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第一章 ハジマリの地下迷宮
第67話 地下迷宮最下層その3
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ショウマと従魔少女達は地下六階を逆に進む。
ハチ子、ハチ美が超感覚で先導して貰っているのだ。
「なんか強そうなのが居る場所に向かってー」
ショウマの無茶な注文にハチ子、ハチ美は答えようと必死になってる。
研究室らしき場所を出て進む。
と部屋に入って行く。
石畳の広い部屋。
中には彫刻が飾られている。
翼の生えた獅子と大きい人型の彫刻。
中央には人が立っている。
そこにはローブを着て顔を面で隠した人物がいた。
「商人さん?」
「驚いたダンナですね。
ここに辿り着くなんて。
“巨大猛毒蟇蛙”からは上手く逃げたんでやすかい」
「いや倒したよ。
ありがとう。
『毒消し」の材料が有るってウソじゃなかったんだね」
「何の冗談ですかい。
面白いダンナだ。
だけどここで死んでもらいやすよ」
「何で?」
「何で?
……何でだ?……何でアッシは……
……冒険者を殺す……
いやアッシは商人だ……」
部屋に有った獅子と人間の彫刻が動き出す。
ショウマたちを襲ってくる。
“動く石像”、“石巨人”である。
「みみっくちゃん」
「なんですか、ご主人様」
「あの石像、んがってやってよ。
ライオンの方」
「イヤですよ。冗談やめてくださいよ。胃が壊れちゃいますよ。シンドイですよ」
「みみっくちゃんの見せ場だよ」
「ううっ。今回いいとこ無しですからね。みみっくちゃん、やるしかないですかね」
みみっくちゃんは口を開けて“動く石像”に突進する。
石礫が飛んでくる。
が、全部飲み込んでる。
「うわー。
魔法使われても飲み込めるんじゃないかな。
今度試してみようかな」
“動く石像”。
翼の生えた獅子の石像にその台座。
石像だけでもみみっくちゃんと同じサイズ。
台座を加えれば倍くらいは有りそう。
ところが、小柄な少女のお口に入って行くのだ。
『丸呑み』
「んがっこっこ」
「むぐむぐ んがっ むぐむぐ」
みみっくちゃんの中で抵抗してるみたい。
そっちはみみっくちゃんにお任せして。
ショウマは“石巨人”に向き直る。
巨人と言ってもそこまで大きくない。
ショウマより頭一つ高い程度。
『旋風(つむじかぜ)』
“石巨人”が天井に叩きつけられる。
落下して石床にも叩きつけられる。
いたるところ壊れかけ。
だけどまだ動いてる。
「ハチ子、ハチ美!
経験値ゲット」
「はい。打ち取って見せます」
「果たして見せます」
石巨人はまだ抵抗する。
石で出来た腕で巨大なパンチを繰り出すが、遅い。
ハチ子、ハチ美なら喰らわないだろう。
「みみっくちゃん。ぺっして」
「んがっこっこ」
「むぐむぐ んがっ むぐむぐ」
「ぺっ」
みみっくちゃんのお口から少女の身体より大きな彫刻が吐き出される。
いつ見ても謎だらけだ。
出てきた“動く石像”は半分溶けてる。
「消化しかけてる?
みみっくちゃん、すごい。
『石溶かし薬』要らなかったじゃん」
「みみっくちゃん、LVアップしたからだと思います」
そうかLV10まで上がったもの。
『丸飲み』の破壊力も上がってるのか。
『旋風(つむじかぜ)』
石巨人と同じく天井に叩きつけられ石床に落下する“動く石像”
すでに破壊され動く気配はない。
ショウマは何となく分かったのだ。
こいつら剣や矢には強い。
けど、ぶっ飛ばされたり壁に叩きつけられるのには弱いんだ。
槍戦士ハチ子、弓戦士ハチ美は戦っている。
『矢の雨』
石巨人に無数の矢が振り注ぐ。
ハチ美の矢が止むとハチ子が槍で石巨人を牽制する。
巨人の大振りパンチを避けるハチ子。
攻撃後のスキの多い巨人に槍攻撃を仕掛ける。
『一撃必殺』
ハチ子の攻撃が一息つくと、またハチ美が弓矢で石巨人を攻撃する。
堅実なコンビネーションプレイだ。
「必殺と言ってる割に倒せないね」
ショウマはもう観戦状態だ。
明るい金髪を揺らし、キリっとした表情のハチ子は女騎士と言った風情でなかなか恰好良い。
槍を前方に構える背の高い女戦士。
ハチ美は横立ちに弓の弦を引いている。
敵をっ見据える長い睫毛の下の瞳。
細身の体から矢が放たれる様は優美だ。
攻撃スキルも使いこなしてるなぁ。
あれやっぱり魔力を消費してるんだろうな。
ハチ美からどう考えてもあり得ない量の矢が石巨人に向かって飛んでいくのだ。
ケロ子は近接戦士にも関わらず魔力量が多かった。
魔法を使わなくても戦闘スキルに魔力を消費するからなんだな。
ショウマは一人で納得する。。
てことはみみっくちゃんが飲み込んで“動く石像”が溶けてたのも魔力かな。
そこはあんまり考えたくないや。
「ご主人様がみみっくちゃんを雑に扱った気配がしました」
そうこう言ってるうちに石巨人は砕け、石のカケラになる。
「終わったのかな」
しかしドロップコインが現れる気配もハチ子たちがLVアップする気配もない。
「ダンナ。恐ろしいダンナですね……」
商人さんの顔から面が落ちる。
そこには何も無い。
「ええっ?!
顔が無いっ!」
「これだ、前に見た通り。何かのトリックか」
「これです、以前見た通りです、何かのトリックでしょうか」
ショウマはうなずく。
そうなんだよね。
あの毛布をひっかぶってるようなローブ。
幽霊っぽく見えると思ったんだ。
ちゃんと僕は選んだもんね。
今ショウマが着てるのはウエストもモベルトで締めるスタイリッシュなモノ。
コートにフードも付けたようなデザインのモノなのだ。
それはそれとして。
「アッシは……アッシは……」
商人はローブの下から見えていた足も今は見えない。
さらには人の形を取っていたローブも地に落ちる。
そこには何もない。
いや。
何か光るものが有る。
プラズマのような物が宙に彷徨っている。
「あれはまさか……
“迷う霊魂”です!
物語だけの存在かと思ってましたですよ!」
ハチ子、ハチ美が超感覚で先導して貰っているのだ。
「なんか強そうなのが居る場所に向かってー」
ショウマの無茶な注文にハチ子、ハチ美は答えようと必死になってる。
研究室らしき場所を出て進む。
と部屋に入って行く。
石畳の広い部屋。
中には彫刻が飾られている。
翼の生えた獅子と大きい人型の彫刻。
中央には人が立っている。
そこにはローブを着て顔を面で隠した人物がいた。
「商人さん?」
「驚いたダンナですね。
ここに辿り着くなんて。
“巨大猛毒蟇蛙”からは上手く逃げたんでやすかい」
「いや倒したよ。
ありがとう。
『毒消し」の材料が有るってウソじゃなかったんだね」
「何の冗談ですかい。
面白いダンナだ。
だけどここで死んでもらいやすよ」
「何で?」
「何で?
……何でだ?……何でアッシは……
……冒険者を殺す……
いやアッシは商人だ……」
部屋に有った獅子と人間の彫刻が動き出す。
ショウマたちを襲ってくる。
“動く石像”、“石巨人”である。
「みみっくちゃん」
「なんですか、ご主人様」
「あの石像、んがってやってよ。
ライオンの方」
「イヤですよ。冗談やめてくださいよ。胃が壊れちゃいますよ。シンドイですよ」
「みみっくちゃんの見せ場だよ」
「ううっ。今回いいとこ無しですからね。みみっくちゃん、やるしかないですかね」
みみっくちゃんは口を開けて“動く石像”に突進する。
石礫が飛んでくる。
が、全部飲み込んでる。
「うわー。
魔法使われても飲み込めるんじゃないかな。
今度試してみようかな」
“動く石像”。
翼の生えた獅子の石像にその台座。
石像だけでもみみっくちゃんと同じサイズ。
台座を加えれば倍くらいは有りそう。
ところが、小柄な少女のお口に入って行くのだ。
『丸呑み』
「んがっこっこ」
「むぐむぐ んがっ むぐむぐ」
みみっくちゃんの中で抵抗してるみたい。
そっちはみみっくちゃんにお任せして。
ショウマは“石巨人”に向き直る。
巨人と言ってもそこまで大きくない。
ショウマより頭一つ高い程度。
『旋風(つむじかぜ)』
“石巨人”が天井に叩きつけられる。
落下して石床にも叩きつけられる。
いたるところ壊れかけ。
だけどまだ動いてる。
「ハチ子、ハチ美!
経験値ゲット」
「はい。打ち取って見せます」
「果たして見せます」
石巨人はまだ抵抗する。
石で出来た腕で巨大なパンチを繰り出すが、遅い。
ハチ子、ハチ美なら喰らわないだろう。
「みみっくちゃん。ぺっして」
「んがっこっこ」
「むぐむぐ んがっ むぐむぐ」
「ぺっ」
みみっくちゃんのお口から少女の身体より大きな彫刻が吐き出される。
いつ見ても謎だらけだ。
出てきた“動く石像”は半分溶けてる。
「消化しかけてる?
みみっくちゃん、すごい。
『石溶かし薬』要らなかったじゃん」
「みみっくちゃん、LVアップしたからだと思います」
そうかLV10まで上がったもの。
『丸飲み』の破壊力も上がってるのか。
『旋風(つむじかぜ)』
石巨人と同じく天井に叩きつけられ石床に落下する“動く石像”
すでに破壊され動く気配はない。
ショウマは何となく分かったのだ。
こいつら剣や矢には強い。
けど、ぶっ飛ばされたり壁に叩きつけられるのには弱いんだ。
槍戦士ハチ子、弓戦士ハチ美は戦っている。
『矢の雨』
石巨人に無数の矢が振り注ぐ。
ハチ美の矢が止むとハチ子が槍で石巨人を牽制する。
巨人の大振りパンチを避けるハチ子。
攻撃後のスキの多い巨人に槍攻撃を仕掛ける。
『一撃必殺』
ハチ子の攻撃が一息つくと、またハチ美が弓矢で石巨人を攻撃する。
堅実なコンビネーションプレイだ。
「必殺と言ってる割に倒せないね」
ショウマはもう観戦状態だ。
明るい金髪を揺らし、キリっとした表情のハチ子は女騎士と言った風情でなかなか恰好良い。
槍を前方に構える背の高い女戦士。
ハチ美は横立ちに弓の弦を引いている。
敵をっ見据える長い睫毛の下の瞳。
細身の体から矢が放たれる様は優美だ。
攻撃スキルも使いこなしてるなぁ。
あれやっぱり魔力を消費してるんだろうな。
ハチ美からどう考えてもあり得ない量の矢が石巨人に向かって飛んでいくのだ。
ケロ子は近接戦士にも関わらず魔力量が多かった。
魔法を使わなくても戦闘スキルに魔力を消費するからなんだな。
ショウマは一人で納得する。。
てことはみみっくちゃんが飲み込んで“動く石像”が溶けてたのも魔力かな。
そこはあんまり考えたくないや。
「ご主人様がみみっくちゃんを雑に扱った気配がしました」
そうこう言ってるうちに石巨人は砕け、石のカケラになる。
「終わったのかな」
しかしドロップコインが現れる気配もハチ子たちがLVアップする気配もない。
「ダンナ。恐ろしいダンナですね……」
商人さんの顔から面が落ちる。
そこには何も無い。
「ええっ?!
顔が無いっ!」
「これだ、前に見た通り。何かのトリックか」
「これです、以前見た通りです、何かのトリックでしょうか」
ショウマはうなずく。
そうなんだよね。
あの毛布をひっかぶってるようなローブ。
幽霊っぽく見えると思ったんだ。
ちゃんと僕は選んだもんね。
今ショウマが着てるのはウエストもモベルトで締めるスタイリッシュなモノ。
コートにフードも付けたようなデザインのモノなのだ。
それはそれとして。
「アッシは……アッシは……」
商人はローブの下から見えていた足も今は見えない。
さらには人の形を取っていたローブも地に落ちる。
そこには何もない。
いや。
何か光るものが有る。
プラズマのような物が宙に彷徨っている。
「あれはまさか……
“迷う霊魂”です!
物語だけの存在かと思ってましたですよ!」
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