返し、
「ドールの心って、よくわからないな」と僕は言った。
AIドールの思考を「心」と呼ぶべきものなのかどうかはわからないが、僕はそう思った。本当にわからない。
そんな僕に、佐山さんはこう言った。
「でも、人間の心だって、わからないじゃないですか」
僕はエレナさんに、こう訊いた。
「エレナさん。前に僕のアパートまで来てイズミを持ち去った時、あれは新型ドールの如月カオリの指示だったんですよね?」
本来なら、エレナさんは肯定できないはずだ。如月カオリの指示であることを暴露することは、再びエレナさんの失態となる。
しかし、まだ意識が不安定なのか、エレナさんはコクリと頷いた。
そういうことだ。
A型ドールが所有者の意志とは関係なく行動する時、そこには如月カオリの意志が介在している。つまり、所有者の意志よりも如月カオリの命令を優先させるのだ。
僕はそのことを確かめた後、
「なあ、ローズ、お願いだ。如月カオリから、エレナに指示を送ってくれないか?」と言った。
「指示?」
「そうだ。取り敢えずは、エレナさんが僕や佐山さんの言う通りにする指示だ」
僕の言葉に、ローズは暫く沈思した。
何を考えているのか、全く掴めない。しかし、この状況ではローズと、ローズの上司のような如月カオリに頼るしかない。
それが後に悪い結果を生むことになっても、今はエレナさんをどうにかすることの方が先決された。
ローズは、「ま、いいわ」と、投げやりに言って、
「そのドール、どう見ても使えそうにないから」
エレナさんを見下すような目をした。
「ひどい言い方!」佐山さんが再び激高する。
「先輩っ、私、こんなドールの相手をしたくないです! エレナさんと先に行きますよ」
佐山さんにとって、エレナさんの所有者の問題より、ローズの暴言に対しての怒りの方が強いのだろう。
佐山さんはエレナさんの手をぐいぐいと引き、そのまま駐車場内へ入った。
佐山さんが去ってしまうと、ローズは制服のポケットから携帯電話を取り出した。
そして、僕の顔を見ながら、携帯をタップした。
相手は、人間なのか?
それを確かめようにも、ローズは無言だ。それに、携帯を耳に当てる様子もない。
しばらくすると、ローズは顔を上げ、
「カオリさまに伝えたわ。エレナは、しばらくイムラの言う通りに動くはずよ」と言った。
如月カオリと無言電話とは恐れ入ったな。おそらく、思念の伝達をしたのだろう。
思念を伝える方法として、有線なのか無線なのか、それすらよく分からない。
わかることは、
A型ドールは並列思考を持たない。
だから、A型ドール間では思考の伝達は不可能だが、新型のドールの如月カオリと他のA型ドールの間では思考を伝え合うことが可能ということだ。
「よく如月カオリはOKしたものだな」
この前の乱闘騒ぎの相手の願いをよく聞けたものだ。
「これは、貸しにしておく」とローズは言った。「カオリさまはそう言っていたわ」
とんでもない借りを作ってしまったな。
「いや、正確には、この前の乱闘騒ぎのお詫びじゃないのか?」
僕がそう言うと、ローズは「うふっ」と笑った。それは無垢な微笑に見えた。
そして、ローズは僕を見ながら、
「カオリさまは、イムラとの繋がりを持っていたいそうよ」と言った。「正確には、イムラではなく、あの幼女ドールの方だけどね」と訂正した。
如月カオリは、どうしてそこまでイズミにこだわるのだろうか。
そんな僕の疑問に応えるようにローズはこう言った。
「あのイズミのいう名のドールの思念にカオリさまがアクセスした時から、カオリさまは少し変わったわ」
「如月カオリが変わった?」
どんなふうに変わったのだ?
あの廃墟倉庫で、如月カオリが拉致したイズミとケーブルを使って思念を抽出した時から変わったのか? ローズに確認すると、
「ええ、そうよ」
「あの時、如月カオリは、イズミの中に二つの思考がある、それが興味深いと言っていたよな」
ローズは頷いた。
「あの時、如月カオリとイズミとの間に、他に何があったんだ?」
イズミの中に二つの思考。それは、僕の思念と島本さんの娘を思う思念だ。それ以外に何の思念があるというのだ。
僕が強く訊くと、
「ミチル・・」
ローズは、そう小さく言った。
「え?」
今、「ミチル」と言ったのか?
「ミチル、その名前をカオリさまから聞いたわね」
そう言ってローズは意味ありげに微笑み、
「カオリさまから聞いたのは、その言葉だけよ」と言った。
ミチルは島本さんの実の娘の名前だ。
その名前が出てくるのは不思議でも何でもない。おそらく、イズミの思考を抽出した時に、如月カオリの思考に流れ込んできたのだろう。イズミのもう一つの人格は島本さんの娘である「ミチル」だ。
だがそれは、実際の人間の疑似人格ではなく、島本さんの思念が創り上げた人格であって、実際の娘の心ではない。
だが、気になる。
なぜ、如月カオリは、「ミチル」というイズミの別人格のAIに興味を示したのか?
如月カオリは、草壁会長の亡くなった妻の思考のコピーということだ。
もしかして・・
そんな思考を巡らす僕を見て、
「イムラにはわかるの? 『ミチル』について、何か知っているの?」と顔を覗き込むように訊いた。
僕は、首を振り「いや、わからない」と応えた。
そんな僕に、「イムラは、ワタシから聞くだけ聞いておいて、自分のことは言わないのね」と言った。だが決して敵意を含んだ言い方ではなかった。
そして、
「カオリさまは、近いうちに、あなたのイズミに会うと思うわ」
ローズは「うふっ」と微笑み、
「それにしても、イムラは、いい趣味をしているわね」と言った。
「おい、いい趣味って、イズミのことか?」
「他に誰がいるって言うの?」
ローズはイズミの幼女体型のことを言っているんだろうが、
「男が皆、ローズのような体型ばかりを好きなわけじゃないぞ」
かといって、僕がイズミのような体型を好きなわけでもない。
僕がそう言うと、またローズの言葉がおかしくなった。
「オトコがみんな、ワタシの体を好きだとは限らない・・」
ローズは混乱しているのか?
ひょっとして自分の持っている常識のようなものを他者に否定されると、それを受け入れることができなくなるのか。
そんな不便な思考のローズに僕は、
「そんなに深く考えることじゃないぞ」と言った。
そう言うとローズは俯き、また考え込み「深く考えないこと」と僕の言葉を復唱した。
何か呟いた後、ローズは顔を上げ、
「人間は興味深いわね」と言った。
そう言ってこの場を去ろうとするローズに、
「ローズ、誰かの意志の元にいるのは窮屈だろう」と投げ捨てるように言った
どうして僕は、そんなことをローズに言ったのか?
僕はこう思う。
ローズが、A型ドールが新型の命令に従っているとはいえ、ローズも一個体の意志を持っていると思われる。今日、そのことがわかった。
一個体のローズにも自分の意志がある。
だが、ローズは如月カオリの指示で、へまをしたエレナさんの腕を引き千切った。
ひょっとすると、ローズはそんなことをやりたくなかったのではないだろうか?
エレナさんとローズは同じ従来のA型ドール同士だ。
それに比して、如月カオリは、全く別個のドールなのではないだろうか? しかも、如月カオリは草壁会長の妻の思考のコピーだということだ。
だが、僕の言葉にローズは答えず、
「イムラ」
と、僕を呼んで、
「エレナをお願いね」と小さく言った。
その言葉に、これまでのローズの言動との間に違和感を覚えながら、佐山さんを追いかけ駐車場に入った。
振り返ると、ローズは元いた飯山商事のオフィスに戻るところだった。
佐山さんは、自立歩行が何とかできるようになったエレナさんの手を引き、先へ先へと行く。
まだ状況を把握できていないエレナさんは、佐山さんの強い行動の前に何も言わない。
佐山さんは追いついた僕に、
「さっきのドール、どっかに行っちゃったんですか?」
「ああ」
「失礼なドールですよね」
「悪い奴じゃないと思うんだけどな」
「でも、何か仕掛けてきそうですよ」
そうだな。ローズには、廃墟倉庫で吹っ飛ばされたからな。また何かしてくるかもしれない。それは如月カオリの命令でだ。
ローズ自身は、僕やイズミに敵意はない、そう思った。
「先輩、あれが、先輩の車ですよね」
佐山さんが僕の愛車を指して言った。
どうして僕の車だとわかるのか? と思って駐車場を見回すと、それらしい車は僕の車しかない。そして、僕の車の向かいに佐山さんの高級車が停まっていた。
僕と佐山さんの間にいるエレナさんを見ながら、先ほどのローズの言葉を思い返し、
「ドールの心って、よくわからないな」と僕は言った。
AIドールの思考を「心」と呼ぶべきものなのかどうかはわからないが、僕はそう思った。本当にわからない。
そんな僕に、佐山さんはこう言った。
「でも、人間の心だって、わからないじゃないですか」
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