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第一章 ハジマリの地下迷宮
第12話 少女の名はその4
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ショウマはコンロでお湯を沸かしている。
これも魔道具で魔力を込める仕組みだ。
「は~、疲れた~。大変だったよ」
ショウマは一人でつぶやく。
疲れたという割にニコニコしている。
充足の笑みだ。
「あんなに難しいと思わなかった」
だってどうすればいいのか分からない。
いろいろ試行錯誤してやっと成功した。
少女がショウマの言いなりだったから何とかなったのだ。
普通の相手だったらとっくに中断していただろう。
「中世貴族は親戚の叔母さんが男性の初体験を務めるって聞いたなぁ。
その時は
「初めてがおばさん相手? それなんて罰ゲーム?」
と思ったけど、割と正しい仕組みだったんだね」
ベッドルームで『体力を使う事』をした後、ケロ子は「お腹が空きましたっ」と言い出したのだ。
ショウマも言われて空腹を感じ始めた。
『巨大カエルの肉』でスープを作ると言い出したはケロ子だ。
“巨大猛毒蟇蛙”戦の後、ショウマは 『巨大カエルの肉』、『巨大カエルの喉』、『巨大カエルの胃袋』を手に入れていた。
「お肉だけのスープじゃあんまりですねっ
アタシ 食材取ってきますっ」
ケロ子はそう言って出かけた。
「うーん、カエルって確か虫を食べるんだよね」
ショウマは不安になる。
「カエルの肉とハエのスープとか
それなんてグルメ?
いくらケロ子が作ったと言っても食べられないなぁ」
「カエルの肉は食用にもなるって言うけど。
毒蛙でしょ、毒は大丈夫なの?
バトルして勝ちました。
戦利品の肉食べたら毒に当たりましたって、
ダメの見本?」
「ショウマさまっ! ただいま戻りましたっ」
ケロ子が帰ってくる。
手にいっぱい植物を持っている。
「じゃあ作りますよっ」
「うん、ケロ子。でもお風呂沸いてるよ。
先に入ったら」
「はい。じゃあ下ごしらえだけして、煮込みに入ったらお風呂に入りますっ」
ショウマは少し引き気味だ。
ニコニコしながら料理を始めるケロ子に怖いからやめようとは言えない。
ケロ子は台所で野菜を洗いだす。
ショウマは包丁で食材を刻み始めたケロ子を見てホッとする。
普通の料理光景だ。
台所には基本的な食器や包丁、鍋類が揃っていた。
残念ながら調味料と食材は無かった。
「味覚も変化してるみたいだ。
良かった~」
ケロ子は見た目通り人間の女性とほとんど変わらなかった。
ベッドルームでショウマはじっくり観察したのである。
と言ってもショウマは人間の女性の身体をじっくり観察したことが無いので比べようが無い。
が、怪しげな動画で見ている、知っているのである。
怪しげな動画は本来16歳の翔馬が閲覧出来ない筈のモノだが、翔馬は観ていた。
多分学校の誰よりも観ていた。
学校に二ヶ月に一度しか通わない翔馬に時間はタップリ有ったのである。
数少ない特徴である水かきのような薄い膜は足の指にも存在していた。
足のひらが小さく指が長いのも手と同様だ。
太ももと二の腕の筋肉が発達している。
他の部分がぷにぷにと柔らかいのに、腿だけ明らかに筋肉質だった。
ショウマはぷにぷにした全身を堪能したので良く分かっている。
良く観察しない限り普通の人間と区別がつかない。
「エプロンも買わなきゃね」
ショウマは吸い寄せられるようにケロ子に近づく。
包丁を振るっているケロ子に背後から抱き着く。
「えっ、ショウマさまっ。
今はお料理中ですっ……」
「いいよ。そのまま続けてて」
ショウマの手がムニムニとケロ子の身体を這いまわる。
「あっ、ダメですっ。
刃物使ってるから……キケンです……」
冒険者組合の主任キキョウは迷宮の入り口を見回っている。
組合の閉業前チェックだ。
地下迷宮の見張りと最低限の人員だけ残して、夜組合は閉める。
今キキョウは見張りの人員と連絡事項を伝達している。
「じゃあその子が出てくるのは見なかったのね」
「と思うぜ」
「こっちも出てくる人間全員は見てられないよ」
「武装を一切してない子が一人で入って行ったんでしょう。
それなら目立つでしょう」
「なんかおかしいなとは思ったんだが」
「冒険者証になんのマークも無かったしなぁ」
未成年、見習いの子には冒険者証にマークが入る。
貴族や王族にもマークが有る。
組合に取って重要人物、研究者なども同様だ。
ランクの高い冒険者は彼らをフォローしなければいけない義務を持つ。
見張りもマークは気にするし、チェックもする。
おそらく今日の昼前に来た新人だ。
キキョウは思う。
「もう亡くなっているかも。
初心者が説明も聞かないまま地下迷宮に入るなんて」
アヤメには伝えられない。
伝えたら自分のミスだと落ち込むだろう。
「分かったわ。可哀そうだけど本人の責任よ。
他には変わった事は無かった?」
「湖にバケモンが出てくるってヤツ」
「今日はいなかったみたいだぜ」
「どういうコト?」
「2階に降りなきゃ依頼を達成できないヤツらがおっかなびっくり湖に行ってみたんだと」
「バケモノの目を盗んでいければラッキーくらいの気持ちだな」
「そしたらバケモノがいなかったんだと」
「その後もバケモノを見たってヤツらが一人もいないな」
まだなんとも言えない。
たまたま魔獣が寝ていただけかもしれない。
そろそろ秋だ。
巨大カエルなら冬眠に入る事も有るかもしれない。
「分かったわ。ありがとう。
受付はもう閉めるわ。
夜勤と交代よろしくね」
もしも巨大魔獣が本当に居なくなったなら朗報だ。
キキョウは少し明るい気持ちになった。
誰かが魔獣を倒したという可能性は彼女が考える範囲には無い。
「どうですかっ? 味薄くないですか?」
「あ、美味しい」
一口食べてショウマは歓声を上げる。
確かに薄味だけど、スープに出汁が効いている。
塩味が薄いのは調味料が無いんだから当たり前だ。
肉と野菜のスープ。
野菜はシャキシャキした触感の茎と、柔らかく甘みのある葉が入っていて楽しめる。
「下の方の黒い茎はうまみ出しのためなので食べなくて良いですよ」
コンブみたいなのが確かに見える。
「ケロ子、料理が出来るんだ」
「いえ、簡単に煮込んだだけですっ。もっと材料と調味料が有れば……」
「ヨシ。
じゃあ明日は買い物に行こう。
そう。食料も要るし、服もね」
「はいっ。
アタシ、街に行くの初めてですっ
楽しみですっ」
ショウマも楽しみだ。
「エプロンは必須、裸エプロンは試したいでしょう。
ミニスカートもいいよね。
あっ、カエル少女と言ったらスク水!
スクール水着売ってるお店有るかな?」
周りに常識有る冒険者がいたなら切れていたであろう。
「有るわけねーだろ! スク水の前に! 武器!防具!薬!
何も持ってないから! オマエも彼女も!」
残念ながら周りにはツッコミ役が誰もいない。
地下迷宮の夜は更けていく。
ショウマにとって冒険者一日目の夜はこうして終わった。
【次回予告】
子供のころ夢見ていた。
それは正義の味方か? あるいはスポーツ選手。
はたまた職人気質の無骨なプロフェッショナルか。
あの頃夢見たものに自分は近づけたのか?
「キター! キタキタ! チートキター!」
次回 『街へ行くショウマ』
ショウマが夢見ていたものとは……
(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)
これも魔道具で魔力を込める仕組みだ。
「は~、疲れた~。大変だったよ」
ショウマは一人でつぶやく。
疲れたという割にニコニコしている。
充足の笑みだ。
「あんなに難しいと思わなかった」
だってどうすればいいのか分からない。
いろいろ試行錯誤してやっと成功した。
少女がショウマの言いなりだったから何とかなったのだ。
普通の相手だったらとっくに中断していただろう。
「中世貴族は親戚の叔母さんが男性の初体験を務めるって聞いたなぁ。
その時は
「初めてがおばさん相手? それなんて罰ゲーム?」
と思ったけど、割と正しい仕組みだったんだね」
ベッドルームで『体力を使う事』をした後、ケロ子は「お腹が空きましたっ」と言い出したのだ。
ショウマも言われて空腹を感じ始めた。
『巨大カエルの肉』でスープを作ると言い出したはケロ子だ。
“巨大猛毒蟇蛙”戦の後、ショウマは 『巨大カエルの肉』、『巨大カエルの喉』、『巨大カエルの胃袋』を手に入れていた。
「お肉だけのスープじゃあんまりですねっ
アタシ 食材取ってきますっ」
ケロ子はそう言って出かけた。
「うーん、カエルって確か虫を食べるんだよね」
ショウマは不安になる。
「カエルの肉とハエのスープとか
それなんてグルメ?
いくらケロ子が作ったと言っても食べられないなぁ」
「カエルの肉は食用にもなるって言うけど。
毒蛙でしょ、毒は大丈夫なの?
バトルして勝ちました。
戦利品の肉食べたら毒に当たりましたって、
ダメの見本?」
「ショウマさまっ! ただいま戻りましたっ」
ケロ子が帰ってくる。
手にいっぱい植物を持っている。
「じゃあ作りますよっ」
「うん、ケロ子。でもお風呂沸いてるよ。
先に入ったら」
「はい。じゃあ下ごしらえだけして、煮込みに入ったらお風呂に入りますっ」
ショウマは少し引き気味だ。
ニコニコしながら料理を始めるケロ子に怖いからやめようとは言えない。
ケロ子は台所で野菜を洗いだす。
ショウマは包丁で食材を刻み始めたケロ子を見てホッとする。
普通の料理光景だ。
台所には基本的な食器や包丁、鍋類が揃っていた。
残念ながら調味料と食材は無かった。
「味覚も変化してるみたいだ。
良かった~」
ケロ子は見た目通り人間の女性とほとんど変わらなかった。
ベッドルームでショウマはじっくり観察したのである。
と言ってもショウマは人間の女性の身体をじっくり観察したことが無いので比べようが無い。
が、怪しげな動画で見ている、知っているのである。
怪しげな動画は本来16歳の翔馬が閲覧出来ない筈のモノだが、翔馬は観ていた。
多分学校の誰よりも観ていた。
学校に二ヶ月に一度しか通わない翔馬に時間はタップリ有ったのである。
数少ない特徴である水かきのような薄い膜は足の指にも存在していた。
足のひらが小さく指が長いのも手と同様だ。
太ももと二の腕の筋肉が発達している。
他の部分がぷにぷにと柔らかいのに、腿だけ明らかに筋肉質だった。
ショウマはぷにぷにした全身を堪能したので良く分かっている。
良く観察しない限り普通の人間と区別がつかない。
「エプロンも買わなきゃね」
ショウマは吸い寄せられるようにケロ子に近づく。
包丁を振るっているケロ子に背後から抱き着く。
「えっ、ショウマさまっ。
今はお料理中ですっ……」
「いいよ。そのまま続けてて」
ショウマの手がムニムニとケロ子の身体を這いまわる。
「あっ、ダメですっ。
刃物使ってるから……キケンです……」
冒険者組合の主任キキョウは迷宮の入り口を見回っている。
組合の閉業前チェックだ。
地下迷宮の見張りと最低限の人員だけ残して、夜組合は閉める。
今キキョウは見張りの人員と連絡事項を伝達している。
「じゃあその子が出てくるのは見なかったのね」
「と思うぜ」
「こっちも出てくる人間全員は見てられないよ」
「武装を一切してない子が一人で入って行ったんでしょう。
それなら目立つでしょう」
「なんかおかしいなとは思ったんだが」
「冒険者証になんのマークも無かったしなぁ」
未成年、見習いの子には冒険者証にマークが入る。
貴族や王族にもマークが有る。
組合に取って重要人物、研究者なども同様だ。
ランクの高い冒険者は彼らをフォローしなければいけない義務を持つ。
見張りもマークは気にするし、チェックもする。
おそらく今日の昼前に来た新人だ。
キキョウは思う。
「もう亡くなっているかも。
初心者が説明も聞かないまま地下迷宮に入るなんて」
アヤメには伝えられない。
伝えたら自分のミスだと落ち込むだろう。
「分かったわ。可哀そうだけど本人の責任よ。
他には変わった事は無かった?」
「湖にバケモンが出てくるってヤツ」
「今日はいなかったみたいだぜ」
「どういうコト?」
「2階に降りなきゃ依頼を達成できないヤツらがおっかなびっくり湖に行ってみたんだと」
「バケモノの目を盗んでいければラッキーくらいの気持ちだな」
「そしたらバケモノがいなかったんだと」
「その後もバケモノを見たってヤツらが一人もいないな」
まだなんとも言えない。
たまたま魔獣が寝ていただけかもしれない。
そろそろ秋だ。
巨大カエルなら冬眠に入る事も有るかもしれない。
「分かったわ。ありがとう。
受付はもう閉めるわ。
夜勤と交代よろしくね」
もしも巨大魔獣が本当に居なくなったなら朗報だ。
キキョウは少し明るい気持ちになった。
誰かが魔獣を倒したという可能性は彼女が考える範囲には無い。
「どうですかっ? 味薄くないですか?」
「あ、美味しい」
一口食べてショウマは歓声を上げる。
確かに薄味だけど、スープに出汁が効いている。
塩味が薄いのは調味料が無いんだから当たり前だ。
肉と野菜のスープ。
野菜はシャキシャキした触感の茎と、柔らかく甘みのある葉が入っていて楽しめる。
「下の方の黒い茎はうまみ出しのためなので食べなくて良いですよ」
コンブみたいなのが確かに見える。
「ケロ子、料理が出来るんだ」
「いえ、簡単に煮込んだだけですっ。もっと材料と調味料が有れば……」
「ヨシ。
じゃあ明日は買い物に行こう。
そう。食料も要るし、服もね」
「はいっ。
アタシ、街に行くの初めてですっ
楽しみですっ」
ショウマも楽しみだ。
「エプロンは必須、裸エプロンは試したいでしょう。
ミニスカートもいいよね。
あっ、カエル少女と言ったらスク水!
スクール水着売ってるお店有るかな?」
周りに常識有る冒険者がいたなら切れていたであろう。
「有るわけねーだろ! スク水の前に! 武器!防具!薬!
何も持ってないから! オマエも彼女も!」
残念ながら周りにはツッコミ役が誰もいない。
地下迷宮の夜は更けていく。
ショウマにとって冒険者一日目の夜はこうして終わった。
【次回予告】
子供のころ夢見ていた。
それは正義の味方か? あるいはスポーツ選手。
はたまた職人気質の無骨なプロフェッショナルか。
あの頃夢見たものに自分は近づけたのか?
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