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第一章 ハジマリの地下迷宮
第57話 ハチの姉妹その3
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「地下迷宮の3階以降はバックアタアックがあるですよ。後ろからいきなり襲われるですよ。
前衛に近接戦闘の人、後衛に長距離援護の人と単純にはいかなくなってくるですよ。常に後方も気をつけないといけないですよ」
隊列の左側をチーム『天翔ける馬』。
前衛にケロ子
中央にみみっくちゃん
後衛にショウマ
右側をハチの姉妹。
前衛に槍のハチ子
後衛に弓矢のハチ美
と言った態勢で進む一行。
ケロ子は先日買いそろえた、革鎧+部分的に金属プレート強化というスタイル。
胸が金属プレートで隠れてるのがショウマ的に残念なのだが、全身のフォルムは浮き出る薄い革鎧。
肩にかかるくらいの髪を後ろでアップにまとめてる。
勇ましいアンドエロカッコ良い。
みみっくちゃんは木の鎧にヘルメット。
少しブカッとしたヘルメットが萌えっぽい。
細身で小柄の身体が中央の膨らんだ鎧でやっぱりゴッコ遊びっぽいのである
ショウマは黒のローブに身を包んでいる。
ついでにフードで顔も隠す。
店員さんには顔を隠さない方が良いと言われたが、アレは街中の話だ。
どこかから攻撃が飛んでこないとも限らない。
頭部の防御だし。
顔を隠してるって安心するよね。
ハチ子とハチ美は最初から金属鎧を持っていた。
と言っても胸当てと腰だけ。
他の部分は身体にピッタリした布。
胸当ては女性らしい曲線の有るタイプ。
ハチ子とハチ美のスタイルの良さが良く出ている。
見ないフリをしつつ見ているショウマ。
ほら、こういう時にフードって役に立つ。
結果的にみみっくちゃんの注意は役に立たなかった。
魔獣の姿が見えないうちからハチ美の妖怪アンテナ、もとい触覚が反応する。
「前方から来ます。3体」
「後方上空。2体」
全てハチ美が言い当てるのだ。
一行は安心して行進出来ていた。
「どうせみみっくちゃん、役に立たないですよ。いまだに独力で魔獣を倒してないの、みみっくちゃんだけですよ
後輩が出来たと思ったらなんでコイツラ即戦力ですか。やっぱりご主人様、みみっくちゃんの扱いが雑です……」
「うーん。
もしかしてハチ子とハチ美 SSRキャラ?
ケロ子がSRで、
みみっくちゃんがN」
さすがに口に出さないショウマだ。
口に出していたらみみっくちゃんの怒りは止まらなかっただろう。
なんでみみっくちゃんN(ノーマル)ですか。その流れはR(レア)でしょう。今どきNキャラとかいないゲームの方が多いですよ。
いや、みみっくちゃんRでもないですよ。みみっくちゃんはLR(レジェンド)ですよ。そうに決まってますよ。育てるのが大変だけど他に比類ない能力を持ってる系です……
ハチ子とハチ美に案内され進むショウマ一行。
二人が加わってからの戦歴は
“大型働き蟻”×14
“大型兵隊蟻”×3
“殺人蜂”×6
ハチ子とハチ美は既にLV4になっている。
『大樹』と呼ばれる樹木。
それがどの木なのかはすぐに分かった。
遠方からも見えていた。
上空の岩天井を突き破り樹の果ては見えない。
突き出てる枝がすでに通常の大木サイズだ。
『大樹』自体は横幅だけで人の数人、いや数十人分は有る。
その幹に有る階段がショウマの目の前にある。
幹のウロと呼ばれるすき間だ。
そこに人の手が入ったであろう階段が有り下へ続いている。
『大樹』はどうやら下の階にも続いているらしい。
3階の地面から姿を出しているのは樹の中腹部分なのだ。
根っこはさらに下の階層に有るのだろう。
「これなんてユグドラシル?」
つぶやいてしまうショウマだ。
従魔師コノハは気分が悪くなりそうだった。
ニオイである。
地下二階の通路が臭いのだ。
さっきから“歩く骸骨”に襲われている。
一階はあっという間だった。
広間から中央の道を古参のメンバーと進む。
途中“吸血蝙蝠”と闘いになったが、カトレアさんが矢を放ち一瞬で勝負を決した。
カトレアさんはやけに張り切っている。
カトレアさんはLV29だ。
中堅クラスを既に越え指折りの冒険者と言ってもいい人だ。
ここのところコノハと新入り剣士に付き合って、新人向けの難易度の低い迷宮を探索している。
やっと下層に行けるので張り切っているのだろうとコノハは考えている。
湖の小島から二階に降りる。
湖付近では“毒蛙”が出るから気をつけろと言われた。
が、運良く出会わずに済んだ。
二階に降りた途端異臭がした。
肉の腐ったニオイだ。
一階で“歩く骸骨”に遭遇した時もひどかった。
骨の間に腐った肉や血がこびり付いてる骸骨は特にヒドイ。
二階はその悪臭が通路全体に充満しているのだ。
タマモも顔をしかめている。
“妖狐”は鼻が効く。
どの位かは分からないが、人間よりは上だ。
コノハも“妖狐”には劣るが、嗅覚はいい方なのだ。
だから布で顔の下を覆って進んでいる。
「カトレアさん、まだ先は長いんですよね」
「ああ、単調な道がこのまま続くよ。
出てくるのも骸骨だけだな。
なっ、ニ階はイヤなところだろ」
「本当にイヤなところです。
ではですね。えへへ。
恥を忍んでなんですが、オンブしてもらいます……」
「えええっ、
ウチにかい?」
『花鳥風月』のメンバーは笑い転げた。
コノハが乗っているのだ。
タマモにである。
体長が2メートル有る“妖狐”に小柄なコノハは問題なく乗る事が出来た。
「馬に乗るのは騎士だけど、迷宮で狐に乗ったのはコノハくらいだろうぜ」
「なかなか似合っとるよ」
「笑わないでください」
カトレアは「あーたまげた」とか言っているし、他のメンバーは笑っている。
恥ずかしいけど仕方ないのだ。
このままニオイを我慢しながら歩き続けたら倒れる。
コノハは自分が体力が無い事くらい分かっている。
倒れたら他のメンバーに迷惑をかける事も分かっている。
笑いのネタにされるくらいは我慢しよう。
【次回予告】
地下迷宮4階。
そこは魔獣との戦いを生き抜いた猛者だけが辿り着ける下層。
冒険者を待ち受ける罠の数々。
武器による戦闘能力だけで生き残れはしない。
「アッシは商売人なんすよ。人呼んで『迷宮商人』 商人さんと気軽に読んでください」
次回、『動く石像』
ショウマを待つのは栄光の朝か、それとも地獄の闇か。
(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)
前衛に近接戦闘の人、後衛に長距離援護の人と単純にはいかなくなってくるですよ。常に後方も気をつけないといけないですよ」
隊列の左側をチーム『天翔ける馬』。
前衛にケロ子
中央にみみっくちゃん
後衛にショウマ
右側をハチの姉妹。
前衛に槍のハチ子
後衛に弓矢のハチ美
と言った態勢で進む一行。
ケロ子は先日買いそろえた、革鎧+部分的に金属プレート強化というスタイル。
胸が金属プレートで隠れてるのがショウマ的に残念なのだが、全身のフォルムは浮き出る薄い革鎧。
肩にかかるくらいの髪を後ろでアップにまとめてる。
勇ましいアンドエロカッコ良い。
みみっくちゃんは木の鎧にヘルメット。
少しブカッとしたヘルメットが萌えっぽい。
細身で小柄の身体が中央の膨らんだ鎧でやっぱりゴッコ遊びっぽいのである
ショウマは黒のローブに身を包んでいる。
ついでにフードで顔も隠す。
店員さんには顔を隠さない方が良いと言われたが、アレは街中の話だ。
どこかから攻撃が飛んでこないとも限らない。
頭部の防御だし。
顔を隠してるって安心するよね。
ハチ子とハチ美は最初から金属鎧を持っていた。
と言っても胸当てと腰だけ。
他の部分は身体にピッタリした布。
胸当ては女性らしい曲線の有るタイプ。
ハチ子とハチ美のスタイルの良さが良く出ている。
見ないフリをしつつ見ているショウマ。
ほら、こういう時にフードって役に立つ。
結果的にみみっくちゃんの注意は役に立たなかった。
魔獣の姿が見えないうちからハチ美の妖怪アンテナ、もとい触覚が反応する。
「前方から来ます。3体」
「後方上空。2体」
全てハチ美が言い当てるのだ。
一行は安心して行進出来ていた。
「どうせみみっくちゃん、役に立たないですよ。いまだに独力で魔獣を倒してないの、みみっくちゃんだけですよ
後輩が出来たと思ったらなんでコイツラ即戦力ですか。やっぱりご主人様、みみっくちゃんの扱いが雑です……」
「うーん。
もしかしてハチ子とハチ美 SSRキャラ?
ケロ子がSRで、
みみっくちゃんがN」
さすがに口に出さないショウマだ。
口に出していたらみみっくちゃんの怒りは止まらなかっただろう。
なんでみみっくちゃんN(ノーマル)ですか。その流れはR(レア)でしょう。今どきNキャラとかいないゲームの方が多いですよ。
いや、みみっくちゃんRでもないですよ。みみっくちゃんはLR(レジェンド)ですよ。そうに決まってますよ。育てるのが大変だけど他に比類ない能力を持ってる系です……
ハチ子とハチ美に案内され進むショウマ一行。
二人が加わってからの戦歴は
“大型働き蟻”×14
“大型兵隊蟻”×3
“殺人蜂”×6
ハチ子とハチ美は既にLV4になっている。
『大樹』と呼ばれる樹木。
それがどの木なのかはすぐに分かった。
遠方からも見えていた。
上空の岩天井を突き破り樹の果ては見えない。
突き出てる枝がすでに通常の大木サイズだ。
『大樹』自体は横幅だけで人の数人、いや数十人分は有る。
その幹に有る階段がショウマの目の前にある。
幹のウロと呼ばれるすき間だ。
そこに人の手が入ったであろう階段が有り下へ続いている。
『大樹』はどうやら下の階にも続いているらしい。
3階の地面から姿を出しているのは樹の中腹部分なのだ。
根っこはさらに下の階層に有るのだろう。
「これなんてユグドラシル?」
つぶやいてしまうショウマだ。
従魔師コノハは気分が悪くなりそうだった。
ニオイである。
地下二階の通路が臭いのだ。
さっきから“歩く骸骨”に襲われている。
一階はあっという間だった。
広間から中央の道を古参のメンバーと進む。
途中“吸血蝙蝠”と闘いになったが、カトレアさんが矢を放ち一瞬で勝負を決した。
カトレアさんはやけに張り切っている。
カトレアさんはLV29だ。
中堅クラスを既に越え指折りの冒険者と言ってもいい人だ。
ここのところコノハと新入り剣士に付き合って、新人向けの難易度の低い迷宮を探索している。
やっと下層に行けるので張り切っているのだろうとコノハは考えている。
湖の小島から二階に降りる。
湖付近では“毒蛙”が出るから気をつけろと言われた。
が、運良く出会わずに済んだ。
二階に降りた途端異臭がした。
肉の腐ったニオイだ。
一階で“歩く骸骨”に遭遇した時もひどかった。
骨の間に腐った肉や血がこびり付いてる骸骨は特にヒドイ。
二階はその悪臭が通路全体に充満しているのだ。
タマモも顔をしかめている。
“妖狐”は鼻が効く。
どの位かは分からないが、人間よりは上だ。
コノハも“妖狐”には劣るが、嗅覚はいい方なのだ。
だから布で顔の下を覆って進んでいる。
「カトレアさん、まだ先は長いんですよね」
「ああ、単調な道がこのまま続くよ。
出てくるのも骸骨だけだな。
なっ、ニ階はイヤなところだろ」
「本当にイヤなところです。
ではですね。えへへ。
恥を忍んでなんですが、オンブしてもらいます……」
「えええっ、
ウチにかい?」
『花鳥風月』のメンバーは笑い転げた。
コノハが乗っているのだ。
タマモにである。
体長が2メートル有る“妖狐”に小柄なコノハは問題なく乗る事が出来た。
「馬に乗るのは騎士だけど、迷宮で狐に乗ったのはコノハくらいだろうぜ」
「なかなか似合っとるよ」
「笑わないでください」
カトレアは「あーたまげた」とか言っているし、他のメンバーは笑っている。
恥ずかしいけど仕方ないのだ。
このままニオイを我慢しながら歩き続けたら倒れる。
コノハは自分が体力が無い事くらい分かっている。
倒れたら他のメンバーに迷惑をかける事も分かっている。
笑いのネタにされるくらいは我慢しよう。
【次回予告】
地下迷宮4階。
そこは魔獣との戦いを生き抜いた猛者だけが辿り着ける下層。
冒険者を待ち受ける罠の数々。
武器による戦闘能力だけで生き残れはしない。
「アッシは商売人なんすよ。人呼んで『迷宮商人』 商人さんと気軽に読んでください」
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