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第一章 ハジマリの地下迷宮
第41話 カトレアの闘いその4
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『一点必中』
滑空する“闇梟”。
巨大な梟の翼に女冒険者カトレアが跳ね飛ばされる。
「Hoooooo………」
声にならない叫びをあげているのは“闇梟”だ。
地上をバタバタと翼が打つ。
先ほどまでの音の無い殺し屋はいない。
騒がしい羽音を立てる巨大な鳥類である。
その目には矢が突き立っている。
視界を突如奪われて暴れているのだ。
近接戦闘組の戦士が近付こうにも、近づけない。
自分より図体の大きい魔獣が暴れているのだ。
下手に近付けば、跳ね飛ばされる。
「クゥウォー―ー―ンン!!」
その騒がしい羽ばたき音を切り裂く声。
“妖狐”タマモによるマヒの遠吠えだ。
地面を叩く羽音が止む。
「効いた、マヒだ」
「よくやった、タマモ」
『炎の玉』
魔法が“闇梟”のデカイ図体に当たる。
燃え上がり火の粉が散る。
マヒの影響で動きはしないが、胸が上下している。
呼吸をしているのだ。
人間3人分はあるサイズの魔獣だ。
簡単にやれるほど体力は少なくない。
斧戦士が走り込む。
フクロウの頭部だ。
自分の体ほどもある頭。
首筋目掛けて斧を振り下ろす。
コノハは走る。
先ほど跳ね飛ばされた女戦士の元へだ。
体ごと飛んでいった。
あれはマズイ。
「カトレアさん!」
ベテラン剣戦士が剣を突き刺す。
翼の付け根だ。
マヒが切れてももう飛翔させはしない。
翼の表面は固い。
付け根ならいけそうだ。
“妖狐”タマモはフクロウに近づく。
足元だ。
長く鋭い爪が生えてる根元。
太腿に噛みつく。
口を開け犬歯を突き立てる。
この凶器で主を攻撃させるものか。
『炎の玉』
魔術師は唱える。
杖を握りしめる。
杖が無ければ魔法を使えない訳ではない。
だが精神を集中させるのだ。
まだ肩から出血している。
気を乱すな。
もう一回はいける。
先ほどと同じく胴体の真ん中に火がブチ当たる。
羽毛が燃えている。
“闇梟”はもがいている。
弱々しい動きだ。
だが翼が動く。
マヒが切れつつあるのかもしれない。
近接組の戦士は巨大な魔獣から距離を置く。
「やったか?」
「まだ生きてるが、時間の問題だ」
「もう一発食らわせる。
俺はこれが限界だ」
魔術師の言葉だ。
魔力は使い過ぎると気絶する。
魔術師がこれが限界と言ったら限界なのだ。
近接組の戦士は魔法の後だ。
まだ“闇梟”が生きてるならトドメを刺す。
『炎の玉』
“闇梟”の身体に宙に浮かぶ火が飛んでいく。
衝撃でデカイ図体が揺れる。
もうその翼は動いていない。
「回復薬です。
飲んでください」
コノハはカトレアを抱き上げ、強引に薬を飲ませる。
良かった。
意識が有る。
「美少女がウチを抱き上げてる……
ここは天国かな」
「違いますっ!
良かった。
あんなに跳ね飛ばされたのに大丈夫そうですね」
巨大梟の羽が当たった。
カトレアの身体が10メートルは跳んだのだ。
死んだかと思った。
「誰にでもとりえってあるだろ。
ウチは丈夫なのがとりえなんだ」
「そうみたいですね。
骨は折れてなさそうです」
コノハはカトレアの身体をチェックする。
革鎧は悲惨な状態だ。
でも腕も足も変な方向を向いてない。
「やけに効く回復薬だね。
身体が軽いよ」
「コノハ特製です。
私のとりえは薬草から回復薬を作れる事なんです」
「そんな特技があるならリーダーに申告しろよな」
カトレアが立ち上がる。
コノハの助け付きで。
『LVが上がった』
『コノハは冒険者LVがLV3からLV4になった』
機械的な音声が聞こえる。
魔獣を倒しきらないと聞こえない音だ。
「終わったみたいですね」
「おおお、こりゃ」
カトレアが驚きの声を上げる。
何事っと身構えるコノハ。
「一体で2000Gにもなってるよ。
祝杯は豪勢に行こう」
コノハは呆れた。
つい吹き出してしまう。
「えへへへ。
リーダーのおごりですか」
「いやチームの収入からだよ」
タマモがコノハに向かって走ってくるのが見える。
従魔師コノハと弓戦士カトレアは歩き出す。
チームメンバーの元へ。
ショウマ一行は迷宮都市の大通りを歩いている。
「街の大通り凄いですね。人で賑わってます。みみっくちゃん大通り歩くのは初めてです。羽根生えた人いますね。鳥系亜人でしょうか。みみっくちゃんの背中の箱も羽根の一種って事にならないでしょうか……」
「ショウマさまっ、この前鎧を見たお店ですっ」
ケロ子の言葉に思い出す。
前回街を歩いた時、鉄鎧一式12000Gで売ってた。
鎧が120万円。
すると、もしも3人分揃えたら360万円。
手持ちが30000G、およそ300万円。
足りないじゃん。
Oh No!なんてこった。
金持ち気分が吹っ飛ぶ。
「うーん。
とりあえず、
いろいろ相場を見て回ろう」
この前の鎧が極端に高かったと言う事も有りうる。
ショウマは冒険者組合を出るときアヤメに防具くらい揃えなさいと言われた。
冒険者に見えないそうだ。
「魔術師の装備ってどんなの」と聞くと、「革のローブかマント」と答えが返ってきた。
魔術師は体力が少ないので軽い防具を選ぶ。
金属鎧は頑丈だがその分重たい。
麻の服に革のローブを羽織る。
もしくは軽めの革鎧を着こむ。
その辺りが基本らしい。
革の装備を中心に見て回るか。
でもショウマは後衛だ。
前衛のケロ子が優先だろう。
ケロ子は手甲を直したいと言ってた。
金属製の手甲だった。
それに合わせるなら金属製の鎧だよね。
明日は三階を通って、四階に行くつもりなのだ。。
『毒消し』を探すクエスト。
その前に少しは防具を整えるか。
【次回予告】
金と欲望渦巻く迷宮都市。
喧騒と人混みに満ち溢れる街の中。
巡り合うは従魔師の少女と従魔の少女を連れる少年。
「最悪だよ!
あの店どうしてやろう。
お客様センターの番号教えてよ。
毎日クレームの電話入れるよ。
名前変えて、毎日10回は電話するよ」
次回、『出会う従魔師』
めぐり逢いは運命なのか。
(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)
滑空する“闇梟”。
巨大な梟の翼に女冒険者カトレアが跳ね飛ばされる。
「Hoooooo………」
声にならない叫びをあげているのは“闇梟”だ。
地上をバタバタと翼が打つ。
先ほどまでの音の無い殺し屋はいない。
騒がしい羽音を立てる巨大な鳥類である。
その目には矢が突き立っている。
視界を突如奪われて暴れているのだ。
近接戦闘組の戦士が近付こうにも、近づけない。
自分より図体の大きい魔獣が暴れているのだ。
下手に近付けば、跳ね飛ばされる。
「クゥウォー―ー―ンン!!」
その騒がしい羽ばたき音を切り裂く声。
“妖狐”タマモによるマヒの遠吠えだ。
地面を叩く羽音が止む。
「効いた、マヒだ」
「よくやった、タマモ」
『炎の玉』
魔法が“闇梟”のデカイ図体に当たる。
燃え上がり火の粉が散る。
マヒの影響で動きはしないが、胸が上下している。
呼吸をしているのだ。
人間3人分はあるサイズの魔獣だ。
簡単にやれるほど体力は少なくない。
斧戦士が走り込む。
フクロウの頭部だ。
自分の体ほどもある頭。
首筋目掛けて斧を振り下ろす。
コノハは走る。
先ほど跳ね飛ばされた女戦士の元へだ。
体ごと飛んでいった。
あれはマズイ。
「カトレアさん!」
ベテラン剣戦士が剣を突き刺す。
翼の付け根だ。
マヒが切れてももう飛翔させはしない。
翼の表面は固い。
付け根ならいけそうだ。
“妖狐”タマモはフクロウに近づく。
足元だ。
長く鋭い爪が生えてる根元。
太腿に噛みつく。
口を開け犬歯を突き立てる。
この凶器で主を攻撃させるものか。
『炎の玉』
魔術師は唱える。
杖を握りしめる。
杖が無ければ魔法を使えない訳ではない。
だが精神を集中させるのだ。
まだ肩から出血している。
気を乱すな。
もう一回はいける。
先ほどと同じく胴体の真ん中に火がブチ当たる。
羽毛が燃えている。
“闇梟”はもがいている。
弱々しい動きだ。
だが翼が動く。
マヒが切れつつあるのかもしれない。
近接組の戦士は巨大な魔獣から距離を置く。
「やったか?」
「まだ生きてるが、時間の問題だ」
「もう一発食らわせる。
俺はこれが限界だ」
魔術師の言葉だ。
魔力は使い過ぎると気絶する。
魔術師がこれが限界と言ったら限界なのだ。
近接組の戦士は魔法の後だ。
まだ“闇梟”が生きてるならトドメを刺す。
『炎の玉』
“闇梟”の身体に宙に浮かぶ火が飛んでいく。
衝撃でデカイ図体が揺れる。
もうその翼は動いていない。
「回復薬です。
飲んでください」
コノハはカトレアを抱き上げ、強引に薬を飲ませる。
良かった。
意識が有る。
「美少女がウチを抱き上げてる……
ここは天国かな」
「違いますっ!
良かった。
あんなに跳ね飛ばされたのに大丈夫そうですね」
巨大梟の羽が当たった。
カトレアの身体が10メートルは跳んだのだ。
死んだかと思った。
「誰にでもとりえってあるだろ。
ウチは丈夫なのがとりえなんだ」
「そうみたいですね。
骨は折れてなさそうです」
コノハはカトレアの身体をチェックする。
革鎧は悲惨な状態だ。
でも腕も足も変な方向を向いてない。
「やけに効く回復薬だね。
身体が軽いよ」
「コノハ特製です。
私のとりえは薬草から回復薬を作れる事なんです」
「そんな特技があるならリーダーに申告しろよな」
カトレアが立ち上がる。
コノハの助け付きで。
『LVが上がった』
『コノハは冒険者LVがLV3からLV4になった』
機械的な音声が聞こえる。
魔獣を倒しきらないと聞こえない音だ。
「終わったみたいですね」
「おおお、こりゃ」
カトレアが驚きの声を上げる。
何事っと身構えるコノハ。
「一体で2000Gにもなってるよ。
祝杯は豪勢に行こう」
コノハは呆れた。
つい吹き出してしまう。
「えへへへ。
リーダーのおごりですか」
「いやチームの収入からだよ」
タマモがコノハに向かって走ってくるのが見える。
従魔師コノハと弓戦士カトレアは歩き出す。
チームメンバーの元へ。
ショウマ一行は迷宮都市の大通りを歩いている。
「街の大通り凄いですね。人で賑わってます。みみっくちゃん大通り歩くのは初めてです。羽根生えた人いますね。鳥系亜人でしょうか。みみっくちゃんの背中の箱も羽根の一種って事にならないでしょうか……」
「ショウマさまっ、この前鎧を見たお店ですっ」
ケロ子の言葉に思い出す。
前回街を歩いた時、鉄鎧一式12000Gで売ってた。
鎧が120万円。
すると、もしも3人分揃えたら360万円。
手持ちが30000G、およそ300万円。
足りないじゃん。
Oh No!なんてこった。
金持ち気分が吹っ飛ぶ。
「うーん。
とりあえず、
いろいろ相場を見て回ろう」
この前の鎧が極端に高かったと言う事も有りうる。
ショウマは冒険者組合を出るときアヤメに防具くらい揃えなさいと言われた。
冒険者に見えないそうだ。
「魔術師の装備ってどんなの」と聞くと、「革のローブかマント」と答えが返ってきた。
魔術師は体力が少ないので軽い防具を選ぶ。
金属鎧は頑丈だがその分重たい。
麻の服に革のローブを羽織る。
もしくは軽めの革鎧を着こむ。
その辺りが基本らしい。
革の装備を中心に見て回るか。
でもショウマは後衛だ。
前衛のケロ子が優先だろう。
ケロ子は手甲を直したいと言ってた。
金属製の手甲だった。
それに合わせるなら金属製の鎧だよね。
明日は三階を通って、四階に行くつもりなのだ。。
『毒消し』を探すクエスト。
その前に少しは防具を整えるか。
【次回予告】
金と欲望渦巻く迷宮都市。
喧騒と人混みに満ち溢れる街の中。
巡り合うは従魔師の少女と従魔の少女を連れる少年。
「最悪だよ!
あの店どうしてやろう。
お客様センターの番号教えてよ。
毎日クレームの電話入れるよ。
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