二十歳過ぎても処女ってバカにされても、私には自分の溺愛してくれるツンデレ王子がいるので問題ありません

 男とのトラウマのせいで二十歳を過ぎても処女のままだったカルラはそのせいで町中の女からバカにされていた。
「あなたみたいな行き遅れって誰が拾ってくれるのかしら?」
「本当に可哀そうな人。男の人から誘ってもらえないなんて」
 しかし、彼女たちは知らない。
 カルラには彼女のことを溺愛してくれるツンデレの王子がいることを。
 彼は決して愛を囁くことは無いが、それが彼女にとってはちょうどよかったのだ。
 これはカルラが真実の愛を見つけて幸せになるまでの物語。
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