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エスカレーター
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◆エスカレーター
佐山さんは、飯山商事で廃棄寸前だったサツキさんを引き受けた人だ。言わばサツキさんの命の恩人でもある。そんな心優しい女性だ。
佐山さんは、ローズの方を見ながら「井村くんのお知り合い?」と言ったかと思うと、ローズがフィギュアドールであることに気づいたのか、
「あら、井村くんは素敵な女性の知り合いが多いのね」と皮肉を交えて言った。
佐山さんの指摘通り、確かにドールの知り合いが多い。
ローズは佐山さんの登場で居づらくなったのか、「そろそろ、行くわ」と言って、
「そうそう。あの秘書ドールのエレナっていう子、ちょっと可哀想なことになっているわよ」と続けた。
「かわいそうなこと?」
エレナさんは、山田課長の妻の浮気調査まがいのことをさせられていた。所有者情報を書き換えずに内海に売り渡し、妻を監視させていたのだ。
エレナさんのことは、少し気になっていた。
エレナさんがそんな監視のようなことをしていたことが、内海、もしくは山田課長の奥さんにばれたら、エレナさんの身がどうなるのか?
僕が興味を示すと、
ローズは、こう言った。
「あのエレナには、ワタシが、お灸をすえたわ」
ローズの不気味な笑いを浮かべた。
「エレナさんに何をしたんだ?」
僕が初めて会ったA型ドールのエレナさんは山田課長の秘書ドールだった。
最もドールらしく、大人しく、受け答えも上品だった。
そんなエレナさんにローズは何をしたんだ。
「エレナは、へまばかりするのよね。カオリさまがあなたのドールを連れ去った時も、居場所も探られたしね」
それは、丁度この場所だ。
僕はロビーから、内海に電話をかけエレナさんを呼び出した。そして、サツキさんがエレナさんの体にケーブルを差し込み、イズミの場所を示すデータを抽出した。
それが、如月カオリやローズから見れば、エレナさんの大失態になるのだろう。
「だから、エレナさんにどんな罰を与えたんだ?」
秘書ドールのエレナさんと僕は何の縁もないが、エレナさんの失態の原因を作ったのはこの僕だ。少しは責任を感じている。
問い詰める僕の様子を見て、それまで黙っていた佐山さんが「井村先輩、エレナさんって誰ですか?」と訊いた。
「山田課長の、いや、今は内海のドールだ」
僕がそう言うと、佐山さんは同僚の清水さんから聞いているらしく、
「じゃ、あの不倫の監視・・」と言って、口を手で塞いだ。
「けれど、それって、おかしくないか? 山田課長の奥さんの監視役をするのに、所有者カードに細工をしたのは、ローズのボスの如月カオリだろ?」
「ええ、そうよ」
「だったら、エレナさんは、山田課長や、如月カオリに言われた通りに監視役を引き受けてただけじゃないか!」
そう言って責め立てると、ローズはこう言った。
「エレナの腕を引き千切ったわ」
エレナさんにそんなことをしたのか?
「腕を・・」僕が眉をしかめると、佐山さんまで「ひどい」と言った。
するとローズは、佐山さんの真正面に立ち、くいと迫った。
華奢な体つきの佐山さんは、外人並みのグラマラスなドールに迫られ、身を少し引いた。
ローズは、そんな佐山さんの全身を観察した後、
「この人間の女は、イムラの『きらいなタイプの女』ではないのね」と言った。
ローズの話し方がまたおかしくなっている。それに僕を「イムラ」と言った。
佐山さんは僕に助けを求めるような顔で、「井村先輩。このドールさん、いったい何を言っているんですかぁ?」と言った。
「僕にもわからないんだ」と正直に答えた。
それよりも、
「エレナさんに対する仕打ち、ちょっと酷くないか?」とローズに言った。
「あら、そうかしら? ドールには痛覚はあるけれど、また腕を繋げればいいだけの話よ」
それはそうだと思うが、何か酷い。
そう思った時だった。
「あれ? あの人」
エスカレーターの方に視線を走らせた佐山さんが小さく言った。
エスカレーターは、通常のものよりもかなり高い位置から階下に伸びている。一階の天井が高いからだ。
「あれは・・」と、僕も言った。
「あのドールは、前に山田課長の秘書をしていたエレナさんよね」
僕と佐山さんの目は、エスカレーターの一番上に注がれた。
たった今、話題に上がった秘書ドールのエレナさんだ。エスカレーターに乗ったところだった。
ただその様子が痛々しい。
ローズが引き千切ったという腕は元通りになっていないようだ。
右の袖がダラリと下がり、その中に腕が存在しないのが見てわかる。
そんな痛々しいエレナさんの姿の次に目を引いたのが、
彼女の背後に立つ女性だ。
OLではなく、何かのパーティにでも出かけるような服装だ。
あの人は、確か、山田課長の・・
そう思った時、僕にはその女の表情が見えた。
その女性は笑っていた。
そんな表情を認めたかと思うと、女の前に立っているエレナさんの体が宙に浮いた。
その瞬間、「きゃっ」と佐山さんの切れるような叫びが上がった。
背後の女がエレナさんを突き飛ばしたのだ。
エレナさんはエスカレーターの上を、つんのめったかと思うと、小さくジャンプでもするかのように数段のステップを抜かした。
だが、そのまま下まで落ちてはいけない、そう思ったのだろう。どうにかして手すりを掴もうとした。
だが、エレナさんの現在の腕は左腕しかない。手すりを上手く掴めなかった。
防御機能を失ったエレナさんは、そのままバランスを崩して、エスカレーターの上を大きく転がり落ちた。
大きな落下音がロビーに響き渡った。
一瞬で、辺りの雰囲気が騒然となった。人間が落ちる音を聞いたことがないが、おそらく、人間よりも大きな音だと思われる。
受付の女性が目を丸くして仰ぎ見、ロビーにいた全員の目が、エスカレーターの一番下に注がれた。
だが、落ちたのが人間ではなく、ドールだと分かると、それほどの騒ぎとはならないようだ。
それでも皆の注目を浴びているエレナさんは仰向けのまま天井を見ている。
その口元からは何かの液体が溢れていて、口腔が金魚のようにパクパクと動いている。
綺麗な両脚が変な方向に折れ曲がっている。ローズにもぎ取られた腕と反対側の腕は何とか無事のようだ。
ドールには痛覚があると聞いている。それは防衛本能とリンクさせるためだ。
だが、エレナさんの顔を見ても、痛かったのか、どうかはわからない。
いずれにせよ、自力で起き上がれないのは確かだ。
佐山さんはエレナさんの元に駆け寄った。
僕も同じように行こうとすると、
ローズが、僕の腕をぐいと引いた。
「ローズ、何をする?」
僕が抗議の声を上げると、ローズは、
「なぜなの? あれは人間ではないのよ。あんなどこにでもいるA型ドールが、潰れたことで大騒ぎする必要もないわ」と淡々と言った。
そうかもしれない。
「ローズの言う通りかも知れない。本来機械の体が、壊れてもどうってことはないのかもしれない」と僕は言って、
「だがな、それが人間の『悪意』で引き起こされたものなら、黙っていられないんだよ」と強く言った。
ローズは言葉が用意できないのか、僕を持つ手を緩めた。
誰かが「エスカレーターを停止しろ!」と言っているのが聞こえた。
そんな中、僕の横をエレナさんを突き落したた張本人の女が通り過ぎて行った。
あの女は、間違いない・・山田課長の奥さんだ。山田課長に不似合いな美人さんだ。
美人といえども、あのようなことをするのは頂けない。
自分と内海の不倫を監視していたエレナさんに対する腹いせのつもりなのかもしれないが、度を超えた仕返しだ。
エレナさんの体を覗き込んでいた佐山さんが、僕を見上げた。
「ねえ、井村先輩。こんな時、どうすればいいんですか?」
こんな時、というのは、エレナさんの処置のことだろう。これが人間であれば救急車だ。
しかし、エレナさんは、AIドールだ。修理になるのか?
佐山さんは、飯山商事で廃棄寸前だったサツキさんを引き受けた人だ。言わばサツキさんの命の恩人でもある。そんな心優しい女性だ。
佐山さんは、ローズの方を見ながら「井村くんのお知り合い?」と言ったかと思うと、ローズがフィギュアドールであることに気づいたのか、
「あら、井村くんは素敵な女性の知り合いが多いのね」と皮肉を交えて言った。
佐山さんの指摘通り、確かにドールの知り合いが多い。
ローズは佐山さんの登場で居づらくなったのか、「そろそろ、行くわ」と言って、
「そうそう。あの秘書ドールのエレナっていう子、ちょっと可哀想なことになっているわよ」と続けた。
「かわいそうなこと?」
エレナさんは、山田課長の妻の浮気調査まがいのことをさせられていた。所有者情報を書き換えずに内海に売り渡し、妻を監視させていたのだ。
エレナさんのことは、少し気になっていた。
エレナさんがそんな監視のようなことをしていたことが、内海、もしくは山田課長の奥さんにばれたら、エレナさんの身がどうなるのか?
僕が興味を示すと、
ローズは、こう言った。
「あのエレナには、ワタシが、お灸をすえたわ」
ローズの不気味な笑いを浮かべた。
「エレナさんに何をしたんだ?」
僕が初めて会ったA型ドールのエレナさんは山田課長の秘書ドールだった。
最もドールらしく、大人しく、受け答えも上品だった。
そんなエレナさんにローズは何をしたんだ。
「エレナは、へまばかりするのよね。カオリさまがあなたのドールを連れ去った時も、居場所も探られたしね」
それは、丁度この場所だ。
僕はロビーから、内海に電話をかけエレナさんを呼び出した。そして、サツキさんがエレナさんの体にケーブルを差し込み、イズミの場所を示すデータを抽出した。
それが、如月カオリやローズから見れば、エレナさんの大失態になるのだろう。
「だから、エレナさんにどんな罰を与えたんだ?」
秘書ドールのエレナさんと僕は何の縁もないが、エレナさんの失態の原因を作ったのはこの僕だ。少しは責任を感じている。
問い詰める僕の様子を見て、それまで黙っていた佐山さんが「井村先輩、エレナさんって誰ですか?」と訊いた。
「山田課長の、いや、今は内海のドールだ」
僕がそう言うと、佐山さんは同僚の清水さんから聞いているらしく、
「じゃ、あの不倫の監視・・」と言って、口を手で塞いだ。
「けれど、それって、おかしくないか? 山田課長の奥さんの監視役をするのに、所有者カードに細工をしたのは、ローズのボスの如月カオリだろ?」
「ええ、そうよ」
「だったら、エレナさんは、山田課長や、如月カオリに言われた通りに監視役を引き受けてただけじゃないか!」
そう言って責め立てると、ローズはこう言った。
「エレナの腕を引き千切ったわ」
エレナさんにそんなことをしたのか?
「腕を・・」僕が眉をしかめると、佐山さんまで「ひどい」と言った。
するとローズは、佐山さんの真正面に立ち、くいと迫った。
華奢な体つきの佐山さんは、外人並みのグラマラスなドールに迫られ、身を少し引いた。
ローズは、そんな佐山さんの全身を観察した後、
「この人間の女は、イムラの『きらいなタイプの女』ではないのね」と言った。
ローズの話し方がまたおかしくなっている。それに僕を「イムラ」と言った。
佐山さんは僕に助けを求めるような顔で、「井村先輩。このドールさん、いったい何を言っているんですかぁ?」と言った。
「僕にもわからないんだ」と正直に答えた。
それよりも、
「エレナさんに対する仕打ち、ちょっと酷くないか?」とローズに言った。
「あら、そうかしら? ドールには痛覚はあるけれど、また腕を繋げればいいだけの話よ」
それはそうだと思うが、何か酷い。
そう思った時だった。
「あれ? あの人」
エスカレーターの方に視線を走らせた佐山さんが小さく言った。
エスカレーターは、通常のものよりもかなり高い位置から階下に伸びている。一階の天井が高いからだ。
「あれは・・」と、僕も言った。
「あのドールは、前に山田課長の秘書をしていたエレナさんよね」
僕と佐山さんの目は、エスカレーターの一番上に注がれた。
たった今、話題に上がった秘書ドールのエレナさんだ。エスカレーターに乗ったところだった。
ただその様子が痛々しい。
ローズが引き千切ったという腕は元通りになっていないようだ。
右の袖がダラリと下がり、その中に腕が存在しないのが見てわかる。
そんな痛々しいエレナさんの姿の次に目を引いたのが、
彼女の背後に立つ女性だ。
OLではなく、何かのパーティにでも出かけるような服装だ。
あの人は、確か、山田課長の・・
そう思った時、僕にはその女の表情が見えた。
その女性は笑っていた。
そんな表情を認めたかと思うと、女の前に立っているエレナさんの体が宙に浮いた。
その瞬間、「きゃっ」と佐山さんの切れるような叫びが上がった。
背後の女がエレナさんを突き飛ばしたのだ。
エレナさんはエスカレーターの上を、つんのめったかと思うと、小さくジャンプでもするかのように数段のステップを抜かした。
だが、そのまま下まで落ちてはいけない、そう思ったのだろう。どうにかして手すりを掴もうとした。
だが、エレナさんの現在の腕は左腕しかない。手すりを上手く掴めなかった。
防御機能を失ったエレナさんは、そのままバランスを崩して、エスカレーターの上を大きく転がり落ちた。
大きな落下音がロビーに響き渡った。
一瞬で、辺りの雰囲気が騒然となった。人間が落ちる音を聞いたことがないが、おそらく、人間よりも大きな音だと思われる。
受付の女性が目を丸くして仰ぎ見、ロビーにいた全員の目が、エスカレーターの一番下に注がれた。
だが、落ちたのが人間ではなく、ドールだと分かると、それほどの騒ぎとはならないようだ。
それでも皆の注目を浴びているエレナさんは仰向けのまま天井を見ている。
その口元からは何かの液体が溢れていて、口腔が金魚のようにパクパクと動いている。
綺麗な両脚が変な方向に折れ曲がっている。ローズにもぎ取られた腕と反対側の腕は何とか無事のようだ。
ドールには痛覚があると聞いている。それは防衛本能とリンクさせるためだ。
だが、エレナさんの顔を見ても、痛かったのか、どうかはわからない。
いずれにせよ、自力で起き上がれないのは確かだ。
佐山さんはエレナさんの元に駆け寄った。
僕も同じように行こうとすると、
ローズが、僕の腕をぐいと引いた。
「ローズ、何をする?」
僕が抗議の声を上げると、ローズは、
「なぜなの? あれは人間ではないのよ。あんなどこにでもいるA型ドールが、潰れたことで大騒ぎする必要もないわ」と淡々と言った。
そうかもしれない。
「ローズの言う通りかも知れない。本来機械の体が、壊れてもどうってことはないのかもしれない」と僕は言って、
「だがな、それが人間の『悪意』で引き起こされたものなら、黙っていられないんだよ」と強く言った。
ローズは言葉が用意できないのか、僕を持つ手を緩めた。
誰かが「エスカレーターを停止しろ!」と言っているのが聞こえた。
そんな中、僕の横をエレナさんを突き落したた張本人の女が通り過ぎて行った。
あの女は、間違いない・・山田課長の奥さんだ。山田課長に不似合いな美人さんだ。
美人といえども、あのようなことをするのは頂けない。
自分と内海の不倫を監視していたエレナさんに対する腹いせのつもりなのかもしれないが、度を超えた仕返しだ。
エレナさんの体を覗き込んでいた佐山さんが、僕を見上げた。
「ねえ、井村先輩。こんな時、どうすればいいんですか?」
こんな時、というのは、エレナさんの処置のことだろう。これが人間であれば救急車だ。
しかし、エレナさんは、AIドールだ。修理になるのか?
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