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第三章 亜人の村はサワガシイ
第159話 門番と指輪その2
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「おいおい。まだまっ昼間だぜ。
騒ぎを起こすのはまずくないか」
「いや、暗くなると戦士達が戻ってくる。
やるなら今のウチだ
今なら村にいるのは老人と子供だけなのさ 」
紳士服の男とイタチが話している。
場所はコノハの家の近く。
戦士の恰好をした男達が数人一緒にいる。
ショウマがすれ違った冒険者達だ。
「手強そうなのは革鎧の女戦士と剣を持った生意気そうな女の二人だ。
槍と弓を持った背の高いのが一番上等な女だ。
この二人はそこまで手強くないだろう」
「あと注意すべきは従魔だな。
あそこには従魔師のコノハがいる。
従魔は“妖狐”。
2メートルは有る狐だが、攻撃力はそこまで高くない。
スキルで『マヒの遠吠え』を使う。
コイツが厄介だ」
イタチが男達に説明する。
紳士服の男はイタチが出入りしている店の男である。
彼が暴力沙汰に使える者達を連れてきたのだ。
イタチは男に約束している。
荒事に強い連中を借りる事が出来れば極上の女を渡すと。
「その手強そうな戦士はオレが相手をしよう」
言ったのは二本の刀を持つ戦士。
剣士のタケゾウと名乗った。
荒事を前に楽しそうにしている。
「まずその“妖狐”を片付けるべきでしょう」
弓を持った男も言う。
弓士のムゲンだと言う。
帽子を深くかぶり、マントを羽織っている。
マントの中からチラリと弓が覗いているのだ。
イタチの見たところ、男達も全員同じ立場ではないようだ。
この二人はかなりの戦闘力。
腕利きの戦士だろう。
後の数人はもう少しチンピラじみている。
盾を持った男をリーダーとしたグループのようだ。
「男はいないのか?」
盾を持った男が言う。
イタチは答える。
「男は一人だけだ。
ローブを着た神聖魔法を使うヤツだ。
神聖魔法の能力は高いみたいだが、戦闘能力は無いと思うぜ」
「女神教団の神官か。
こんなところに珍しいな。
しかし男は金にならん」
紳士服の男が言う。
この男だけは暴力の臭いがしない。
だが、スポンサーなのだ。
一行のトップという事になるだろう。
「……なら殺してかまわないな。
よーし、みんな聞いたな。
女は出来るだけ傷つけるな。
捕えたらオレを呼べ。
眠らせる」
号令をかける盾を持った男。
イタチの読み通り彼がチンピラ達のリーダー格。
男達はコノハの家に近付いていく。
「あれか、出来そうな女ってのは」
刀を持った男、タケゾウが言う。
視線の先にいるのはケロ子だ。
しかし、彼女はコノハの家には一瞬立ち寄って声をかけただけ。
隣の家に入って行く。
さらに小柄な女の子も一緒だ。
「アレは確かに、
革鎧の上からも分かるいい体だな」
盾を持った戦士が言う。
紳士服の男も同意する。
「ふむ、確かに巨乳好きに人気が出そうだ。
それ以上に価値が有るのが隣の娘だな」
うん?
全員揃って紳士服の男を見る。
「……オマエ、となりに居たのは子供だったぞ」
「アンタとは短くない付き合いだが……まさかそういうシュミだったのか」
「いくらなんでもマズイだろ」
「子供だぞ、子供」
「違う違う、違う―!
オレの趣味じゃない!
商品価値を言ってるんだ。
まだ手が出せない年齢の娘を好きな客は必ずいるんだよ。
幾らでも金を出す客がいるって。
間違いないって」
まだ全員ジト目で見ている。
「とにかく、あの娘は高く売れるんだ。
傷つけないようにうまくやれ」
「まぁいいだろう。
いくらアレな趣味でも、スポンサーには逆らえないからな」
「そうだな、アレな趣味でもスポンサーだ」
「そうですね。アレな趣味でもスポンサー様です」
「そうだな、アレな趣味ではあるが……」
「違うって言ってんだろ!」
ショウマとミチザネは相談している。
帝国兵の検問に引っかかっているのだ。
ハチ子とハチ美に男性兵士達が群がっている。
亜人の疑いが有るから別室へ連れ込んで調べたいと言っている。
どうしてもとなればショウマは実力行使するつもりでいる。
しかし出来れば騒ぎを起こさずに通りたい。
「マズイですな。
普通なら小銭でも掴ませればいいのですが、
帝国兵は賄賂が通じないので有名なのです」
「ワイロ、ホントに通じないの。
金貨なら有るし、
価値の有りそうな指輪も有るけど」
帝国兵は意外と規律正しい。
王国や他の自治領から見ればベオグレイドは帝国の入り口。
しかし帝国全体から、その中心部帝都から見るなら遠い辺境なのだ。
兵士が多少の賄賂を受け取ってもおかしくない。
しかし受け取らないのだ。
帝国には情報部という組織がある。
帝国の法令を破った兵士は情報部が処罰を下す。
その情報網は広く深くどこで何が知られるか分からない。
たかだか小銭を受け取ったくらいで情報部に目を付けられてたまるか。
兵士達はそう思っているのだ。
では今ハチ子とハチ美に絡んでるのは何なのか。
規律を乱してるんじゃないの。
そんな事は無い。
帝国の街に入ろうとする者に亜人と思われる者がいた。
亜人は特殊能力を持つ者も多い。
キチンと身体検査を行う。
それは職務に則った行動だ。
イヒヒヒー。
あまり出会えない美女だ。
ちょいと服を脱がせて目の保養と行こう。
ケケケケケ。
怒った目つきでこっちを睨んでるのがたまらん。
自分の手でストリップさせてやろう。
もしも兵士達が内心はこんな思いだったとしても。
行動だけ見れば仕事の内なのだ。
ショウマは金貨を取り出している
みみっくちゃんから持ち歩きしやすい金貨だけ貰って来た。
ついでに指輪だ。
お婆ちゃんに貰ったヤツ。
お金になるかもと思ったのだ。
ワイロ使えないのか。
仕方ない、仕舞おうか。
「その指輪は?!
少し見せてください」
騒ぎを起こすのはまずくないか」
「いや、暗くなると戦士達が戻ってくる。
やるなら今のウチだ
今なら村にいるのは老人と子供だけなのさ 」
紳士服の男とイタチが話している。
場所はコノハの家の近く。
戦士の恰好をした男達が数人一緒にいる。
ショウマがすれ違った冒険者達だ。
「手強そうなのは革鎧の女戦士と剣を持った生意気そうな女の二人だ。
槍と弓を持った背の高いのが一番上等な女だ。
この二人はそこまで手強くないだろう」
「あと注意すべきは従魔だな。
あそこには従魔師のコノハがいる。
従魔は“妖狐”。
2メートルは有る狐だが、攻撃力はそこまで高くない。
スキルで『マヒの遠吠え』を使う。
コイツが厄介だ」
イタチが男達に説明する。
紳士服の男はイタチが出入りしている店の男である。
彼が暴力沙汰に使える者達を連れてきたのだ。
イタチは男に約束している。
荒事に強い連中を借りる事が出来れば極上の女を渡すと。
「その手強そうな戦士はオレが相手をしよう」
言ったのは二本の刀を持つ戦士。
剣士のタケゾウと名乗った。
荒事を前に楽しそうにしている。
「まずその“妖狐”を片付けるべきでしょう」
弓を持った男も言う。
弓士のムゲンだと言う。
帽子を深くかぶり、マントを羽織っている。
マントの中からチラリと弓が覗いているのだ。
イタチの見たところ、男達も全員同じ立場ではないようだ。
この二人はかなりの戦闘力。
腕利きの戦士だろう。
後の数人はもう少しチンピラじみている。
盾を持った男をリーダーとしたグループのようだ。
「男はいないのか?」
盾を持った男が言う。
イタチは答える。
「男は一人だけだ。
ローブを着た神聖魔法を使うヤツだ。
神聖魔法の能力は高いみたいだが、戦闘能力は無いと思うぜ」
「女神教団の神官か。
こんなところに珍しいな。
しかし男は金にならん」
紳士服の男が言う。
この男だけは暴力の臭いがしない。
だが、スポンサーなのだ。
一行のトップという事になるだろう。
「……なら殺してかまわないな。
よーし、みんな聞いたな。
女は出来るだけ傷つけるな。
捕えたらオレを呼べ。
眠らせる」
号令をかける盾を持った男。
イタチの読み通り彼がチンピラ達のリーダー格。
男達はコノハの家に近付いていく。
「あれか、出来そうな女ってのは」
刀を持った男、タケゾウが言う。
視線の先にいるのはケロ子だ。
しかし、彼女はコノハの家には一瞬立ち寄って声をかけただけ。
隣の家に入って行く。
さらに小柄な女の子も一緒だ。
「アレは確かに、
革鎧の上からも分かるいい体だな」
盾を持った戦士が言う。
紳士服の男も同意する。
「ふむ、確かに巨乳好きに人気が出そうだ。
それ以上に価値が有るのが隣の娘だな」
うん?
全員揃って紳士服の男を見る。
「……オマエ、となりに居たのは子供だったぞ」
「アンタとは短くない付き合いだが……まさかそういうシュミだったのか」
「いくらなんでもマズイだろ」
「子供だぞ、子供」
「違う違う、違う―!
オレの趣味じゃない!
商品価値を言ってるんだ。
まだ手が出せない年齢の娘を好きな客は必ずいるんだよ。
幾らでも金を出す客がいるって。
間違いないって」
まだ全員ジト目で見ている。
「とにかく、あの娘は高く売れるんだ。
傷つけないようにうまくやれ」
「まぁいいだろう。
いくらアレな趣味でも、スポンサーには逆らえないからな」
「そうだな、アレな趣味でもスポンサーだ」
「そうですね。アレな趣味でもスポンサー様です」
「そうだな、アレな趣味ではあるが……」
「違うって言ってんだろ!」
ショウマとミチザネは相談している。
帝国兵の検問に引っかかっているのだ。
ハチ子とハチ美に男性兵士達が群がっている。
亜人の疑いが有るから別室へ連れ込んで調べたいと言っている。
どうしてもとなればショウマは実力行使するつもりでいる。
しかし出来れば騒ぎを起こさずに通りたい。
「マズイですな。
普通なら小銭でも掴ませればいいのですが、
帝国兵は賄賂が通じないので有名なのです」
「ワイロ、ホントに通じないの。
金貨なら有るし、
価値の有りそうな指輪も有るけど」
帝国兵は意外と規律正しい。
王国や他の自治領から見ればベオグレイドは帝国の入り口。
しかし帝国全体から、その中心部帝都から見るなら遠い辺境なのだ。
兵士が多少の賄賂を受け取ってもおかしくない。
しかし受け取らないのだ。
帝国には情報部という組織がある。
帝国の法令を破った兵士は情報部が処罰を下す。
その情報網は広く深くどこで何が知られるか分からない。
たかだか小銭を受け取ったくらいで情報部に目を付けられてたまるか。
兵士達はそう思っているのだ。
では今ハチ子とハチ美に絡んでるのは何なのか。
規律を乱してるんじゃないの。
そんな事は無い。
帝国の街に入ろうとする者に亜人と思われる者がいた。
亜人は特殊能力を持つ者も多い。
キチンと身体検査を行う。
それは職務に則った行動だ。
イヒヒヒー。
あまり出会えない美女だ。
ちょいと服を脱がせて目の保養と行こう。
ケケケケケ。
怒った目つきでこっちを睨んでるのがたまらん。
自分の手でストリップさせてやろう。
もしも兵士達が内心はこんな思いだったとしても。
行動だけ見れば仕事の内なのだ。
ショウマは金貨を取り出している
みみっくちゃんから持ち歩きしやすい金貨だけ貰って来た。
ついでに指輪だ。
お婆ちゃんに貰ったヤツ。
お金になるかもと思ったのだ。
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少し見せてください」
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